今では海辺の港町で妻子とともに静かに暮らす下條のもとに、旧友・小田嶋の訃報が届いた。ニューヨークに住む老弁護士から伝えられたその報せは、決して忘れ得ぬ苦渋の記憶を蘇らせる。金、女、信頼していた小田嶋の裏切りによる会社の倒産。多額の借金による逃亡生活に蝕まれ、捩れていく感情にもがいていた下條を巻き込ん
...続きを読むだ、小田嶋が仕組んだ10年前の夏の事件――。しかし、その裏には、小田嶋が用意していた本当の終止符が残されていた。●文庫書き下ろし
少しずつ、少しずつ謎が解けていく感じが好きでしたね♪
ちょっとじれったくもありますが・・・
そこがいいのでしょう(*^_^*)