学術・語学作品一覧

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  • 江戸幕府のしくみ1 江戸時代大百科
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    1~6巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸幕府のしくみとその社会統治について解説した学習資料集。また参勤交代をはじめとする江戸幕府と各藩の関係を解説する。
  • 江戸時代土地法の生成と体系
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 まず近世土地法の生成の歴史を叙述、ついで土地に関する法律用語の意義を明らかにし、合わせて難解な江戸時代土地法を解明。 【目次より】 序文 目次 第一 地租改正と土地所有権の近代化 第二七回東洋学者会議における報告 第二 江戸時代土地法の体系 第三 江戸時代土地法の生成 第四 統轄、領知、所持、進退および支配 江戸時代土地法の基礎構造 一 統轄(将軍による大名の統轄) 二 大名の領知 三 (庶民による)土地の所持 総説 A 田畑永代売の禁令 B 江戸時代における用水路の所有権 C 江戸の町屋敷 (i) 江戸の町屋敷 (ii) 江戸の町屋敷の売買 四 進退と入会権 A 江戸時代の入会権と地租改正 (i) 江戸時代の入会権 (ii) 地租改正 B 「江戸時代の入会権と地租改正」続考 C 安政五午年三月山田村秣場一件留 江戸時代入会権の性質をよく示す史料 D 山梨県山中部落の入会権 第一章 法制史的研究 五 江戸時代における土地の「支配」 物権の行使として 初出一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 石井 良助 1907-1993年。東京帝国大学法学部法律学科卒業。東京大学教授を務めたのち、東京大学名誉教授。専門は日本法制史。 著書に、『中世武家不動産訴訟法の研究』『日本法制史概説』『日本不動産占有論』『天皇 天皇統治の史的解明』『日本史概説』『大化改新と鎌倉幕府の成立』『江戸の刑罰』『江戸の離婚 三行り半と縁切寺』『吉原 江戸の遊廓の実態』『江戸町方の制度』『略説日本国家史』『日本婚姻法史』『日本団体法史』『近世関東の被差別部落』『民法典の編纂』『日本相続法史』『近世取引法史』『天皇』『近世民事訴訟法史 正続』『日本刑事法史』など多数ある。
  • 江戸時代 謎の事件の真相 歴史の闇に埋もれた陰謀
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    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 徳川将軍家と幕閣たちが企てた闇の事件の裏側に迫る! 徳川幕府による江戸時代は約300年もの長きにわたったが、実はその陰では幕藩体制を揺るがす「事件」がいくつもありました。その中には幕府や諸藩の権力によって闇に葬られた事件も少なくありません。見方によっては、江戸時代の幕藩体制はこうした事件をもみ消し続けたことで維持できたともいえるでしょう。本書はそれらの暗闘に焦点を当て、江戸幕府崩壊から150年余を経た今、「事件」という切り口で歴史の表側だけでない江戸時代の裏側、闇を紐解きます。
  • 江戸時代の明智光秀
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    1巻1,650円 (税込)
    明智光秀の死後、光秀に関する史実を翻案した物語が、近世の京都を軸にして、どのように変容し受容され、また発信されたのか。現代日本人の思い描く光秀像にまで影響を及ぼす「伝承としての明智光秀」に迫るスリリングな史書。町・集団・家などが、書物や芝居などの情報と共振しながら、それぞれに多様な光秀像を創り発信する過程を実証的に明らかにする、本能寺の変の謎にも、「本当の」人物像にも迫らない、今までにない光秀論。
  • 江戸時代のオタクファイル
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 太平の世とうたわれた江戸時代、人びとは学問や趣味・娯楽で暮らしを彩りました。本書は特定の事物にのめり込んだ人、それらを生きがいとした人を「オタクの先人」とし、そのディープなオタクライフを紹介します。象に憧れ遠い異国から呼び寄せてしまった将軍、43年越しに地元のPR誌を作り上げた商人など、その興味の対象はさまざま。どの人物も自分の「好き」に忠実で、じっくりと対象に向き合うすがたは現代の私たちと紙一重。親近感すら覚えます。今、なにかにハマっている人も探している途中の人も、辛酸なめ子さんを案内役に、彼らの清々しい欲望を覗いてみませんか。
  • 江戸時代の官僚制
    -
    一次史料にもとづく堅実な分析と考察から、幕藩官僚=「職」の創出過程とその実態・特質を解明。幕藩官僚制の内実を、明瞭かつコンパクトに論じた日本近世史の快著。
  • 江戸時代の数学最前線~和算から見た行列式~
    -
    1巻1,738円 (税込)
    和算研究の先駆けとなった関孝和は,高次の連立方程式の解法(いまでいう行列式)を,微分積分を作り上げたライプニッツよりも早く発見していました。本書では,関孝和がどのようにして方程式を解いたのかを解説します。
  • 江戸時代の先覚者たち 近代への遺産・産業知識人の系譜
    -
    1巻1,400円 (税込)
    序章 重農主義と重商主義/第1章 海保青陵の新しい発想/第2章 青陵の「米テク」藩政改革論/第3章 青陵のGNP成長論/第4章 幕藩体制の富国論/第5章 山片蟠桃の町人朱子学/第6章 文化文政の自由経済学/第7章 山片蟠桃と「米の自由化」/第8章 藩際経済の「国富論」/第9章 封建制と郡県制/第10章 和算家の列島改造論/第11章 脱亜入欧の先覚者・本多利明/第12章 「藩営」総合商社論の栄光と悲劇/終章 幕末維新のケインズたち-横井小楠と由利公正の思想

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  • 江戸時代の「不都合すぎる真実」 日本を三流にした徳川の過ち
    3.0
    天下泰平の世が長く続き、環境にもエコロジー、人情味にあふれる江戸時代を「理想の社会」と憧れる日本人は多いが、はたして本当だろうか? 本書は、「特権階級的に恵まれた江戸市民の暮らし」「鎖国はオランダに騙されただけ」「全国はげ山だらけの自然破壊」など、徳川300年の治世の“不都合すぎる真実”を明らかにする。時代劇や小説で知る江戸時代のイメージが決定的に覆される一冊! 【目次】●プロローグ 「江戸時代礼賛論」を全面的に否定する理由 ●第1章 豊臣の天下はなぜ短命だったのか? ●第2章 関ヶ原で西軍が負けた失敗の本質 ●第3章 世界史から鎖国の原因と功罪を解き明かす ●第4章 徳川家康の祖法を守って「じり貧300年」 ●第5章 「日本は300の国からなっていた」という伝説 ●第6章 武士道とは縁遠い、江戸時代の普通の武士たち ●第7章 江戸時代と現代の北朝鮮はこんなに似ている ●第8章 西郷どんの視点から見た幕末維新
  • 江戸時代はエコ時代
    3.7
    世界最大の都市・江戸を擁しながら、ほぼ完全な循環型社会を実現していた、かつての日本。驚異的なエネルギー効率を誇る農工業、民間人がボランティア的に行政参加するスリムな社会システム、季節に応じた知恵溢れる庶民の暮らし……。豊富な図版とともに「究極のエコ社会」江戸を読み解く。(講談社文庫)
  • 江戸時代を知る、楽しむ。
    -
    大河ドラマ、蔦屋重三郎ときて、江戸時代に興味を持ったらこの1冊! 2025年大注目の敏腕プロデューサー・蔦屋重三郎が駆け抜けた江戸時代の暮らし、娯楽、名所などについて、風情があるイラストとともにわかりやすく楽しく解説する注目度大の書籍です。
  • 江戸城―本丸御殿と幕府政治
    4.3
    松之廊下にはどのような役割があったのか? 老中の登城から退出までを追ってみると?「奥」の側用人が「表」の老中より権力をふるえたしくみとは? 大名統制において殿中儀礼が持った意味とは? 大奥女中にはどのような仕事があったのか? 江戸城における政務は、本丸御殿の構造と密接に関係している。部屋の配置とその役割を詳しく紹介し、「表」「奥」「大奥」それぞれで展開した幕府政治のしくみを読み解く
  • 図説 日本の城と城下町3 江戸城
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸城は今も東京の中心に息づいている――。徳川家康の入城を機に発展し、大火と再建を繰り返しながら拡大してきた大城下町・江戸の見どころを徹底解説。現地写真のほか古地図や絵図、地形図を駆使して、巨大都市・東京に埋もれた歴史の地層を掘り起こし、町々の随所に秘められた物語と痕跡をたどる。城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第3弾。城を愛する落語家・春風亭昇太氏の巻頭インタビューも収載。
  • 江戸城の全貌
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    江戸城は、日本最高峰の技術とマンパワーが集結して築かれた日本一の城です。 現在皇居になっている西の丸や山里丸、皇居東御苑として一般開放されている本丸・二の丸・三の丸の一部、北の丸公園になっている北の丸や大手前などが「内郭」と呼ばれる中枢部にあたり、内郭の外側を「外郭」と呼ばれるエリアが囲みます。神田川が隅田川に注ぐ両国橋脇の柳橋あたりが外濠の東側で、そこから浅草橋、御茶ノ水、小石川、市ヶ谷、四谷、虎ノ門と続き、数寄屋橋、梶橋、常盤橋、雉子橋まで。東が隅田川、永代橋や両国橋の手前までが城域です。外郭の総延長は14キロメートルもあります。秀吉が築いた大阪城の総構は約7.8キロメートルとされますから、それを凌駕するとてつもない大きさだったのです。 本書では、巨大城郭・江戸城の秀逸な構造と築城秘話を紹介します。徳川家康が豊臣秀吉の命で入った江戸は、ひどい荒地でした。しかし家康は、不毛の地・江戸を「理想の国家をゼロから構築できる新天地にしよう」と思考転換したのです。 江戸城を築くときに家康が見据えたのは、江戸幕府の盤石な体制づくり。そのため、強靭な軍事力のある城でありながら、政治・経済・商業の中心地となる国家の中枢として機能する城であり、徳川家の威厳と権威をこれでもかと見せつける存在感が求められました。 本書ではこのような築かれた時代背景、立地や地形、設計などの特徴はもちろん、城の変遷、天守や御殿の構造や装飾、石垣の積み方や石材の採石法、さらには江戸の町づくりや幕府のしくみまで、さまざまな視点から江戸城の全貌と魅力に迫っています。 実際の城歩きにも役立つ内郭及び外郭の見どころも紹介。大都市・東京に、江戸城の片鱗は今も力強く残っていることがわかります。
  • 江戸城の迷宮 「大奥の謎」を解く
    -
    江戸城大奥は、この世とは別のワンダーランドだった。ひとりの将軍のために数百人の女たちがかしずく「大奥」は、江戸城本丸の半分以上を占める巨大空間で、御台所が暮らす御殿には百以上の部屋があり、迷宮のようだったと言われる。年間経費が今なら二百億円とも言われる大奥で、女たちはどんな暮らしをしていたのだろうか。「大奥の制度はいつできたのか」「どんな年中行事があったのか」「大奥での出世の条件とはどんなことか」「将軍に指名された女はどうしたのか」「本当に『宇治の間』に亡霊が出たのか」「なぜ毒殺未遂事件が起きたのか」「どんな『いじめ』があったのか」など、華やかで不可思議な53話のエピソードから、徳川政権を陰で支えた「大奥」の真相に迫る。たびたびドラマ化される「大奥」制作担当者の必読書でもあると言われる本書には、教科書には出てこない歴史の裏話が満載で、江戸時代、そして徳川将軍家の入門書としてもオススメ。
  • 江戸城御庭番 徳川将軍の耳と目
    3.0
    徳川吉宗が八代将軍の座につくと、紀州藩士二〇五名を幕臣に編入、側近とした。その中に将軍の耳や目となり活動する隠密の一団があった。御庭番である。彼らは表向き、将軍やその家族の身辺警備・取次などを務めたが、いったん命が下ると姿を変えて各地で情報収集に当たった。のちにその家筋から幕政に重用される人材を生む。本書は、厳格な統制と秘密保持をもって将軍に情報をもたらし、徳川権力を支えた御庭番を精密に考証する。
  • 江戸人のこころ
    -
    親に小遣いをねだる御殿女中、家族をいたわる赤穂浪士、遊びほうける息子を叱る大名、ささやかな願いをかなえたい天皇――。日々の暮らしの中で書かれた手紙を読み解き、「江戸人」のこころの奥に迫る。
  • 江戸人の精神絵図
    -
    禁欲的知識人=定信の倒錯した自己顕示欲、徂徠による政治の虚構性の暴露と絶対的な「聖人信仰」、東湖を殺めた安政大地震期に水戸藩が暴走した理由、慊堂と弟子ネットワークなど、武士的社会の内実を読解。秋成の欠損した指と自意識、源内の山師的精神の背景、銅脈先生の酔生夢死的生活を活写し、江戸時代人の精神構造の前近代性と現代性に迫る。(講談社学術文庫)
  • 江戸水没
    -
    繰り返し大水害に遭う人工都市江戸で、どんな対策と復興策が採られたか。経済的利益と安全、縦割り行政、民意の黙殺など、今に通ずる問題満載のそのありようをたどる。
  • 江戸図屏風の謎を解く
    -
    「江戸天下祭図屏風」で大きくクローズアップされた紀伊徳川藩邸。この屏風は、いつ、誰が、何のために作ったのか。描かれた建物、人物、服装、風俗などの歴史推理から、その謎をスリリングに解明する。 ※本文中に(*)が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 江戸全170城 最期の運命 幕末・維新の動乱で消えた城、残った城
    4.0
    戦国武将ブーム、「歴女」ブームなどの影響で、「城」に対する関心が高まっている。戦国時代から幕末まで、日本各地に点在した城の命運は、なぜ分かれたのか。大ベストセラー『江戸三〇〇藩 最後の藩主』著者が「ふるさとの城」の興亡をもれなく解説。この一冊で「城」の歴史がわかれば、日本史が10倍面白くなる。
  • 江戸食べもの誌
    3.5
    川柳、滑稽・艶笑文学、落語にあらわれた江戸人が愛してやまなかった代表的な食べものに関するうんちく話。四季折々の味覚にこめた江戸人の思いを今に伝える。
  • 「江戸大名」失敗の研究 政治力の差が明暗を分けた
    -
    1巻850円 (税込)
    徳川家に“絶大な恩”を売っても取り潰された外様大名、将軍の死と同時に“最高権力の座”から滑り落ちた幕閣、破産寸前の藩政改革で“抵抗勢力”に苦しみ続けた名君……。泰平の世が260年以上続いた江戸時代でも、その裏では、幕府や大名の熾烈な権力闘争が繰り広げられていた。本書は、気鋭の政治学者が「福島正則と蒋介石」「田沼意次と田中角栄」「赤穂事件と二・二六事件」「上杉鷹山と濱口雄幸」など、江戸時代と近現代史の類例を比較する独自の視点で“失敗の教訓”を導き出す。彼らが大局を見失い、誤った道へと突き進んだ理由とは何だったのか? 【目次】●第1章 残党の末路~福島正則と蒋介石 ●第2章 手段が目的に変化した悲劇~最高権力者・田沼意次と田中角栄 ●第3章 「正義」が現実に勝つという失敗~「赤穂事件」と「二・二六事件」 ●第4章 名君の宿命~上杉鷹山と濱口雄幸 ●終章に代えて 幕府崩壊~改革の失敗と戦いの放棄

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  • 江戸大名の好奇心
    -
    1巻990円 (税込)
    「世界初」「日本一」……。 江戸時代、殿様の独創的な好奇心は、趣味の域を大きく超えていた! 昆虫図鑑をまとめた増山正賢(伊勢国長島藩主)、世界地理書を著した朽木昌綱(丹波国福知山藩主)、洋風画法・秋田蘭画を生み出した佐竹義敦(出羽国秋田藩主)、オランダ語を流暢に話した鍋島直正(肥前国佐賀藩主)ほか、数学、茶の湯、俳諧・和歌、書物、庭園、遊興などに情熱を燃やした殿様たち27人のエピソード集。
  • 江戸ッ子
    -
    1巻990円 (税込)
    「鳶魚江戸ばなし」続編。江戸幕府がはじまって以降、政治・文化の中心地として急速な発展をみせた江戸の姿をつぶさに見届け、江戸ッ子の出現と相たずさえて進展した江戸の文化、生活の変遷をあざやかに描く一編。武士と町人の関係、江戸ッ子と芝居、旗本奴と町奴と女傑たち、いれずみに火事と火消、水道と井戸、食膳の魚、江戸言葉など、江戸ッ子を多面的・複眼的にとらえた名著。

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  • 江戸っ子の食養生
    -
    粋で健康的、美味しくて安上がり 今こそ江戸っ子の食卓に学ぼう! ムリな糖質制限やカロリー制限をするより、ごはんをしっかり食べて、味噌、醤油、酢をじゅうぶん活用、旬の魚や野菜を毎日おいしく摂れば、自然に免疫力も体力もアップ。 それが江戸っ子の食事です。 今日から作れるレシピも多数掲載! <内容> 江戸っ子の教え「その一」……白米を“元気の源”にする 江戸っ子の教え「その二」……「糠漬け」「米のとぎ汁漬け」で万病を防ぐ 江戸っ子の教え「その三」……「豆腐」「納豆」でスタミナをつける 江戸っ子の教え「その四」……和食の神髄「旨み」も、江戸っ子はよい加減 江戸っ子の教え「その五」……「味噌」「醤油」で体の毒を出す 江戸っ子の教え「その六」……「魚」で体をつくり、「肉」「卵」で滋養をつける 江戸っ子の教え「その七」……「野菜」で腸の働きを活発にし、老化を防ぐ 江戸っ子の教え「その八」……「酢」と「日本酒」で食を豊かにしつつ感染症も予防 <レシピより> 八杯豆腐 山かけ豆腐 味噌漬け豆腐 狸汁 鱈の西京漬け 霜降り鰹 卵の黄金漬け 菜飯 芹と鴨肉の小鍋立て 叩きごぼう飯 他 【著者プロフィール】 車 浮代(くるま・うきよ) 時代小説家/江戸料理・文化研究家。企業内グラフィックデザイナーを経て、故・新藤兼人監督に師事し、シナリオを学ぶ。 江戸時代の料理の研究、再現(1000種類以上)と、江戸文化に関する講演、NHK『チコちゃんに叱られる!』『美の壷』などのTV出演や、TBSラジオのレギュラーも。 著書に、『江戸の食卓に学ぶ』(小社刊)、『免疫力を高める最強の浅漬け』(藤田紘一郎と共著/マキノ出版)など多数。 小説『蔦重の教え』(飛鳥新社/双葉文庫)ほか。西武鉄道「52席の至福 江戸料理トレイン」料理監修も。 光文社「和食Style.jp」にて『豆腐百珍のすべて』連載。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • 江戸でバイトやってみた。寛政期編 ―蔦重、北斎、馬琴たちと働いてみた
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆大好評! ラノベと図鑑が融合した新感覚時代劇、第2弾◆  ラノベと図鑑が融合した新感覚時代劇の第二弾!  令和の少女・七緒と幼馴染の直之が、明治維新に翻弄される元同心・信房とともに、寛政期の江戸の街にタイムスリップ。今回の舞台は、老中・松平定信によって半ば打ち壊された蔦屋重三郎の見世「耕書堂」。寛政の改革によって危機に瀕する江戸の大衆エンタメ。大衆エンタメの灯火を残すべく、改革の荒波に抗う蔦屋重三郎。蔦屋重三郎をバイトを通じて支える令和の少女たち。葛飾北斎、滝沢馬琴、式亭三馬、山東京伝、そして幼少の柳亭種彦を巻き込んだ末に見えてきたのは、大衆エンタメ復活の狼煙!?その狼煙に対し、老中・松平定信を筆頭とする体制側は何を思うのか。  今回は、寛政期の戯作者や絵師、作家、その卵たちと出会いながら事件を解決したり、蔦屋重三郎蔦重がそれを本に仕上げたりしながら、物語がすすみます。寛政の改革期を超え、維新になっても、震災があっても、戦争があっても、大衆エンタメは続くよどこまでも。 ◆◆◆◆◆◆  本書では、蔦屋重三郎が爪痕を残した江戸大衆エンタメ業界を中心に、寛政期に登場するさまざまな人物や文化についても、画像を交えながらわかりやすく解説します。 「この人物って、こんなコトやっていたんだ」 「この文化には、このような意味合いがあったのか!?」 「この書籍や絵って、こんなことを表しているのか!」 といった感じに、令和の少女・七緒の活躍を楽しみながら、お江戸の文化や日常生活の理解も深まります。ラノベと図鑑が融合する新感覚時代劇『江戸でバイトやってみた。寛政期編 ―蔦重、北斎、馬琴たちと働いてみた』。ぜひ一度手にとってみてください。 ■こんな方におすすめ ・・江戸の庶民生活に興味ある方 ・江戸時代のエンターテイメント業界について知りたい方 ※寛政の改革が江戸町民文化に与えた影響について知りたい方に最適な1冊です。 ■目次 ●発端 ●第1章 耕書堂 ・田沼恋しき ・煙草屋京伝 ・岡惚れ牡丹 ・大川の星月夜 ・解説図鑑1 本の種類と江戸の出版 ・解説図鑑2 蔦屋重三郎と天明寛政期 ●第2章 通と洒落 ・筆を折った巨匠の罪 ・うがち狂歌連 ・天命の亡霊と寛政の化け物 ・解説図鑑3 寛政の改革と江戸から明治の出版統制 ●第3章 美人の首、役者の顔 ・美こそ至高 ・合わせ鏡 ・出奔 ・解説図鑑4 江戸時代の出版物 ●第4章 大衆の笑いと物書きの業 ・浮世風呂 ・操狂言 ・解説図鑑5 江戸時代の大衆エンタメ ●第5章 近日開幕 ・涸れた白河 ・神奈川の大浪 ・俺たちの物語 ・解説図鑑6 写楽の正体は誰か ●第6章 本屋の仇討 ・大見得 ・花道を駆け抜けろ ・拍子木にはまだ早い ・解説図鑑7 蔦屋重三郎の人生 ●大団円 ■著者プロフィール 【著者】櫻庭 由紀子:書籍や記事執筆、創作を行う戯作者。伝統芸能、歴史、日本文化の記事執筆の他、ドキュメンタリーライター、インタビューライターとして活動。噺家・三遊亭楽松の女房として、同氏のサポート全般や公式サイトのエディター兼広報などとしても活躍している。 【絵師】くろしま あきら:日常や非日常の風景を描くイラストレーター。不透明水彩を使用した、どこか懐かしい雰囲気のイラストを制作している。X(旧Twitter)やInstagramにてイラストを発表する傍ら、書籍の表紙制作なども行っている。
  • 江戸でバイトやってみた。ー古地図で歩く大江戸八百八町萬職業図鑑
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ラノベと図鑑が融合した新感覚時代劇!】 令和の少女・七緒が、ひょんなことから江戸の街にタイムスリップ。 身を寄せるのは、江戸のハローワーク・口入れ屋。日本橋からはじまる女子高生のバイト生活。170年を超えるタイムラグに戸惑いながらも、七緒とお江戸の人々が繰り広げる「大江戸タイムスリップバイト物語」。さまざまなバイトに駆り出されるも、人情味あふれる人々にかこまれて、お江戸の生活にすっかり馴染んでしまう七緒。しかし、元いた令和の生活も気になるところ。お江戸と令和が交わるなかで、七緒の心にも変化が見え始める。 ◆◆◆◆◆◆ 物語に登場するさまざまな職業・名所は、画像を交えながらわかりやすく解説しました。なので、「この職業って、こんなコトやっていたんだ」「この仕事には、このような意味合いがあったのか!?」「この場所って、これのことだったのか!」といった具合に、七緒の活躍を楽しみながら、お江戸の職業や日常生活の理解も深まります。 ラノベと図鑑が融合する新感覚時代劇『江戸でバイトやってみた。』ぜひ一度手にとってみてください ■こんな方におすすめ ・お江戸の庶民生活に興味ある方 ・古地図好きな方 ・まち歩きがお好きな方 ■目次 発端 令和の女子高生・七緒 嘉永年間の江戸へタイムスリップ 第1章 日本橋北・内神田   口入屋   地本問屋   地傘屋   日本橋北・内神田界隈の職業案内   日本橋北・内神田界隈を歩く。 第2章 浅草・下谷   箱屋・箱丁   小間物屋   舟宿・船頭   浅草・下谷界隈の職業案内   浅草・下谷界隈を歩く。 第3章 本所深川   左官   茶漬け屋   噺家・講釈師   本所深川界隈の職業案内   本所深川界隈を歩く。 第4章 内藤新宿・四谷・赤坂   腰元   茶屋娘   内藤新宿・四谷・赤坂界隈の職業案内   内藤新宿・四谷・赤坂界隈を歩く。 第5章 芝・三田・高輪・芝口   医者   道具屋・骨董屋   芝・三田・芝口・高輪界隈を歩く。 第6章 巣鴨・板橋   旅籠屋   芝・三田・高輪・芝口界隈および巣鴨・板橋界隈の職業案内   巣鴨・板橋界隈を歩く。 第7章 京橋・築地・霊岸島   錺職   問屋   京橋・築地・霊岸島界隈の職業案内   京橋・築地・霊岸島界隈を歩く。 終局 嘉永から令和へ 信房と直之 ■著者プロフィール 櫻庭由紀子:書籍や記事執筆、創作を行う戯作者。伝統芸能、歴史、日本文化の記事執筆の他、ドキュメンタリーライター、インタビューライターとして活動。噺家・三遊亭楽松の女房として、同氏のサポート全般や公式サイトのエディター兼広報などとしても活躍している。 くろしまあきら:日常や非日常の風景を描くイラストレーター。不透明水彩を使用した、どこか懐かしい雰囲気のイラストを制作している。X(旧Twitter)やInstagramにてイラストを発表する傍ら、書籍の表紙制作なども行っている。
  • 江戸で部屋さがし
    3.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸の暮らしは、どのようなものだったでしょうか。江戸時代の当時の資料は火災などでほとんど失われているため、はっきりとはわかりません。本書は、残された数少ない資料にあたり、当時の住居や暮らしについて絵と文で表したものです。 進行はフィクション仕立て。町人の家へは江戸へ三味線を教えにきた若い女性が、武士の家へは参勤中の殿のお供で江戸に来た若い武士が、それぞれ見て回るという設定になっています。フィクションですが、内容は参考文献に基づき、できるだけ事実に近づけようとしています。 江戸の町家と武家の人々と、間取りの本です。あなたはどの家に住みたいですか? 第一章 町人 江戸へ、菊香深川に着く 一 裏長屋 二 裏長屋の住人 職人 三 裏長屋の住人 商家 四 裏長屋の住人 自由人 五 江戸の女たち 六 裏店住まいの女 七 表店 商家 八 大店と越後屋 九 上商家と暮らし 十 町と大家 十一 貸店いろいろ 第二章 武家 真二郎、江戸参勤 一 直参と拝領屋敷 二 下級武士の組屋敷 三 旗本の中級武士の家 四 武家屋敷の特色 座敷 五 武家屋敷の特色 夫人棟と水回り 六 書院と床の間 七 数寄屋 八 上級武家屋敷 九 大名、殿様の屋敷 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 江戸東京怪談文学散歩
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    江戸、東京には、怪談や怪奇小説の舞台が随所にある。芥川龍之介、永井荷風、岡本綺堂、三遊亭円朝から宮部みゆきまで、怖ろしくも興趣尽きない、古今の名作怪談にゆかりの場所と不思議な伝承を案内する。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 江戸・東京学研究文献案内
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸を調べ、東京を解読するための文献情報調査の方法とレファレンスブックを解説。文献目録・各種事典・名簿類・地図、さらにオンライン・データベースまでを、調査の流れにそって丁寧に紹介した、入門者から研究者までの必携書。

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  • 江戸・東京水道全史
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    徳川家康による都市建設の当初から、江戸の水道は高低差を緻密に計算し、複雑な地形を利用する形でつくられてきた。中心部の小石川上水、それを発展させた神田上水、そして玉川上水を基盤とした水道は、明治以降には近代化され引き継がれてきた。急速な工業化や関東大震災からの復興、戦後復興・高度成長を経て水道がいかに拡張され、また経営されてきたか。江戸・東京の経営史を専門とし、東京都水道局に長年勤務してきた著者による、世界屈指の都市の決定版水道史。 【目次】プロローグ/I 江戸時代/第1章 家康と水道/第2章 天下普請の時代/第3章 城下町・江戸と神田上水/第4章 玉川上水の新設/第5章 上水経営の実際/II 明治時代~現代/第7章 近代水道にいたる道のり/第8章 近代水道の成立と関東大震災──拡張の始まり/第9章 大東京と水道/第10章 拡張に次ぐ拡張の時代──戦災復興期から高度経済成長期まで/第11章 量から質へ──低成長時代から現在まで/あとがき/索引
  • 江戸東京地名辞典 芸能・落語編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古典落語を中心に講談、浄瑠璃、歌謡などに現れる江戸の地名を採録。秋葉の原、池の端、永代橋、お歯黒溝、神楽坂、角海老、兼康、思案橋、痔の神様、とげ抜き地蔵。落語・講談・浄瑠璃・狂歌など大衆芸能にはその時代々々の地名が人々の日常を伴って生き生きと登場する。江戸・明治期のこれらの地名はその後どこへ消え、どう変わったのか。町名、橋・坂名、寺社、大名家、妓楼など1500余を収録し、解説する。(講談社学術文庫)
  • 江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編
    4.0
    江戸の町民にも大人気だった、安産の神様水天宮(中央区)。江戸時代の名横綱・谷風が小野川に敗れた蔵前神社(台東区)。引き取り手がない遊女が葬られた浄閑寺(荒川区)。10万人の犠牲者を出した「明暦の大火」の犠牲者が葬られた回向院(墨田区)。「しばられ地蔵」が人目をひく南蔵院(葛飾区)。もちろん浅草寺や寛永寺、入谷鬼子母神や柴又帝釈天ははずせない……。京都・奈良だけではなく、東京にも魅力的な寺社が目白押し! ビルの隣のこじんまりした寺社にも、意外に由緒正しい謂われがあるものだ。そのような意外性が東京の寺社めぐりの魅力の一つ。本書は上記の区のほかに千代田区、江東区、足立区、江戸川区の寺社を掲載。著者の寺社めぐりの息づかいが聞こえてくる、リアリティー溢れる寺社案内。

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  • 江戸・東京の地理と歴史 ビジュアルでわかる
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、現代の東京がどのように形成されたのか、江戸時代の痕跡から明治、大正、昭和で大きく変遷してきた都市の動きがビジュアルでダイナミックに迫ってきます。 かつて台地と湿地だった江戸は、埋め立てられて「町」になり、激動の明治・大正・昭和時代を経て「都市」に変化してきました。 ・天下普請で形成された江戸の成り立ち ・ずっと都心であり続ける「江戸前島」とは、どこのこと? ・江戸の範囲はどこまでか ・大名屋敷だらけだった江戸の名残 ・苦労して整備された江戸・東京の上水道 ・金座、銀座、銭座はどこにあった? ・東京が23区制になるまでの大変遷 ・川の町だった東京から川が消えたわけ ・東京スカイツリーの場所には何があった? など、都市の変遷の過程をビジュアルでわかりやすく解説します。 家康以前の「江戸」から近現代の「東京」までの地理と歴史が楽しめます!
  • 江戸東京の都市組織に挑む 上野 本郷 谷中 根津 下谷 Edo-Tokyo, Challenging the Urban Fabric Ueno Hongo Yanaka Nezu Shitaya
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東京文化資源区として再注目されている地域のうち、上野恩賜公園の周囲にネックレス状に連なる上野、本郷、谷中、根津、下谷を対象に、江戸から東京へと連続する都市組織を読み解く。東京の都市の歴史やポテンシャル、課題、さらにヨーロッパ、米国の都市との比較から都市感、文明観の違いや特徴をビジュアルにあぶり出す。
  • 江戸東京の明治維新
    3.9
    維新の激動に飲み込まれた江戸。諸大名の一斉帰国で人口は一挙に半減し、百万都市は瞬く間に衰退へと向かう。横行する浮浪士のテロ、流動化する土地と身分。人心は荒廃し怨嗟の声があふれる。江戸の秩序が解体してゆく東京で、人びとは時代の変化に食らいつき、生き延びる道を求めて必死にもがきつづけた。名も残らぬ小さき人々の明治維新史。

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  • 江戸・東京 幕末・維新の「事件現場」
    値引きあり
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史マニアの中には、史跡や遺跡めぐりを趣味としている人たちが数多くいます。 「現場」に実際に足を運ぶことによって、長い歴史の流れを実感し、かつてそこで確かに起きた事件に思いを馳せるのでしょう。 本書は、桜田門外の変や上野戦争など、幕末・維新に起きた、誰もが知っている有名事件をピックアップ。 事件が起きた場所を特定し、現代の写真を見ながら、「そこ」で「誰」が、「どんな事件を起こしたのか」を解説します。 古地図、錦絵、写真などはビジュアル資料も豊富に掲載。 日本の転機となった大事件について、《紙上》現場検証を行います!
  • 「江戸・東京」歴史人物散歩 徳川家康から西郷隆盛まで、ゆかりの地を歩く
    4.0
    「ウォーキングするなら知識も身につくコースを歩きたい」。そんなあなたにピッタリなのが本書だ。江戸期に活躍した歴史人物ゆかりのコースを掲載しているので、ページをめくる度に、日頃見慣れた町が江戸情緒溢れる山の手や下町に早替り。例えば神楽坂。筑土八幡神社の近くには、四代将軍家綱のためにつくられた隠れ家風の大御殿があった。脳脊髄膜炎を患い成長の遅れた家綱を隠すためにつくられたらしい。次は両国。両国3丁目の松坂町公園は赤穂浪士が討ち入りした吉良邸の一部があったところ。またJR有楽町駅中央口を出た辺りは、時代劇ドラマのモデルとなった大岡忠相(ただすけ)が活躍した南町奉行所のあったところ。では桜吹雪で有名な遠山の金さんこと、遠山景元(かげもと)がいた北町奉行所はどこか。それは本書を読んでのお楽しみ。地図とイラスト満載の便利なガイドブック。読んで歩けば健康志向と知的好奇心が満たされる一冊。

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  • 江戸と幕末 意外に知らない素朴な疑問
    3.0
    江戸・幕末の社会制度から日常茶飯事にいたるまで、私たちはほとんど何も知らない。「将軍とは何か」「日付はいつ変わるのか」「幕末の一両は何円か」などなど、意外で素朴な疑問に答えます。
  • 江戸「トンデモ殿さま」列伝 贅沢三昧、家臣に逆上……34人の破天荒な行状
    -
    江戸時代を通じて、全国には3000名を超える殿さまがいたという――。現代の経営学や指南書に登場する名君も数多いが、なかには“トンデモ”な事件で歴史にその名を残した殿さまも……。本書は、乱心・刃傷・改易・お家騒動など、“時代の空気”を読めなかった藩主たちが起こした仰天の出来事を一挙紹介。当時の大名が置かれた“特殊な環境”を考えると、「殿さま家業」も楽じゃない?
  • 江戸→TOKYO なりたちの教科書 一冊でつかむ東京の都市形成史
    3.4
    1巻1,496円 (税込)
    台地と低地、海と湿地と川がおりなすダイナミックな地形を活かして作られた「坂と水の町」東京。徳川幕府による計画、大火や地震などの災害、文明開化、戦争、高度成長など、現在の発展の前には、都市が劇的に変革する数多の大きな起点が存在していました。それらのプロセスや出来事の重要性を、古地図・史料・風景写真、そして現代のまちを歩いて得た知見などを交えつつ、「ブラタモリ」にも出演した都市形成史の専門家がわかりやすく解説します。オリンピックを控える今、江戸の町と現在の町の利点・難点を比較し、未来の町づくりを考えるきっかけとなる一冊です
  • 江戸→TOKYO なりたちの教科書3 東京の基盤をつくった「武家屋敷物語」
    -
    1巻1,496円 (税込)
    東京の都市形成の変遷史を追う『江戸→TOKYO なりたちの教科書』シリーズ。第三弾は、現代の東京を語るうえでも欠かすことのできない、「江戸城下武家地の配置」に焦点を当てます。関ヶ原の合戦を経て、家康はどのように家来に領地を与えたのかなど、時代・エリア別に武家屋敷のなりたちと変遷を詳細に追い、またその際に起こったお家騒動のドラマなども紹介します。著者みずから作成した豊富な図版を多数掲載。ビジュアル的にもわかりやすい造本です。
  • 江戸→TOKYO なりたちの教科書2 丸の内・銀座・神楽坂から東京を解剖する
    -
    1巻1,496円 (税込)
    東京の都市形成の変遷史を一冊にまとめ好評を博した『江戸→TOKYO なりたちの教科書』をシリーズ化。総論的な第一巻から導き出された各論について、更に詳しくせまります。第二巻では、その成立からして東京という都市を象徴するに相応しいと著者が考える三つの街、丸の内、銀座、神楽坂にスポットを当てます。江戸の中心的な武家地だった丸の内と、江戸時代に町割りされた時の基本骨格を色濃く残す稀少な街・銀座、そして古い路地が保たれた神楽坂。これらの街を比較することによって、「これぞ日本の近代都市空間」という、都市の独自性を捉えやすく考察します。著者自ら作成した状況解説図や街並みの写真も多数掲載、ビジュアル的にもわかりやすい造本です。
  • 江戸日本の転換点 水田の激増は何をもたらしたか
    3.8
    1巻1,309円 (税込)
    米づくりは持続可能だったのか? 新田開発は社会を豊かにする一方で農業に深刻な矛盾を生み出した。エコでも循環型でもなかった“江戸時代”をリアルに描き出す力作。 [内容] 序章 江戸日本の持続可能性 第一章 コメを中心とした社会のしくみ 第二章 ヒトは水田から何を得ていたか 第三章 ヒトと生態系との調和を問う 第四章 資源としての藁・糠・籾 第五章 持続困難だった農業生産 第六章 水田リスク社会の幕開け 終章 水田リスクのその後と本書の総括
  • 江戸に学ぶ
    -
    1巻2,750円 (税込)
    江戸時代の人びとの生活、理念で現代を検証することで、現代をどのように生きるべきかのヒントを与えてくれるはずである。江戸文明こそがこれからの日本の進むべき道を探る最良の指針となるとの思いが凝縮されている。
  • 江戸の遺伝子 いまこそ見直されるべき日本人の知恵
    4.0
    江戸時代――強力な全国政権のもと250年もの長きにわたって平和が続き、西欧のような大きな革命もなく次の時代へと移行した。その稀有な歴史は、世界から見ると全く不思議で驚嘆すべきことであった。本書は、徳川宗家第18代当主自らが「家康公の時代」「華やぐ江戸の文化」「日本の宗教と心」など、江戸文明の真の姿と大いなる魅力を語る。日本人が世界に誇るべき、先人たちの姿が描かれた画期的な書!

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  • 江戸の色里 遊女と廓の図誌
    -
    1巻2,095円 (税込)
    絢爛吉原のすべて―江戸期の芸能・文化発展の源のひとつ遊郭吉原。その成り立ちと変遷、の仕組み妓桜の仕組み、遊び方、廓の年中行事、有名遊女の逸話など……吉原と遊郭のすべてがわかる本。

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  • 江戸の色町 遊女と吉原の歴史 江戸文化から見た吉原と遊女の生活
    3.5
    1巻1,683円 (税込)
    絢爛豪華な遊郭・吉原のはじまりから終わりまで。 秘密の江戸歴史、遊郭の実態をわかりやすく解説していく。 吉原にはどんな人々が住んでいたのか、 遊女の一日とはどんなものだったのか、吉原ではどうやって遊んだのか……など、 遊女のルーツや吉原誕生までのいきさつから、吉原内部の実情、遊女の生活ぶりまで、 江戸文化の中心地となった吉原と遊女にスポットを当てて全貌を解説。 300年間公認の遊廓として栄えた町・吉原と、 吉原の主役・遊女の歴史と実像を知らずして江戸は語れない。 巻頭カラー 浮世絵で見る江戸吉原 序章 遊女・遊郭のルーツを探る──吉原以前の遊女とは ・遊女の祖先は誰か? ・遊女が売春を行うようになったのはいつか? コラム1 菅原孝標女が見た地方の遊女の実態 ・豊臣秀吉が開いた遊郭とは?…など
  • 江戸のお勘定
    3.0
    1巻980円 (税込)
    【物価から見える江戸っ子暮らし】 「それって、いくらだい?」 かつての時代劇や時代小説と異なり、現在は商人や料理人など市井に暮らす様々な職業の人が主人公のものが多く見られるようになった。こういった江戸時代を舞台にするストーリーを目や耳にしたさい、江戸っ子たちは何にいくらお金をかけて暮らしていたのだろうかと思ったことはないだろうか。 「長屋の家賃」「寺子屋の学費」といった生活費から「屋台のそば」「居酒屋の飲み代」のような食費に「芝居の入場料」「吉原通い」の娯楽費……。また、一日に三食食べることや、相撲、歌舞伎といった現代でも人気の興行は、この時代に始まっていた。メイド喫茶の先祖というべきものまで登場し、江戸っ子に大人気だった。 本書を読めば、前知識のあるなしにかかわらず、現代とは違った江戸時代の金銭感覚について大いに学べ、楽しむことができる。 江戸っ子たちは、何にいくらかけていたか。 現代の貨幣価値で換算すると、江戸の暮らしがもっと身近に感じられる。江戸の物価を知るのにうってつけの一冊となろう。 〈本書の内容〉 序 章 江戸時代のお金 第一章 江戸のお値段【生活篇】 家賃/水道代/湯屋/髪結/飛脚/駕籠/按摩/歯磨き粉・房楊枝/おしろい・紅/着物/売薬/寺子屋 ほか 第二章 江戸のお勘定【食事篇】 米/そば/すし/ウナギ/てんぷら/カツオ/マグロ/豆腐・納豆/獣肉/居酒屋/酒/枝豆/卵/冷や水/焼き芋/団子/ところてん/甘酒/料理切手 ほか  第三章 江戸のお勘定【娯楽篇】 居合抜き/見世物小屋/芝居/寄席/相撲/瓦版/浮世絵/貸本屋/富札/朝顔・万年青/虫売り/花魁遊び/岡場所遊び ほか 第四章 江戸のお勘定【意外篇】 就活/商売の株/武士の身分/不倫の対価/牢屋の小遣い/元祖会いに行けるアイドル/伊勢神宮での祈祷/排泄物 ほか 第五章 江戸のお勘定【再生篇】 質屋の利息/献残屋/古着屋/古紙回収/古傘買い/鋳掛・焼継ぎ/雪駄・下駄直し ほか 〈本書の特長〉 時代劇や時代小説、古典落語などに出てくる江戸時代のモノの値段。「長屋の家賃」「銭湯の入浴代」「初ガツオの売り値」「吉原で遊ぶお金」にはいくらかかったのか。かけ蕎麦一杯の値段をもとに、現代の円に換算。江戸っ子たちの財布の中を知れば、ドラマや小説がもっと楽しくなる。 〈監修者プロフィール〉 大石学(おおいし・まなぶ) 1953年、東京生まれ。東京学芸大学名誉教授。1982年、筑波大学大学院博士課程単位取得退学。徳川林政史研究所研究員、日本学術振興会奨励研究員、同特別研究員、名城大学助教授。2009年、時代考証学会を設立、現在同会会長。NHK大河ドラマ『新選組!』『篤姫』『龍馬伝』『八重の桜』『西郷どん』の時代考証を担当している。おもな著書に『新しい江戸時代が見えてくる』『時代劇の見方・楽しみ方』『大岡忠相』(以上、吉川弘文館)、『徳川吉宗』(山川出版社)、『地形でわかる東海道五十三次』(朝日新聞出版)、『カラー版&重ね地図 地形と地理でわかる大江戸の謎』 (宝島社新書)、『一冊でわかる戦国時代』『一冊でわかる幕末』(以上、河出書房新社)などがある。最近刊は『今に息づく江戸時代』(吉川弘文館)。

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  • 江戸のお裁き 驚きの法律と裁判
    3.0
    「風を引くと定額給付金」「遠山の金さんはウソ」「鼠小僧は本当に義賊だったのか」――。数々の珍令や奇令、治安組織や刑罰の仕組み、驚きの事件や裁判から、江戸の不思議と魅力を読み解く。
  • 江戸の女
    -
    1巻990円 (税込)
    江戸の町は女が少なく、男が多かった。しかも男は他国者の寄せ集め…そこで当然のように遊廓が繁昌し、嬶(かかあ)天下の風潮を助長し、不義密通も少なくなかった。各章は「女の世の中」「水茶屋の女」「下女の話」「麦湯の女」「女巡礼」「囲い者の話」からなり、さまざまな角度から江戸の女たちの生態と風俗を明らかにする。「笠森おせん」「高島屋おひさ」など、評判をとった女たちもむろん登場する。

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  • 江戸の怪異と魔界を探る
    3.0
    1巻1,683円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸の「怪異」と「魔界」を探る本 今なお残る江戸の“闇”を散策する 妖怪変化、幽霊、怨霊── 江戸の町には魔物や化け物が蠢いていた…… 幕府の厳しい統制下にありながらも、さまざまな文化が花開いた江戸の町。 華やいだ側面がある一方で、江戸の町は魑魅魍魎が跋扈する「魔界」という側面ももっていた。 河童、天狗などの妖怪をはじめ、狐や狸などの動物の化け物、 平将門や新田義興などこの世に恨みを残して死んでいった怨霊たち、お岩やお菊などの女幽霊、 歌舞伎や講談などにも取り上げられた怪談話──江戸は鬼の進入を防ぐための「鬼門封じ」がほどこされている町であり、 そもそもが「魔界」たりうる町だったといえる。江戸っ子を恐怖に陥れた「魔界」に迫り、江戸文化のひとつの側面を見ていく。 【目次】 第一章 江戸を魔物から守る「鬼門封じ」 ─鬼の出入り口をふさぐ 四神と寺社 第二章 江戸に蠢く「怨霊」に迫る ─実在した人物が江戸の人々に祟る恐怖 第三章 江戸にあら われた「妖怪」の真実 ─天狗、河童、変化…妖怪の正体をひもとく 第四章 恨みを残した「女幽霊」の正体 ─幽霊と妖怪は何が違うのか? 第五章 江戸の「魔界」を探訪する ─今も残る魔界の痕跡を辿る
  • 江戸の街道を歩く ヴィジュアル版
    3.0
    「江戸歩き案内人」による人気シリーズ最新刊! 16のコースでたどる、江戸郊外の知られざる魅力スポット!江戸から放射状に発する、五街道をはじめとする街道筋をたどり、江戸の郊外を歩く。《紹介する全16コース》1東海道 2池上道 3中原街道 4大山道5滝坂道から登戸道 6甲州街道 7青梅街道8所沢道(早稲田通り) 9清戸道(目白通り)10川越街道 11中山道 12岩槻街道 13日光街道14水戸街道 15成田道 16元行徳街道・市川道
  • 江戸の科学者
    4.0
    関孝和、貝原益軒、渋川春海、杉田玄白、平賀源内……。伝記を通して、江戸に花開いた科学や技術の発展の軌跡を紹介する。科学者小伝付き!(解説:池内了氏) 『解体新書』、『蘭学事始』で知られる杉田玄白が生まれたときは大変な難産でした。看護の人たちは母親に気をとられ、生まれたばかりの赤ん坊のことは忘れてしまいました。死産だろうと思われ、とり合わせの布に包んで横に置いたままにされたのです。しかし、ようやく落ち着き、赤ん坊を見ると元気で生きていました。その後の玄白は元気に育ちます。17,8歳のころ、医官である父に医業を学びたいと申し出ると、幕府の医師である西玄哲に入門することになりました。西玄哲は通訳の家の出身で、ポルトガルやオランダの医術を覚え医師となった人物でした。玄白はこの頃から西洋医術の優秀さに触れることとなったのです。――西洋医術の導入、日本人のための暦、エレキテル、鉄砲の大量生産……など。著名な杉田玄白や渋川春海から砲術家の坂本天山まで、江戸時代を代表する科学者たちの幼少時や師事した先生とのエピソード残した業績をコンパクトに紹介する伝記集です。科学者たちの生涯を通し、江戸時代の科学や技術の発展の過程を生き生きと描き出します。29人の科学者小伝付き。解説は池内了氏。 (原本:吉田光邦『江戸の科学者たち』、社会思想社(現代教養文庫)、1969年) 本書の内容 関流をめぐる人びと ――関孝和たちと会田安明―― 本草から大和本草へ ――貝原益軒―― 本草から博物学へ ――稲生若水・小野蘭山―― 日本暦の誕生 ――渋川春海―― 町人天文学者たち ――麻田剛立の一門―― 測地事業の推進者 ――伊能忠敬―― 幸福な蘭学の始祖 ――杉田玄白―― 異端の科学者 ――平賀源内―― 電気学の正統 ――橋本宗吉―― 最初の自然哲学者 ――三浦梅園―― 自然哲学の展開者 ――帆足万里―― 通訳から科学者へ ――本木良永・志筑忠雄・馬場貞由―― 桂川家の人びと ――名門の学者たち―― 宇田川家の人びと ――家学を守った人たち―― 悲劇の科学者たち ――シーボルトとその門下―― 職人と発明家 ――国友藤兵衛―― 哲学的な砲術家 ――坂本天山―― 農業技術の変革者 ――宮崎安貞・大蔵永常―― 科学者小伝 参考文献とあとがき 解説(池内了氏) 索引
  • 江戸の格付事情
    -
    1巻980円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です 【ランキング好きは国民性!】 格付と序列の江戸時代 泰平の世が到来した江戸時代は、新たな生活システム「格付」が浸透していった。令和時代を生きる我々からすると、窮屈な印象を抱きがちだが、秩序を守るためには必要な制度だった。大名よりも身分が高い旗本、領地は多いが身分の低い大大名など、武士の人事にも触れる。現代の名刺代わりとなる「○○守」「△△介」など、武士には様々な格付があった。また、江戸時代後半に大流行した「見立番付」。神社仏閣、グルメ、遊び場、温泉、あるいは仕事に火事と、ありとあらゆるもののランキング。日本人のランキング好きは江戸の昔も今と変わらない。二百有余年の平和が続いた徳川の世に存在した様々な「序列」や「制度」。将軍・大名・侍から町人・遊女まで、江戸を生きる人々を支えたシステム「格付」の基礎知識! 〈本書の内容〉 ■第一章 江戸の格付事情【将軍・大名篇】 〈一〉武士の種類/〈二〉官位とは/〈三〉官職名/〈四〉大名の種類/〈五〉大名の領地/〈六〉大名の序列/〈七〉大名の詰所/〈八〉大名の服装/〈九〉大名屋敷/〈十〉参勤交代/〈十一〉登城風景/〈十二〉江戸城の正月/〈十三〉大老になれる家/〈十四〉徳川家一門衆/〈十五〉御三家vs.御三卿/〈十六〉姫の嫁ぎ先 コラム マウンティングが反映された出世双六 ■第二章 江戸の格付事情【幕臣・陪臣篇】 〈一〉将軍直属の家臣/〈二〉幕臣の給与/〈三〉幕府の役職/〈四〉江戸の警察/〈五〉家来(供)の人数/〈六〉屋敷のスペース/〈七〉大奥のヒエラルキー/〈八〉大名の家来衆/〈九〉武家女性の呼称/〈十〉金で武士を買う コラム 象は果たして官位をもらったのか ■第三章 江戸の格付事情【職業篇】 〈一〉公家/〈二〉医師/〈三〉学者/〈四〉絵師/〈五〉役者/〈六〉力士/〈七〉商家/〈八〉儲かる商売/〈九〉遊女/〈十〉職人/〈十一〉盲人/〈十二〉町人/〈十三〉女性の名前/〈十四〉火消/〈十五〉火事/〈十六〉農地 コラム 江戸の家賃 ■第四章 江戸の格付事情【見立番付篇】 〈一〉見立番付の流行/〈二〉江戸の五つ星/〈三〉菓子屋/〈四〉死後の世界/〈五〉大食い大会の流行/〈六〉人気おかず/〈七〉宿泊施設/〈八〉駕籠と乗物/〈九〉牢屋/〈十〉江戸の名湯/〈十一〉寺社仏閣 コラム 意外や意外な番付 〈プロフィール〉 安藤優一郎(あんどう・ゆういちろう) 歴史家、文学博士。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める。おもな著書に小社刊行『幕末の志士 渋沢栄一』『江戸の給与明細』(監修)をはじめ、『賊軍の将・家康』『お殿様の定年後』(以上、日本経済新聞出版)、『越前福井藩主 松平春嶽』(平凡社新書)、『大名格差』『徳川幕府の資金繰り』(以上、彩図社)、『徳川家康「関東国替え」の真実』(有隣堂)、『大江戸の娯楽裏事情』『江戸の旅行の裏事情』(以上、朝日新書)などがある。最近刊は『大名廃業』(彩図社)。

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  • 江戸の風に聞け!
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 100万都市江戸は、隅田川の河口付近に白魚が棲息、空には鶴が優雅に舞っていた。なぜ、そんな世界に冠たる「環境大国」が実現したのか 人の生き方、死に方。江戸期は現代人からみると思わずため息が漏れるほどの「見事な生きざま、死にざま」の人物を輩出する。そんな人物の生き方から江戸の精神風土を探る。 まちがいなく江戸文明には、混迷の二一世紀を生きる私たちへの確かなメッセージがある。
  • 江戸の外交戦略
    -
    1巻1,408円 (税込)
    江戸幕府は、中世以降の中国の冊封体制から離れ「四つの口」(松前、対馬、薩摩、長崎)を中心に独自の国家外交を展開していた。「鎖国」という外交戦略がもたらした江戸の社会の実態を明らかにする。
  • 江戸の気分
    3.8
    病いとは戦わない、顔が信用のもと、神様はすぐそこにいる、米さえ食べられれば……大切なことはみんな落語が教えてくれた! 生き生きと語り継がれる江戸庶民の暮らしと知恵に学ぶ。(講談社現代新書)
  • 江戸の給与明細
    3.5
    1巻980円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【武士と庶民のお金大百科】 いつの世も他人の収入や給料は気になるものだが、江戸時代に生きた人々の収入・給料はどれほどのものだったのか。 上は将軍から下は名もない町人・農民まで、その格差は非常に大きかった。 身分や職業でもまったくちがっていたが、それまでの時代とは異なり、江戸時代に入ると、収入・給料を推定できる文献が数多く残されている。 場合によっては、その明細までわかる場合さえある。 本書は、そんな江戸の給与明細について五つの切り口から迫るものである。 江戸の人々の懐事情をよりよく知ってもらうために、米や土地などの値段を手がかりに、先人たちの給料を現代のお金に換算した。 金1両を12万円と設定したが、江戸時代の物価と現在の物価と比較する場合、何をもって指標とするかでまったくちがう数字が出てしまう問題がある。 さらには、当時は金貨・銀貨・銭貨という三つの貨幣が同時に流通していた複雑な社会であり、正確には推定できない。あくまでも大まかな目安である。 現在の円に換算された金額を知ることで、時代劇を見たり、時代小説を読んだりする際、江戸のお金事情が身近に感じられるだろう。 〈本書の内容〉 ■第一章 江戸時代人のお金事情 ■第二章 有名人の給与明細 ■第三章 武家の財テク ■第四章 才能ある商人 ■第五章 庶民の商才 〈監修者プロフィール〉 安藤 優一郎(あんどう・ゆういちろう) 歴史家、文学博士。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める。おもな著書に小社刊行『幕末の志士 渋沢栄一』をはじめ、『賊軍の将・家康』『お殿様の定年後』(以上、日本経済新聞出版)、『越前福井藩主 松平春嶽』(平凡社新書)、『大名格差』『徳川幕府の資金繰り』(以上、彩図社)、『大江戸の娯楽裏事情』『江戸の旅行の裏事情』(以上、朝日新書)などがある。

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  • 江戸の刑事司法 ――「御仕置例類集」を読みとく
    -
    奉公先の主人の妻「かめ」から恋文を渡された下男の新助、困惑して返したら、「かめ」は傷心の余り自害してしまった……。このとき、新助の罪は? 物の怪に取り憑かれた様子の伝七は、ある日怪しげなことを口走った挙句、兄の定吉に指図して母を殺させてしまう……。彼らに責任能力はあるといえるのか? 「野蛮で乱暴な江戸の御裁き」というイメージの一方で、江戸幕府の役人たちは、法に照らし、先例を検討し、あれこれ悩んで科すべき刑罰を決定していた。この際の議論を記録した「御仕置例類集」から五つの事件を題材に、江戸時代の法的思考を解き明かす。
  • 江戸の刑罰風俗誌
    -
    1巻3,457円 (税込)
    八代将軍吉宗の御定書百箇条を豊富な資料を駆使して読み解く。奉行・与力・火附盗賊改などの諸役、犯罪とそれに対する刑罰を解説。

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  • 江戸の恋文
    -
    尼、後家、下女、他人の妾、女房の妹――それがどんな相手でも、恋をしたらいい仲になりたい。江戸期、そんなニーズに応える「恋文指南書(文例集)」があった。心を?む詞(ことば)、必ず色事ができる文(ふみ)の書き方、口説きテクの伝授、セックス指南まで、内容充実、それはまさに〝恋のテキスト〟だった。「恋文指南書」から読む、江戸の庶民の〈恋文〉文化。
  • 江戸の高利貸
    4.0
    江戸時代の金融の流れを紹介しながら、武士社会になくてはならなかった高利貸の成立と繁栄、金を借りた武士の困窮と借金の棒引きの歴史を丁寧に解説。「粋」や「通」の文化を生んだ金貸し商人の実態とは。 【目 次】 ニッポン高利貸資本論  現代の高利貸  江戸の高利貸 札差の登場  蔵米取と札差  蔵宿師VS対談方 十八大通  幕府の札差援助  御蔵前馬鹿物語  堕落する旗本・御家人 棄捐令  借金帳消しの画策  棄捐令発布 文化・文政の繁栄と天保改革  札差株の下落  化政期の札差文化  天保の札差改革 維新、そして滅亡  蔵米取の消滅と札差業   江戸札差一覧 『江戸の高利貸』を語る 文庫版あとがき
  • 江戸のことば絵事典 『訓蒙図彙』の世界
    -
    わが子の教育のため、絵事典を作ろう──。 江戸時代、京都の儒学者中村テキ斎は、天文、地理、人物、動物、道具、植物など 森羅万象1400項目超を収めた日本初の絵入百科事典『訓蒙図彙』を出版する。 あらゆる語彙を絵解きした未曾有の書物は瞬く間にベストセラーとなり、 子どもからおとな、果てはケンペルや南方熊楠をも魅了することとなった。 『訓蒙図彙』のデータベース化を達成した気鋭の研究者が、 その知られざる魅力を現代に蘇らせる。
  • 江戸の小判ゲーム
    値引きあり
    4.1
    松平定信と経済官僚たちの所得再分配のためのプロジェクト! 幕府も武家も商人もWin-Winの関係だった!? 借金棒引き、貨幣改鋳に込められた真の狙い? 支配-被支配という旧来の歴史認識ではわからない江戸時代の実像に迫る興奮の一冊。
  • 江戸の災害史 徳川日本の経験に学ぶ
    5.0
    電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 江戸時代は大災害が集中した、日本史上でも稀な時期である。 江戸を焼き尽くした明暦の大火、富士山の大噴火、日本史上最大級の宝永地震、度重なる飢饉などの記憶は今も語り継がれている。 一方、幕府や藩、地域社会、家の各レベルで人々が防災に取り組んだのも江戸時代に入ってからだった。 いのちを守るシステムはいかに形成され、いかに機能しなくなったのか。 災害と防災から見えてくる新たな江戸三百年史の試み。
  • 江戸の祭礼
    -
    日本経済の中心である大手町、丸の内を氏子地域にもち、旧魚市場など108の町会の総氏神である神田明神(神田神社)。アニメ文化の発信地である秋葉原が近いこともあって、ラブライブ!シリーズ、シュタインズ・ゲートといった作品の舞台となり、聖地巡礼の場ともなっている。そんな江戸総鎮守、神田神社の歴史にかんがみ、祭祀の始まり、大祓や節分といった季節の行事、成人式、結婚式といったしきたりの創造、御朱印の由来など、神社仏閣、日本のしきたりの大本となった文化をクローズアップ。江戸時代から現代へ連綿と続く伝統文化をひもとく。
  • 江戸の坂 東京の坂(全)
    5.0
    東京は坂の街。「その名は江戸っ子気質そのままで、単純明快、即興的で要領よく、理屈がなくて、しかもしゃれっ気があふれている」。富士を眺められる坂は「富士見坂」、海を望む坂は「潮見坂」、墓地のそばの坂は「幽霊坂」、赤土の坂は「赤坂」、急な坂は「胸突坂」…。東京の坂道と、その名前を見つめると、江戸庶民の暮らしと心が浮かび上がる。東京中を隈なく歩き、古書や古地図を渉猟して、坂道に織り込まれた歴史を辿る。「坂道」研究というジャンルを確立し、いまなお坂道ファンのバイブルと親しまれる古典的名著。本書を片手に散歩すれば、いまも江戸を垣間見られる。
  • 江戸の三大閻魔大王の霊言 ―「あの世の裁判官」の真実に迫る―
    4.0
    知らなかったでは 済まされない 教わらなかったでは 許されない 閻魔大王は実在した。 あなたも死んだら、 “厳しく”裁かれる。 浅草、新宿、そして巣鴨―― その地を管轄する閻魔大王とは、 どのような存在なのか。 その役割から魂のルーツ、 そして死後の行先を決める お裁きの判定基準まで……。 現代人のうぬぼれを叩き潰す “怖い”真実が明らかに。 <江戸の東閻魔大王 ―浅草―> 〇現世利益だけを求める  信仰心は許さない 〇閻魔大王と鬼、そして  死神の関係性とは 〇霊的覚醒の地  「シャンバラ」との  意外な関係とは <江戸の中央閻魔大王 ―新宿―> 〇“グレーゾーン”は  許さない価値観 〇信長、秀吉、家康の  功罪と死後の裁き 〇鎌倉の武士の時代を  背後から指導した 〇閻魔大王は警視総監  であり執行官の役割 <巣鴨の閻魔大王> 〇「年寄りの原宿」を  管轄する閻魔の正体
  • 江戸の財政改革(小学館文庫)
    -
    1巻407円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 経済破綻に陥った日本で、今求められているのは、将来への明確な展望を示す事。人に温かい財政改革を行った江戸時代の名君、名役人を独自の視点で描いた本著は多くの指針とヒントに満ちあふれている。“組織と人間”を主要テーマに新しい歴史小説を発表、次々とベストセラーを生み出す著者が地方行政の側からみた江戸時代の財政改革。藩が立ちゆかなくなった時、藩主や代官はどう考え、動いたのか? 人に温かい、真心ある改革を行った松平定信、保科正之を初めとし、知られざる名君、名役人6人を独自の視点で描いている。
  • 江戸の思想史 人物・方法・連環
    3.7
    荻生徂徠、安藤昌益、本居宣長、平田篤胤、吉田松陰-江戸時代は多くの著名な思想家を生み出した。だが、彼らの思想の中身を問われて答えられる人は多くないだろう。それでも、難解な用語の壁を越え、江戸の時代背景をつかめば、思想家たちが何と格闘したのかが見えてくる。それは、"人と人との繋がり"という、現代の私たちにも通じる問題意識である。一三のテーマを通して、刺激に満ちた江戸思想の世界を案内する。
  • 江戸の終活~遺言からみる庶民の日本史~
    3.5
    天下泰平の世に形成された「家」は肉親の死を身近にし、最期を悟った者は自らの教訓を込めて遺書を記した。それは万感の心情が表れた文章であるとともに、当時の社会が分かる貴重な「史料」である。私たちが教わってきた歴史とは、有名人の業績と大事件のあらましだが、本書では教科書に載らない市井の人々の声に耳を傾ける。遺書という史料を読むことで歴史学を体感しつつ、異なる時代の人生から今に通じるヒントを得る。
  • 江戸の朱子学
    4.0
    中国・南宋の朱熹の思想、朱子学は江戸時代においていかなる機能を果たしたのか――。受容とともに新たな思考が生まれてゆくさまは、従来の体制教学という理解を一面的なものとせずにはいない。とりわけ、朱子学と反朱子学の応酬は結果としてこの時代の思想表現を豊かなものにし、日本の近代化への足掛かりをも作った。本書では、朱子学の骨格から江戸時代における展開、近代化に及ぼした作用までを論じ、日本近世の知的状況を眺望する。
  • 江戸の少食思想に学ぶ ~水野南北『修身録』解題~(小学館新書)
    3.5
    「開運のための少食論」を解説書き下ろし。 高橋源一郎氏推薦「水野南北のメッセージは世界を滅びから救う」 減量のための食事制限でもなく断食健康法でもない。過食・大食をせず、自分の身の程に合った食事の量「腹八分」を守れば、めぐりめぐって「吉」となる──。 江戸時代、そんな“少食・粗食のすすめ”を説いた人物がいる。水野南北──文化文政期に高い人気を誇った観相家だ。その著書『修身録』は、貝原益軒の『養生訓』と並ぶ“食と命の指南書”であり、同書で繰り返し説かれる「食の慎み」と「立身出世」ための少食思想は、過食・飽食の現代にこそ示唆に富む。 「人は天から一生の食を与えられている。これを余計に食べるということは、天に借りを生ずるということだ」 「たとえ天運の人相が悪くとも、当人がその持ち分の食よりも少食で済ませる者は相応の福分を得る」 「本来の天運が良くとも、食を過ごす者であらば、物事に際して障りが出るものだ」 「食あれば命あり。ゆえに少食の者は長寿なのである」 「少しの酒は気の力を増すものだ。血もめぐらせる。しかし多ければいのちを削る」 「立身出世があるかどうか見定めるにはもっとよい方法がある。まず食を減らせ。そしてそれを厳重に定めよ。これを守る者には立身出世があろう」  水野南北自身も、この「少食」を実践していたという。 「わたしは……生涯にわたって米の飯は食わぬこととし、米の形が残るものならば餅も避け、麦の一合五勺をまったく一日の限りの量とし、大の好物の御酒さえ一日一合と定めた。しかしこれはまったく自分の為ではない。世の人の為に食を減じたのだ」 「節食」は「開運」に通ず──その極意を平易な言葉で解説した全編書き下ろし最新刊。 (底本 2024年2月発売作品)
  • 江戸の食卓 美味しすぎる雑学知識
    3.8
    意外や意外!そのグルメな生活ぶりにはビックリ仰天!庶民の定番メニューからそのレシピ、人気レストランの実態、将軍の食生活まで、江戸の「食」に関する極上の話を紹介!

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  • 江戸の食と娯楽
    -
    1巻770円 (税込)
    前半の「江戸の食」では、「買食いの風」「茶屋のいろいろ」「上方と江戸」「鰹・鮪・鰯・鯉・河豚」など食物志から始まり、「蕎麦と鮨」「天麩羅と鰻」など料理の話、一日三食の習慣の由来を考察した「食事の話」を、後半では「茶番」から「大道芸」「小屋芸」へと発展していった「江戸の庶民芸能」の変遷を縦横に語る。万歳、落語、寄席の盛衰、幽霊人形師の話など、興味はつきない。

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  • 江戸の食文化 和食の発展とその背景 江戸文化歴史検定参考図書
    4.0
    江戸時代は庶民も楽しんだグルメ社会だった。 和食が世界遺産に登録され、世界中が注目する日本の優れた食文化。四季折々の食材を活かし、繊細な美意識を体現する日本の食文化を見直そうという動きが強まっています。 一日三食の生活スタイルをはじめ、現代日本人の食文化の基本は、江戸時代に形づくられたものです。また、江戸時代は一般庶民までが「グルメ」に目覚めた、世界でもっとも進んだ大衆文化社会でした。 本書では、寿司や天麩羅・蕎麦・鰻の蒲焼といった江戸時代に誕生した料理の詳細だけでなく、高級料亭から居酒屋・定食屋・屋台まで幅広く発達した外食文化、調味料の発達とその影響などについて紹介。さらには、肥料やハウス栽培の発明などこれらを支えた生産技術の革新、都市住民の食欲を支えた流通事情と特産物の開発、レシピ本やグルメガイドの流行、年中行事や儀礼と食との関係、江戸の食育や食養生といった文化的側面など、食を取り巻く環境全体について多角的に考察します。巻末では現在も営業を続ける食の老舗や名店なども紹介しています。 江戸文化歴史検定の受検にも役立つ、江戸の食文化の総合資料です。【ご注意】※この作品には図表が含まれており、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 ※この作品はカラー画像が含まれております。
  • 江戸の知られざる風俗 ――川柳で読む江戸文化
    -
    江戸川柳は「世相を映す鏡」である。江戸中期、初代・柄井川柳の登場で、一躍、庶民性を得た川柳。そこには、現代人には想像もつかない江戸庶民の生活の実相が、生き生きと描かれている。本書は川柳を鍵として、江戸庶民の知られざる風俗、文化を現代に甦らせた書である。
  • 江戸の時代って本当はこんなに面白い! 学校では教えないビックリ江戸学
    -
    江戸っ子のおもしろエピソード、意外な事実がギッシリ!! 「江戸を訪ねて、明日を知る」ことのできる一冊。

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  • 江戸の女子旅
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『歩く江戸の旅人たち』『歩く江戸の旅人たち2』の女子旅編! 近世は “女子旅の時代”?! 関所を越え、難所を歩き、大河を渡る 情熱とバイタリティ溢れる女性たちを惹きつけた近世女性旅の魅力とは? 旅を楽しむためにかなり頑張ってしまう女性たちの気持ちや姿は、現代でも同じなのかもしれませんが、 近世後期に大流行した旅は歩くことがメインであったため、旅する女性たちが辛い目に遭うこともありました。その女子旅を安全で快適にしたものは何だったのでしょうか。 また、旅費をかけて楽しんだお買い物、名所めぐり、グルメなどを通じて、活発な江戸の女性像を描いてみましょう。
  • 江戸の女性たちはどうしてましたか?
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    「江戸期はみな性愛におおらかで情愛に満ちていた」――なんてことはなかった!? 「幸せなカップルの営み」も「性暴力」も描かれる「春画」。 江戸期の春画をジェンダーで読み替えると見えてくるものとは。 当時の生理用品を再現し、謎のお香を調合、御呪いも試してみたり…… 江戸の性文化を実際に「やってみ」ながら その背景を探る、令和的探求録。 【江戸期のオナホ、試してみたら、すごかった! 】 ・なぜ、セックスのときに「イク」と言っちゃうのか? ・不完全燃焼のセックスを避けるには? ・江戸期のおっぱいはエロくなかったのか? などなど、今も昔も変わらない「性愛の悩み」を 春画と性典物(当時の性愛マニュアル)に探る! 【目次】 ・いまなぜ「春画」なの? わたしたちの「性」を考える春画の世界へようこそ ・江戸期のムラムラするお香は、本当にムラムラしちゃうのか? ・「性器はその人の第2の顔」? 江戸から伝わるアソコと外見の関係 ・もし江戸期にコンドームがあったなら? 根拠のない6つの避妊法 ・恋をしたら「ねずみのきんたま」を陰干し……? 江戸期からみんな願掛けが好き ・なぜ日本人はキスをするのか? 「キス」を紐解く ・江戸期の生理用品「御馬の折り方」再現し使用してみた ・江戸期もセックスの痛みに悩んでいた――むかしの潤滑剤をつくってみよう ・江戸期に手マンを追求した本がある ・セックスの「イク」とはどこへ行く?――性と死の関係性を添えて ・なぜアソコに締まりの良さを求めるのか?――江戸期の秘薬を試してみた ・相手をメロメロにするには? 江戸期に性のハウツー本が広まった背景 ・江戸期のインスタントおもちゃを再現してみた (ほか)
  • 江戸の性生活夜から朝まで Hな春画を買い求めた、おかみさんたちの意外な目的とは?
    -
    「大奥の女性は性欲をどう満たしていた?」……など性風俗からベッドテクニック、有名人の下半身事情がてんこ盛り!
  • 江戸の卵は1個400円!~モノの値段で知る江戸の暮らし~
    3.6
    高級茶漬け19万円、花魁との床入り500万円、将軍の小遣い19億2000万円――!? ドラマや小説でおなじみの江戸庶民の暮らしも、「円」に直すといっそうよく味わえる!
  • 江戸時代の治安と長谷川平蔵。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 25,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の40ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 温故知新という言葉がありますが、先人の知恵を見つけ、またそこから学ぶべき事柄というものは、たくさんあるように思えます。 殺伐として、凶悪犯罪が連日のように報じられる現代。江戸時代の人たちは、どのように治安対策、防犯対策を行っていたのでしょうか。 現代人から見ると、江戸時代の裁判や警察機構は、恐怖政治によって行われる前時代的で、非近代的なもののように見えますが、 そこにはきちんと整えられた法典が存在し、また、それに則って刑は執行されていたのです。 本書では具体的な例を紹介しながら、みなさんを江戸の治安対策の世界へいざなおうと思います。 【目次】  江戸時代の治安対策の実態 町奉行の役割  江戸時代の裁判制度  町奉行の一日 大岡越前の素顔 遠山金四郎の素顔  与力の役割  同心の役割 岡っ引の役割 捕物術とは コラム「わたしの好きな時代劇 影同心」  自身番、木戸番の役割 火付盗賊改の役割 長谷川平蔵の素顔 実録・鬼平事件簿! 鬼平の知られざる功績 人足寄場の設置 コラム「わたしの好きな時代劇 その二 木枯し紋次郎」  治安組織としての町火消 町奉行所の終焉 【著者紹介】 歴史散人(レキシサンジン) 歴史を訪ねて西東。 歴史書の研究から、歴史的史跡を訪ねて旅に赴くこともあります。 最近はまっていることは、古地図を片手に東京の街を散歩することです。
  • 江戸の智恵 「三方良し」で日本は復活する
    4.2
    1巻1,400円 (税込)
    いま、なぜ江戸時代が大事なのか。養老氏・徳川氏いわく、われわれがこの時代の社会に学ぶべきは「人の力」であるという。「世間」に配慮して欲を抑える個人の忍耐や、目上や同僚が仲間を叱咤する習慣の積み重ねが、二百六十年ものあいだ平和と国力を築いた原動力だった。武士も町人も美学をもち、己を律することを知っていた。だからお上の威光は「そこそこ」でよく、行政の実務は町人や農村の顔役に任せた。お触れ(法律)の実施についても、杓子定規ではなく、「目に余る」ときに罰した。法より世間の目が社会秩序を守ることを知っていたからである。翻ってこの十数年、日本では条例・法律や規制の類がやたらと増えている。だが、それで世の中が良くなったかといえば、むしろ悪くなったと感じる方が圧倒的に多いのではないか。風通しの良い社会を築くために、いまこそ江戸の智恵が必要である。グローバル時代に生きるヒントと、日本人の美質を発見する一冊。

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  • 江戸の長者番付
    4.0
    江戸幕府の八代“暴れん坊”将軍の年収は、なんと1294億円! その将軍に勝るとも劣らない1000億円超の年収を稼いでいた人物とは? 江戸きっての大豪商である三井越後屋・三井八郎右衛門の驚愕の収入は? いっぽうで、“宵越しの金を持たない”庶民や、内職が欠かせない下級武士の稼ぎは……驚くべき年収ランキングから、江戸のリアルな生活事情が見えてくる、興味津々の一冊!
  • 江戸の罪と罰
    -
    「下手人」は死刑の一種――なじみのようで意外に知らない近世の刑法、刑罰を、第一人者が体系的に概説し、かつエピソード満載で解説した名著。時代小説ファンも必読。解説=佐藤雅美
  • 江戸の天才数学者―世界を驚かせた和算家たち―(新潮選書)
    3.6
    1巻1,210円 (税込)
    鎖国下の江戸時代、日本独自の数学文化が華ひらく。なぜ男たちは和算に人生を賭けたのか。いかにして世界に先駆ける研究成果を生み出したのか。吉田光由、渋川春海、関孝和、建部賢弘、有馬頼ゆき、会田安明、山口和、小野友五郎……個性豊かな8人の天才たちの生涯から、江戸流イノベーションの謎に迫る歴史ノンフィクション。
  • 江戸の盗賊(一)鳶魚江戸ばなし
    -
    1~2巻550円 (税込)
    江戸以前の盗賊の代表…石川五右衛門、江戸初期の盗賊の代表…向崎甚内(こうさきじんない)、忍びの出の盗賊「乱波(ラッパ)」「出波(スッパ)」にはじまる、江戸前期の興味つきない盗賊史。江戸学の祖、鳶魚(えんぎょ)が語る「江戸の裏側」。

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  • 江戸の都市計画
    -
    東京の“原形”はどのようなものであったのだろうか。本書はまず、日本列島という「く」の字形の島国におかれた東京の地理的位置と、大型河川=利根川水系の谷間にひろがった関東平野という自然環境上の原風景に着眼する。そこからいかに、運河都市・江戸へと発達していくのか。鎌倉時代以前から東京湾地域に活動したひとびと、江戸城と江戸の町の建設プロセス、その途上で消えた「江戸前島」など、水辺を中心に据えて読み解いていく。東京史・江戸史の大家が史料と博識とを存分に注ぎ、川と海の役割を追う一冊。地図多数。
  • 江戸の都市力 ──地形と経済で読みとく
    3.0
    繁栄を誇った未曾有の大都市「江戸」は、どのように造られ、どのようにして人々の暮しを支えていたのか。自然地形を活かして、都市の骨格や、万全の防衛体制が定まったのが江戸の姿であった。天下普請によるインフラ整備や参勤交代などはヒト・モノ・カネの流れを生み出し、水運網の整備は全国の結びつきを強めた。家康が造ったこの町は、そうして経済を刺激し続け、エネルギッシュな大都市へと発展したのだ。本書は、江戸の歴史を地理、経済、土木、社会問題など多視点から見ていくことにより、その本質、発展の秘密に迫る一冊である。
  • 江戸の読書会
    5.0
    近世、全国の私塾、藩校で広がった読書会=会読、その対等で自由なディベートの経験と精神が、明治維新を、近代国家を成り立たせる政治的公共性を準備した。思想史の傑作!
  • 江戸の旗本事典
    値引きあり
    4.0
    時代小説や時代劇に登場する「旗本」。彼らはどのような暮らしをしていたのか? 御家人とはどう違うのか? 三田村鳶魚の最後の弟子が、複雑な江戸幕府の制度をふまえ、これまで誤解されてきた旗本身分を正しながら解説。「徳川家直参」の意味、江戸城中での作法と年中行事、家督相続と隠居、昇進・給与、家計と年収、本家・分家との関係……豊富なエピソードで楽しく読める、歴史・時代小説ファン必携のコンパクト事典。
  • 江戸の発禁本 欲望と抑圧の近世
    4.0
    出版文化が発達した江戸期には、「発禁本」が多数生み出された。ご公儀による出版統制はどのように行われたのか。好色本や戦国歴史物語、仮想戦記など、処分対象となった書物の悲喜劇に満ちた成立事情に迫る! ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 江戸の非人頭 車善七
    3.5
    徳川幕府の江戸では、浅草地区の非人は、弾左衛門配下の非人頭車善七が、彼らに乞食や紙屑拾い、牢屋人足をさせて管理した。善七の居住地の謎、非人寄場、弾左衛門との確執、解放令以後の実態を探る。
  • 江戸の不動産
    3.7
    花のお江戸では不動産ビジネスが花ざかり。武士も、町人も、農家も、こぞって土地取引に精をだしていた──! 江戸を世界一の大都市に押し上げた原動力は、活発な不動産取引だった。大名や旗本は郊外の土地を買い漁り、中心部の土地は等価交換で入手。農民も土地取引に参入し、多額の礼金に悩まされつつ、貸家経営などにいそしんだ。知られざる江戸時代の不動産ビジネスの実態を浮き彫りにする。 【第一章 巨大都市・江戸の土地事情】 家康の江戸入りから、職人町の神田、商人町の日本橋誕生の経緯、そして町が大きく変わる契機となった明暦の大火と、その後の防災計画を紹介。 【第二章 武士の不動産商法】 大名や幕臣は等価交換というテクニックを駆使して、幕府から拝領した土地を活発に売買していた。また大名や旗本は郊外の農地を買いあさり、微禄の武士は貸家経営で生計を立てていた。 【第三章 町人・農民の不動産ビジネス】 関東などで財産を築いた豪商や豪農は、ビジネス拡大と多角化のため江戸へ進出していた。江戸の一等地は商売の拠点となるだけではなく、信用を得るためにも必須だった。 【第四章 幕府の土地を私有地にする裏技】 幕府の御用を勤めていた中野の豪農は、四ツ谷にある幕府の土地に目をつけて、自分のものにしようと目論む。近隣対策や幕府への裏工作の実態に迫る。 【第五章 東京の誕生】 江戸の7割は武家が利用していたため、明治維新により広大な土地が没収され、軍用地や公共施設、学校などに転用された。いまの東京の骨格はこのとき出来上がった。
  • 江戸の古本屋
    -
    1巻3,344円 (税込)
    近世に始まった本屋は、新刊本の版元であるばかりでなく、むしろ古本の取り扱いを経営基盤とした。多様な史料から、仲間組織、商習慣など本を商う実態とその本質をとらえる。
  • 江戸の骨は語る 甦った宣教師シドッチのDNA
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    2014年7月24日.東京都指定の史跡「切支丹屋敷跡」で三体の人骨が発見された.その一体は,新井白石が尋問し,藤沢周平が『市塵』に描いた江戸中期の宣教師(1668─1714)ではないか? 300年の時を経た鑑定が,国立科学博物館ではじまった.最先端の科学をもってすればこの謎は解明できるのか? スリリングな2年数カ月を克明に描く.

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  • 江戸の翻訳空間 新訂版
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    1巻9,900円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オランダ語、中国から流入した唐話(白話・近世俗語)などさまざまな異文化言語との交流の実態を精密に解析し、日本文化の基底と日本語の特性を究明する。

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