先生はダメな人

渡海奈穂 / 小嶋ララ子

卒業生である臨時教師・篠原に制服を借りた千裕。昼休みを一緒に過ごすようになるが、何を考えているのか分からないのに時々優しい篠原に翻弄されてばかり。それに、借りた大きめの制服は移り香がして、なんだか気恥ずかしい。そんな落ち着かない気持ちに答えを見出した矢先、篠原の採用期間が終了となってしまう。「俺とつき合って、先生」篠原の家に通い始めた千裕だったが…。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: プランタン出版
• 掲載誌・レーベル: プラチナ文庫
• ページ数: 272ページ
• 電子版発売日: 2013年12月06日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

「追いかけようか？」が結構面白かったので同じ作者さんということで読みました。
タイトル通り、ダメな大人の話。
先生が生徒に手を出すからダメな人なのかと思いながら読みましたが、ダメ具合はそんなものではなかった！
全体的にふんわりとした雰囲気でかわいらしい話でした。
最後の展開がちょっと急な印象があり、先生もセリフで言ってましたが、もうすこしゆっくりと関係をつないでいってもらいたい話でした。ページ数の問題かなぁ。そこが残念でした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

可愛らしいお話なのか？ちょっと悩む感じの微妙なキャラでした。篠原はちょっと不思議系というか面倒な奴なんでしょうね。彼の頭の中はよう分からない構造してるみたいなので、千裕が勝手にグルグルと悩んで振り回されている感じでした。可愛いけれど、萌えがたり無い･･･感じでした。腐二人の会話とか面白かったから、楽しくは読めましたけれど。

[ブクログ · ★★★☆☆]

教師×生徒だけど、蓮は臨時講師で、千裕と付き合う頃には採用期間が終了したのもあって本業の小説家に戻っちゃうから、あまり教師×生徒ものってかんじではない。それに”ダメな人”って教師なのに生徒に手を出しちゃうからなのかと思ったらガチなダメな人だった…ｗでも蓮、割と好きです＾＾ 潔癖なのか、自分のパーソナルスペースに親すら入れるの嫌っていう相当生き難そうな人なのだけど、そんな人が千裕だけは平気っていう特別感が萌えます。千裕が蓮のこと小説家だって気づかなかったり、名前の読み知らなかったことに拗ねてたってのがかわいかったｗ