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死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録
平凡な僕が唯一他の人と違うこと。それは人の死を予告する幻影を見る力があることだ。僕が幻影――【彼ら】について知っていることは3つ。1、【彼ら】はやがて訪れる自らの死の瞬間を、何度も繰り返し続けている。2、【彼ら】の姿が濃くなるほど、死の瞬間は近い。3、【彼ら】は死の運命から絶対に逃れられない。――これは全てを諦めていた『僕』が、死の未来を背負う『君』と出会い、運命に抗うため奔走する物語だ。 -
嘘を愛する女
大手食品メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(演:長澤まさみ)は、研究医で優しい恋人・小出桔平(演:高橋一生)と同棲5年目を迎えていた。由加利が結婚を意識し始めたある日、桔平はくも膜下出血で倒れ、意識不明の状態で病院へ運ばれてしまう。訪ねてきた警察官は、さらに由加利に衝撃の事実を告げる。桔平の所持していた身分証類はすべて偽造で、職業はおろか名前すら、すべてが「嘘」だったというのだ。 「あなたはいったい誰?」 騙されていたショックと、彼の正体への疑問を拭えない由加利は、私立探偵の海原(演:吉田鋼太郎)に依頼し、桔平の身元調査に乗り出す。やがて、桔平が書きかけていた700ページもの小説が見つかる。そこには、誰かの故郷を思わせる描写や、幸せな家族の姿が描かれていたのだった。小説の舞台が瀬戸内海のどこかであることをつきとめた由加利は、桔平の秘密を追うことに・・・・・・。 なぜ桔平はすべてを偽り、由加利を騙さなければならなかったのか。 そして、彼女はいまだ病院で眠り続ける「名もなき男」の正体に辿り着くことができるのか――。 長澤まさみ、高橋一生 共演で話題の映画『嘘愛』を完全小説化。小説で明かされるもうひとつの真実とは――。 ◆◆◆◆ 2018 年1 月20 日(土)ROADSHOW 映画『嘘を愛する女』 出演 長澤まさみ 高橋一生 DAIGO 川栄李奈 黒木瞳 吉田鋼太郎 監督 中江和 c2018「嘘を愛する女」製作委員会 ◆◆◆◆ -
かなりや
高校生の広海は、祖父である大和尚の仕事を手伝っている。 ある日、同級生のサチがお寺にやってきた。 ふたりは次第に親しくなるが、彼女は母親との関係に苦しんでいて――東北の町を舞台に、人生につまずいてしまった人たちが再び歩き始める姿を描く、凛としたやさしい物語。 -
伴侶の偏差値
「好き」だけじゃ幸せになれない女のリアル。 真紀と佳乃と未央は、大学時代の女友達。35歳になった3人は、真紀は独身、佳乃は子育てに追われ、未央は夫と別居して一人暮らしを満喫中と、それぞれの道を歩んでいる。 母と二人暮らしの真紀は、母親に彼との結婚をせっつかれ落ち着かない日々。とはいえ、今おつきあいしている彼が、一生をともに歩む伴侶としてベストなのか答えが見つからないまま時は過ぎゆくばかり。この人と結婚したいのか、それともただ結婚しておいた方がいいと思っているだけなのか、揺れる35歳独身女性の心理をリアルに描き出す。自由奔放な暮らしがうらやましく見えていた未央にも、家庭生活が充実しているように見える佳乃にも、実は深い悩みがあることを知った真紀。女の本当の幸せって何?最後に真紀が下した決断は……? -
いとの森の家
福岡市内の団地から緑に囲まれた小さな村に引っ越してきた加奈子は、都会とのギャップにとまどいながらも、次第に自然の豊かな恵みに満ちた暮らしに魅了されていく。 そして、森で出会った素敵な笑顔のおばあさん・おハルさんと過ごす時間の中で、命の重みや死について、生きることについて、考えはじめる――。 深い森がはぐくんだ命の記憶を、少女のまなざしで瑞々しく描いたあたたかな物語。 第31回坪田譲治文学賞受賞作。 -
蟋蟀
読めばクセになる、吃驚の11ストーリーズ。 先生、これから連続側転するから見ててください――。 そういって、大学研究室で働く女性秘書は、高層ホテルの最上階のバーで、結構なスピードで部屋の隅から隅までくるくるとまわり始めた。そんな奇怪ながらも有能な彼女に惹かれた准教授はある日、求婚を申し出るのだが、彼女は研究室に珍奇な両生類の水槽を設置したまま、行方知らずとなってしまう(「あほろーとる」)。 ほかにも、馬、河童、蟋蟀、猫など様々な生き物をモチーフに、日常と非日常の境界線をのびやかな筆致で揺るがす、読めば読むほどクセになる11の物語たち。 -
風ヶ丘五十円玉祭りの謎
夏祭りにやって来た、裏染天馬と柚乃たち風ヶ丘高校の面々。たこ焼き、かき氷、水ヨーヨー、どの屋台で買い物してもお釣りに五十円玉が含まれるのはなぜ? 名作『競作 五十円玉二十枚の謎』をモチーフに挑んだ表題作ほか、“若き平成のエラリー・クイーン”が日常の謎に挑戦。学食のすぐ外に放置されていたどんぶりの謎を鮮やかに解く「もう一色選べる丼」、吹奏楽部内でのトラブルを描く「針宮理恵子のサードインパクト」、さらに天馬の妹・鏡華の華麗な謎解きを加えた全5編。『体育館の殺人』『水族館の殺人』に続くシリーズ第3弾は、痛快推理連作集。/解説=村上貴史 -
真夜中のパン屋さん
*――――*★*都会の片隅に、真夜中にだけオープンする不思議なパン屋さんがあった*★*―――――* あたたかい食卓がなくても、パンは誰にでも平等に美味しい。 。*。・.。心地良い居場所を見つける物語。.・。*。 謎多き笑顔のオーナー・暮林と、口の悪いイケメンパン職人・弘基が働くこの店には、パンの香りに誘われて、なぜか珍客ばかりが訪れる……。 夜の街を徘徊する小学生、ワケありなオカマ、ひきこもりの脚本家――― 夜な夜な都会のはぐれ者たちが集まり、次々と困った事件を巻き起こすのだった。 家庭の事情により親元を離れ、「ブランジェリークレバヤシ」の2階に居候することになった女子高生・希実は、“焼きたてパン万引き事件”に端を発した失踪騒動へと巻き込まれていく……。 -
ミツハの一族
未練を残して死んだ者は鬼となり、村の井戸の水を赤く濁す、そう言い伝えられている北海道・白石村小安辺。このままでは水源は涸れ、村は滅んでしまう。未練の原因を解消し、鬼を常世に送れるのは、“ミツハ”と呼ばれる八尾一族の「烏目役」と「水守」の二人のみ――。大正12年、烏のように黒々とした瞳を持つ、帝国大学医学部に通う八尾清次郎に報せが届く。烏目役の従兄が死んだと。墓参りのため小安辺に赴き、初めて水守の屋敷を訪ねた清次郎は、そこで美しい少女と出会う。過酷な運命を背負わされた二人の姿を鮮烈に描いた連作ミステリ。/解説=太田忠司 -
窓の女
『窓の女』7編からなる短編集。990年代に書かれたもの。女性の心の中にありがちか感情を余るところなく描き出す。バラエティに富んだ作品集だ。 表題作の「窓の女」は、隣のアパートの窓から覗く水商売の女が子供心にきれいに映る。突然、数日間姿を消し、そして戻ってきたときには背中に刺青のある男と戻ってくる。少女の垣間見る大人の淫靡な世界。「手伝い求ム」はある家庭にお手伝いとして入り込んだ女の企み。「私だけの音」深夜路上に止められたポルシェの排気音に官能的な疼きを感じる人妻。「盗みかえし」高校時代の恋人が主人公の同級生の女と結婚することを聞き、二人の婚約を破局させようとする。うまくいったかのように見えたが……。「日傘のトン子」ジーパンとTシャツ姿でいつも日傘を差しているトン子は映画の小道具係だ、映画の助監督の恋人がいるが、その助監督に女優がちょっかいを出したことから、穏やかならぬ心境になる。「水の中の小さな太陽」はプールサイドで再開した幼馴染。彼女はサラリーマンと妻としてアメリカ生活を終えて帰国、二人の子供がいる。もう一人は独身で銀座のホステス。家庭生活の不満を聞きながら、結婚は女にとって強い砦だと実感する。「黒い電卓」計算高いホステス。新しい男ができると電卓を取り出し、何やら計算を始めるという。 -
色女
シティホテルの高層階の部屋の窓から夜景を眺める28歳の石野浩子。木村裕一には妻がいることを納得ずくで始まった関係も1年半になる。木村は罪悪感につきまとわれ関係を解消したいと考えていた。しかし今夜、浩子を後から抱きしめ「縛ってみたいんだ」と囁くと、彼女の全身が一瞬にして熱くなるのが伝わった。ふたりは単なる不倫の関係から別の関係になれるのか……(「色女」)。表題作をはじめ、最後の一線をめぐる最高の女友達との夜、マンションの管理組合で知り合った四十歳と三十七歳の既婚者同士など8組のスリリングな恋模様を描いた、切なく苦い、だけど最高に甘美な作品集。本書は、徳間書店より刊行された「横好き」を改題したものです。 -
ラブオールプレー
中学の時ひょんなことからバドミントンを始めることになった水嶋亮。 オファーを受けて進学した名門・横浜湊高校には文武両道イケメンエースの先輩をはじめ、無敵の双子ダブルスに、クールな帰国子女など個性豊かなチームメイトたちが。 かけがえのない仲間を得た水嶋は、さらなる高みへと挑んでいく! 三度のメシよりバトミントンな超純粋高校生たちを瑞々しく描いた青春バトミントン小説。 【解説/大矢博子】 -
ばんぱいやのパフェ屋さん
中学生になった少年・高萩音斗は、小学生時代から「ドミノ」と呼ばれてからかわれるほどすぐ倒れる貧血・虚弱体質に悩んでいた。 そんな彼を助けようと「隠れ里」からやってきたのは、すこぶる変わった遠縁の親戚たち。 彼らは札幌の商店街で、深夜営業のパフェバーを営み始めて・・・。 北の都を舞台に、個性的な3人のイケメンたちと、音斗をめぐる物語。 おかしくてちょっぴりほろっとするハートフルストーリー! -
回想のぬいぐるみ警部
殺人現場に遺されていた、パンダの特大ぬいぐるみ入りの段ボール箱。被害者とは別人の名前で伝票も用意されており、集荷直前に何者かに襲われたらしい。音無美紀警部が、なぜぬいぐるみの購入店で直接配送を頼まなかったのか、をヒントに捜査を進めると、被害者の意外な人間関係と真相が明らかになる――。ますます冴える推理と美貌で周囲や事件関係者を驚かせる音無警部と、その部下たちの活躍を描く全5編。だが、少しずつぬいぐるみへの偏愛ぶりが周囲にも知られ始めて……。新たに強烈キャラクターも加わりパワーアップした、ユーモア本格推理〈ぬいぐるみ警部〉シリーズ第2弾。/解説=松尾由美 -
ピースメーカー
伝統的に運動部と文化部の仲が悪く、いざこざの絶えない校内で、双方の架け橋となって平和をもたらす「ピースメーカー」。 その実態は放送部の凸凹コンビ。 放送中や録音中には誰も近寄れなくなる放送室は、秘密の話をするにはもってこい。 二人は放送部ならではのワザや、時にはちょっといけない方法を駆使しながらさまざまな問題を解決していく。 作中に次々と流れる懐かしい音楽も楽しめる、ちょっとノスタルジックな青春ストーリー。 -
オール・マイ・ラヴィング
14歳の少女とビートルズの物語。 「オール・マイ・ラヴィング」とビートルズは歌う。 聴いていると、だんだんわたしは内側からわたしではなくなっていく。外側にくっついているいろいろなものを振り落として、わたしは半分わたしではなくなる。ビートルズに染まったわたしとなる。 《最初から最後まで、この本のあちこちからビートルズがこぼれてくる。ほんとうにこぼれてくる。本を閉じても、まだ聞こえる》――(江國香織・評) ビートルズ日本武道館公演――50年前の「あの時代」を等身大の少女の目で見つめた感動の少女小説。夜行列車で、ビートルズ日本公演を観るために家出して東京へ向かう少女の姿に、思わず目頭が潤む。 -
猫の形をした幸福
それは、悲しい予感に満ちた、あふれるほどの幸福。 傷を負いながら生きてきたふたりが結ばれ、新しい生活に一匹の子猫を招き入れる。 ふたりの愛が育まれるとともに、子猫はおとなになり、そして―― たまらなく愛おしく、そして切ない、魂の絆の物語。 -
審判の日
神の再臨はキリスト教のもっとも聖なる約束。いまこそ再臨が実現しなければ信仰は失われてしまう。科学は今や創世から終末まで、神なしのストーリーを作りつつあるのに、宗教が何もしないではすまない――。キリスト研究者の間で囁かれてきた「背徳の説」をクローン技術で蘇らせ、「復活」と「新たな神の死」をスリリングに描き、全人類的スケールで宗教と科学を鮮やかに融合させる先駆的長篇小説。1997年5月20日、終末の日、2000年前の“聖なる約束”は果たされるのか。宗教と科学を鮮やかに融合させた衝撃的近未来小説。全人類的スケールと意表をつく着想、興奮を誘う超一級のエンターテインメント! -
5時から9時まで ~私に恋したお坊さん~
大ヒットドラマ「5→9」待望のノベライズ。 Cheese!で連載中、大ヒット中の相原実貴・著のコミックス『5時から9時まで』がフジテレビ系月9でドラマ化。(2015年9月現在)石原さとみがN.Y.に憧れる英会話学校講師・桜庭潤子を、山下智久がお寺の住職・星川高嶺を演じ話題になったラブコメディー。待望のノベライズ刊行。 超自己チューな東大哲学科卒の星川、潤子の大学時代のサークル仲間・三嶋、同じく英会話学校講師のアーサー、英会話学校のジェネラル・マネージャーの清宮と、潤子の周りの男子たちが、にわかに潤子に注目し始める。モテ期到来か!?最後に潤子が選ぶのは・・・?ノベライズのラストは、ドラマともコミックスとも違う、もう一つのエンディング。『5時9時』ファン必見の1冊です。 -
わたしのリミット
母親と死別した坂崎莉実は、父親と二人暮らしの高校二年生。ある朝目覚めると父親の姿はなく、代わりに「うちの保険証を使って、彼女を莉実として病院へ入院させてほしい」という不可解な書き置きとともに、見知らぬ少女がいた――。本名を名のらず、やむなくリミットと呼ぶことになった少女は、どう見ても年下なのに莉実の身のまわりで起こった奇妙な出来事の話を聞くだけで、見事に謎を解いてしまう。不思議に大人びた彼女は、いったいどこの何者なのだろう? 莉実とリミット、二人の少女が送る、謎に満ちたひと月。心温まる連作ミステリ。/解説=大矢博子 -
君が電話をかけていた場所
「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。 「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。しかし、当時のあなたにとって、彼女はあまりに遠い存在でした。『自分には、彼女に恋をする資格はない』。そう考えることで、あなたは初鹿野さんへの想いを抑えつけていたのです。……ですが、同時にこうも考えていました。『この痣さえなければ、ひょっとしたら』と。では、実際に痣を消してみましょう。その結果、初鹿野さんの心を射止めることができれば、賭けはあなたの勝ちです。初鹿野さんの気持ちに変化が起きなければ、賭けは私の勝ちです」 -
クラス会へようこそ
高校を卒業して5年ぶりの同窓会は様々な想いを抱えて参加する者ばかり。泉谷美貴もその一人で、性格が真逆な双子の姉・夕貴に扮装し、ある人に想いを告げるためやってきたのだが──。 サプライズの殺人事件や毒入りカクテルを使った復讐、ストーカーによる入れ替わりなど、次から次へと珍騒動が巻き起こり、事態は思いも寄らぬ方向へ。そして、ついに隠していた同窓会の存在が夕貴にバレ、会場で鉢合わせ!?ピンチを迎えた美貴の恋の結末は──? 第18回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作者が贈る、ハートフル喜劇! -
小説 仮面ライダーウィザード
正義の魔法使いVS漆黒の魔法使い! 警視庁国家安全局0課の刑事、大門凛子に協力して、ファントム残党を一掃するために、仮面ライダーウィザードとなって日々戦う操真晴人。突如彼の前に現れたもう一人の"晴人"は自分こそ本物の晴人だと宣言し、漆黒の仮面ライダーに変身して攻撃してくる。二人のライダー対決の裏には周到に用意された邪悪な企みが隠されていた! -
三日間の幸福
どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。 未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。 ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。 (原題:『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』)
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