
PINEさんのレビュー一覧

レビュアー
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ネタバレ 購入済み
発売日までタイムリープしたい!
主人公(海路)の片想いの相手(蓮)が、片想いの相手(光一)を助けるためにタイムリープを繰り返しているお話。
色々なところに伏線が張られているような気がして読み返しているのですが、まっっったくわからない。
ただ面白いということしか!
何度も何度も同じ時を繰り返して自分の感情がわからなくなったり、自暴自棄になったりする海路の感情がリアルで、辛かったです。
自分の好きな人が死んで繰り返しているわけではなく、巻き込まれているだけ。しかも協力もさせてもらえない。
さらに自分の好きな相手に酷いことを言われたりして救いようがない、そらそうなる…と。
ここまででBL要素はほとんどないです。
ただめちゃ -
ネタバレ 購入済み
幸せになってくれてよかった
物心つく前から、周りの人間に蔑まれ、存在を全否定されてしまえば、それを当たり前だと受け入れしまうのも仕方のないことだと思うのですが、そんな姿が不憫でなりませんでした。自分のことを可哀想だとも思っていないのがまた辛かったです。自己肯定感が低いというよりも、ない。そんな主人公でした。
母親を好きになることもできず、自分の命は間違っているものだと疑わず信じていて…。いくら主人公が自分の命を生かしてくれた周りの大人に感謝していてもこれは明らかな虐待でした。
アルファで第一王子のレイも最初の頃は人物像が全く見えなくて、慎重に読んでいたのですが、セレンに心を開き始めてからは境遇や葛藤、思惑、苦悩が見え -
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ツンデレ受けと溺愛攻め
ただひたすらに甘やかされる強かさを持った受けが読みたいという時におすすめです。
オメガは貴重で神聖な存在であると考えられている国で育った朱璃はいきなり他国に嫁ぐことになり、初めのうちは「なんでこんな野蛮な国に嫁がなきゃならないんだ!」とかなり高飛車でプライドの高い、ザ皇族という印象でした。
読み進めていくうちに、真面目で純真、且つ強かな面も持ち合わせていることがわかり、攻めのアータシュ同様メロメロになりました笑
アータシュはもう文句のつけどころがないくらい完璧なアルファ王という感じで、最初から最後までずっと朱璃一筋。朱璃と出会う前は色々な人と関係を持っていたことが書かれていましたが、そん -
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自分の性的指向(ゲイ)を頑なに認めない攻めとオープンゲイの受けの話。
お互いにいろんな想いや苦悩があって、認めなくなかったり隠したくない譲れない理由があったけど、最終的には自分たちの気持ちに素直になって一番大切な手放したくないものを選ぶという最高の結末で良かった。
セクシャリティーだけの問題ではなく、自分のことを認められなかったりそれに対して偏見を持ったり、相手が傷つくのが怖くて臆病になってしまったり、どちらの考えも理解し共感できるところがたくさんあり、心に響くポイントが多かったです。
自分と向き合うこと、相手と向き合うことの大切さを感じられる作品。 -
購入済み
六青先生の作品はどういう作風かわかっているんですが、今回も心臓がギュッとなって息が浅くなりました…。
カインとスウェンの二人の絆の深さ、仲の良さが癒しでした。
挿絵はなかったのですが、あった方が情景描写はわかりやすかったかなと思いました。
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