山田俊弘の作品一覧

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作品一覧

2023/04/26更新

ユーザーレビュー

  • 〈絶望〉の生態学 軟弱なサルはいかにして最悪の「死神」になったか
    生態学の基本的概念、生物多様性理解に必要な部分を網羅している。
    知識は全くないが関心があるという層に、誤解や思い込みなく情報を提供している。
    おそらく高校生以上なら理解できる。
    肝になる論文を抑えていて、リファレンスからチェックができるという科学論文の形式に則っている。
    この本の視点から(入門書とし...続きを読む
  • 〈正義〉の生物学 トキやパンダを絶滅から守るべきか
    なんで生物が絶滅する事が悪いの?

    この疑問に対するひとつの解答を提示する本。

    環境保全の理由としてよく挙げられるのが、「生物多様性を守るため」というもの。しかし、生物多様性を守る理由、すなわち「生物の絶滅は悪だ」と考える理由はあまり考えられていない。本書においては、この生物を絶滅する理由を倫理的...続きを読む
  • 〈正義〉の生物学 トキやパンダを絶滅から守るべきか
    生物学の本のようで、歴史や倫理や哲学の本。
    答えがあるわけではなく、この本読んで自分で考える事が大事かと。
    言葉の定義や仮説検証の仕方に、筆者の研究者としての真摯な態度が見えて良い。
  • 〈絶望〉の生態学 軟弱なサルはいかにして最悪の「死神」になったか
    生物多様性の危機の現状が分かりやすく書かれていた。今現在は絶滅しているのは種の1%に満たないが、このままでは将来必ず大きな影響がでる。多様性を取り戻すのに膨大な時間がかかるし、影響に気づいてからでは手遅れという部分はガン治療のようだ。
    本書の最後にあった、人間は倫理的な生き物だから他者尊重と同じよう...続きを読む
  • 〈正義〉の生物学 トキやパンダを絶滅から守るべきか
    「トキやパンダを絶滅から守るべきか」を念頭に、これでもかこれでもかと、仮説を説いていく内容だ。途中、苦しくなってくるが、読み終わった時には、納得感で満たされることになる。

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