感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2013年09月10日
リアル虫が嫌いなので避けてた作品、そのことを猛烈に反省。
カイコガの郁が健気で泣ける。弱いけれど強い郁。 陶也じゃなくても心打たれる。
この後は本当にいつまでも……少しでも長く幸せな二人の時間が過ごせるといいなと。
BL読んで号泣とか本当に久しぶりだった。
Posted by ブクログ 2013年01月23日
郁ちゃんが可愛らしくて♡
同人誌で読みましたが絵が加わると感動も一塩です。
黒目がちで微笑む郁ちゃんの可愛い事。
俺様の陶也君が次第に郁ちゃんの純粋な心に惹かれて変わっていく様子もとても良かった。
お互い好きなのに別れなければならず、それでも諦めずに自己中心的だった所は全く消えて、弱いロウクラスの...続きを読む為の弁護士として働きながらいつか、自分が郁に相応しくなったらまた会えると信じていた陶也君が素敵でした。
お話を知っていたので郁ちゃんに起きるだろうあのシーンまで読み進むのが苦しかったです。
慈愛の心で他人に愛を与えられる郁ちゃんが愛しくてたまらない作品。
やはりうるっとしてしまいましたけれど。
一作目の翼と澄也の話も好きですが今作はより泣いてしまいました。一作目で出て来た冷血な陶也。最初は相変わらず無気力で最低な男でしたが郁の健気で一途な思いにどんどん心が浄化され彼に夢中になって行く中、ただ今回が一番ひどい仕打ちというぐらいに郁にとって辛いシーンばかり。命が短いことを認めながら、自分の運命...続きを読むを恨まず健気に生きている郁が大好きです。
好きなシリーズ作品です。心が洗われるような甘く苦しいけれど純愛もの!泣きました。良かったです✨
個人的に義父がね〜そんなん私でもグレるわ!
Posted by ブクログ 2014年05月28日
昆虫シリーズ第3弾です。
今回は1作目でものっそ嫌な男だったタランチュラと、
家畜化された唯一の虫であるカイコガのお話です。
自分一人では生きることも出来ないくらい身体の弱い
受は、口をきくことが出来ず、すぐに熱を出すし
転けただけでも歩けなくなってしまうこともあるくらい、
とにかく弱い種です。
そ...続きを読むんな日々を生きるだけが精一杯で、明日死ぬかもしれない
という毎日を送る受のことを、うっかり好きになって
しまう攻という構図。
勿論、一途にずっと攻のことを大好きだった受を、最初は
ロウクラスに対する嫌悪もあり(詳細は1作目)、攻めは
暇つぶしのようにして付き合うんですが、受の健気さに
絆されて、気がつけば自分が蜘蛛の巣に引っかかっちゃった状態。
にもかかわらず、紆余曲折あって受に振られ涙涙な展開に
なった時には思わず、
攻ざまぁ
な気持ちになるんですが、とにかく全編通して受けが
健気で健気で健気で、もう胸がきゅんきゅんします。
胃の腑がせり上がるような切なさもあり、ことある事に
命の危険にさらされる姿は、攻じゃなくても庇護良くそそります。
1作目の攻を見てると、最後の方ではここまでデレたか……
というくらいの変貌っぷりに、愛は人を変えるもんなのね、
と胸が温かくなりました。
一緒にいられる時間は少ないかもしれないけど、幸せになってね。
Posted by ブクログ 2013年01月26日
ムシ3冊目。同人誌で既読だったので免疫できてるし、と思ったら大間違い。やっぱり涙腺決壊だったのでした…
街子マドカセンセのイラストが入ると、また一段とウルウルさせられてしまいます。
「愛の巣へ落ちろ!」で悪役だった、陶也のスピンオフです。見た目はステキだけど、ロウクラスをバカにしていてものすごく嫌...続きを読むなキャラでしたよね。
そんなタランチュラの陶也と、虚弱で短命だとされているカイコガの郁の切ない恋物語です。
郁がシリーズ最虚弱体質。口がきけません。でも、自分の存在価値や、生きることの意味を求めて一生懸命がんばっている芯の強さがあります。陶也との交流は筆談なんですが、これが心にじんわりきます。書くことで意思疎通することがごく自然に感じられて、後々まで残る文字がただ話すよりも深さ重さがあることに気づかされます。
最初は嫌な奴だった陶也が、郁と関わることによって変わっていくのがとてもよかったです。郁を心から愛するようになって人としてどんどん成長していく姿がいいんですよね。恋ってここまで人を変えるんだ!ってくらい。
生きることの意味すらも考えず、何となく日々を送ってきた陶也が、ちっちゃくてバカにされながらも必死で自分に恋する郁に出会って人生観が一転します。そして、その後、今まで自分のやってきたことの反動のように、胸が張り裂けそうな出来事が次々と押し寄せてきて。
泣きました。
二人に幸せな思い出があるからこそ、悲しくて切ないんです。
郁って、ちっちゃくてかわいいけど、陶也より年上なんですね…そんなところに萌えたりしました。虚弱体質ですぐ熱を出して弱ってしまう郁のことを、義父をはじめ周囲はまるで腫れ物を触るように扱います。それが郁には重荷だったりします。申し訳ないと思う反面、自分が死んだらまわりはほっとするんじゃないかと思い、そんなのはイヤだと淋しさを感じている郁にまた涙です…
今回の憎まれ役は篤郎なんですが、彼にも昔の幸せだった回想シーンがあって切なかったです。篤郎のせいで、郁がとんでもない目に遭う痛いシーンはお約束。直截的には描かれていないけど痛いです。篤郎改心の続編があるんでしょうか?
ショートだけどロマンティックで甘い書き下ろしがあって癒されました。
Posted by ブクログ 2013年01月25日
ムシシリーズ第3弾
シリーズ中一番好きな、このCP
涙なくしては読めないです
星5つまでしかないので満点ですが、もっとつけられるなら星10個くらいつけたいです
あえてネタバレは書かないです
もう、待ちに待ったこの物語、超絶おススメしたいです
Posted by ブクログ 2013年01月23日
最高でした!
同人で出版されたものだったそうですが、ここが初読みです。
740円で少しお高い、と思ったら、手に取ってビックリのボリュームでした。本編が前後編に分かれている+描き下ろしついているので、全部で3話入ってます。
「愛の巣へ落ちろ!」で悪者だった、陶也の恋のお話。
前作ではなかなかに悪い...続きを読む奴だったのが一変、さみしがり屋で憎めないキャラになってます。お相手の郁も健気で辛抱強くてかわいかったです。
ネタバレになるので、詳しくは書きませんが…前編の終盤からは、涙が止まりませんでした。
このシリーズは受が病弱なのが共通点。似通った設定のはずが、それぞれ持ち味があってどれもおすすめです。
Posted by ブクログ 2022年02月06日
タランチュラ×カイコガ。
俺様ハイクラスの陶也が病弱ロウクラスの郁を好きになるなんて。
正直翼に酷いことした陶也を、私は許していないので。素直に読めるか微妙でしたが・・・。命がけの郁の愛が、ダメダメな陶也を更生させる物語、で、泣けた・・・。
ハイクラスは、ロウクラスを守るために存在するって考えが素敵...続きを読む。
切ない!とにかく切ないお話です。でも、似たり寄ったりの病弱受けと傲慢攻めというよくあるパターンで斬新さはちょっと....
また今度には元気でハイクラス強者の受けのお話が読みたいです。
Posted by ブクログ 2021年02月28日
ムシシリーズ3作目。こんなん泣いてまうわ。
余命が残り少ない郁と、ロウクラスを人とも思わない傲慢不遜な陶也のお話。
前半は、陶也が郁を好きになるまでと、後半はその顛末が描かれましたが、これが泣かされる展開…。
もう、どれだけの不幸が弱い郁に降りかかってくることか。
それでも自分の道を進もうとする郁が...続きを読むとにかく健気すぎるのが、涙腺ポイントです。
話の途中、郁を好きだと自覚した陶也なら、篤郎から郁を守ることができたのでは?と思わないではなかったところもありましたが。
このカプについては、結ばれたあとの濃密な日々を、心穏やかに過ごして欲しいと願ってしまいます。
Posted by ブクログ 2014年09月24日
このシリーズはホント泣けますね。 今回はすっごく健気でした!そして痛い!完全にやられてしまった描写が今回あって、 ちょっとこれはキツカッタ! でも懸命に生きている姿がなんともこちらにも力を与えてくれる感じがしますね。 そんな郁と数ヶ月付き合っただけの陶也。彼とであった事で彼の人生も変わっていく。 っ...続きを読むていうかこの陶也も1巻で翼に酷いことをした人ですよね!最初はなんとも言えない気持ちはありましたけれど、 郁を思って何年も過ごす彼はすごく良かった!