土居良一の作品一覧

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作品一覧

2022/02/11更新

ユーザーレビュー

  • 海翁伝
     土居良一の本は昔から読んでいる。
     登場人物が多いので、一度ならず二度読んでみた。
     ありきたりな武将の話ばかりに飽きて、もう少し違う視点を求めていたのだが、戦国期には目立たない東北の武将やら、そこから離れた蝦夷地の様子を綿密に描いていることに好感を持った。
     おそらく本書のキモは、水軍として名を...続きを読む
  • 夏のレクイエム(小学館文庫)
    今では海辺の港町で妻子とともに静かに暮らす下條のもとに、旧友・小田嶋の訃報が届いた。ニューヨークに住む老弁護士から伝えられたその報せは、決して忘れ得ぬ苦渋の記憶を蘇らせる。金、女、信頼していた小田嶋の裏切りによる会社の倒産。多額の借金による逃亡生活に蝕まれ、捩れていく感情にもがいていた下條を巻き込ん...続きを読む
  • 海翁伝
    今の北海道、松前藩創始者を描いた歴史小説。
    登場人物が知らない人ばかりで、同じようなキャラ、名字の人も多くて見分けがつかず。頭書に掲載の系譜をみても、いまいちキャラクターが頭に入ってこなくて、物語に集中しきれなかったのは残念。脳みその出来の問題なんだろうけども…

    ただ、戦国・安土桃山・江戸という動...続きを読む
  • 海翁伝
    題材は素敵なのに...という残念な一冊。

    荒れ果てた戦乱の世に、経済と人の絆を武器として、北の大地に平和な王国を打ち立てた親子の物語、ととても興味をそそられるお話なのですが、如何せん人物描写が淡白すぎて、ただでさえ馴染みの無い登場人物たちが、ちっとも頭に入って来ないのです。
    資料が少ないのは判りま...続きを読む
  • 海翁伝
    戦国時代の蝦夷を支配した親子、一族の物語。秀吉、家康を相手にどうやって彼らの機嫌を損なわないかが大問題。次の世の中の流れを遠隔の地にいながら感じ取り、次々と小さな手を打っていかなければ生き残れない地方・弱小一族のお話は、カタルシスはないものの、武士というより商人として生き残る彼らの姿は正しい生き方と...続きを読む

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