ゴールド
レビュアー
  • 世界のニュースを日本人は何も知らない3 - 大変革期にやりたい放題の海外事情 -
    購入済み

    日本と海外の実情を知る為の良書

    実際に海外数カ国で暮らし働いた作者の海外情報や海外と日本の比較の話で、原理主義的な海外崇拝者や逆に日本を無批判に崇めている人たちの言論と比べるとより客観的な情報を提供してくれているように感じる。究極的にはこの本自体も二次情報なので鵜呑みにしてはいけないということになるだろうが、卑近なゴシップから政治文化論まで楽しく読めて日本で簡単に得られる情報を疑ってみるという姿勢を提案しているだけでも非常に価値ある本。Twitterでの作者はかなり過激な口調で受け付けない人もいるかと思うが、このシリーズについては口調トーンを控えつつ内容や言い回しで多くの人が読みやすいよう料理されているのも好感が持てる。

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    2022年01月02日
  • ONE PIECE モノクロ版 35
    購入済み

    ハラハラ展開のてんこ盛り

    ニコロビンが裏切ったのか脅されているのか、ルフィの船はどうなるのか、といった話だけでもハラハラするのに、ウソップが一味から抜けてしまうという大変な展開で心がついていかない。

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    2022年01月01日
  • 昭和天皇物語 9
    購入済み

    戦争に向かう緊迫感

    昭和天皇が悩みもがいている姿が伝わってくる。立憲君主国の体制下で天皇のあるべき姿を求めて悩み続けていたのだろう。昭和天皇の思いとは別に、軍部が勝手な行動を起こし、戦争がどんどん近づいてくる緊迫感がすごい。

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    2021年12月31日
  • 昭和天皇物語 8
    購入済み

    歴史ドラマ

    人間としての昭和天皇が漫画で生き生きと描かれていて、テレビや写真で見たことのある昭和天皇の超然とした雰囲気とはギャップがあり、そこが面白い。活字や切り取った映像では分からない心の機微などが漫画でよく表現されている。ベースとして日本史の知識がないと辛いかもしれないが、少し歴史をかじっていれば、教科書に出てくるような著名人達が人間味をもって動いているのを読むだけでも興奮する。

    0
    2021年12月31日
  • ONE PIECE モノクロ版 34
    購入済み

    青雉とニコロビンが良かった

    この巻では少ししか触れられていないが、青雉とルフィ達の戦闘シーンが良かった。海軍大将に力の差を見せつけられて絶望的な展開になるも、仲間は欠けずにニコロビンの謎の伏線がはられてウォーターセブン編にうまくつながっている。

    0
    2021年12月31日
  • チ。―地球の運動について― 6
    購入済み

    重いのに漫画として面白い

    地動説がいかに既存の価値観を揺るがし、それに人々がどのように反応するかというベースは変わらないが、時代が流れ新しい登場人物達が価値観や信念をぶつけ合う様はいつものことだが重いのだが漫画としてちゃんと面白い。最後に見知ったキャラクターが出てきて次の巻が楽しみ。

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    2021年12月31日
  • 外道の歌(13)
    購入済み

    面白いけど筋が複雑

    この編に入ってから時系列が入り組んで登場人物もかなりの数が絡んできていてプロットを追うのが難しい。お馴染みのキャラクターが活躍するシーンや、新キャラの殺人マシーンっぷりなどの見せ場もあってそれなりには面白いが、コミックス派は少し遡って復習しないとついていけないかも。

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    2021年12月31日
  • GIGANT 10
    購入済み

    きれいに終わった

    GANTZみたいになったらどうしようという不安が途中でよぎった作品だったが、この作品は比較的きれいに終わってよかった。

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    2021年12月29日
  • 転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます(1)
    購入済み

    悔しいけど面白かった

    異世界転生もの作品が多くあって食傷気味なのだが、無料キャンペーンにつられて読んでみた。設定は転生後の主人公が無双状態というありがちなものだが、登場人物の性格や人間関係の描写で面白く成立している。ギャグ要素の配分バランスも良い。

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    2021年12月29日
  • 三日月のドラゴン 6
    ネタバレ 購入済み

    ちょっと重すぎる

    これまでの不良との喧嘩からギャングとの抗争にエスカレートして、死人まで出る話の展開でちょっと引いている。主人公は真っ直ぐで熱いままだが、ちょっと重すぎて今後の展開を思うと心が痛い。

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    2021年12月29日
  • 終の退魔師 ―エンダーガイスター―<無修正ver.> 8
    購入済み

    盛り沢山

    過去と現在の交錯、現在の場面転換と新キャラの登場、と盛り沢山。個人的には前巻からゴドーの魔物でありながら俗っぽいキャラクターが超お気に入り。ハードボイルドタッチで始まった漫画だが、ストーリーの中での会話で笑わせるだけでなく、話の間の余白でこぼれ話的な絵とセリフでも笑わせに来ているのも良い。

    1
    2021年12月29日
  • 呪術廻戦 18
    購入済み

    難しい。。。

    秤を仲間に引き込むところや鍵となる他のプレイヤーの紹介があったりとそれなりの進展はあるが、死滅回遊のルールの難しさやバトルの中での能力がわかりづらいことからフルに楽しめているかというと疑問。ただ、これまでの積み上げられたキャラクター達の言動でポイントポイントで面白さは感じる。ここまで読んできているので読み続けるが、ジョジョやHUNTER×HUNTERが難しすぎてついていけなくなりかけたことを彷彿させる。。。

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    2021年12月27日
  • ONE PIECE モノクロ版 33
    購入済み

    面白いけど。。。

    まぁ、面白いのは面白いが、少しギャグ方面に振りすぎで、ルフィ達がピンチになっても空島編ほどの緊迫感はない。各キャラクターの性格描写のためにも、たまにはこういう展開も良いが、ちょっと設定がふざけ過ぎのきらいがあって星一つ減らした。

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    2021年12月26日
  • ダーウィン事変(3)
    ネタバレ 購入済み

    謎は深まるばかり

    チャーリーの実の父親の話やルーシーの過去など仄めかしの形で新たな伏線がはられて今後のストーリー展開が読めない。チャーリーの格闘シーンも多くアクション漫画としても楽しめる巻。養父母が殺されてしまってチャーリーの表情描写が変わったが、闇堕ち展開もあるのか?

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    2021年12月25日
  • ダーウィン事変(2)
    購入済み

    絵も話もテーマもすごい

    基本的にはマンガ沼やこの漫画がすごいのおすすめという理由で軽い気持ちで読み始めたので、人権とか正義とか思い価値観についての問題提起とSFアクションがうまく融合しているすごい漫画であることに良い意味で裏切られた。ネットフリックスなんかで映像化されそうなクオリティの高さ。

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    2021年12月25日
  • これからの日本の論点2022 日経大予測
    購入済み

    ニュース理解のベース

    主要トピックを広くカバーしており、それらの復習や整理の用途としては手頃な本。普段ニュースを見聞きする際のベースとして非常に重要な情報や背景がまとめられていて、今後の最新ニュース理解に役立ちそう。自分が弱いトピックについては新たに知ることもあったが、基本的には広く浅く今後のニュース理解を深めるための知識を確認するような本なので、その点に期待値のずれがなければ良書と言える。

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    2021年12月23日
  • ダーウィン事変(1)
    購入済み

    良質な映画みたい

    マンガ沼やこの漫画がすごいで紹介されて気になっていたが、表紙の絵とタイトルがピンと来ずこれまで読んでなかったが、ちょうど時間ができて割引クーポンも手に入ったのを機会に読んでみた。SFをベースにした人間の価値観を問うような映画のような作品。チャーリーのデフォルメ以外はリアリティのある作画でありながら見やすいし、チャーリーの泰然とした言動や周りの人間たちの衝突など今後のストーリー展開にも惹きつけられる。

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    2021年12月22日
  • トリリオンゲーム 2
    購入済み

    池上遼一の絵と話のギャップ

    簡単に説明するなら、起業版ドラゴン桜というようなストーリーをベースにでこぼこコンビのハルとガクが常識に囚われない発想と行動力で色々な困難に立ち向かう話、といったところ。池上遼一の絵ではなくもっとスッキリした今時の絵の方がストーリーにはしっくりくるように思えたが、読み進めるうちにこのギャップが病みつきになる。表紙だけ見たりあらすじを文字で見るだけでは伝わらない独自の魅力がある。

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    2021年12月22日
  • トリリオンゲーム 1
    購入済み

    絵柄とプロットとキャラの組合せ

    この漫画がすごいで紹介されていて読み始めたが、劇画タッチの絵とは対照的なノリの軽さが意外。一方で起業における出資募る際の駆け引きは大胆かつ綿密。絵とプロットキャラクター設定が良い意味でマッチしておらず、独特の味が出ている。絵柄だけではこんな漫画だとは想像できずおそらく手を出さなかったと思うが、食わず嫌いをせずに読んでよかった。

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    2021年12月22日
  • 超人X 2
    購入済み

    いろいろ見えてきた

    1巻で断片だけだった情報が繋がっていろいろ見えてきた。味方側も敵側も登場人物が増えてきたこと、超人の仕組みが少しずつ分かってきたことからこれからの展開が楽しみ。3巻以降で描かれるであろうトキオとエリイの学校生活もとんでもないことになりそう。

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    2021年12月19日
  • 超人X 1
    購入済み

    石田スイの久々の作品!

    久々の石田スイ作品。作画はあえてなのか少しデフォルメや崩しているように見える。主人公のトキオの優柔不断さ加減は前作主人公のカネキケンを彷彿させる。ストーリー的にはまだ設定を説明しているような段階でここで脱落する読者も出てきそうだが、超人の能力と超人の葛藤など個人的には好きなテーマなので継続して読んでいきたい。

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    2021年12月19日
  • 東京卍リベンジャーズ(25)
    購入済み

    武道新たな覚醒?

    基本的にヤンキー漫画は苦手なのだが、ヤンキーの抗争という舞台にタイムリープや主人公の能力覚醒、出会いや別れがうまく融合されていて読ませる。

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    2021年12月18日
  • 東京ヒゴロ 1
    購入済み

    とにかく心に引っかかる

    早い展開や小慣れたセリフ回しや駆け引きといったものを期待するような作品ではない。登場人物達の日常は本当にありそうなもので、セリフも生活感があって、普通の漫画にあるドキドキ感はほとんどない。漫画という媒体を使っているものの、主人公の塩澤を中心とした関係者達の群像劇で、それぞれの登場人物の心情に思いを寄せたり自分の人生を振り返ったりしたくなる不思議な作品。

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    2021年12月18日
  • ダンベル何キロ持てる? 14
    購入済み

    何でもありが良い

    筋トレメニューの紹介と女子高生が主人公のギャグ漫画の融合は意外なほどうまくいっているが、所々オチが微妙に感じる話もあった。このフォームの漫画で実用性と面白さをそれなりに両立していることは驚異的だし今でも基本的には面白いが、こちらの期待値が高すぎるのかも。後半はとうとうタイムスリップまで起きるめちゃくちゃぶりだが、女子高生筋トレ版「こち亀」のような面白さがあるので今後もなんでもありで突き進んでほしい。

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    2021年12月11日
  • 壬生義士伝 11
    ネタバレ 購入済み

    切ない

    追い詰められた吉村貫一郎が南部藩邸に駆け込んでそこで切腹をかつての親友の大野次郎右衛門から申しつけられるところからスタートした話だが、いろんな証言者の回想シーンで過去を振り返っていたことからなかなか切腹には至らなかった。が、とうとうこの巻で切腹の晩の様子が判明する。切腹までの過程での吉村の思いだけでなく、その後の大野の思い、吉村の息子の思い、その他の人々の思いが当時の価値観や美意識といろいろな葛藤がうまく描かれている。痩せ我慢の美学で実利的ではないのかもしれないが、登場人物の言動や葛藤に正しさや美しさを感じた。

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    2021年12月09日
  • 葬送のフリーレン 6
    購入済み

    フェルンが良い

    二次試験攻略にあたってのダンジョンのギミックや参加者の戦略が見どころ。個人的にはフェルンが大きく成長するであろう伏線が気になった。一方で性格的には天然であるところが変わっていないギャップも良い。最後のフェルンのセリフも彼女らしさ全開で必見。

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    2021年12月09日
  • アサギロ~浅葱狼~ 24
    購入済み

    沖田総司が病んでいくのが辛い

    幕末の複雑な情勢で薩摩と長州と新撰組が絡み合う。時間軸的にはこの巻で1日ほどしか進んでいないが、沖田総司の病状が明らかに悪くなっていて心配。史実に沿っているので今後の顛末は分かってはいるのだが、沖田総司に漫画でひとりの可愛げのある人間としての親近感を与えられているためか見ていて心配になるし辛い。

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    2021年12月09日
  • キングダム 63
    購入済み

    秦の天下統一はいつになるのやら

    初期ほどのスピード感がなくてもっと早く秦の天下統一を進めてほしいという思いはあるが、悔しいかな遅さの理由になっている戦いや駆け引きの描写が面白いから困る。作者が歴史書に書かれていないところを独自に肉付けしてふくらませているのが歯がゆい。

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    2021年12月09日
  • 夢で見たあの子のために(9)
    購入済み

    いろいろ話がつながってきた

    カズトがこれまではどういう人間なのか分からない面が多かったが、ここ2巻ほどで一気に人となりがはっきりして人間味が出てきた。一方で刑事の若園がどんどんおかしくなってきていて対照的。主人公達よりもカズトと若園の動きや思考のほうに興味が引かれる。ただ時系列や人間関係も複雑なのでたまに昔のコミックスを読み返さないとついていけなくなるかも。

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    2021年12月09日
  • 転生したらスライムだった件(19)
    購入済み

    クレイマン戦決着

    クレイマンとの戦いに決着。戦いそのものでの魔王化したリムルの実力を見せるシーンは緊張感にあふれていたが、戦いの後の魔王達とリムルやミリムのやりとりは対照的に弛緩していて印象的だった。クレイマンの野望もくだけ、魔王間の勢力図も書き変わり、今後の新しい展開が楽しみ。この巻に始まったことではないが、ちょこちょこ挿入されるおまけ漫画も登場人物の性格をよく捉えていて面白い。

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    2021年12月09日
  • ケンシロウによろしく(5)
    購入済み

    くだらなさ極まって最高

    しっかり復讐劇の本筋を進めながら一話完結型の回も挟んできて飽きさせない。セリフだけ読むと案外良いことが語られていたりするのだが、理不尽なキャラクターが多くその類の良いことはあっという間に台無しにされるのがカタルシス。この巻の最後のすれ違いコントばりのオチも良かった。

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    2021年12月09日
  • ダンダダン 3
    購入済み

    愛羅が良い感じ

    愛羅をからめて前半で一つ話が終わって、後半から新しい話がスタートするような構成だが、前半は意外にも泣ける話だった。後半は愛羅が桃とオカルンとの三角関係になったと思いきやすぐにバトルに巻き込まれる急展開。愛羅が桃のライバルのような形で登場して、今後の話がふくらみそう。

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    2021年12月08日
  • JUMBO MAX~ハイパーED薬密造人~ 4
    購入済み

    あまり動きがなかった

    建男の復讐の全貌が見えないままこの巻は終わってしまい消化不良感がある。刑事の大佛の少し異常な執着心など気になるところもあったが、これまでの巻ほどの大きな動きがなく登場人物も限定的だった。少なくとも建男が福地のアジトに合流して終わったので、次巻では大きく事態が動きそうなのでそこに期待。

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    2021年12月08日
  • 九条の大罪 4
    購入済み

    考えさせられるが読んでて辛い

    もう色々な社会の問題がこれでもかとばかり詰め込まれていて、読んでいて気分が暗くなる。とある女性を中心に話が進むのだが、彼女の虐待を受けた過去と、それに起因する自己評価の低さ、その後に見つけた彼女の幸せと転落がただただ辛い。個人の境遇の違いによる生き方や幸せの違い、選択肢が限られた人たちにとっての幸せとは、といった考えさせられる点もあった。スマホのガラスのヒビの描写や、今回のメインキャラクターの悲しい達観などが現実味があってまた悲しい。

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    2021年12月08日
  • Thisコミュニケーション 5
    購入済み

    凄まじい心理戦

    デルウハの人身掌握に綻びが出始めて、いつも以上にハントレス達との心理戦が凄まじかった。急展開が多くデルウハ視点でもハントレス視点でも心休まることなく終わった巻だった。若干分かりづらい点もあったので、読み返して心理戦のかけひきを確認しようと思う。

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    2021年12月08日
  • 怪獣8号 5
    購入済み

    癖のある新キャラ登場

    新しく登場した鳴海隊長のキャラクターが良い。ダメ人間なのに圧倒的な実力を兼ね備えて組織も鳴海の傍若無人ぶりを認めざるを得ないところだけでなく、ダメさ加減に人間らしさを感じさせる。カフカが鳴海の隊に配属され今後の絡みが楽しみ。新キャラ登場の間隔含めた話の展開スピード、アクションと心理的な駆け引き、人間ドラマなどのバランスも良くてすごく読みやすい。

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    2021年12月08日
  • ザ・ファブル The second contact(1)
    購入済み

    久々の再会

    第一部の後半はシリアスなバトル要素が多くて個人的にきつかったが、第二部のスタートということもあり登場人物達との再会がほのぼのしていてよかった。少数派かもしれないが、ファブルの見た目と実力のギャップで話が進むギャグ回が好きだったので。またファブルが抗争に巻き込まれていくフラグが立ちまくっているので、あまり長い間はほのぼの回は続かないだろうけど。

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    2021年11月30日
  • ONE PIECE モノクロ版 32
    ネタバレ 購入済み

    空島編完結

    ルフィとエネルの戦いも決着がつき、400年にわたる民族間の争いも終わり、ハッピーエンド。正直、エネルとルフィの戦いに目がついていかずわかりづらいところもあったが、雲にルフィの影が映るところなどは漫画だからこその魅せ方だと感心。後半は空島編よりノリが軽そうな新編がスタート。

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    2021年11月28日
  • ONE PIECE モノクロ版 31
    購入済み

    現代世界の問題を考えさせられる

    文明と因習の衝突が400年前の出来事の回想として描かれているが、結構重くて深い。後半はエネルとルフィのバトルに場面は戻るが、前半が民族や多様性や科学と文化といったものを考えさせられて、ワンピースの深さを思い知らされた。きれいごとだけでなく、理不尽さもきっちり描いているのがまたすごい。

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    2021年11月28日
  • ダンダダン 2
    購入済み

    ザ少年漫画

    オカルンとモモの共闘による妖怪撃破で見せたアクションと、学校でのお互いに気になりつつも素直になりきれないところが、バランス良く描かれていてこれぞ少年漫画という感じで良い。もう1人食わせ者の少女が出てきて今後のオカルンやモモとの関係がどうなるかも気になるところ。

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    2021年11月25日
  • ダンダダン 1
    購入済み

    はちゃめちゃオカルト漫画

    見やすい絵で、心霊と宇宙人といったオカルトを絡めて主人公達のツンデレな交流とバトルを描いた作品。色々詰め込まれているが、読んでいる分には自然にこの詰め込み具合を楽しめた。

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    2021年11月24日
  • SPY×FAMILY 8
    購入済み

    ヨルさん活躍巻

    ヨルさんの殺し屋と主婦の二重生活からくる心の葛藤や悩みが語られているが、バトルシーンも盛り沢山で暗くなりすぎずに楽しめた。ヨルさんの目の描き方にかなりの幅があり、人としての悩みや戦闘マシーンの一面をうまく表現している。見やすい絵やコテコテの設定は古き良き漫画の良さがあるが、なぜか新しさも感じる不思議な作品。

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    2021年11月24日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(19)
    購入済み

    素晴らしい警察漫画

    毎回思うが、作者の一話完結型の話の作りの精巧さと面白さに感心させられる。一話ごとになんらかのイベントを考えるだけでも大変だろうに、登場人物のそれぞれの性格を反映したボケとツッコミの会話で必ず読者の笑いを誘う形になっている。しかも漫画だからといって非現実的ではなく、実際の交友関係でギリギリありそうな会話なところも良い。この巻ではシリアス編への突入を予感させる展開もあったが、その中でもシリアスを殺さない程度に笑いも忘れない作者のバランス感覚は素晴らしい。キャラクターも生き生きしていて愛着も湧くし、ストーリーやセリフ回しで漫画としても笑えて面白く、なおかつ警察観点でのあるあるネタや真面目な啓蒙も織り

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    2021年11月24日
  • 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 16
    ネタバレ 購入済み

    ついに本当の再会

    ルディがシルフィに気づくまでのヤキモキ感と2人が結ばれるまでのギクシャク感が全ての巻。子供時代の思い出や別れた後の苦労などがあった上でのこの展開なのでそれなりに良いのだが、もう少し話が進んでも良かったかな?全体のストーリーの中では重要な展開だが、この巻単体では若干の物足りなさを感じた(けどそれでも絵も綺麗で話も楽しめはするのだけど)。

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    2021年11月24日
  • 誰も教えてくれない日本の不都合な現実(きずな出版)
    購入済み

    良い意味で当たり前の本

    過去の著者の作品と重複する部分も多いが、ひろゆき節で読みやすい。書いてあることはしごく真っ当なことから、捻った視点で気づきを与えてくれることまでカバーされている。いわゆるノウハウ本にあたり同じ著者の類似書もある中で、この本の独自性はあまりないが書かれていることは有用で、似たような本を過去に読んでいたとしても大事なことは何度も繰り返し復習するという観点では「あり」だとは思う。

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    2021年11月24日
  • 100日後に退職する47歳
    購入済み

    職種は違ってもわかる~

    SEとかでないと分からない技術的なやり取りがいっぱいあるものの、ITの現場の理不尽な辛さはよく分かった。また、自分の責任を超えたところで評価をしてもらえず、ボーナスが出ないという仕打ちをされた主人公のやるせなさが社会人だったらすごく共感できると思う。ただ褒めて欲しかったというセリフも染みた。。。

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    2021年11月14日
  • 藤本タツキ短編集 22-26
    購入済み

    小説みたいな漫画

    比較的ノーマルな話から、チェンソーマンやルックバックを彷彿させる話まで幅広く楽しめる。あり得ない設定の中での登場人物の心の動きの描写も良いが、実際にありそうな日常の中での登場人物の描写も良い。国語のテストで登場人物の気持ちを答える問題にしても良いくらい、人物の仕草や言動から気持ちが伝わってくる。

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    2021年11月09日
  • Thisコミュニケーション 4
    購入済み

    デルウハとハントレスの共闘

    デルウハの復活がやはり一番熱い。普段はまだ反抗的なハントレスもデルウハの死を目にして感情的になり、復活したデルウハと再開した際は喜んでいたのがなんとなく嬉しい。元同僚との戦いは軍人同士の戦いの厳しさと、過去の感情の交錯の両面で読みごたえがあった。本巻の最後はまた意外な展開が示唆されており次巻が楽しみ。

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    2021年11月02日
  • Thisコミュニケーション 3
    購入済み

    壮絶な心理戦

    アクションも派手で痛快なのだが、ベースにあるのは心理戦。デルウハとハントレスの戦いも結末は精神的な攻撃での相手の陥落。他にも神父との攻防も面白かったが、デルウハとハントレスの不思議な依存関係のもと繰り広げられる、対立と共闘と信頼構築とドライな割り切りといった相反する要素がこれでもかと盛り込まれている。

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    2021年11月02日
  • Thisコミュニケーション 2
    購入済み

    設定の勝利かな

    肉体的な強さは人間兵器とでもいうべきハントレスの女性陣に軍配が上がるが、戦いや心理戦における経験値は指揮官であるデルウハの方が高い。イペリットの攻撃から拠点と生活を守るという共通の目的がありながらも、ミッション遂行の効率性を追求する中でデルウハがハントレスを殺害していく流れの中で、知識や体力面での能力差が駆け引きを面白くしている。ハントレスに関する設定が絶妙だからこそできたストーリーで、設定の勝利。

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    2021年11月02日