無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
2015年11月のパリ同時多発テロ以降、世界各地にテロが拡散している。ダッカでは日本人7名も犠牲となった。いまや世界中の街角が「戦場」であり、我々も「標的」の一部である。それらは、中東で凶行を繰り返す「イスラム国」が裏で糸を引く、恐るべきグローバル・ジハード戦略だ……というイメージが流布しているが、果たして真実なのか? 本書は、長く中東報道に携わる著者が一連のテロを分析し、「イスラム国」の関与の有無を緻密に検証。そして、テロのグローバルな拡散は、中東情勢に誤った対応をとり続ける欧米にこそ責任があると立証する。【目次】はじめに/第1章 世界に拡散するテロと「イスラム国」の関係/第2章 「イスラム国」とグローバル・ジハード/第3章 「イスラム国」とアルカイダ/第4章 「イスラム国」とアラブの春/第5章 「イスラム国」を支える影の存在/第6章 スンニ派の受難とテロの拡散/第7章 「イスラム国」と中東への脅威/おわりに/参考文献
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年04月15日
■なぜ残酷な画像を敢えて公開するのか。アルカイダの幹部で戦略家でもあるアブ・ムサアブ・スーリーによる「イスラム目がある。そこでは,「コーラン」の「戦利品章」にある「彼らに対して,あなたのできる限りの(武)力と,多くの繋いだ馬を備えなさい。それによってアッラーの敵,あなた方の敵に恐怖を与えなさい」とい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月24日
世界貿易センタービルに飛行機が突っ込むシーンは未だ頭から離れず、ビルから上がる煙や崩れ去ると同時に大量の書類が宙を舞う風景、逃げ惑う人々、あれ程衝撃的な映像を見たのは生まれて初めてだったと記憶している。その後アメリカによる対テロ戦争が始まった。首謀者とされる人物が軍事作戦で殺害され収束に近い形を見た...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。