BL小説 - プラチナ文庫作品一覧

  • 金欠と愛とズボンの下
    3.0
    秘密の趣味に浸っていた佐藤は、それを高校時代の同級生・長崎に曝かれてしまう。あざ笑われると覚悟するが、彼は熱の籠もった眼差しで見つめられ、佐藤は言われるがまま恥ずかしい体勢で悶えてしまった。その痴態を撮られ、脅迫されて同居することになった長崎を一刻も早く追い出したいのに、今までひた隠しにしていた趣味の姿を彼に見つめられると、陶酔を覚えて……。
  • 脱いだら凄い嶋崎さん
    3.7
    製薬会社勤務の有紀は、偶然出会った素晴らしい肉体美の嶋崎に一目惚れする。その“凄さ"が忘れられずにいたが、なんと彼は同じ会社に勤める研究員だった。だが再会した嶋崎はぼさぼさの髪に無骨な眼鏡、悪趣味な服装の冴えない姿。おまけに婚約者に捨てられ、EDになってしまったそう。突飛な言動をするものの純朴な彼の助けになりたくて、恋愛指南をする有紀だったが……。
  • 修羅の華
    -
    僧院で修行に励むアーシャは、欲深い座主に目を付けられ世話係に任じられた。幼馴染みのカードマのため、身を任せる決意をするが…。
  • 従者にあらず
    4.2
    パン屋のホルガーは、毎晩やって来る客の魔法使い・ロテールが気になっていた。無表情で無感情な彼に戸惑うものの、その惨憺たる食生活を聞いて、放っておけなくなる。拒絶するロテールを「親切の押し売りだ!」と説き伏せ食事をさせ、頑固で面倒な奴と思いつつも、せっせと世話を焼いた。そして酔ったロテールが露わにした脆い素顔に、たまらない気持ちになって抱き締め……。
  • 働くおにいさん日誌
    3.8
    1~4巻649~737円 (税込)
    恋人の九条夕焼が店主を務めるフラワーショップの二階に、すっかり居着いた医師の大野木甫。九条に「甘やかす権利」をフル活用され、むずがゆいほどに甘い日々を送っていた。甫の弟でコッペパン専門店を営む遥も、甫の部下である深谷知彦と仲良く暮らしていて……。そんな四人の日常、ちょっと覗いてみませんか? サイト連載ブログを改編+書き下ろし番外編も収録のお楽しみ本!
  • 飛鳥沢久道のジレンマ
    3.7
    かつて陸上選手だった鈴輝を、スポンサーとしてずっと応援してくれた飛鳥沢久道。彼の秘書となった鈴輝は、恩を返すためにも一生懸命尽くそうと思っていた。頼りがいがあり格好いい久道に、憧れは深まるばかり。だが、お勧めと言って連れて行かれた店で、驚くべき彼の素顔を知ってしまう。それまでのイメージが崩壊し、鈴輝は大混乱する。おまけに、仕事中にもセクハラされて……!?

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  • 青ひげ公の婚礼
    3.7
    俳優の奏真は、繰り返し見る幻影の死体にそっくりな男・ジンに拉致され監禁されてしまった。婚姻を強要されて、新郎となったジンに犯されたが、どうにかして逃げようと新妻の役を演じて隙を窺っていた。だが自分に異常に執着する彼の眼差しに、すべてを暴かれたように感じ始める。演じているのか、それとも愛されたいと自ら望んで奉仕しているのかも分からなくなっていき……。

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  • ラブ・ブラッド-テンペストの悲劇-
    -
    善神の眷属クルースニク──淫猥な両性具有で、男の精で飢えを満たす杏理は、悪神の眷属が狙う?諏三兄弟を守るため、彼らの家に居候していた。杏理を守り、精を捧げる騎士のクリサリスとソリストスもやって来て、共に使命を果たそうとする。けれど、恋着を隠さないソリストスとは対照的に、密かに将来を誓い合ったはずのクリサリスの気持ちが分からず、杏理は不安に陥り……。

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  • 神和ぎの我が手取らすも
    -
    宗教団体に勤める馨は、「神和ぎ」として教祖を癒す役割を担っていた。務めを果たせなければ、教祖の側近・葛城に折檻される。身寄りのない馨を引き取ってくれた教祖への恩返し、そう思ってきたが、務めの度に心が打ちのめされるようだった。そんな時、取材に訪れた太田と出会う。なぜか馨に興味を示す彼に戸惑うが、あたたかな感情で包み込むようなその腕に、涙がこぼれて……。

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  • 信じるままに愛したい
    3.6
    犬猿の仲の同僚・嘉和に、「好きと言わせる」賭けの対象にされたことを知った正巳。誰にでも愛想の良い嘉和が、なぜ自分だけそれほどまでに嫌うのか理由を聞きたくて、告白してきた彼に思わず「友達なら」と応じてしまう。そうして始まった付き合いは険悪だった。けれど徐々に打ち解けていき――突然、キスされた。熱のこもった嘉和の眼差しは賭けのためなのか、それとも……?

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  • 吉原艶情
    3.7
    特高警察の桐守は、酔い潰れたところを異邦人の男花魁・翡翠に介抱され、夢うつつのまま快楽を与えられた。国粋主義の桐守は屈辱に震えたが、吉原での調査に彼の手を借りるうち、その心と身体の温かさにどうしようもなく惹かれていく。しかし異邦人は排除の対象。特高に目を付けられた翡翠は、捕らわれてしまう。庇った桐守も捕らわれ、死と隣り合わせの牢中でふたりは──。

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  • 愛の呼ぶほうへ
    3.0
    政治家の父を持つ揺は、幼馴染みの正信に長く想いを寄せていた。だが不正献金が取り沙汰され、父の代わりに秘書である正信の父が逮捕されてしまう。償いたいと正信を訊ねた揺だったが、求められたのは、捌け口として体を差し出すことだった。犯され体は痛みに震えても、心は想い人に抱かれて喜びを覚える。恨まれていると知りつつも、揺は彼の元に通うことを止められず……!

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  • 鏡の国のファントム
    4.3
    料理に携わる仕事がしたいと、上京した上野雅紀。しかし、理想とは違い、仕事は居酒屋の厨房でアルバイトで、その日暮らしをしていた。そんな中、母が倒れ、なんとか金銭面だけでも助けたくなった雅紀は、人の紹介で身体を売る決心をする。客と間違えた男に暴力を受けた雅紀は、待ち合わせのホテルから追い出されそうになるが、身なりのいい紳士に助けられる。その男、藤崎玲央もまた客ではなかったが、一週間で雅紀を買おうと言いだし──。

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  • 下僕には極上ミルクを
    4.3
    化粧品メーカーの御曹司・祐貴は、営業の坪井の匂いにそそられ、発情してしまう。普段の傲慢さとは裏腹に被虐の性癖がある祐貴は、彼の匂いと激しさを気に入り愛人にすることに。坪井が恋人になりたがるのは面倒なものの、そのフェロモンの商品化も進み、公私ともに充実していた。だが祐貴のささやかな乳首には極上の美味を生み出す秘密があり、その妙なる味を狙う男が現れて……!?

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  • 10メートルの楽園
    3.7
    生花店店長の明宏は、本社所属の無口なフラワーアーティスト・楓が気になって仕方がない。彼の創る綺麗だけれど儚いデザインがその孤独を表しているようで、切なくなるのだ。少しずつ距離を縮めて楓の無防備な表情を垣間見るようになると、明宏は自分の恋情に気づく。叶うはずのない想いを告げる気はなかったが、社内の人間関係に落ち込む楓の頼りない仕草に、思わず……。

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  • 先生はダメな人
    3.4
    卒業生である臨時教師・篠原に制服を借りた千裕。昼休みを一緒に過ごすようになるが、何を考えているのか分からないのに時々優しい篠原に翻弄されてばかり。それに、借りた大きめの制服は移り香がして、なんだか気恥ずかしい。そんな落ち着かない気持ちに答えを見出した矢先、篠原の採用期間が終了となってしまう。「俺とつき合って、先生」篠原の家に通い始めた千裕だったが…。

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  • 終わりのない片想い
    3.6
    「ずっと一緒にいよう」と約束した幼馴染みの雅義と陽翔。高校卒業を機に、陽翔はいつしか恋慕に変わった気持ちを告白するが、振られてしまう。傍にいるのが辛くなった陽翔は、気持ちの整理をするため一年という期限付きで雅義から距離を置く。想いを忘れようと努めた一年後、再会した雅義は変わらず一番の親友として誰よりも陽翔を大切に扱う。募るばかりの想いが苦しくて……。

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  • 冗談やめて、笑えない
    3.5
    地味顔で存在感ゼロの友を可愛いと言ってくれるのは、幼なじみの一夏だけ。そんな一夏の口利きで、苦学生の友は彼の経営するホストクラブでバイトをしている。指名ゼロで成績は最下位だけど、綺麗で優しい一夏に恋をしている友は傍にいられるだけで幸せだった。けれど友が客のAV会社の社長・和田に気に入られ、指名されるようになってから、一夏の様子がおかしくなり――!?

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  • きみのはなし、
    4.1
    高校の同級生で、今は仕事仲間の飛馬と海東。飛馬は人付き合いが面倒で、一人でいるほうが楽だったが、海東だけは傍にいても苦にならない空気のような存在だった。そんな彼からたまにされるキス。海東の想いを知りつつも深くは考えず、いつか飽きるだろうと飛馬は好きにさせていた。ゆるゆると続いた関係だったが、海東が突然、結婚すると言い出したことで変化していき……。

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  • 飛鳥沢総帥のタブー
    4.0
    飛鳥沢グループの若き総帥・飛鳥沢雅庸のスキャンダルを探る、極貧フリーライターの竹内元樹。運よく飛鳥沢邸への潜入に成功するものの、秘密を知られたと誤解した雅庸に口止めとして犯されそうになる。しかし彼は童貞で、挿入に失敗。かっこよく威厳があって――という雅庸像が崩れゆく中、さらにとんでもない秘密が発覚するが、竹内は情けない雅庸に愛おしさを感じはじめ!?

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  • 熱傷
    4.0
    四代目彫里を名乗る彫師の宮原環は、突然拉致され、宇和島組組長・宇和島志堂に刺青を施すことになる。強引な男に振り回され、苛立ちを募らせる環だったが、表面上は冷静さを崩さずにいた。だが仕事柄隠しているヤクザ嫌いという本音を見抜かれ、心を乱す。他の客とは何かが違う……宇和島に興味を持った環は、その「何か」を確かめようと男の誘いに乗り、抱かれてしまい――!?

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  • ご主人様はタマを猫可愛がりする
    -
    兄のトラブルに巻き込まれ、オークションに出品されてしまった高校生のタマ。優しそうな外見に反し、超がつくほどSな白鳥絆に競り落とされ、調教されることに! イタい躾に反発するけど、最後には気持ちよくなって戸惑うばかり。イイ子にしてると、優しく慈しんでくれる絆の傍は心地よくて、絆の特別になりたいと思いはじめる。だけど、やっぱり俺はペットでしかないの…?

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  • 凍える月影
    4.3
    縹国に使いとしてやってきた僧侶の月永は、世俗を離れた身でありながら、その美貌ゆえ国主・義康の寵愛を受けるようになる。だがそれこそが月永の謀略であった。月永は家族の仇を討つため、何も知らずに正道を歩む異母兄――義康を穢そうと身体を開いたのだ。義康を禁忌の関係に堕とし、国を滅するべく罠を仕掛けていく月永。だがそれは義康の中に眠る獣を目覚めさせてしまい…。

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  • きみのハートに効くサプリ
    3.7
    サプリ商品の開発に悩む製薬会社の研究員・透は、移動販売車のカレーが気になり通い詰める。他人を心に踏み込ませまいとする自分が、店主との「また明日」という“約束”につい微笑んでしまうことに驚きながらも。だが偶然町中で件の店主・芹沢と会い、酔った透は悪癖のまま彼を押し倒し、無理に関係を持ってしまう。あげく過去のトラウマから泣き出したところを慰めてもらい……。

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  • SIZE
    3.0
    日替わりでセフレと会う日々を送っていた大学生の理津は、偶然自分を捨てた元恋人の流星と再会した。理津は彼を憎んでいるのに、流星は以前と変わらぬ優しさと温もりで接してくる。それに戸惑い、蘇る恋心を抑え込もうとした理津は、今後はセフレとしてなら会ってもいいと言ってしまった。しばらくそんな関係を続けていたある日、流星が二人きりで一週間過ごせと言ってきて……。

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  • 愛は執淫の闇に啼き
    3.0
    新月の日、発情する体。奇妙な体質を持つ一族の当主・秀士は、自分が幼い頃から従者を務める透に、淡い想いを抱いていた。だが、彼が望む道を諦め、やむなく自分に仕えていること、そして「従者」とは発情した当主の体を慰める為の存在であることを知る。透の未来を奪った上、汚れた役割を押しつけるわけにはいかない。絶望の中、透を従者の任から解放するため、距離をおこうとするが…。

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  • 雪降る夜に愛は蕩ける
    3.0
    チェスク国で医師として働く成海は、自分の担当患者を見舞いに訪れたアルフォンスと出会い、食事に誘われる。聡明なアルフォンスに好感を抱いた成海だが、突然愛を囁かれ口づけられてしまった。婚約者がいるにもかかわらず、傲慢に迫ってくる彼の態度に憤るが、成海はどうしても拒みきれない。どうせ遊びに違いないと思っているのに、情熱的な彼の言葉に心が揺れ始めて……。

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  • 匣男
    4.1
    狭いところに入りたい──。旧財閥の跡取りで船舶会社副社長の風宮にはおかしな性癖がある。秘書となった幼なじみの祐一朗は、その唯一の理解者で支配者であった。家族に萎縮し、仕事の重圧で心が壊れかけていた風宮は、デスクの下で祐一朗の足下に蹲り安寧を得る。薄闇に包まれた狭い空間は、安らぎと同時に恍惚感をもたらした。まるで祐一朗の執着に閉じ込められたようで…。

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  • 恋の依頼
    3.0
    見知らぬ男に拉致されかけた大学生・双葉。助けを求め駆けこんだ探偵事務所の主・北村に事件の調査を依頼したことから、彼との同居が始まる。慣れない生活に戸惑う双葉だが、探偵と依頼人という関係を越え、自分を守ってくれる北村に惹かれていくように。--でも、契約が終了すれば、彼とのつながりも終わる。切ない想いで限られた時間を過ごす双葉を、新たな危機が襲い…!?

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  • 幸せのデセール
    3.7
    会社社長・鷺宮栄利の家に料理人として出張した隆治は、突然体の関係を持ちかけられる。セフレが複数いる男なんてごめんだと断るが、栄利はなぜか「君をもっと知りたい」と言って迫ってきた! それ以来、的はずれながらも懸命にアプローチしてくる栄利の様子に、隆治も愛しさを覚えていく。そこへ、隆治に未練のある元彼が現れ、別れたなんて認めてないと言い始めて――!?

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  • お花屋さんに救急箱
    4.4
    生花店店主の九条と、「お試し中」の恋人関係となった医師の甫。自他共に厳しく生きてきた甫は、九条に癒され愛され尽くされて、甘やかされる心地よさを教えられた。少しずつ心を近づけていくふたりだったが、九条のかつての片思いの相手が現れたことで、すれ違いが生じ始める。生真面目な甫は思い悩んだあげくに…。甫の弟・遥の恋模様を描く『意地っ張りのベイカー』も収録!

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  • 黒い太陽と復讐者
    3.0
    亡兄の仇がサウディンの王族だと知った圭二。復讐を誓い、サウディンに恨みを持つ首長アデル・ラビンに援助を請うた。失った寵童の面影を求められ、気まぐれでいて残酷なアデル・ラビンに弄ばれるが、やがて過去の遺恨に囚われている彼を切なく思い始める。己もまた復讐の一念で繋がっている上、身代わりでしかないと想いを戒めていた圭二だったが、ついに復讐の時が訪れ…!

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  • お医者さんにガーベラ
    4.2
    自他共に厳しい医師の甫は、溺愛する弟と恋人になった部下の仲を見せつけられ、やけ酒で泥酔した。路上で寝込んだところを生花店店主の九条に拾われた甫は、「あなたを慰め、甘やかす権利を僕にください」と笑顔で押し切られ、添い寝までされてしまう。かいがいしく世話をされ、真っ直ぐ好意を告げる九条の優しい手に癒される甫。それでも己の寂しさ、弱さを認めまいとするが…。

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  • 華の涙
    3.0
    震災で家族を亡くした乙也は、売られた奉公先で暴行されそうになったところを、家の跡取りである一威に助けられる。一威の計らいで病に伏せる次男・文紀の世話係となり、恩に報いようと懸命に仕えた。しかし兄に異様な愛着を示す文紀に、自分の身代わりとして一威に抱かれろと命じられる。誠実でいつも優しく見守ってくれる一威に心を寄せていた乙也だったが、文紀の情念に操られるかのように彼を誘惑しようとした。軽蔑の眼差しで拒絶されても、服を脱いで一威の前に跪き──。

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  • 閉ざされた常世【イラスト付】
    -
    「神子は閨においてヤマヒコに隷属するもの」古き因習が支配する寒村で生まれ育った兄弟、楓と昭宇。昭宇は、村の神子に選ばれて以来、自分を冷たく拒絶するようになった異母兄の楓に憤り、昏い情念を募らせていた。そんなふたりの運命は20年に一度の大祭を前に狂い始める。神子と対をなし、その身体を思うがままにできる存在「ヤマヒコ」に昭宇が選ばれたのだ。昂ぶる感情のまま、復讐のように兄を犯す昭宇だが、楓の真実の想いと、自分たちを待つ残酷な村の掟を知って…!?

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  • 熱砂の国の甘い罠(ハート)【イラスト付】
    3.8
    父の仕事を手伝って一流ホテルを訪れた怜央は、そこでアラブの族長であるカミールと出会う。しかも互いに瞳を奪われ、一瞬で恋に落ちてしまった。カミールから毎日愛を囁かれて戸惑う怜央だが、惹かれる心は止められない。「でも、彼はもうすぐ国へ帰ってしまう」切ない想いを秘めたままカミールと結ばれ一夜を過ごすが、次に目覚めた場所はカミールの母国だった!! 承諾も得ずに連れてきたカミールに腹をたてるも、怜央は二週間だけという約束でアラブでの生活を始めるが…。

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  • はじまりは甘い嘘【イラスト付】
    3.0
    「俺を恋人にしてよ」弁護士の亜貴は行きつけのバーで、アルバイトの圭吾に突然告白された。9歳も年下の男となんて上手くいくわけがないと思いながらも、圭吾の押しの強さと好みの外見につられて、付き合ってみることに。すぐに拗ねたかと思えば、大人のような一面も見せる。そんな圭吾が亜貴の中で「お試しの恋人」から「本気の恋の相手」へと変わり始めた頃、一通の脅迫状が届く。さらに同じタイミングで、圭吾に不審な行動が増えてきて……。

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  • 白衣は愛で作られる
    4.0
    研究バカで人嫌いの布袋は、避妊具の開発に夢中。なのに新しい営業課長の市井を見た途端、仕事を放って逃げだした。かつて彼の愛が信じきれずに、デキ婚して失踪し、彼に合わす顔がなかったのだ。だが市井に「もう二度と逃がすつもりはないから」と捉えられてしまう。『理由』あって今でも彼の手を取れない布袋は、嫌われる為に奇行を繰り返した。今日も避妊具テストと偽って押し倒してみたのだが、逆に咥えられちゃって!? 変態プレイも厭わない彼の愛を、体で知るハメに--!!

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  • 月は執愛の闇に濡れ
    4.0
    新月の夜に、淫らに変化する身体。その不思議な体質と特殊な力ゆえ、目立たぬように生きてきた温士。だがその日常は、かつて想いを寄せながら、手ひどい裏切りで遠ざけてしまった秀由岐と再会した瞬間に終わりを告げた。怒りも露わな彼に怯える温士は、有無を言わせぬ強引さで捕らえられ、淫らな責め苦で嬲られる! 制御の利かない自分の体が怖い――。だけど、一番怖いのは、今以上に秀由岐に憎まれること。抑えきれない恋慕と、自らを縛る運命に屈し、囚われの身になることを受け入れたが!?

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  • 貴公子の誘惑 薔薇の純潔
    -
    中世ヴェネツィアの美貌の青年貴族・アルフィオは、元首を襲おうとした少年ルキアスを捕らえる。反元首派に利用されている彼は、元首の腹心のアルフィオに対し、敵意をむき出しにした。だが仔猫みたいな強がりについ嗜虐心をそそられ、与えたのは快楽という尋問。無垢な蕾に媚薬をまぶし、疼く身体を冷たい指で舌で煽り立てた。「ほしければ、名乗ればいい。簡単なことだろう?」甘く囁き、彼の脆くなった矜持を突き崩す。だが語りだした彼の正体は「あの人」の忘れ形見で…!?

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  • くちびるを濡らす恋の雫
    4.3
    偶然の再会。逢いたかった!けど、遭いたくなかった?だって今の自分の生き方を決めた、忘れられない男だったのだ!!テキトーに要領のいい聡は、高校時代に一方的に知っていた堅物の蔵元の息子、四條と専門学校で親友に。四條の真っすぐさが煩くて、大好きだった。卒業の夜、獣じみた慾情で日本酒の芳醇な匂いの唇を舐め噛みそして…!あの陶酔も熱も衝撃も落胆も消化されないのに、男前に磨きがかかった四條はムカつくほど爽やかだ。だが今の四條にも実は…。

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  • インモラルな契約
    3.0
    「契約を交わした以上は、どこで抱こうが俺の勝手だろう?」身体を報酬に、新鋭建築家の響誠に依頼を受けてもらう、それがIT企業の社長・北條の決断だった。リビングの床で、昼間の社長室で──年下の男の淫らな手管に啼き悶える屈辱。しかし、響誠の思わぬ優しさや建築に対する情熱に触れ、彼のことをもっと知りたいという思いが湧き起こる。そんな自分に戸惑う北條だが、淫靡な条件を突きつけた響誠の意外な本音を知り……。傲慢な情熱に揺れ動く、ミダラな契約関係。

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  • ~おっぱぶクラウン~ 王様の遊戯場
    3.0
    雄っぱい好きの癒しの場“おっぱぶクラウン”。その日、ママを務める室山は、乳首突きが特技なオーナー・長谷を警戒していたにも拘わら裸の胸を晒してしまった。すると長谷はその乳首を凝視し、「なんて理想のおっぱいなんだ……!」と歓喜に震えた。以来、日参する長谷に説かれる室山。けれど、どんなに熱心に口説かれても、体(主に乳首)だけが目当てなように思えて……。
  • 皇帝と盗賊
    4.8
    拉致された皇帝シエラは、両性具有である体を晒されたあげく、館に幽閉されていた。守護者であるはずの神の助けもない。だが神の代わりに、館を襲撃した双子の盗賊ラドとエドに助けられる。権力ではなくシエラ自身を望まれ、二人がかりで愛されて知った悦楽と人の温もり。やがてシエラは、二人を従えて帰還し──!
  • 新妻と獣な旦那さま
    3.3
    攻め入った隣国の兵を退け御武王と名乗った銀狼は、褒美として皇族の花嫁を求めた。異国の神だというものの、狼と契りを交わすことに皇族達は怯えた。そんな中、皇族の末端に連なる瑞宝は、自ら嫁ぐ決意をする。そしてこまやかな気遣いを見せる御武王と、徐々に心を通わせていく。だが夜に現れる彼の影だという男に、獣形である御武王を受け入れるためと、淫らに体を開かれて……。
  • 子犬なハニー
    3.0
    過保護な兄の出張中、兄の勤める会社の社長宅へ居候することになった小鷹。鋭い眼差しながら、包容力のある社長・賢信に惹かれて…。
  • 閑雅なエゴイスト~極道学園潜入日誌~
    -
    麻薬調査のため極道が通う極東学園に潜入したが、学園に君臨する生徒会長・東雲に、ネコ可愛がりされてしまう秋哉。一番怪しいのは彼なのに、クールな態度の裏に寂しい素顔が見えて、疑えなくなってしまう。だが突然来訪した東雲の父から衝撃の事実が―。それに打ちのめされ、ひどい言葉を投げかけた秋哉に激昂した東雲は、本性をむき出しにし組み敷く。性感に爪立てる愛撫に啼き咽び、淫らな嬌声を上げさせられても、側にはもういられないと秋哉は思い詰めていて。
  • 狂おしい戒めの虜
    3.0
    金で買われた体。春規は清冽な美貌を喘がせて、運命を呪う。雄の機能を無くした分おぞましい男の獣じみた視線を浴びながら、羞恥にまみれて蜜を滴らせるはしたない己の体を憎む。表向きはその男の秘書として、嬲られ続ける春規は、ある夜、密かに憧れていた冷徹な若きCEO、安芸津に痴態を晒してしまう! 翌日、正気に戻り蒼ざめる春規に、安芸津は「君は二億円で私の物になった」とだけ、告げる。結局安芸津も同じなのか? 絶望する春規に安芸津はまるで―。
  • 小説家はイジワルに恋をつづる
    3.0
    熱海の温泉宿に連れ込まれ、学ランでご奉仕させられて―。必死、でも抜けてる出版社の新人・弘貴は、大人気作家・須賀に「新作のため」懸命に尽くしていた。憧れの先生だから、傲慢な命令にもときめいちゃうし、美しい氷の瞳で見下げられ嬲られてもジュクジュクになっちゃう。でもこっそり原稿を覗くと、熱海も学ランもないエグくて暗い話が。やっぱり学ランは彼の趣味? 何か意味があると信じたかったが、須賀の過去が明らかになると彼は一転…!? ハートフルなおばかラブ。
  • わがまま王子のパルファン
    3.0
    素直でポジティブな祐介が、心の底にしまい込んだ棘。それは、高校時代の尊大な態度と美貌の先輩、鷺宮真理に嬲られ、泣き喘ぎながら恋を知った瞬間の哀しくて苦しい棘だった。8年後、二人は天才パフューマーと会社の命運を背負った営業として、思わぬ再会をする。気づくと、祐介は美しく激しい瞳に射抜かれながら、身悶えする悦楽に蕩かされ─! 蜜で搦め捕るような濃厚な愛撫とは裏腹に、真理は冷ややかに嘲笑いながら「お前が──代償に自分を差し出したんだ」と囁くが!?
  • 詩に濡れるくちびる
    3.0
    『玉門…に、ぴちゃゝと……指を…』薄桃色の唇から淫語が零れた。言葉通り、佳蓉の子爵・千玲の秘所に、遼太郎の指が潜り込む――。書生だった彼は、英国へ渡り大成し、借金の見返りに千玲に猥褻本音読という辱めを課した。以前は潔癖すぎて、英詩を語り合う程親密だった彼の想いを、認められなかった千玲。だが今は卑猥な言葉を発するたびに、躰が熱を帯びる。執着を孕む彼の視線に、身奥を炙られる。そんな淫らな変化が怖い。千玲は渡英し、爵位を捨てても逃げようと企てたが…。
  • 彼と彼氏の秘密
    3.7
    愛してるだけ。誰にも渡せないだけ。そこに潜む、くるおしいまでの執愛と泣きじゃくる純情と蕩け堕ちるいやらしさ。ただ君だけのために。秘密はただ君へ向かっている──。嵐のようなイジメが始まって半月、成海は突然目隠しをされて体育倉庫に連れ込まれた。苦痛だけの凌辱。誰かわからない恐怖。理不尽には屈しないはずの成海が頽れ縋ったのは、家柄と美貌、そして優しさで学園に君臨する裄彦だった。たったひとりの味方。しかし凌辱はエスカレートし成海もまた…!?
  • 雄峰の風、四海の明浪
    -
    聖帝即位直後、山客の明漣は謎の賊に襲われ、都人・飛鷹に助けられる。都へ帰る彼と旅を始めるが、賊はまだ狙っているらしい。飛鷹の迷惑にならぬよう山へ帰ろうとするも、彼の腕が引き留める。「おまえは俺と都へ行く。いいな」絶対的な誘引。同時に桜色の唇を強く吸われ、しなやかな身体に指を滑らされて、快感に明漣は頷いてしまう。だが都に向かうのが、そんなに重要な事なのか。彼を信じたいけど、その後の空々しい態度にも不審が募る。疑問だらけで明漣は逃亡を企てるが…!?
  • 快楽報酬
    3.7
    研ぎ澄まされた美貌と一流の腕を持つ証券会社ディーラー、秦部直弥は、あるクラブで、圧倒的な存在感を持つ斉木にいきなり肌をまさぐられる! 隠していた熱い被虐の肉欲を暴かれ、フルネームと所属する部署名まで言い当てられてしまう。斉木の意図も分からず、ホテルに引きずり込まれた直弥は、羞恥と苦痛の歓びを叩き込まれていく。なんでこんなにイイのだろう? 愉悦で拘束された体の中では灼熱が悶えくるう!! 愛と支配と慾情が絡み合う二人の運命は─?
  • アラビアン・ルビー~紅鳥は夜に舞う~
    -
    情熱の紅髪の踊り子・アイリンを金にあかして買い上げ、初蕾を散らしたのは、王弟・ギルスだった。恩人の借金返済に必死の覚悟のアイリンだったが「踊ってはならぬ」という命令にだけは従えない。踊ることは生きることと同じと抗うと、ギルスに甘く巧みな手練で篭絡された。躰芯を熱い剛直に炙られて、最後の誇りまで熔け落ちる。でもどんな贅沢よりも、自分は踊りたい。訳を話せと詰め寄っても、王の息子捜しに忙しいギルスは、抱きしめるばかりで相手にしてくれなくて…。
  • 彼は閣下に囚われる
    4.0
    制服を乱され嬲られても屈しまいとするルスラン。「強情だな。身体だけでも蕩かしてやる」だがその矜持も、最奥を暴かれ悦楽に堕ちた。癒えぬ傷を抱えた心は、置き去りのまま──。秘密警察長官・ルスランに、公爵のユーリは革命家だと密告があった。ユーリはかつての親友で恋人。しかし彼の裏切りで心を閉ざしたルスランは、冷徹な長官閣下として辣腕を振るう。牢獄へ捕らわれても昂然とするユーリに鞭を振り上げ!? 革命家の情熱×閣下の凍り付いた恋心、すれ違った想いの行方は…?
  • タイムリミット
    3.5
    甘い蜜滴る体で雄を食い締め、貪欲に求める魅惑の副社長・潤一郎。だけど恋人の葛西は仕事人間で、なかなか濃密な時を過ごせない。「もっと愛さないと…リストラしてやる」と、不満な潤一郎だったが、占拠事件に巻き込まれ人質となってしまう。しかもその首謀者は、かつて潤一郎を淫獄に陥れた男。あの時そこから救い出してくれたのは葛西だった。そして今回も必ず──彼を信じ、嬲られても毅然と耐える潤一郎。その愛に応えるべく葛西は…。剛しいら・やまねあやの書き下ろしあり(ハート)
  • 夜とオレンジの果汁
    4.0
    家に帰れない夏以は、友人の別荘で賄いをすることに。そこに完全無欠(性格除く)な譲がいた。泥棒と間違われて、初対面は最悪だったが、つい意識しちゃう位好みのタイプ。その譲が「あんな奴やめて俺に乗り換えろよ」と迫ってきた。焦れる程執拗な愛撫と耳元の熱い吐息が夏以を悶えさせる。思わず愛されてると、勘違いしかけたけれど。ホントは譲の大事すぎて手も出せない、最愛の人の存在には気づいてる。自分は身代わりでしかない。でも伸ばされる指が甘熱く、抗えなくて…。
  • 不誠実でわがままで
    4.0
    天才肌ながら、奔放で無遠慮な物言いをする久坂。そんな彼の下、研修医の目賀田は「こぶたちゃん」と呼ばれ、意地悪にからかわれては振り回されていた。だが目賀田は、久坂の才能を尊敬している。密かに恋してもいたが、地味で不細工な自分が彼に相手にされる訳がないと諦めていた。なのに、その気持ちを弄ぶように「気まぐれだけど抱いてあげる」と、ちょっかいを出され……。

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  • 可愛くて、どうしよう?
    3.9
    世界一可愛い! そう断言できるほど、宇雪は幼馴染みの嵐のことが可愛くてならない。恋心を自覚してはいたが、無邪気にくっついてくる彼に避けられるのが怖くて、気持ちを抑え込んでいた。なのに、庇護すべき存在だと思っていた嵐が、いつの間にか自分から離れて進路を定めていると知りショックを受ける。おまけにキスされ触られて、嵐の思わぬ男らしさに怯えて泣いてしまい……。

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  • 転げ落ちた先に
    3.8
    全裸で、抱かれた痕跡を残す身体──酔い潰れて目覚めた翌朝、鈴木は愕然とした。かつては美貌と才能で女王様扱いされていた。けれど身体を壊して、すっかり面変わり。身の回りにも無頓着に過ごす自分に、今更欲情する男などいないはずだった。その部屋の主・渥美は新任の上司で、有能な男前。なんで俺!?と真意が分からずにいたが、以来、強引ながらも甲斐甲斐しく構われて……。

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  • くろねこ屋歳時記 壱の巻
    3.9
    1~2巻628円 (税込)
    Canna Comics『くろねこ屋歳時記』に続く、小説版『くろねこ屋』!路地裏に佇む邸宅内にある、隠れ家カフェくろねこ屋。美味しいお茶や食事が楽しめる瀟洒な店内からは、素敵な庭が望めます。店長のヒイラギは生真面目でポーカーフェイスだが、実は不器用なだけ。恋人であるオーナーのネコヤナギは、そんな彼が愛しくてならないようで……。パティシェのタンジーと高校生エイスケの初々しい恋などの他、四コマ漫画も収録。あたたかな恋が彩る歳時記をどうぞ──。

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  • 不埒なおとこのこ
    3.7
    官能小説編集者の鈴浦は、ホテルで目覚めて愕然とした。全裸であらぬところが痛い、そして隣には年下の小説家・柊が寝てる!? 彼の背中に縋って揺すぶられた記憶に蓋をして、なかったことにしたい鈴浦だったが、その素っ気ない態度にしょんぼりする柊に罪悪感が募る。その上、無邪気なのか確信犯なのか判別できない意味深な彼の言動に翻弄され、不覚にもときめいてしまい……。

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  • 銀狐の想い人
    3.0
    十二年ぶりに帰郷した潮は、初恋の相手・慧と再会する。白狐信仰のある村で、銀髪ゆえに狐神の子と噂されていた潮に慧は屈託なく接してくれた。かつて潮はそんな彼に恋し、拒絶されたのだ。再会した慧を前に潮は、なおも色褪せない恋を自覚する。けれど神子を務める彼は素っ気なく、諦めずに会いに行く潮に、自分を忘れて村を去るなら、一晩だけ好きにしていいとまで言って……。

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  • 地角の衆生
    4.0
    夜ごと仲間を探して啼いていた鵺は、人間に足を射られてしまう。ところがその人間は、痛みと怯えで泣く鵺を連れ帰り、手当てをしてくれた。その人間、寛慶は鵺を厭わなかった。傍に置いて、頭を撫でたりしてくれる。ずっと欲しかった温もりが嬉しくて、鵺は彼の傍にいたいと思い始める。そして、寛慶もまた癒えない寂しさを抱いていると知った鵺は、思わず彼を抱きしめて……。

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  • 恋の味
    3.8
    初めて訪れた酒場で店主の丈太郎と出会った芳人。人見知りなはずだったが、その料理を食べた途端すっかり彼に懐いてしまった。それほど好みの味だったのだ。その後、自然と休日を共に過ごし、食事を作ってもらうようになっていく。年下なのに、さりげない気遣いをする丈太郎との時間が嬉しくて仕方なかった。そんな時「あなたと、つきあっているつもりだから」とキスされて……。

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  • 兎島 ~黒と白のうさぎ~
    3.8
    六年前に突如体が男でもあり女でもあるものへと変異し、祟りを噂され生まれ育った島を出た白兎。帰郷後、幼なじみの道郎との淫夢に罪悪感を感じていたが、彼に求められ夢中になった。だが、妖しい青年・黒兎に同胞と呼ばれ、快楽に耽る夢を見て不安に苛まれる。やがて白兎は、黒兎が多情多淫の神で自分の中に封じられていると知った。その黒兎が目覚めようとしているらしく……!?

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  • ご褒美には恍惚ミルクを
    4.0
    サウスボーン伯ウィリアムは、資産家の佐貫から相続税肩代わりの申し出を受ける。だがその代価は、「おっぱいミルク」だった。実はウィリアムの乳首は、絶頂と同時に白い液体を滲ませるのだ。佐貫は、至福の味であるそれを追い求めてきたという。搾乳機で執拗に乳首を刺激され、彼の目前で射精してしまったウィリアム。屈辱のあまり佐貫を追い返したものの、支払いの目処は付かず…。

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  • きみのハートに刻印を
    3.4
    やられた……最高だよ、俺の子猫ちゃんは!カリノ製薬の打錠室に勤める草太は、「俺の子猫ちゃん」と呼んで何かとちょっかいを出してくる研究員の梅枝が嫌いだ。けれど、大きなプロジェクトに共に携わり、仕事への真摯な姿勢が格好いいと思い始めた。そんな時に告白されてキスをされ、その切なげな表情に彼の本気を知る。大切にされていることにも気づいて、面映ゆいが嬉しかった。なのに、梅枝の裏切りが発覚して……!?

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  • 愛を囁くピアニスト
    5.0
    配達先で、麗しい王子のような桜若に一目惚れした生花店の北川。「町のお花屋さん」である、自分のフラワーアレンジメントを気に入ってくれたのも嬉しかった。仕事を依頼されて桜若が人気ピアニストだと知るが、北川にとって彼は可愛い魔性の男でしかない。煽ってはぐらかす桜若に翻弄され、気持ちは高まるばかりだった。そして晴れて両思いに! ところが、桜若はバリタチで……!?

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  • 狼たちの遊戯
    4.3
    警察学校で学ぶ巡警試補生ソジュンのルームメイトとなったのは、曰く付きのマフィアの御曹司ユーリであった。蠱惑的な彼の存在感に、ソジュンは気圧されそうになる。けれど凄惨な過去を捨て巡警試補生として新たな人生を歩もうとするソジュンは、それに屈するわけにはいかなかった。たとえ、サディストな本性をあらわにしたユーリに犯され、屈辱の中で被虐の性を暴かれても──!

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  • 追いかけようか?
    3.7
    無口で無愛想なカフェ店員の立花は、常連客の西条に告白した。何の期待もしていなかった。ただ、この想いを伝えたかっただけ。だからその後も懸命に平静を装っていたのに、なぜか西条は何かと構ってくる。食事に誘われたりと、一緒にいられるのは嬉しいけれど、からかわれているようでつらい。「好きにならなければよかった」精一杯詰ってみても、西条はなんだか嬉しそうで……。

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  • ここにいようよ
    3.6
    日和が一人で切り盛りするたいやき店の裏の家に、朗らかな笑顔のカメラマン・陸が引っ越してきた。住み着いていた野良猫の親子をその大きな手ですっかりなつかせた陸は、やがて店を手伝ってくれるようになる。将来への不安に駆られていた日和だったが、一回り年上の陸に甘やかされ、自分が彼の手で撫でられる猫になったような気がした。陸の手はあたたかくて、気持ちよくて……。

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  • 剣の誇り
    -
    理想の世を築くため、そしてなによりも恩人の山科のため鷲尾は誇りを抱いて刀を振るってきた。次の任務は、異国の武器商人であるレキシントンの護衛となり、彼が敵となる場合は斬ること。しかし──「愛人になるというのなら、傍においてあげようか」鷲尾の誇りを嘲笑うレキシントンに、辱められてしまう。務めを果たさんと屈辱的な快楽に耐える鷲尾に、レキシントンは……。

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  • だけど、ここには愛がある
    3.5
    ナルシストの佐宗は自分が一番好き。それを知った上で付き合う悠馬は、ウエディングドレス姿で陶酔する佐宗に抱かれて写真を撮らされたりと、振り回されてばかり。けれど、佐宗自信の次、二番目に好かれていればいいと思うほど、彼のことが好きだった。なのに、佐宗の従弟がが居候したことで二人の仲がぎくしゃくし出した矢先、その嗜好を理解し彼に好意を抱く人物が現れて……。

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  • かわいい彼
    3.5
    親友の弟である高校生の朋久と同居することになった作家の日和。もどかしいほどに遠慮がちだった朋久が、一生懸命に自分を慕い、屈託のない笑顔を向ける度に愛しさが募っていく。だが可愛いと思っていた彼のキスに翻弄され、男としての想いを告げられても、過去のトラウマから自らの気持ちを認めることができなかった。それでも、真っ直ぐに想いを伝えてくる朋久の瞳に抗えず……。

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  • 積木の恋
    4.4
    恵まれない生い立ちから恋愛詐欺師となった蓮は、恵まれすぎている男たちの金を巻き上げることに、なんの罪悪感もなかった。次のカモにと狙ったのは、総合病院の長男である医者の加賀谷。呆気なく騙され蓮に夢中になる加賀谷を、内心馬鹿にしていた。なのに──生真面目で真摯な愛情、穏やかな逢瀬。加賀谷と過ごす優しい時間に、知ることのなかった感情が湧き起こるが……。

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  • こわくて優しい天使長様
    3.8
    天使長ルシフェルの養い子ノエルは、天使でありながら、黒髪に黒い翼を持って生まれてきた。忌み嫌われるノエルをルシフェルだけが守り、愛してくれる。ルシフェルもまた、無条件に信頼を寄せるノエルに癒されていたのだ。互いが唯一の存在として寄り添っていたが、天使長の権威を損ねるとしてノエルが天界を追われ、翼を折られてしまう。ルシフェルは激怒したあげく──!?

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  • ラブ・ブラッド―テンペストの到来―
    3.0
    ?諏家に居候することになった杏理は、善神の眷属クルースニク──両性具有で、生き血と男の精により飢えを癒す存在であった。悪神の眷属クドラクを征する使命をおび、狙われやすい特別な血脈である?諏家の三兄弟を守るためにやって来たのだ。だが、月齢に影響される体は飢えを覚え始める。長男イシュトに体の秘密を知られてしまうと、貪婪な性欲は抑えきれず……。

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  • きみは王子様の恋人
    3.0
    華やかな笑顔と人当たりの良さで、「王子」の異名を持つ羽住は、後輩の奈津川を避けていた。かつての家庭教師である羽住を追いかけて入社してきた奈津川は、ことあるごとに愛の告白をしてくるのだ。煩わしいはずなのに懐いてくる大型犬のような眼差しを眩しく感じてしまい、そんな自分に苛立つ羽住。ふたりきりの残業中、初めて聞くような切ない声で告白され、キスをされて……。

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  • 誘い
    3.3
    親の再婚により弟となった洸貴と同居を始めた有也は、彼への恋心を押し殺すのに必死だった。だがある日、酔った有也は洸貴に介抱され、キスされた。普段は有也を邪険にする洸貴が、正体をなくしたその肌に触れ欲情している──。込み上げる歓喜と背徳の想いに怯えた有也だったが、翌朝、酒に弱く酔うとすぐ寝てしまって記憶がないと、洸貴を誘うような嘘を口にしてしまい……。

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  • ふたりのはなし。
    4.2
    元同級生で今は仕事仲間、そして恋人同士となった飛馬と海東。「絶対に幸せにしてやる」そう言って、海東の長かった片思いを受け入れた飛馬だったが、新たな関係に踏み出そうとして困惑する。恋人ってなんだ──? 海東は変わらずキスをするだけ。それ以上は触れてこようとしない。友だちだった頃には信じられた海東の心がわからなくなり、苛立ちを募らせ不安に陥った飛馬は……。

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  • 彼をさがして
    4.0
    エリートサラリーマンの勝倉に拝み倒され、恋人となった容姿も性格も地味な相馬。つきあい始めて一年、徹底的に甘やかされた相馬は、我が儘な女王様のようになっていた。そんな中、下僕扱いしていた勝倉が事故に遭い、記憶を失ってしまう。さらに優しくてヘタレだった勝倉は、相馬を見下し、傲慢で性格も最悪な男に豹変していた。だがそれが勝倉の本性だったと知り――!?

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  • 禁縛
    4.2
    緊縛師の龍地のもとを歌舞伎役者の草矢が訪れる。梨園の御曹司である草矢は、縛られることへの欲望を秘めていたのだ。女形として美しくあることを求められる自分を縛り上げ、追い詰めて崩してくれる龍地を草矢は欲さずにはいられなかった。だが、肉体だけでなく、魂までも縛り包み込む絶対的な支配に恍惚となった草矢は、名門の柵からの解放と同時に龍地に縛りつけられ……。

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  • 明日、恋する祈り
    4.3
    誰もが振り返るような美青年なのに極度の人見知りである琉生は、SNSで運命の出会いをした。素敵な容姿と目映いオーラを纏った『なるみ』というアバターに! あの人と付き合えたら――などと妄想しつつ彼と親しくなっていく琉生だったが、偶然入ったカフェで、店員・竹端に内心怯えつつもドキドキしてしまう。強引だが優しい竹端と憧れのなるみと、揺れる気持ちに琉生は……。

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  • ふるえる恋の声
    3.8
    極度のあがり症の高校生・深澤由樹には好きな人がいる。相手は自分と正反対の自由奔放な同級生の境浩之。遠くから眺めているだけでよかったのに声が好きだと言われ、境と友人のような関係が始まる。けれど境を前にすると喋ることすらできず、近づかれると逃げてしまう始末。そんな自分に嫌気がさしていた由樹は、偶然境の想い人の存在を知り、彼の前で涙を零してしまい――。

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  • 彼に棲む獣
    3.0
    人と交わり、変化する獣をテーマとするものばかり集めた図書館を手伝う千佳也は、無愛想な利用者の凱が気になって仕方がない。ある日、得体の知れない化け物に変貌した知人に襲われ凱に助けられた千佳也は、彼の異能を目の当たりにする。先祖が喰らった獣神のなれの果てが身の内にいると教えられるが、その「獣」は千佳也の匂いに惹かれ、凱の理性をも危うくさせるらしく……。

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  • 夢から醒めた恋人は
    3.8
    金持ちの男性の『愛人』をしている笠原良は、現在の雇い主である鳴海佳哉との関係を終わらせようと考えていた。傲慢で、仕事にしか興味のない最低な男――そう思っていた矢先、鳴海が突然記憶を失ってしまう。一刻も早く記憶を取り戻すために協力を余儀なくされる良だが、別人のように優しい鳴海にひどく困惑する。やがて、記憶のない彼に好意を抱いている自分に気付くが……。

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  • 手錠
    2.3
    救急外科医の松浦は、突然男に攫われる。その男・祐司に連れて行かれた廃ビルの一室には、彼が忠誠を誓う兄貴分の毛利が撃たれて横たわっていた。脅されるままに処置を施した松浦だったが、解放されず、祐司と手錠で繋がれてしまう。繋がれたまま食事をし、風呂に入って眠る――やがて、常に繋がれたその異常な関係を異常と思わない、奇妙な熱がふたりの間に生まれていき……。

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  • フェチなふたり
    -
    天然で色事に疎い藤田京介は、スキンシップ過剰な男・葛西英士にナンパされる。笑顔に魅せられ、誘われるままデートに応じるが、英士の体臭を嗅ぐとなぜか身体が熱くなって興奮がおさまらない…! 逞しい腕に触れられて愛を囁かれ、発情を抑えられなくなった京介は、英士への恋心を自覚する。急な展開に戸惑いつつも一夜を共にするが、英士の秘密を知ってしまい――!?

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  • これで終わりと思うなよ
    3.0
    セクハラによって勤め先をクビになり、やる気をなくしたデザイナーの新原。香水店の店長・国枝に突然「惚れてもいいか?」と告白されても、小綺麗な外見だけに惹かれたのだろうと、喧嘩っ早い性格のまま撃退していた。懲りずに迫ってくる国枝に辟易としていた新原だったが、彼が惚れ込み、立ち上げる香水ブランドのデザインを任せたいと望んだデザイナーが自分だったと知り……。

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  • 秘密の幼なじみ
    3.0
    全寮制の男子校に在籍する織人は、生徒会長の大河と幼馴染み。けれどそれは秘密だった。呉服店の息子である織人は、着物姿だとしっとり美人なのに制服だと地味に見えてしまうので、大河と親しくすると彼のファンクラブの反感を買いかねないのだ。人目を憚りながらも、織人は大河が自分にだけ見せる優しい表情を見るのが好きだった。ところが傍迷惑な転校生がやって来て……。

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  • 狼たちの秘密
    4.6
    猟奇犯罪専門チームの刑事・ソジュンは、マフィアの幹部であるユーリと愛人関係にあった。被虐的なソジュンとサディズムを隠しもつユーリは、互いの複雑な立場と感情を受け入れ、逢瀬を重ねていた。一方で繁華街で起きた凄惨な殺人事件の捜査に追われるソジュンは、ユーリの助言をもとに犯人に近づいていく。そして犯人の加虐性に気づいたソジュンはある人物と接触し――!?

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  • 愛欲契約
    3.3
    クスリを盛られたモデルの譲加を助け、疼く体をまさぐって犯した男・海良。所属事務所の新たなオーナーとして譲加の前に再び現れた彼は、「君を、作り変えたい」と、愛人契約を持ちかけてきた。先の仕事への焦燥からそれを受け入れるが、海良はまるで愛しているかのように譲加に尽くし、可愛がることを歓びとする。体奥を掻き回される悦楽と共に、心までも乱された譲加は……。

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  • さみしがりな腕の中
    3.7
    雨宿りに入ったガレージで眠りこんでしまった実守は、有名玩具メーカー社長・宰堂の屋敷で目を覚ます。世話になったお礼に家事をすることになり、子供の頃から大切にしているぬいぐるみが宰堂の手がけたものだと知る。嬉しくなる実守だが、玩具を心底嫌っているという宰堂に戸惑う。しかし宰堂のそっけない優しさに触れるうちに、もっと彼のことを知りたいと思い始めて…。

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  • 誘惑スイッチ
    4.0
    北斗サイエンス研究所主任の恭祐は、潔癖で融通のきかない性格。一方、部下の伊永は男前で実力もある人気者。妙に恭祐を慕ってくる彼だが、コンプレックスを刺激されるので気に入らない。ところが、社員旅行で行った神社で不思議な光を浴びてから、恭祐の体に異変が。なぜか、伊永を見ると発情してしまう!? いつの間にか彼を誘惑している自分に気づき、恭祐は愕然とするが――?

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  • 猫のためいき。
    3.8
    雑貨店でアルバイトする坂上雅は、なにかと絡んでくるので嫌っていた店長の灰原志郎から突然「好きです」と告げられた。嫌悪されることを覚悟しながらも、恋情と欲を抑えられないと泣く志郎が切なかった。過去の恋にたくさん傷ついてきた志郎は格好いいのに泣き虫で、雅は彼をその孤独から守りたいと思い始める。心をほどきながら、ふたりは少しずつ想いを寄せていくが……。

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  • 愛犬生活
    -
    大型ワンコ系高校生・千里と一緒に暮らすことになった一弥は、嬉しそうに尽くしてくれる彼と過ごすうちに、惹かれていく自分を否定できなくなっていく。しかし、千里が男の自分を好きになることはないと知る。それでも千里を幸せにしてやりたい。一弥は金銭事情で千里が諦めている大学進学を実現させようと、彼の父親に抱かれ、資金を出してもらうという条件を呑んだが……。

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  • オレンジドロップ
    3.3
    対人恐怖症の優也は、近所の居酒屋で働く倫太郎の無邪気さが一番恐い。しかし、道で酔いつぶれた優也は彼に拾われ、無理矢理デートさせられることに。しかも帰り道に突然キスされ、今まで以上に倫太郎を意識してしまう。狙ったかのように優也の前に現れる彼に徐々に慣れ、自分にだけ笑いかけてほしいと思い始めた矢先、二人の過去に繋がりがあったと知って――。

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  • 淫愛の甘い罠
    3.3
    「金が返せないなら、玩具になって働け」ある朝、勤め先のドアを開けた晴樹に突きつけられたのは、傲慢な男・久鬼からの命令だった。 知らぬうちに会社は倒産し、莫大な借金を押しつけられていた事実――。愕然とする晴樹は捕らえられ、卑猥な調教を受けることに! 激しい淫虐に晒され、羞恥と屈辱の中で憎しみを募らせる毎日だったが、ふとしたことから、彼が自分に向ける、熱を帯びた視線に気づいてしまう。玩具に過ぎない自分に、なぜ? 混乱する晴樹に、さらに「危機」が訪れて…!?

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