中東情勢作品一覧

  • 週刊エコノミスト 2024年5月14・21日合併号
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    〔特集〕ストップ!人口半減 ・「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」 ・労働力不足 2035年の就業者数は300万人減 極端に不足するのはDX・GX人材 ・データで見る「人口減少」 婚姻数の減少が少子化の要因 共働きは専業主婦より子だくさん ・単身高齢者の住まい 2050年には5軒に1軒が一人暮らし 欧州の「コ・ハウジング」に学ぶ ・人口減の真実 2055年の高齢者比率は4割 1人当たりGDPも減少の恐れ ・子育てのリアル 未婚女性の3割が「非婚就業」予測 何よりも大事な社会の「子育て支援」 ・西暦2720年に日本の子どもは1人に? 親世代も大幅減少する負のスパイラルへ ・経済・雇用環境に左右される出生率 仏・北欧失速も経済好調の独は上昇 ・外国人労働者“争奪戦” 韓国、台湾に競り負ける日本 賃金・受け入れ改善が急務に 〔エコノミストリポート〕 ・したたかな小国 セルビア、中国からの投資拡大 EU加盟渋る欧州に揺さぶり 【インタビュー】2024年の経営者 岡村武士 能美防災社長 〔週刊エコノミスト〕ご利用のご案内 〔闘論席〕片山杜秀 〔2024年の経営者〕編集長インタビュー 岡村武士 能美防災社長 〔週刊エコノミスト目次〕5月14日・21日合併号 〔エコノミストリポート〕したたかな小国 セルビア、中国からの投資拡大 EU加盟渋る欧州に揺さぶり=土田陽介 〔特集〕人口半減 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」=荒木涼子/村田晋一郎 〔特集〕人口半減 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ=冨山和彦 〔特集〕人口半減 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出 若者雇用創出が最善の人口対策に=天野馨南子 〔特集〕人口半減 労働力不足 2035年の就業者数は300万人減 極端に不足するのはDX・GX人材=山藤昌志 〔特集〕人口半減 データで見る「人口減少」 婚姻数の減少が少子化の要因 共働きは専業主婦より子だくさん=天野馨南子 〔特集〕人口半減 単身高齢者の住まい 2050年には5軒に1軒が一人暮らし 欧州の「コ・ハウジング」に学ぶ=福澤涼子 〔特集〕人口半減 人口減の真実 2055年の高齢者比率は4割 1人当たりGDPも減少の恐れ=加藤久和 〔特集〕人口半減 子育てのリアル 未婚女性の3割が「非婚就業」予測 何よりも大事な社会の「子育て支援」=永瀬伸子 〔特集〕人口半減 西暦2720年に日本の子どもは1人に? 親世代も大幅減少する負のスパイラルへ=吉田浩 〔特集〕人口半減 特別寄稿 白川方明・元日本銀行総裁 社会の持続性脅かす人口減少 危機感の共有なくば歯止めなし 〔ファミリービジネス奮闘記〕小野篤人さんの場合 〔学者が斬る・視点争点〕転入超で独り勝ち続く東京=松浦司 〔株式市場が注目!海外企業〕/113 深セン市優必選科技 中国のロボットメーカー=富岡浩司 〔情熱人〕/113 「ミッシング」公開 吉田恵輔 映画監督 〔小宮隆太郎〕小宮論文連載を終えて 「通念の破壊者」として挑んだ日本の経済学界への強い疑念=浜條元保 〔言言語語〕~4/23 〔編集後記〕位川一郎/中西拓司 〔書評〕『戦争と経済 舞台裏から読み解く戦いの歴史』 評者・平山賢一/『帝国の疫病 植民地主義、奴隷制度、戦争は医学をどう変えたか』 評者・藤好陽太郎 〔書評〕話題の本 『ルポ 宗教と子ども』ほか 〔書評〕読書日記 子どもたちの未来のため 社会で「体験」を支える=ブレイディみかこ 〔書評〕歴史書の棚 多くの人を虜にしたパリ 魅力を仏大使の眼で描く=本村凌二/海外出版事情 アメリカ ネット時代の子どものメンタルに警鐘=冷泉彰彦 〔ワシントンDC〕WASHINGTON D.C. 日本語小説の翻訳本が人気 もどかしさ、理不尽さに共感=小林知代 〔中国視窓〕チャイナウオッチ 威圧措置全面解除近づく豪州 貿易制裁から見る四つの特徴=岸田英明 〔論壇・論調〕遠のく利下げ、高まる景気後退懸念 2%インフレ墨守のFRBに不満も=岩田太郎 〔ザ・マーケット〕東京市場 ストラテジストが読む 米インフレは鎮静化へ、投資の好機=秋野充成/NY市場 魅力的とは言い難い株価水準=芝田達裕 〔ザ・マーケット〕米国株 セル・イン・メイ=今井正之/ドル・円 ドル高の余地は依然大きい=宇野大介 〔ザ・マーケット〕金 中東情勢悪化なら高値更新=吉田哲/長期金利 0.80~0.95%で推移=佐藤芳郎 〔ザ・マーケット〕マーケット指標 〔ザ・マーケット〕今週のポイント 米国住宅着工件数(5月16日) 戸建ては軟調が続くか=窪谷浩/向こう2週間の材料 5/7~17 〔ザ・マーケット〕経済データ 〔東奔政走〕皇位継承巡る議論本格化へ 「合意」への鍵握る野田元首相=野口武則 〔図解で見る〕電子デバイスの今/79 通信で成長を見込む光半導体 データ増加と高速処理に対応=津村明宏 〔香港の姿〕国安条例に根強い誤解 内外へ説明し不安解消を=江藤和輝 〔特集〕人口半減 経済・雇用環境に左右される出生率 仏・北欧失速も経済好調の独は上昇=藤波匠 〔特集〕人口半減 外国人労働者“争奪戦” 韓国、台湾に競り負ける日本 賃金・受け入れ改善が急務に=加藤真 〔特集〕人口半減 コロナショックと出生率 インフレ・失業対策で短期的回復も 少子化対策へ信頼なくば効果期待薄=松浦司 〔特集〕人口半減 「世界の頭脳」を求める 筑波大、マレーシアに初の分校 徳島大はイスラエル大学と連携=荒木涼子 〔特集〕人口半減 インタビュー 永田恭介 筑波大学学長 マレーシア校でアジアの優秀な人材を獲得 〔特集〕人口半減 インタビュー 三村明夫 人口戦略会議議長 人口減を自分事として共有を 共同養育で出産・育児を支援 〔EV市場の行方〕車載電池価格、年内に急低下か 廉価EVの開発に強い追い風=野辺継男 〔中国EV〕中国メーカーの北米戦略 米国進出目指す自動車・部品各社 メキシコを生産拠点として活用=湯進/太田浩文 〔独眼経眼〕工作機械受注に見る世界経済の回復感=藤代宏一 〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/182 甚大被害免れた台湾 日本も学ぶべき迅速な地震対応 〔挑戦者2024〕濱本智己 ネイチャーオブシングス Founder/代表取締役 世界で一冊のレターギフトを 〔WORLD・WATCH〕ニューヨーク 皆既日食に沸く人々=冷泉彰彦/サンフランシスコ 巻きずしと狂言=海部美知 〔WORLD・WATCH〕韓国 廃プラ対策でホテルも変化=趙章恩/台北 地震後に都市再開発浮上=井上雄介 〔WORLD・WATCH〕インド 唯一無二の観光資源=古川毅彦/ドイツ コンサートもできない聖金曜日=柿添紘光 〔社告〕西垣通『デジタル社会の罠 生成AIは日本をどう変えるか』 〔小川仁志の哲学でスッキリ問題解決〕/208 若者の価値観に合わせようとするとギクシャクし、人間関係がうまくいきません 〔アートな時間〕映画 ありふれた教室 学校という「いびつな空間」 そこに潜む病巣がつぎつぎと=芝山幹郎/舞台 團菊祭五月大歌舞伎 四世市川左團次一年祭追善狂言 毛抜=小玉祥子 〔グラフの声を聞く〕米長期金利が節目超え、株価調整へ=市岡繁男

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  • グローバルサウスの逆襲
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    3.0
    激動する国際情勢を“最強コンビ”が徹底解説 怒りが世界を覆す。 今後の世界のカギを握るのが、「グローバルサウス」だ! かつて「第三世界」といわれた南半球に多い途上国・新興国は 名目GDPの総計がG7を上回った。 アメリカはトランプが勝っても負けても内戦危機。 「ハマス後」はアメリカ抜きで中東諸国が決める。 日本がGDPでインド、インドネシアに抜かれる。 衰退する日本はどう生き抜くべきか。 第二次大戦後以上の大混乱が起きる前に必読の一冊。 【目次】 プロローグ グローバルサウスの逆襲が始まった   第一章 中東情勢から動向を読み解く 第二章 アジアの均衡が崩れるとき 第三章 ロシアと結びつくアフリカ 第四章 アメリカ大統領選が世界最大のリスク   エピローグ グローバルサウスは福音か、混沌か
  • 帝国の復興と啓蒙の未来
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    1巻2,750円 (税込)
    読み終わったとき、もっとも危険な世界史が見えてくる。 イスラームの側からしか見えない歴史を 解き明かし未来を予見する。 19世紀は西欧列強による世界の植民地化の時代、20世紀は2度にわたる世界大戦による西欧の破産とその破産管財人である米ソによる残務処理の時代であった。21世紀は、西欧の覇権の下にあった中国文明、ロシア文明、インド文明、イスラーム文明の再興による文明の再編の時代となる。シルクロード経済圏の覇者を目指す中国の一路一帯構想、ロシアのウクライナ内戦、クリミア危機への介入は、「大陸国家」中国とロシアが文明の再編の主役であることを示しているが、実のところ影の主役はイスラーム世界(ダール・イスラーム)である。イスラームは、西欧の世界支配の枠組「領域国民国家システム」自体を揺るがす可能性を秘めているのである。(「あとがき」より) 最新の中東情勢分析に加え、長年のイスラーム研究と著者の思想を凝縮した他の誰にも書けない生きた世界史!!
  • 「新しい戦争」と日本の貢献(小学館文庫)
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    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 2001年9月11日のアメリカ同時多発テロを境に、「新しい戦争」が始まり、世界の枠組みが変わった。日本政府はそのことを理解し、変化に対応できるのか。中東情勢に精通する国際政治学者・桝添要一がイスラム原理主義の源泉を遡り、テロリズムとの関係を探求しながらバランス・オブ・パワーを読み解く。
  • アメリカには見えない イランの本心 ―ハメネイ師守護霊・ソレイマニ司令官の霊言―
    5.0
    2020年1月3日、米軍によって暗殺された、イランのソレイマニ司令官の緊急霊言! 【1月4日・7日 収録】 イランは独裁国家ではない――必要なのは「理解」であって、「戦争の泥沼」ではない。 イランはどう動くのか。 アメリカの世界戦略とは? そして日本が担うべき役割は。 イラン最高指導者の「覚悟」と司令官の「死後の心情」から、世界が注視する中東情勢の深層が明らかになる。 ▽トランプ大統領(2020年当時)は、1月の弾劾裁判や年内の選挙を見すえてイラン攻撃を仕掛けたのか!? ▽日本タンカーへのイランの攻撃は完全な濡れ衣!? ▽アメリカの狙いは、中東を支配下に置き、石油をおさえ、中国の急所をつかむこと!? ■■ ガセム・ソレイマニの人物紹介 ■■ 1957~2020年。イランの軍人。ケルマーン州ラバル郡に生まれる。1979年、イラン革命防衛隊に入隊。 1980年代のイラン・イラク戦争で軍功をあげ、30歳にして革命防衛隊第41師団の司令官に任命される。 さらに、革命防衛隊の特殊部隊であるコッズ部隊の司令官に就任し、イラクやシリアでのイランの軍事作戦を指揮した。 イランでは国民的英雄として知られ、最高指導者ハメネイは「革命の生きる殉教者」と評した。2020年1月、アメリカ軍のドローン攻撃を受け逝去。 ■■ アリー・ハメネイの人物紹介 ■■ 1939年~。イランの宗教家、政治家。シーア派の聖地ナジャフの神学校で学んだ後、聖地コムの神学校ではホメイニに師事する。 イラン革命に参加し、革命後は、イスラム革命評議会委員、国防次官、イスラム革命防衛隊司令官、最高国防会議議長などを歴任。 1981年に大統領に就任し、85年には再選を果たす。初代最高指導者であるホメイニの死後の89年に、第2代最高指導者となる。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、 その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • アメリカはイスラム国に勝てない
    4.0
    1巻770円 (税込)
    カリフ(預言者ムハンマドの正統な後継者)宣言、奴隷制の復活、通貨の発行……国家を超えた理想のイスラム共同体の実現をめざし、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」が、急速に勢力を拡大している。インターネットを駆使した戦闘員の募集に対し、世界中から続々と志願兵が集まってきており、近い将来、「イスラム国」が国家として承認される懼れすらある(すでに2014年6月に樹立を宣言。“首都”はシリアのラッカ)。対するアメリカは、マイノリティを抑圧し、恐怖で人々を支配する「イスラム国」を空爆するも、いっこうに成果は挙がらず、その“根絶”のための作戦にはまるで出口が見えない。本書では、イスラム研究の第一人者が、「イスラム国」の正体を解き明かすべく、彼らが台頭した背景や最前線の活動を紹介するとともに、オバマ政権の中東政策“失敗”の要因を明らかにし、いよいよ混迷を深める中東情勢を平易にかつ鋭く分析する。

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  • イギリス・イランの転換点について ―ジョンソン首相・ロウハニ大統領・ハメネイ師・トランプ大統領守護霊の霊言―
    5.0
    激変する世界は、これからどう動くのか。 イギリスのEU離脱、緊迫する中東情勢、香港革命の行方、そして環境問題―― 世界の要人たちの潜在意識にアクセスし、国際情勢における重要争点の結論を探る。 【行き詰まる日本外交にメッセージ!】 2019年、英国にジョンソン新首相が誕生日米英の関係強化で中国の覇権を阻止せよ 日本はイランと米国との懸け橋となれハメネイ師と米国大統領の会談実現を トランプ大統領はイランと戦争するのかそして、米中の対立・貿易戦争の今後は 【特別収録】安倍首相・グレタ守護霊の霊言 ガイアの霊言 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、 その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~
    4.5
    中東情勢の基本が驚くほどよくわかる。 国際紛争の震源地ともいえる中東。 イスラム過激派によるテロが頻発し、大勢の難民が欧州に流入。 なぜこんなことになってしまったのか? その答えを見いだすには、歴史のどの地点から見直せばよいのか? 池上さんは、現在の中東の混乱は、1978年のソ連によるアフガニスタン侵攻から振り返るとわかりやすい、と言います。 自称「イスラム国」(IS)が誕生して世界でテロが頻発するようになるまで、約40年の間に何があったのか?  大国の身勝手、イスラム教の宗派対立、土地や資源をめぐる争い。 理解しがたい中東の真実が、池上さんによって鮮やかに解説されます。 本書は、池上彰が選ぶ独自のテーマで、世界の国と地域を解説する『池上彰の世界の見方』シリーズの4冊め。 中東とイスラムの基礎・基本がよくわかります。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • イスラム国の野望
    4.0
    2014年6月、イスラム過激派の一組織が「イスラム国」の樹立を宣言。 西欧社会がアラブに押しつけた国家の枠組が突き崩されたことで、国際社会に大きな衝撃が走った。 数々の残虐な行為が非難されている。 だがイスラム国は単に恐怖政治によって勢力を拡大しているわけではない。 なぜ資金提供者が現れるのか。 なぜ世界中から志願兵の若者が集まるのか。 7世紀ムハンマドの時代を理想と掲げる集団が目指すものは何なのか。 中東問題の第一人者が複雑な中東情勢を徹底的にわかりやすく解きほぐし、その正体に迫る。
  • 「イスラム国」はテロの元凶ではない グローバル・ジハードという幻想
    4.5
    2015年11月のパリ同時多発テロ以降、世界各地にテロが拡散している。ダッカでは日本人7名も犠牲となった。いまや世界中の街角が「戦場」であり、我々も「標的」の一部である。それらは、中東で凶行を繰り返す「イスラム国」が裏で糸を引く、恐るべきグローバル・ジハード戦略だ……というイメージが流布しているが、果たして真実なのか? 本書は、長く中東報道に携わる著者が一連のテロを分析し、「イスラム国」の関与の有無を緻密に検証。そして、テロのグローバルな拡散は、中東情勢に誤った対応をとり続ける欧米にこそ責任があると立証する。【目次】はじめに/第1章 世界に拡散するテロと「イスラム国」の関係/第2章 「イスラム国」とグローバル・ジハード/第3章 「イスラム国」とアルカイダ/第4章 「イスラム国」とアラブの春/第5章 「イスラム国」を支える影の存在/第6章 スンニ派の受難とテロの拡散/第7章 「イスラム国」と中東への脅威/おわりに/参考文献
  • イスラム10のなぞ 世界史への招待
    4.0
    今世紀末までに世界最大の宗教人口に達することが予想されるイスラム――。しかし、複雑怪奇な中東情勢は理解しにくく、世界16億人の心を捉えて離さないイスラムの本質はよく知られていない。そもそもなぜ、イスラムはこんにち世界宗教としての地位を獲得することができたのか。なぜ、アラブ諸国とイスラエルの和解は進まないのか――。「10のなぞ」を解き明かすことで歴史の真実と意外な事実が見えてくる。イスラム入門に最適な書。
  • イスラームとの講和 文明の共存をめざして
    3.7
    イスラームへの無理解と差別に根ざした欧米社会における軋轢。混迷を深める中東情勢。「文明の衝突」への憂慮から、これまで諸宗教や世俗主義者間の対話が様々な所で行なわれてきたが、現状を見る限り「対話」は残念ながら現実の紛争を止める力にはなりえなかった。イスラームと欧米の原理は、もはや「お互いを理解し合い、共約することは不可能である」という前提に立ち、これ以上の犠牲を避け、共存をめざすために「講和」を考える段階に来ているのではないか。中東研究の第一人者とイスラーム学者が、イスラーム法をふまえ、その理路と道筋を世界に先駆けて語り合う。【目次】はじめに 「文明の衝突」を超えるために 内藤正典/序章 世俗主義とイスラームの衝突/第一章 難民/第二章 新覇権主義時代の到来/第三章 講和という方法/第四章 日本がイスラーム世界と向き合うために/補遺 イスラーム法の講和規定について 中田 考/おわりに 西欧の「普遍理念」という偶像の時代の終焉 中田 考
  • イスラームの常識がわかる小事典
    3.7
    世界人口の約五人に一人がイスラーム教徒でありながら、日本人はイスラームやムスリムを正しく理解していない。「右手にクルアーン(コーラン)、左手に剣」という好戦的で危険な思想という見方は間違いである。歴史をふりかえれば、むしろ他宗教より排他的ではなく、理性や平和を重んじる教義なのだ。では現在、緊迫するイラク情勢、パレスティナ問題をどう見たらよいのか。本書は、日本人イスラーム教徒である著者が、ムハンマド誕生から教義の真髄、発展史、中東情勢の読み方までを解説。「なぜ日本には信徒が少ないのか」「『クルアーン』はどのように成立したのか」「イスラム五行とは」「一夫多妻制は本当か」など基本知識がない人にもわかりやすく説明する。さらに、多くの誤解や偏見をときほぐす。「ジハード」とは本来、「聖戦」ではなく「努力すること」という意味。イスラームはキリスト教を土台に生まれた等々。日本人ムスリムがアッラーの教えを説く。

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  • 一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教
    4.0
    「ユダヤ教、キリスト教、イスラームの神は同じ」「戒律を重んじるユダヤ教とイスラームのコミュニティは驚くほど似ている」「千年以上にわたって中東ではユダヤ教、キリスト教がイスラームのルールに則って共存してきた」。なのに、どうして近現代史において衝突が絶えないのか?本書は、日本ではなじみが薄い一神教の基礎知識を思想家内田樹とイスラーム学者中田考がイスラームを主軸に解説。そして、イスラームと国民国家、アメリカ式のグローバリズムの間にある問題を浮き彫りにし、今後の展望を探る。【目次】序 レヴィナシアン・ウチダ、ムスリム中田先生に出会う 内田 樹/第一章 イスラームとは何か?/第二章 一神教の風土/第三章 世俗主義が生んだ怪物/第四章 混迷の中東世界をどう読むか/第五章 カワユイ(^◇^)カリフ道/補遺 中東情勢を理解するための現代史 中田 考/跋 未だ想像もできないものへの憧憬 中田 考
  • いまを読み解く「世界史」―週刊東洋経済eビジネス新書No.188
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    世界を困惑させた、英国のEU(欧州連合)離脱決定と、米大統領選での共和党トランプ氏の選出。そして改善の気配すらない不安定な中東情勢と、対外的な強硬姿勢を強める中国…。世界は泥沼の暗黒状態に突入したようにも見える。いま起きていることの本質は何か。それを探るには歴史に立ち返るしかない。物事の背後関係や相関関係、経緯を冷静に見つめることが、いま起きつつあることの正確な理解を助けるはずだ。もちろん未来を正確に予測することはできないが、思い込みを排し事実を正確に認識することからすべては始まる。混迷の現代を生きるビジネスマンに不可欠な歴史の知識。 本誌は『週刊東洋経済』2016年8月13日・20日合併号掲載の20ページ分を電子化したものです。
  • イラク水滸伝
    4.6
    水牛と共に生きる被差別民がもつ“循環共生”の叡智とは? 権力に抗うアウトローや迫害されたマイノリティが逃げ込む 謎の巨大湿地帯〈アフワール〉 ―――そこは馬もラクダも戦車も使えず、巨大な軍勢は入れず、境界線もなく、迷路のように水路が入り組み、方角すらわからない地。 中国四大奇書『水滸伝』は、悪政がはびこる宋代に町を追われた豪傑たちが湿地帯に集結し政府軍と戦う物語だが、世界史上には、このようなレジスタンス的な、あるいはアナーキー的な湿地帯がいくつも存在する。 ベトナム戦争時のメコンデルタ、イタリアのベニス、ルーマニアのドナウデルタ……イラクの湿地帯はその中でも最古にして、“現代最後のカオス”だ。 ・謎の古代宗教を信奉する“絶対平和主義”のマンダ教徒たち ・フセイン軍に激しく抵抗した「湿地の王」、コミュニストの戦い ・水牛と共に生きる被差別民マアダンの「持続可能な」環境保全の叡智 ・妻が二人いる訳とは?衝撃の民族誌的奇習「ゲッサ・ブ・ゲッサ」 ・“くさや汁”のようなアフワールのソウルフード「マスムータ」  ・イスラム文化を逸脱した自由奔放なマーシュアラブ布をめぐる謎……etc. 想像をはるかに超えた“混沌と迷走”の旅が、今ここに始まる―― 中東情勢の裏側と第一級の民族誌的記録が凝縮された 圧巻のノンフィクション大作、ついに誕生!
  • イラクとパレスチナ アメリカの戦略
    3.0
    アメリカがイラクを攻撃したい本当の理由は? イスラエルとパレスチナで「自爆攻撃」が続発する理由は? 9・11以降続く異常な国際情勢を、激動する中東情勢から読み解く。
  • イラン~世界の火薬庫~
    3.3
    イランはアメリカの「次の標的」か――。アフマディネジャド大統領の急進的イデオロギー、核エネルギー開発は世界に何をもたらすのか。緊迫する中東情勢の未来を読む。
  • イラン大統領 vs. イスラエル首相
    4.5
    核開発を強行するイラン。その核施設への先制攻撃を計画するイスラエル。世界が注視する中東情勢! 両トップの赤裸々な本心を、緊急独占スクープ!1400年続く宗教対立に解決方法はないのか!? 原油高騰! 日本経済にも影響する中東問題の真相!英語で語られた霊言を日本語訳付きで収録!
  • イランの反論 ロウハニ大統領・ハメネイ師 守護霊、ホメイニ師の霊言
    5.0
    歴史ある宗教大国を、 なぜテロ支援国家に仕立てるのか? サウジアラビア石油施設攻撃の真の黒幕とは 「中東大戦争」を起こさないために。 「第三次世界大戦」を阻止するために。 イランの本音を明らかにし、 日本人には理解しづらい 陰謀渦巻く中東情勢の核心に迫る。 トランプはなぜイランを敵視するのか 共和党の選挙に影響を 与えているサウジの石油の利権 イスラム女性たちが支持した「ホメイニ革命」 イランは選挙で大統領を決める ――全体主義国家ではない ネタニヤフに対するイラン指導層の見解 イスラエルの狙いは 「シリア制圧」と「イラン占領」 アメリカのイラン攻撃に正当性はあるか 中東の平和のために 日本が担うべき重要な役割とは 【イラン指導者たちの驚くべき過去世  日本との深い縁も明らかに!】 ■■ しゅ・ご・れい【守護霊】 ■■ 人間の潜在意識のことで、あの世から地上にいる人を守る過去世の魂。タテマエではない本音を語る性質がある。 ■■ ハサン・ロウハニの人物紹介 ■■ 1948年~。イランの政治家。イスラム教シーア派の聖職者。テヘラン大学卒業後、イギリスのグラスゴー・カレドニアン大学に留学し、博士号を取得。イラン革命後に海外から帰国し、イラン・イラク戦争に参加、高等国防委員会委員、イラン空軍司令官、イラン国軍副司令官を歴任する。穏健派のラフサンジャニ元大統領の側近として知られ、2003~05年には核交渉責任者を務める。13年、大統領選で過半数の票を獲得し、大統領に就任。 ■■ アリー・ハメネイの人物紹介 ■■ 1939年~。イランの宗教家、政治家。シーア派の聖地ナジャフの神学校で学んだ後、聖地コムの神学校ではホメイニに師事する。イラン革命に参加し、革命後は、イスラム革命評議会委員、国防次官、イスラム革命防衛隊司令官、最高国防会議議長などを歴任。1981年に大統領に就任し、85年には再選を果たす。初代最高指導者であるホメイニの死後の89年に、第2代最高指導者となる。 ■■ ホメイニの人物紹介 ■■ 1902~1989年。イランの宗教家・政治家。イスラム教シーア派の指導者。聖都コムの神学校で学び、イスラム神学、イスラム法の権威として早くから頭角を現す。1963年、パーレビ国王の農地改革と弾圧政治に強く反対したため逮捕され、翌年には国外に追放されたが、79年、イラン革命の勝利によって帰国。同年十二月にイラン・イスラム共和国を樹立し、最高指導者となった。80年、イラン・イラク戦争勃発でフセイン政権打倒を掲げるも、88年に国連安保理停戦決議を受諾。 大川隆法説法3000回突破 特集ページはこちら≫https://happy-science.jp/news/info/10882/ 目次 まえがき 序章 「イランの反論」の背景 1 キリスト教圏とイスラム教圏の対立の背景にあるもの 2 隠されたアメリカの意図 3 中東での「最終戦争」危機を回避するために 第1章 ロウハニ大統領守護霊の霊言 1 北朝鮮とイランは何が違うのか 2 サウジ石油施設攻撃、真の黒幕は誰か 3 中東各国に伸びる「中国の触手」を見抜く 4 「テロ支援国家」という偏見、これだけの不当性 5 「ジャパニーズ・ジャスティス」を示してほしい 6 日本に親和性を持つロウハニ大統領守護霊、魂のルーツ 第2章 ハメネイ師守護霊の霊言 1 一九七九年、イラン革命の本質 2 イスラム側から見た「キリスト教価値観の歪み」 3 ユダヤ教・イスラエルの動き、正当なラインは 4 日本・安倍首相へのメッセージ 第3章 ホメイニ師の霊言 第4章 日本はアメリカとイランの仲介を 1 イスラエルとアメリカの問題点 2 イスラム側が注意すべき点と日本の役割 第5章 ホメイニ師の霊言(2) 1 イスラム側から見た「欧米化」の問題点 2 中東と日本での魂の系譜 3 イランは今文明最古の宗教発祥の地 あとがき
  • EDMC/エネルギー・経済統計要覧 2024年版
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 温暖化・アフターコロナからウクライナ紛争・中東情勢激化まで激変する世界情勢をエネルギーデータで読み解く! エネルギーの需給予測・需給構造の分析はもちろん、原単位を使用した国際比較に役立つ統計データをコンパクトサイズにまとめた1冊!! ※小学校から大学まで環境に関する授業で副読本として利用されています。 【著者紹介】 編:日本エネルギー経済研究所 計量分析ユニット 【目次】 I.エネルギーと経済 1. 主要経済指標 2. エネルギー需給の概要 3. 一次エネルギー供給と最終エネルギー消費 4. エネルギー価格 II.最終需要部門別エネルギー需要 1. 産業部門 2. 家庭部門 3. 業務部門 4. 運輸部門(旅客・貨物) III.エネルギー源別需給 1. 石炭需給 2. 石油需給 3. 都市ガス・天然ガス需給 4. 電力需給 5. 新エネルギー等 IV.世界のエネルギー・経済指標 V.超長期統計 参考資料 Ⅰ エネルギー需給の概要 Ⅱ 各種計画・見通し Ⅲ 関係統計一覧 Ⅳ 各種エネルギーの発熱量と換算表
  • 大前研一 日本の論点2018~19
    3.6
    コンサルティング界伝説の人物、世界的な「知の巨人」の大前研一が著する累計30万部の大人気シリーズが今年も発売! この1冊を読むだけで、今年、日本や世界で話題となるポイントがわかる。 巻末のベルリンフィル第一コンサートマスターである樫本大進氏との対談にも注目。 【著者紹介】 大前研一(おおまえ・けんいち) 早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。 マッキンゼー・アンド・カンパニー・インクを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役、ビジネス・ブレークスルー大学学長、ボンド大学経営学部教授。 著書に『稼ぐ力』(小学館)、『新装版企業参謀』(プレジデント社)、『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』(小学館)ほか多数。 「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。 マッキンゼー時代にはウォールストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、 また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。 この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。 経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。 【目次より】 ◆sideA 日本の主役交代 ○デジタル化による「破壊」は産業の突然死さえ引き起こす ○東芝を沈めた原発事業「大誤算」、だれの責任か? ○安倍vsプーチン、北方領土をめぐる密室会談の中身を語ろう ほか ◆sideB 世界の主役交代 ○「泥沼」の中東情勢、テロと国家の戦いはまだ続く ○ロシア疑惑に揺れるトランプ政権「崩壊の足音」 ○勝算は絶望的、「裏切り者」となったイギリスのEU離脱交渉 ほか
  • 隠れトランプのアメリカ
    4.0
    2020年のアメリカ大統領選挙を経てアメリカはどう変わるのか? 前回大統領選挙で「トランプ勝利」の予想を的中させたアメリカ大手保守系シンクタンク・ヘリテージ財団の元上級研究員である著者がトランプ政権1期目の総括とともに、2020年大統領選挙の予想とその後のアメリカについて解説。 民主党・バイデン候補の圧倒的優勢が伝えられるなか、コロナ感染が発覚したトランプ大統領。自身のコロナ対策の失敗を証明したようなものだが、著者は「今回もトランプ勝利」と予想する。その背景にあるのは、前回選挙で浮き彫りになった「隠れトランプ支持者」の存在である。この隠れトランプの実数を解明するため、今年から「隣人はトランプ支持者だと思いますか」?という一風変わった世論調査が実施されるようになったという。 過去最大の1.5兆ドルの減税に、パリ協定からの離脱、NAFTAの見直し、TPP離脱、「加入義務付け」の撤廃によるオバマケアの骨抜き、イスラエルを通じた対イラン包囲網の構築など、数多くの公約を実現してきたトランプ政権1期目には、以前にも増して隠れトランプが増えたと分析する。BLM運動でアメリカ社会が分断されたことも、隠れトランプの増殖に繋がっているという。 一方、バイデン候補はインド系のカマラ・ハリス上院議員を史上初の女性副大統領候補に指名するなどして、多様性を求めるミレニアル世代や非白人系の有権者から多くの支持を獲得してきた。 トランプ感染が判明して以降は、コロナの封じ込めを優先する姿勢が評価され、支持率ではさらにトランプとの差を広げている。 本書ではバイデン政権が誕生する可能性も念頭に、来年以降の米中関係や日本への影響などについても分析。トランプ大統領が勝利するならば、米中新冷戦の本格化が濃厚となる一方、バイデン政権ならば対話路線を敷いての米中雪解けは必至だ。オバマ政権下で実現したイラン核合意への回帰を明言していることから、中東情勢も大きく変わることが予想される。 トランプ大統領誕生の背景から、その支持者の実態、1期4年の総括、2期目にトランプが実現を期すもの、そしてバイデン躍進の背景と掲げる政策まで網羅した、今と今後のアメリカを知るための一冊。
  • 宗教と資本主義・国家 激動する世界と宗教
    3.0
    世界最大の問題に、知の巨人たちと俊英が挑む。 いま、私たちは渦の中にいる。 各国で起きるテロや、EUやアメリカ、日本でで生じる排外主義・外国人嫌悪(ゼノフォビア)、めまぐるしく変転する中東情勢など、 世界各地で民族・宗教といった、冷戦後には“古い”とされた問題が噴出している。 私たちの現実社会に影響を与えている「宗教」「思想」といかに向き合うかは、個々人が生き抜く上で避けては通れない時代になったのだ。 しかし、「宗教」を正面から扱うことを日本は避け続けている!  この状況を打破し、現代社会の様々な議論の根本を一望する、知の結晶!! 世界宗教の論理や各国の制度を探究し、 それぞれの「思想」の重要性を訴えている第一線の研究者・識者が、 「宗教と資本主義・国家」を巡り、意見を交わした。 第一線の識者・研究者が現在地を照らす!!
  • 激変! 中東情勢丸わかり
    3.5
    チュニジアを皮切りに、中東で長く続いた独裁体制が次々と倒れている。民主化の流れはもはや止められないが、各国の政権崩壊により、さまざまな火種が現実化する可能性を著者は指摘する。「民主化ドミノ」はなぜ起こったのか。そして、中東はどこへ向かうのか。日本および世界への影響はどうなるのか。中東の現状がこの1冊でわかる!

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  • 原子力空母「信濃」 最後の出撃 上
    5.0
    統制を失い中国製対艦ミサイルで日本タンカーを攻撃するイラン革命防衛隊、クウェート国境沿いに集結するイラク軍大統領親衛隊──事態の危機的展開に日米両国政府はオイル・ロード防衛を決意、空母信濃とカール・ビンソンをペルシャ湾に派遣する。早速、戦闘空中哨戒を開始した信濃航空隊。だが、視察を兼ねて飛ぶ航空団指令とその僚機が、公海上で正体不明のミサイルに被弾撃墜された! 緊張する中東情勢に、日本と日本の原子力空母をターゲットとする恐るべき謀略の影が……。

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  • 現代の地政学
    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    イギリスのEU離脱で揺れるヨーロッパ、泥沼化する中東情勢、「イスラム国」の脅威、世界に広がるテロ・難民問題、覇権国家の思惑、宗教・宗派間の対立……複雑に動く国際情勢を読み解くには、いま「地政学」の知見が欠かせない。各国インテリジェンスとのパイプを持ち、常に最新の情報を発信し続ける著者が、現代を生きるための基礎教養としての地政学をレクチャーする。世界を動かす「見えざる力の法則」の全貌を明らかにする、地政学テキストの決定版!
  • 原油急落と中東情勢vol.1
    -
    2014年11月末現在、原油価格が急落している。背景には米国のシェールオイルの生産急増とサウジアラビアが減産を渋ることによる需給緩和がある。一方で中東では、イスラム国の勢力拡大など地政学リスクがくすぶっている。原油価格や中東の政治経済はどうなるのか。本書は、週刊エコノミスト2014年11月11日号の特集「原油急落と中東情勢」を電子書籍化しました。 主な内容は以下のとおり Part1 今なぜ原油急落か ・下値は1バレル70ドル台 世界経済減速と供給過剰 ・産油国の思惑 価格下げてもシェア防衛のサウジ ・「在来型」から「非在来型」へ 石油が簡単に掘れる時代の終焉 ・「イスラム国」とは何か イスラム法統治の国家を目指す ・イスラム国の勢力拡大を生む米国と中東諸国間の溝 ・中東諸国の経済 格差拡大、資源と人口で明暗 ・290兆円の中東オイルマネー 欧米離れ、アジア市場に照準 ・トルコ・イラン・エジプト経済需要3カ国を見る Part2 歴史と宗教早わかり ・イスラム成立とオスマン帝国崩壊 影響与え続ける「初期イスラム」現代を決定づけたオスマン崩壊 ・オスマン帝国崩壊後~現在 台頭するイスラム主義運動 中東政治の行方を左右 ・イスラム教とはどんな宗教? 五つの信仰行為を義務づけ ・混乱と暴力が続く理由 中東混乱の本質は階級闘争 ・ソーシャルメディア 反政府、テロ活動に巧みに利用
  • 国際ビジネスウォーズ 無国籍企業橘商会
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    舞台は1991年、湾岸戦争の爪痕がまだ真新しい中近東。 “無国籍企業”とあだ名される名うての商社橘商会に勤める金子洋平は、カイロ支店への転勤を命じられる。 次期社長候補と目される支店長の大曲太一に出迎えられた金子は、大曲に連れられ秩序のない混沌とした商戦(ビジネスウォーズ)の最前線に身を投じていく。 中東情勢に精通する考古学者教授の吉村作治が原作を手がける、異色のビジネスコミックが電子書籍でついに復刊!
  • 国際紛争を読み解く五つの視座 現代世界の「戦争の構造」
    4.4
    本書の第一章では、国際秩序への挑戦として紛争をとらえることを論じた。第二章は、東アジアの現状を勢力均衡の理論的視座を用いて分析。第三章は地政学の観点から欧州に焦点をあてた。第四章は中東情勢と文明の衝突という考えかたをぶつけ、第五章は格差社会としての国際社会の問題として、アフリカを世界システム論などを手がかりに論じた。第六章はアメリカの対外的な軍事行動の背景に、「成長信仰」の観点から迫った。
  • 最終決戦 トランプvs民主党 - アメリカ大統領選撤退後も鍵を握るサンダース -
    -
    2020年秋に予定されているアメリカ大統領選挙。 当初は現職のトランプ大統領の再選が既定路線とされてきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、予想しづらい展開になってきました。 本書は国際政治学者で中東情勢解説の第一人者である著者が、現職のトランプ大統領、民主党候補のバイデン氏、そして民主党予備選から撤退を決めたサンダース氏のこれまでの功績から、中東政策を中心に国際社会の展望を予測、解説します。 なぜ、撤退したサンダース氏もあえて取り上げるのか。 2019年に著者自ら敢行したアメリカ現地取材で見えた、日本ではあまり報道されないアメリカと中東政策の現状がわかる一冊です。 【著者プロフィール】 高橋和夫 (たかはし かずお) 国際政治学者。福岡県北九州市生まれ。 大阪外国語大学ペルシア語科卒業。コロンビア大学国際関係論修士。 クウェート大学客員研究員等を経て、現在、放送大学名誉教授。 著書に、『中東から世界が崩れる』(NHK出版)、『イランvsトランプ』(小社刊)など多数。
  • 30日で学ぶ人類史学手帳
    -
    教養=必須能力という切り口で読者へお届けする、ビジネスマン向け書籍「30日で学ぶ」手帳シリーズ。 「人類史学」では世界史をベースとして、人類史の始まりから現代までを宗教や文明に触れながら、イラストや図版とともにその流れを把握する内容となります。 30日で学べて手帳のようにいつでも見返すことができる、ビジネスに活かせる人類史学です。 【本書が取り上げるテーマ】 概論 人類史の始まり 文明の出現 河川文明/宗教・学問の誕生 帝国の時代 ウマと人類の共生/陸の世界:ペルシア帝国/海の世界:ローマ帝国/大帝国ローマの誕生/インド世界/中華帝国 ユーラシアの一体化 ユーラシア帝国の誕生/大商圏の誕生/トルコ人のイスラーム進出/モンゴル帝国の出現/並立時代/大きな世界 大航海時代の到来 大西洋海域の事情/植民地政策/資本主義の誕生/国民国家の成立/ポンドの時代/近代の中東情勢/欧米列強のアジア進出/アメリカ・ドイツの台頭/アメリカの大国化 大戦期 第一次世界大戦/第二次世界大戦前夜/第二次世界大戦/東西冷戦/新時代 【「はじめに」より】 原生人類が誕生してから、現在まででおよそ5000年とされています。その長い歴史のなかで、我々人類は多くの文化や宗教、学問などを生み出しました。 本書ではその人類が歩んできた歴史、すなわち「人類史」をはじまりから現代に至るまで包括的にまとめ、世界史をベースにしながら流れを把握する内容となります。 また、日本人は海外に比べて宗教に対する意識が低いとされています。それは日本人が歩んできた歴史が「武士道」という概念のもとにあるためです。 明治時代の日本では文明開化が進むなかで、他国とのかかわりも増えましたが、そのなかで、新渡戸稲造は『武士道』という著書を執筆し、日本人が持つ独特な倫理観や精神性を示しました。これは海外の宗教とは似て非なるものです。 しかし「宗教を抜きに歴史は語れない」というように、宗教はときに人々が混乱のなかですがってきたものであり、または翻弄されてきたように、人類と宗教のかかわりは非常に密接なものであります。 近年、日本の企業や一個人に至るまでが、グローバルな観点を持つ必要性がありますが、そのときにひとつの障壁となるのが文化や宗教の違いでしょう。多くの日本人が感じているよりも、外国では宗教の観念が大切にされています。そのため、本書で宗教を絡めた世界史の流れを把握することにより、これからを生きる皆さんが、海外の文化や宗教を教養として身に着けるための一助となれば、幸甚の至りです。
  • 宗教の現在地 資本主義、暴力、生命、国家
    3.4
    動乱の源に宗教あり。最強コンビが世界の肝となる宗教を全方位から分析する! いま、そこに危機はある。本当に怖いものは習俗の皮を被ってやってくるのだ。 各国で起きるテロや、EUやアメリカで生じる排外主義・外国人嫌悪(ゼノフォビア)、めまぐるしく変転する中東情勢など。 世界各地で民族・宗教といった、冷戦後には“古い”とされた問題が噴出し続けている。 私たちの現実社会に影響を与えている「宗教思想」といかに向き合うかは、避けては通れない時代になったのだ。 習俗の皮を被ってやってくるものにこそ、目を凝らさなくてはいけない。原理主義が現代日本で広まることは十二分に考えられる情勢だ。 世界に大きな影響を与え続ける宗教を、資本主義、暴力、生命、国家から語りつくす! 私たちがいま、どこにいるかを知るのが教養である。 宗教の現在地を抑え、いまどこに私たちは立っているかをつかむ濃厚対談! ※本書は『宗教と資本主義・国家』『宗教と暴力』『宗教と生命』(いずれもKADOKAWA)各巻の「第一部」に、新章と書きおろし原稿を加え、再構成したものです。 【目次】 まえがき(池上彰) 序 論  いま宗教とは(池上彰)/人間の思考と魂の根底に迫る(佐藤優) 第一章 宗教は資本主義を超えられるか 第二章 宗教は人を殺す思想とどう対峙するか 第三章 宗教はAI社会で誰の心を救うのか 第四章 宗教は国家を超克するのか あとがき(佐藤優)
  • 世界経済総予測2024(週刊エコノミストebooks)
    -
    ウクライナ侵攻とともに中東情勢も悪化し、原材料やエネルギー資源価格の上昇が続いた2023年。24年はどんな年になるのか。世界経済を大展望する。 ※2023年12月26日・2024年1月2日合併号の特集「世界経済総予測2024」を電子書籍にしたものです。
  • 世界史の極意
    3.8
    歴史はひとつではない!著者初の世界史入門 ウクライナ危機、イスラム国、スコットランド問題……世界はどこに向かうのか。戦争の時代は繰り返されるのか。「資本主義」「ナショナリズム」「宗教」の3つの視点から、現在の世界を読み解くうえで必須の歴史的事象を厳選、明快に解説! 激動の2015年を見通すための世界史のレッスン。 [内容] 序章 歴史は悲劇を繰り返すのか──世界史をアナロジカルに読み解く 第一章 多極化する世界を読み解く極意 1 帝国主義はいかにして生まれるのか 2 資本主義の本質を歴史に探る 3 イギリスの歴史教科書に帝国主義を学ぶ 第二章 民族問題を読み解く極意 1 民族問題はいかにして生じたのか 2 ナショナリズム論の三銃士──アンダーソン、ゲルナー、スミス 3 ハプスブルク帝国と中央アジアの民族問題 4 ウクライナ危機からスコットランド独立問題まで 第三章 宗教紛争を読み解く極意 1 イスラム国とバチカン市国──日本人に見えない世界戦略 2 キリスト教史のポイント 3 イスラム史から読み解く中東情勢 4 戦争を阻止できるか
  • 世界を動かすイスラエル
    3.5
    1巻891円 (税込)
    米トランプ政権の岩盤支持層「キリスト教福音派」の取材を先取りし、「中東ドローン戦争」を予見した駐エルサレムNHK特派員による深層リポート。ハイテク立国イスラエルと激変する中東情勢を、「イノベーション」「アメリカのキリスト教福音派」「シェール革命」など、複数のキーワードから多角的に読み解いていく。長期取材によって〈見えにくい国イスラエル〉の実像を浮き彫りにし、中東のみならずアメリカ、湾岸諸国、そして世界のゆくえを占う渾身のルポルタージュ。国際社会で活躍するビジネスパーソン必読の書。
  • 戦争・革命・テロの連鎖
    -
    1巻2,090円 (税込)
    10年ごとに繰り返される矛盾の正体と危機噴出の構図! 1994年から2014年まで20年間、中東各地に赴任して2003年のイラク戦争や 2011年の「アラブの春」、2014年の「イスラム国」(IS)の出現という 「中東危機」に遭遇したジャーナリストがこれまでの経験と蓄積された知識 によって読み解く錯綜する中東情勢への視座。 大国の介入という国際政治の不条理はもとより、権力の合掌連合や弾圧と抑圧 の強権政治がはびこる中東の国々では、言論の自由と報道の自由がないため、 迫り来る危機の予測は難しく、強権が抑えきれなくなったときに一気に爆発する。 そして中東で起きる戦争や政変、テロは、石油危機や流出する難民問題、 さらにはテロまで輸出する結果をもたらした。過激派組織「イスラム国」は ほぼ制圧されたが、アフガンではタリバンが復権し、中東各国の治安は決して 落ち着いてはいない。 本書は起こり得る中東危機を考えるうえで示唆に富む好著である。 【目次】 まえがき 第1章  繰り返される中東危機── 1979年から始まった連鎖 第2章  危機の前にパレスチナが動く──「尊厳」の問題 第3章  噴出した若者パワーの行方──「アラブの春」第2弾 第4章  ムスリム同胞団は復活するのか──弾圧の下で 第5章  イラン・イスラエルの〝戦争〟は激化するか 第6章  「イスラム国」の再来の可能性とスンニ派の受難 第7章  イスラエルとアラブ国交正常化──平和か、危機か 第8章  中東分裂の構図──ぶつかる2つの枢軸 第9章  「対テロ戦争」が生む難民危機──空爆の破壊と殺戮 第10章 コロナ禍で増幅する矛盾──感染対策が治安対策へ 中東危機年表 あとがき
  • 戦争の条件
    3.9
    アラブの春を皮切りに、中東情勢の先行きがますます混迷の度合いを深める一方、尖閣諸島、竹島、北朝鮮の核開発をめぐって、東アジアでもかつてない軍事的緊張が高まっている。戦争はあってはならないという考えに反対する人は少ない。しかし、信頼できない外国政府の行動を押さえ込むために軍隊は必要だと考える人も多い。平和を壊すのも平和を保つのも軍隊であるという国際政治の逆説のなかで、私たちはいかにして判断し、行動すべきなのか? 戦争の条件を考え抜くことで、逆説的に平和の条件に至る道を模索した、もっともリアルで読みやすい国際政治学の入門書。
  • 〈中東〉の考え方
    4.4
    国際政治を理解するための新しい入門書。パレスチナ問題、産油国の隆盛、イランのゆくえ、イスラーム主義、ネットメディアの影響。ニュースでも理解しにくい中東情勢にかかわる問題を国際政治と現代史の視点から読み解く。(講談社現代新書)
  • 中東民衆革命の真実――エジプト現地レポート
    3.7
    2011年、2月21日、エジプトを30年間統治してきた大統領、ムバーラクが退陣を表明した。それは、5000年にも及ぶアラブの大国の歴史の中で、民衆が初めて自らの手で体制を打倒した瞬間であった。この革命の余波はシリア、リビア、イエメン、サウジアラビアなど中東に広がり、各地で叛乱の火の手があがっている。エジプトで、ムバーラク政権を追い詰めたものはいったい何だったのか。エジプトを軸とする中東の動きを長年観察し、現地取材を続けてきたジャーナリストが、今後の中東情勢を考える。【目次】はじめに/第一章 静かな興奮/第二章 予測を超えた展開/第三章 旧世代の憂鬱/第四章 タハリール共和国/第五章 下支えした既成勢力/第六章 五十四年体制の崩壊/第七章 新しい革命/第八章 青ざめる米国/第九章 不可視の船出/おわりに
  • 地理がわかれば世界が見える
    -
    1巻1,760円 (税込)
    世界の今と未来がわかる、熱狂・地理講義! 『経済は地理から学べ』が、ビジネスパーソンを中心にヒットした著者の最新刊! 原油やエネルギーをめぐる最新情勢は? 中国の動向は? なぜ「オセアニア」に熱い視線が注がれるのか? 知的好奇心を刺激するテーマ、ユーモアあふれる文体で、楽しく世界情勢がわかる一冊!! 【目次】 第1章 経済は土地と資源の奪い合い 「原油」を巡る中東情勢の今/世界最大の「原油埋蔵国」ベネズエラとアメリカの関係/ 生き延びるためにしたたかに動くイスラエル……など 第2章 中国の思考は「債務の罠」から見えてくる 観光業への打撃で「債務の罠」に陥ったスリランカ/「21世紀型植民地」アフリカ/ 中国のインド洋進出のカギを握るミャンマー……など 第3章 複雑化する世界と「独立」の問題 なぜスコットランドは独立を目指すのか/ナイジェリア「ビアフラ戦争」の背後にあった大国の影……など 第4章 地理学的視点で見た「内戦」と「民族紛争」 スーダンの「地理的位置」が引き起こす混乱/旧ユーゴスラビアの解体とセルビア……など 第5章 「脱炭素」の問題点を読み解く 「脱炭素」に右往左往するヨーロッパ/「環境保護」という名の同調圧力……など
  • トランプ後の世界秩序―激変する軍事・外交・経済
    -
    1巻1,650円 (税込)
    いち早くトランプ当選を予測していた第一線の専門家チームが徹底分析! 中国・朝鮮半島・ロシア・中東・日本について、どのようなビジョン、戦略があるのか。 その根底にある軍事・核・エネルギー戦略のゆくえはどうなるのか。 国際政治や安全保障問題のプロフェッショナルが明らかにする。 風雲急を告げる朝鮮半島情勢や、中東情勢など、激変の予兆が見える世界情勢を知る上で必読の書。 ●米中貿易戦争と中国の軍拡を諫止する道 ●「損得勘定」「場当たり」の日米トップダウン外交 ●歓喜する中東の首脳たち ●エネルギーシフトで価値観同盟は終焉 ●日露「変化球外交」による北方領土問題打開 ●オルタナティブ・ファクツ路線の勝算 ●「取引」「世論」「変化」が生み出す新秩序 ●アメリカ最後の切り札とリアリズム時代の到来
  • トルコ 中東情勢のカギをにぎる国
    3.8
    IS、シリア、イラク、難民問題…混乱を解決できるのは、中東唯一の民主国家トルコしかない! 混迷を極める中東情勢。その中で唯一民主主義を実現した国、トルコ。トルコを知ることで中東の未来が見えてくる。著者は中東政治研究、イスラム系移民研究の第一人者。「トルコという国は、文字通り、ヨーロッパとイスラム世界の接点に位置しているために、一連の激震から逃れることはできなかった。東からはイラク戦争の余波でクルド問題が再燃し、南からはシリア難民が押し寄せた。アメリカを含めて西からは、テロとの戦争に参加しろ、「イスラム国」に厳しく対処しろと厳しい圧力がかかった。そのさなかに民主化を進め、同盟国の圧力をかわしながら戦争に巻き込まれないために最大限の努力をし、世界の虐げられたムスリムに向けて希望のメッセージを発し続けている。それが二一世紀に入って以降のトルコである。」(本文より)
  • なぜガザは戦場になるのか - イスラエルとパレスチナ 攻防の裏側 -
    5.0
    激化するイスラエルのガザ地区への攻撃。 発端となったハマスからの攻撃は、なぜ10月7日だったのか―― 長年中東研究を行ってきた著者が、これまでの歴史と最新情報から、こうした事態に陥った原因を解説します。 ・そもそもハマスとは何者なのか ・主要メディアではほぼ紹介されないパレスチナの「本当の地図」 ・ハマスを育ててきた国はイランなのか、イスラエルなのか ・イスラエル建国の歴史 ・反イスラエルでも一枚岩にならないイスラム教国家 ・アメリカが解決のカギを握り続けている理由 ・ガザの状況を中国、ロシアはどう見ているのか ・本当は日本だからこそできること など、日本人にはなかなか理解しづらい中東情勢について、正しい知識を得るためには必読の一冊です。
  • 2018世界経済総予測
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    中東や北朝鮮で地政学リスクが懸念される中で、世界的な景気拡大や株価・不動産など資産価格の上昇は何を意味するのか。 本書は週刊エコノミスト2018年1月2・9日号で掲載された特集「2018世界経済総予測」の記事を電子書籍にしたものです。 ・カネ余りが生み出す怪現象 金融危機は必ず起こる Part1 米国経済 ・【インタビュー】ポール・ローマー(世界銀行チーフ・エコノミスト) ・ワールド・ダラーと米金利 ・【インタビュー】ラグラム・ラジャン(シカゴ大学経営大学院教授) ・【景気循環】歴史的転換点に立つ18年米国景気 ・【FRB】低インフレ克服か、金融バブル警戒か ・【中間選挙】トランプ減税実現が追い風 Part2 世界経済 ・【中国】新経済と消費増で7%成長の勢い ・【インタビュー】国分良成(防衛大学校長) ・【ロシア】国主導の企業支配に異変? ・【欧州政治】EU統合推進の正念場 ・【ECB】再延期も視野に量的緩和策を継続 ・【インド】19年年に総選挙控えるモディ政権 Part3 地政学リスク ・【インタビュー】イアン・ブレマー(ユーラシアグループ社長) ・【中東情勢】サウジ・ムハンマド皇太子の強権化 ・【北朝鮮】求めているのは核抑止力、全面戦争にはためらい ・【インタビュー】ポール・ゴールドスタイン(米外交コンサルタント、パシフィック・テック・ブリッジ社長兼CEO) ・エコノミストが選ぶ2018年の注目テーマ ・日本の経営者はこう見る! 18年の注目テーマは「米国政治」 Part4 マーケット ・【インタビュー】ジム・オニール(元ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント会長) ・【マーケット予想】米国株/米国金利/原油/銅/中国株/新興国株 ・【新興国通貨】インド経済改善でルピー安定 ・【米ドル】原油取引介した覇権は縮小へ ・【ビットコイン】上昇基調と急下落リスクの並存 ・【原油乱高下】原油の先安観は行き過ぎ ・【近代資本主義】低利とグローバル化の同時進行 Part5 2018新技術 ・【中国の技術革新】「BAT」の資金力が支える ・【シリコンバレー】加速する「アルゴリズム・AI革命」 ・【半導体】メモリーバブル一息 長期には右肩上がり ・【インタビュー】浜矩子(同志社大学教授)
  • 日・米・独――10年後に生き残っている国はどこだ
    5.0
    日本は世界をリードできるか? 日・米・独の現状を分析し、未来を占う! アメリカ、ドイツ、そして日本……。10年後に世界をリードする地位にいるのはどの国か。また、2流国、3流国へと没落してしまうのはどの国か―。 「歴史」「政治」「経済」「マスコミ」「移民問題」など、3国が抱える問題と今後の展望を、日・米・独を知り尽くした二人の論客が語りつくす。日本人必読の一冊! ● 19世紀から、ドイツとアメリカは日本を敵視していた ● 善良なドイツ人の「贖罪意識」と「差別意識」 ● 終戦直後の日本は、明るくて、たくましかった― ● 「資源大国・アメリカ」の底力 ● ドイツはまだ「脱原発」していない! ● 民主党政権に甘い。アメリカのマスコミ ● 諸悪の根源は、やはり「朝日新聞」だ ● 深刻なドイツの移民問題 etc. 【目次より】 序章【白人対非白人」】中東情勢が米・独・日の未来を左右する 第1章【歴史編】世界大戦以前から、欧米に敵視されていた日本 第2章【政治編】バラク・オバマ、アンゲラ・メルケル、安倍晋三―歴史に名を残すのは誰か 第3章【経済編】“安い労働力”で成り立つ「奴隷経済」の終焉 第4章【マスメディア編】アメリカとドイツのジャーナリズムも“朝日新聞化”している!? 第5章【移民問題編】「グローバリズム」と「ナショナリズム」の時代へ
  • 99%の日本人が知らない 日本が分割統治される人類最終戦争が始まりました
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    いよいよ間近に迫った岩戸開き!すでにウイルスとサイバーの戦争が始まっている!? 不思議話満載の田村節が炸裂の中に、世の中の大切な真実が隠されています。日本八つ裂き計画開始、鍵を握る中東情勢、UFOが飛び交う羽根ライン、田村珠芳氏ならではの切り口で日本と世界の本当のことを語りつくす! 宇宙時代の世界シナリオがいよいよ動き出す!私たちは今この瞬間にも、光子のシャワーを浴び続け、次第に覚醒を深めているのです。
  • 呪われた世界史
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 流血と難民流出の続く中東情勢、次々と現われる死の伝染病、そして日本を襲う巨大地震と火山噴火、それらはすべて「呪い」によって引き起こされていた! 我が国の「国生み神話」に隠された呪い、フリーメイソンやイルミナティなどを生んだ「歴史的人物の呪いの言葉」、そして中国を覇権拡大に突き動かす「中華思想という呪い」など、神話時代から現代まで「呪い」を切り口に歴史に隠されたミステリーを解き明かす。
  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 佐藤優の地政学入門
    3.4
    1巻1,479円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バイデン政権になっても変わらない米中対立、イギリスのEU離脱の思惑、プーチン率いるロシアの野望、泥沼化する中東情勢、宗教・宗派間の対立……。「地政学」がわかれば、複雑に動く国際情勢が見えてくる!働く君の武器になる!
  • プーチンとG8の終焉
    4.0
    クリミア編入後に,約二〇年関与してきた「G8」の枠組みと決別したロシア.経済的苦境に直面し,ナショナリズムと軍事力に訴える大国の動向は,混迷する中東情勢にも関わり,国際秩序の動揺を加速しかねない.著者自身の長期取材をもとに,ウクライナ危機の推移を追うことで,プーチン大統領が展開する政策の本質に迫る.

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  • メタトロンの霊言「危機の時代の光」
    4.5
    中国の野望を打ち砕くカギは、日本の“決断”。 拡大し続けたコロナ感染の裏で、加速していた中国の覇権拡大、そして、混沌を深める世界情勢―― 宇宙の救世主存在から観た地球の危機と打開策とは? 分岐点に立つ人類にメッセージ。 【コロナの真相と中国の野望】 ◇コロナは中国の武漢ウィルス研究所から流出したもの ◇百何十種類もの変異種が存在! ワクチン対策はいたちごっこ ◇ベトナムやインドでのコロナ流行が異常な理由 ◇中国の狙いはワクチン外交で、世界をひざまずかせること 【日本の問題点と果たすべき役割】 ◇補助金、財産管理、監視カメラ・・・日本政府は中国化をめざしている ◇新天皇を中国に送ったりしたら、天安門事件の二の舞になる! ◇覇権を阻止し、中国を民主化に導く、日本が外交すべき2つの決断 【世界の混沌と崩壊を阻止せよ】 ◇ヒットラーが登場した時と同じ! 中国への宥和策は世界を滅ぼす ◇英米型の価値観が来世紀以降も、主導権を握るか否かの分岐点 ◇中東情勢の動向と中国の思惑 中国は最後まで石油や石炭を使う ◇戦後の宗教アレルギーを超えて、正しい宗教勢力が結集すべき時 【地球の正しい未来を拓くには】 ◇イエス・キリストと関係がある、宇宙存在メタトロンとは ◇救世主の降臨と人類の選択 コロナの次に迫る危機とは何か ◇“唯物論科学天狗”の増殖を止めよ 救世主が出る時は危機の時代でもある ◇神仏、霊的世界、宇宙の秘密 いまこそ地球レベルの意識変革を ■■ メタトロンの人物紹介 ■■ いて座・インクルード星の宇宙人。イエス・キリストの宇宙の魂(アモール)の一部。 主を護る最上級の天使(熾天使)の一人であり、「光の神」の一人でもある。 過去、地球で大きな戦いが起きたときには、地上を平和にするための宇宙的パワーの象徴的存在として助力してきた。 六千五百年ほど前にメソポタミア地方に生まれたことがある。現在は、大川隆法として下生しているエル・カンターレを支援している。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。 これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。 外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。 つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、 その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 面と向かっては聞きにくいイスラム教徒への99の大疑問
    3.5
    「コーラン」「ジハード」「イスラム国」とは? 全世界で16億人いるイスラム教徒とは、本当はどんな人々なのか? 19歳でイスラム教に入信し、以来約50年間にわたり各国のイスラム教徒と交流を深めてきた著者だからこそ書ける、ニュースではわからないイスラム世界の真実! 【著者紹介】 佐々木良昭(ささき・よしあき) 笹川平和財団特別研究員。日本経済団体連合会21世紀政策研究所ビジティング・アナリスト。 中東情勢の考察・分析及びアラブ・イスラム圏研究における第一人者。 1947年、岩手県生まれ。19歳でイスラム教に入信。 拓殖大学卒業後、国立リビア大学神学部、埼玉大学大学院経済科学科を修了。 トルクメニスタン・インターナショナル大学にて名誉博士号を授与。 1970年の大阪万国博覧会ではアブダビ政府館の副館長を務めた。 アラブ・データセンター・ベイルート駐在代表、アルカバス紙(クウェート)東京特派員、在日リビア大使館渉外担当、拓殖大学海外事情研究所を経て、2002年より東京財団シニアリサーチフェロー。 2010年には笹川平和財団アドバイザー、2014年からは一般社団法人日本経済団体連合会21世紀政策研究所ビジティング・アナリストに就任。 主な著書に『これから50年、世界はトルコを中心に回る』(プレジデント社)、『日本人が知らなかったイスラム教』(青春出版社)、 『ジハードとテロリズム』(PHP研究所)、『革命と独裁のアラブ』(ダイヤモンド社)、『ハラールマーケット最前線』(実業之日本社)ほか多数。 【目次より】 ◆第1章 イスラムの子供たちは何歳から『コーラン』を学びますか? ◆第2章 イスラム原理主義者は外見で見わけがつきますか? ◆第3章 ムスリムの女性のバッグにはどんな物が入っていますか? ◆第4章 アラビア文字にも達筆と悪筆ってあるのですか? ◆第5章 イスラムの銀行は利子を払わないって本当ですか? ◆第6章 IS(イスラム国)は、なぜ生まれたのですか?
  • 燃える砂漠(1)
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    2015年、急死した国王の後継者指名をめぐって、サウジアラビアで騒乱が起こった。イスラム原理主義者が実権を握る、アラビア神聖共和国が新たに建国。再び中東情勢が緊迫する。イラクに駐留していたアメリカ軍と自衛隊が鎮圧に乗り出したが、各国を巻き込んで戦火は広がってゆく……。  衝撃と興奮の国際政治サスペンス「燃える砂漠」シリーズ、第1弾。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
  • UFOリーディング 地球の近未来を語る
    5.0
    コロナ・パンデミック、経済恐慌、食料危機、 中国の覇権主義、中東戦争―― 人類は、生き残れるか。 見守る者、有事の際に介入する者、 そして人類に敵対する者―― なぜ、いまこれほどまでに多種多様な宇宙存在たちが、 東京上空に姿を現しているのか? 2020年、著者が接近遭遇したUFOと宇宙人の 未発表リーディング集。 ☆宇宙が注視する中国、台湾、香港問題 ☆中国でのコロナ被害が少ないのは? ☆米大統領選の結果が世界の運命を変える ☆中東情勢の展望とイランの命運 ☆唯物論の国家が繁栄することは許されない ☆世界的な食料危機を打開する宇宙からの助力 ☆東アジアを直撃する台風に隠された天意 ☆菅政権の誕生と日本に伝えたいメッセージ 【日本はもはや、UFOや 宇宙人情報の後進国ではない。】
  • リーダー国家 日本の針路
    -
    緊迫する中東情勢の 核心を読み解く。 宗教大国であるイランは、 北朝鮮のような 専制国家ではない。 アメリカはイランへの攻撃を 早急に仕掛けるべきではない。 ◇イラン、イスラエル、  そしてサウジアラビア――  中東の複雑な対立関係を  読み解くには  深い宗教的理解が必要 ◇ホルムズ海峡で有事が  起これば、原油が断たれ、  エネルギー危機に!  緊急性を要する日本の  原発再稼働 イランとイスラエルの トップの本心に迫る! 【同時収録】 イラン ハメネイ師& イスラエル ネタニヤフ首相 守護霊霊言 目次 まえがき 第一部 仏法と勤労精神 第二部 中東情勢を動かす宗教パワーの深層  ―ハメネイ師守護霊、ネタニヤフ首相守護霊の霊言 あとがき

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