絵でわかる地球温暖化

渡部雅浩

地球は本当に温暖化しているのか? 何が温暖化をもたらすのか? 温暖化は何をもたらすのか? 現代科学が明らかにした温暖化のメカニズムを、豊富なカラー図版とともに平易に解説。人間活動が起こす気候変化の科学的なしくみがよくわかる!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 理工
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: ＫＳ絵でわかるシリーズ
• 電子版発売日: 2018年08月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 151MB

[ブクログ · ★★★★☆]

「絵でわかる」 というタイトルほど初見にフレンドリーではない。
ただ、気候と気象・温室効果ガスとその作用・CO2以外の存在など、ニュースで言われている内容や、企業が進めようとしているエネルギーの脱炭素化の背景になる知識を知ることはできる内容だと思います。

・CO2より水蒸気の方が温室効果が高い
・しかし、人間が作用できるのはCO2の排出のみ
・CO2が増え、気温が上がり水蒸気の蒸発量が増えることで更に気温が上がる
・海面の上昇は氷河の融解に加えて、熱膨張による影響も大きい
・異常気象が増え、雨の降る地方は更に降り、降らない地域は更に降らなくなる

このあたりは、無知な私には新たな知識でした。
続きは環境省が解説しているIPCC AR6の解説資料を読もうと思います。