【感想・ネタバレ】バースデーのレビュー

あらすじ

深夜三時に起きて朝刊を配達し、古いアパートに帰って少し眠り、鉢植えの世話をする。友人も作らずもう六年、百合原(ゆりはら)はこんな毎日を続けていた。あるとき集金先のマンションで、越してきたばかりの滝本(たきもと)という男と出会う。滝本は百合原の顔を見た途端、言葉をなくすほど驚いていた。実は百合原はかつて事件を起こし、その間の意識がない。そして滝本には十年前に姿を消した忘れられない恋人がいたようなのだが……?

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ネタバレ 購入済み

幸せに

リカ先生の作品というだけで購入、予備知識なし、ネタバレなしで読みましたが正解でした。

重いテーマで、終始仄暗さがありますが、読めてよかったと思います。

1
2024年10月29日

ネタバレ 購入済み

ツボった

ずっと昔に読んだビリーミリガンは24人いたんだっけ?どんな話だったっけ?
とか思いながら読みすすめていましたが、なかなかツボりました。
最後統合されたとおるにみつきっぽさがみえるシーンがもっと読みたいとおもいました。

#胸キュン #切ない #ドキドキハラハラ

1
2024年08月20日

ネタバレ 購入済み

すごい

ミステリー風な話で、先が気になって一気に読んでしまった(笑)
滝本が、最初はクズ男かと思ったら最後はなんて愛の深い男なんだろうという変わりっぷりでそこも爽快だった。
三希は、いなくなったんじゃない。一緒になったんだと思えるラストに涙が出た。
百合原と滝本が愛を知っていく過程が良かった。

#切ない

1
2024年03月05日

購入済み

ネタバレなしがいい理由は

一つずつ「わかっていく」過程が面白い作品だからです。
早いうちから無理なく種明かしされていくので、急展開でドキドキハラハラという楽しみ方ではないように思いますが。

いつもは読者レビューを読みまくって購入を決めるのですが、今回たまたま最初に読んだレビューで、「ネタバレなしがおすすめ」と書いてくださった人がいたので、予備知識なしで読みましたが正解でした。ありがとうございます。      
重たい内容ではありますが、問題を悲劇的に盛り上げないところが良かった。むしろ淡々とした主人公の姿にリアリティを感じました。
また、主人公とは対照的に、彼と関わる人物はどこか緊張感が漂っていて、その対比が主人公の素朴さを引き立てています。力のある作家さんです。

わたしは「一途で美しいラブストーリー」と読みました。ベッドシーンすらセクシーで美しかった。大満足ですね。

1
2018年04月29日

Posted by ブクログ

オトナの日常的恋愛を描くのが上手いセンセですが、今回はちょっとサスペンス色の強い作品で、いい意味でいつもと違う仕上がりでした。
こちらもちょっと作風が変わったかな~?と思ってたショコラ文庫の前作より、攻受共にその気持ちに寄り添えるキャラに戻っているように感じられて安堵。
非日常的な「刺戟」の方向性ってほんとに難しいし、大切ですね…これはいい刺戟のあるラブストーリーでした。

無意識のうちに恋人からの言葉を辿って生活の場を定めていた滝本と、三希からのアドバイスで新聞配達で生計を立てていた透。
接点もなく、およそめぐり逢える可能性なんて無かったはずの二人なのに、奇跡的に出逢えた…ってところが物語の重要なカギになってるのが良かったです。
ご都合主義のめぐり逢いではなく、そこに不可解だった三希の本当の気持ちがはっきりと見えていたから。
会いたかったんだよね…
胸がいっぱいになってしまいました。

何も知らず、不器用に生真面目にひっそり生きる透の姿にも胸が痛み切なくさせられ、始めのうちはそんな透に下心をもって近付いてきた滝本に気が気ではありませんでしたw
彼もまた傷つきまくって生きてきた男なんだけど、プライドゆえにそんな弱さよりも鼻持ちならない感じの方が全面に出てしまってるのが、私的萌えツボでしたww
ハイスペックでスパダリ風な滝本が、透のことを最初は愚鈍な奴とか心の中でディスって、弄んでやるとか黒くて悪そうなんだけど、結局どんどん真剣になってしまうとか…ツボすぎてたまらなかったです(笑)

双方の視点から描かれていて、心情が理解しやすく切なさ倍増でした。透の抱える症状も受け入れ易かったです。
エロ的にも絡みというより、精神的なつながりみたいなエロスに萌えました。複雑怪奇だけどきっとあの二人は溶け合ってるのかなと想像。いろいろ想像が膨らむのも良い読後感でした。

みずかねりょうセンセのイラストが絶品。

1
2018年02月12日

購入済み

途中、心が苦しくなる描写が沢山あり、読み進めるのが辛かったですが、無事ハッピーエンドを迎えられて良かったです。

0
2025年09月16日

匿名

購入済み

良く考えられたお話でした!
正直、攻がクズ臭がしてましたが、その過程や背景を知るうちに、その態度に理解が追いついてきました。
色々が明らかになってくると、攻を応援したくなってきます。
幸せになってほしい2人です。

#ドキドキハラハラ #深い

0
2024年06月01日

ネタバレ 購入済み

イッキ読み

多重人格とか本当に重くて深い話しでした。
精神疾患は複雑で なかなか理解するのは難しいですが、関わった人にしてみたら大切な相手なんでしょうね。
お話しの組み立てが上手くて どうなるんだろ?と引き込まれ、読み切ってしまいました。
面白かったです

#切ない #感動する #深い

0
2023年09月24日

購入済み

良かった

読みやすくて内容も面白く、あっという間に読んでしまいました。確かにネタバレなしで読むのがおすすめです。安西リカ先生の他の作品も読みたくなりました。

#切ない

0
2023年01月08日

購入済み

深いお話でした。

引き込まれるように、一気に読み、読んだ後も、暫くは、登場人物のことを考えてしまいました。
それぞれの立場になると、途中は切なくて、涙がら出ました。
三希は、百合原の中に、まだ居て、というか、百合原と一緒になって、これから幸せになってほしいなと思いました。
最後は、明るい未来の2人で、いつまでも、幸せにくらして欲しいです。

#泣ける #切ない #感動する

0
2021年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

暴行虐待された過去のある多重人格の受けに、よく嗜虐願望のある攻めのキャラを組み合わせたなぁ…しかしこれが逆に読み終わったあとじわじわくる…感動でうち震えてしまうくらい…。
ちょうどmiletさんのアルバム聴きながら読んでたらなんかクライマックスの部分で良い感じのエモい曲がきて二割増しくらい切なくなった(笑)

0
2020年11月22日

購入済み

★5

驚きのストーリー設定で、引き込まれて、あっとゆうまに読み終えてしまいました。途中切なく涙したり、暖かい気持ちになったり、ストーリー展開がとても上手で、楽しめました。

0
2020年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごくよかった!
姿を消した忘れられない恋人がいた滝本、古いアパートで一人きりで暮らす百合原。
百合原は不遇というには苛烈な過去を過ごしていてそれが引き金となって、もう一人の自分、を何人も生み出してしまう。ゆりともう一人を深く愛して変わらない滝本と、ゆりともう一人のゆりの関係性・特にもう一人のゆりとの別れはきゅっとなりました。
あと足指が萌えポイントでした。
ビリーミリガンとかシーラとか好きだったのでそれも思い出しながら読みました。

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2018年03月24日

購入済み

正直あんまり期待しなかったのに

正直あんまり期待しなかったのに想像以上はるかに面白かったです。
興味津々で読んだら、いつの間にか話が終わっていてやっと百合原が幸せになれて本当にほっとしました。
これからとことん滝本に甘やかされて生きていけばいいなと思います。

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2020年10月30日

購入済み

いつもと違うけど良かった。

いつもの安西先生のお話とは違う感じでしたが楽しめました。
お互いを思う気持ちが切なくてそれが最後は伝わってホッとしました。

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2020年10月12日

Posted by ブクログ

多重人格だったという過去を持つゆりと、ゆりとそっくりな恋人がいた滝本の話。過去や病気のことを話せないからか、周りと深い関係を持つことのできないゆり。そんなゆりの寂しさを埋めてくれる滝本との出会いはこっちまで嬉しくなった。
三希はゆりのとこを、滝本はゆりと三希のことを守ろうとしていて、悲しいし辛いけれど優しい話だと思った。

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2019年10月23日

Posted by ブクログ

読んでいる途中で苦しくなって、しばらく続きが読めなかった・・・年ね(笑)。

痛いのは嫌だ。
想像するのが怖い。
・・・現実に生死を大人に左右されている子供がいるんだよね。
小説は楽しいのがいい。
そう思うんだが・・・。
最終的に幸せになるなら良しとするか。

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2018年03月08日

購入済み

うん!いい!

表紙と題名で ほんわかな感じかな?と思ったら
なかなかハードな内容に驚きました。
今までにないストーリーで 楽しくハラハラドキドキしながら読ませて頂きました。

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2022年07月15日

購入済み

作者買いです。

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2022年01月01日

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