詩に濡れるくちびる

丘群さえ / 水名瀬雅良

『玉門…に、ぴちゃゝと……指を…』薄桃色の唇から淫語が零れた｡言葉通り､佳蓉の子爵･千玲の秘所に､遼太郎の指が潜り込む――｡書生だった彼は､英国へ渡り大成し､借金の見返りに千玲に猥褻本音読という辱めを課した｡以前は潔癖すぎて､英詩を語り合う程親密だった彼の想いを､認められなかった千玲｡だが今は卑猥な言葉を発するたびに､躰が熱を帯びる｡執着を孕む彼の視線に､身奥を炙られる｡そんな淫らな変化が怖い｡千玲は渡英し､爵位を捨てても逃げようと企てたが…｡

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: プランタン出版
• 掲載誌・レーベル: プラチナ文庫
• ページ数: 272ページ
• 電子版発売日: 2023年01月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 13MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

あれ？言わせるのも言葉攻めって言うんだっけ？
それより、下克上ですよね☆
お坊ちゃまは頑張り屋さんです。アッチでも（コラーｖｖ


5.22