あらすじ
上司から見合いの打診があったと何気なく告げた週末の居酒屋で、突然親友の藤吾に告白された光彦。藤吾のことは大事だが、恋の相手として見たことはない。丁重に断るものの、ふたりの未来を想像してみてほしいと重ねて請われ、夢小説がよく当たると評判の小説家の従姉に、自分と藤吾の夢小説を依頼するが……? 包容力攻×生真面目受のミラクル・ロマンス。
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最後はちょっと感動した
イタコ小説によって
振り回されるのが珍しい設定で
面白かったです。
世間体や親ばかり気にしてた
光彦が最後はカッコよく
2人が付き合った後の「恋文返信」は
ちょっと感動しました。
幸せになって欲しい
イタコ小説って
イタコ小説って依頼するタイミングでその後の展開がやら人生が変わる?
10代で読むのと60代で読むのではその後の人生の残り時間が違う幸せなら知りたいけど幸せじゃないなら知りたくない
Posted by ブクログ
【・・・・・・お前に背中を向けられて、俺はどうやって幸せになればよかったんだ?(藤吾)】
エロス度★★★
おやおや、光彦の従姉妹が書いたイタコ小説が長い長い両片想いに終止符を打つキューピッドとなるのが面白いですね。
羽純ハナ先生が描く2人の体格・身長差も萌えちゃいます。
藤吾の想いが本当に一途で健気で、仮に光彦に想いを受け入れて貰えなくても親友として彼の人生に寄り添いたいとか・・・ドMかな?
光彦も最初から藤吾が特別だったのに自分の想いに無自覚な超鈍感っぷりがツボる。
家族や世間の目・評価を気にしていた光彦が男前に豹変したり、スイーツな名前に反して地雷多そうな展開にならなかった藤吾の幸せがたまらない。
Posted by ブクログ
上司から見合いの話が出て、それを居酒屋で親友の藤吾に何気なく話したら突然藤吾に告白された光彦。
男同士なんてダメだ、お前は大切な親友としか思えないと断るが2人の未来を想像して欲しいと言われイタコ小説を書く事の出来る従姉の柚希に依頼するが…。
イタコ小説ってなんだ?って思いながら読んでいったら凄い展開でビックリしました。
光彦の固定概念?が中々溶けず「藤吾の為に」と結婚相談所を進めたり斜め方向へと向かっていったりと。
藤吾はとにかく光彦への想いが深くて切なくなりました。
柚希と話していてハッと「藤吾が好きだ」と気付いた光彦の行動と発言は潔くてスッキリしました。
1話目は光彦視点で恋人になるまで。
2話目は藤吾目線で恋人になってからの光彦のとある行動から苦悩し、そして光彦のまさに良い意味?での斜め方向の行動に感動するまで。
とても読み応えのある作品でした。
始めは藤吾の方が男前と思ってましたが腹を括った光彦の方が断然男前です。
題名と表紙の意味がラストでやっと分かりました。
しかしバームクーヘンエンドはやだな。
匿名
マジメな人や『良い子』がキレると本当に怖い、というのを体現したような(苦笑)
光彦が自分の気持ちを自覚してから、きちんと藤吾に向き合って、家族ともきちんと話をつけて・・・となるのが男前で良かったですね。
前半のうじうじした展開のままだと、光彦のどこが良かった・・・?と思ってしまいそうだったけど。
何気に心情的な立ち位置が変わったような感じで、藤吾よかったねぇ、なんてしみじみ思いました。
イタコ小説⁉︎
イタコ小説???と思いながら読みましたが、不思議!楽しかったです。
ハッピーエンドにならなかった場合の、別の"存在したかもしれない"世界線を見ている感覚がありました。パラレルワールドのような。
小説の中で小説(作中作)を読むので、そう感じたのかもしれません。
今まで感じたことのない感覚になりました!
Posted by ブクログ
不毛な一途愛を貫く、包容力カンストな幼馴染兼親友の深すぎる愛に脱帽♡
「イタコ小説」により向き合えた恋心と、誰よりも大切な存在への愛に気付けたことで解放された呪縛。
互いへの誠実な想いが溢れる“小説仕立て”のラブレターが本当に素敵でした♡♡