海翁伝

海翁伝

796円 (税込)

3pt

3.5

瀬戸内の水軍・河野氏を祖として、若狭を経て蝦夷地で花開いた松前氏。戦国期、主君への忠義を果たしつつ、前田利家の勧めによって上洛し、豊臣秀吉から交易権を得、さらには徳川家康に安堵されて藩主に。秀吉、家康という二人の天下人に認められ、戦わずして北の大地を護り通した一族を描いた歴史長編。

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海翁伝 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     土居良一の本は昔から読んでいる。
     登場人物が多いので、一度ならず二度読んでみた。
     ありきたりな武将の話ばかりに飽きて、もう少し違う視点を求めていたのだが、戦国期には目立たない東北の武将やら、そこから離れた蝦夷地の様子を綿密に描いていることに好感を持った。
     おそらく本書のキモは、水軍として名を

    0
    2012年01月30日

    Posted by ブクログ

    題材は素敵なのに...という残念な一冊。

    荒れ果てた戦乱の世に、経済と人の絆を武器として、北の大地に平和な王国を打ち立てた親子の物語、ととても興味をそそられるお話なのですが、如何せん人物描写が淡白すぎて、ただでさえ馴染みの無い登場人物たちが、ちっとも頭に入って来ないのです。
    資料が少ないのは判りま

    0
    2012年05月20日

    Posted by ブクログ

    戦国時代の蝦夷を支配した親子、一族の物語。秀吉、家康を相手にどうやって彼らの機嫌を損なわないかが大問題。次の世の中の流れを遠隔の地にいながら感じ取り、次々と小さな手を打っていかなければ生き残れない地方・弱小一族のお話は、カタルシスはないものの、武士というより商人として生き残る彼らの姿は正しい生き方と

    0
    2012年01月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今の北海道、松前藩創始者を描いた歴史小説。
    登場人物が知らない人ばかりで、同じようなキャラ、名字の人も多くて見分けがつかず。頭書に掲載の系譜をみても、いまいちキャラクターが頭に入ってこなくて、物語に集中しきれなかったのは残念。脳みその出来の問題なんだろうけども…

    ただ、戦国・安土桃山・江戸という動

    0
    2016年06月28日

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