ゴールド
レビュアー
  • 新・階級闘争論 暴走するメディア・SNS
    購入済み

    偏向報道に惑わされないように

    一部のマスコミ勢力による思想の押しつけや切り取り報道による世論の誘導などが、これでもかとばかりに実例が挙げられていて気分が暗くなる。おかしな報道や歪んだ正義をトピックごとに暴いて説明してくれている。切り取り報道で無視された事実などを知ることで、ナイーブにSNSやニュースを信じることなく立ち止まって考えることの一助となるだろう。

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    2021年06月04日
  • 葬送のフリーレン 4
    ネタバレ 購入済み

    いよいよ魔法資格試験スタート

    仲間が増えたと思ったらすぐに別の道を歩むことになったり、前巻でスポットで出ただけと思っていたキャラがまた登場したり、作者には予想を裏切られることが多いかも。だからこそ読んでいて飽きないのだろうけど。いよいよ魔法資格試験が始まるというところでこの巻はおしまい。HUNTER×HUNTERのハンター試験のような駆け引きとギミックの多い群像劇ストーリーになりそう。

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    2021年05月29日
  • 葬送のフリーレン 3
    購入済み

    人との出会いっていいものだ

    迫力あるバトルも魔法や駆け引きの末に決着。そしてまた旅は続きいろんな人との出会いと別れを経験していく。この作品では現在の時間軸と過去の回想の交差が抜群にうまく、フリーレン達の人間性を形作った過去の出来事が現在のイベントにうまく反映されている。ファンタジーRPGのような世界観を活かした魔法でのバトルも読みごたえがあるが、長寿のフリーレンの時間軸とより短命な人間の登場人物の交流が双方を成長させているようなところも感動。主要人物の誰の視点でストーリーを追いかけても共感できる点が多い。

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    2021年05月29日
  • 葬送のフリーレン 2
    購入済み

    ファンタジー苦手な人も読んで

    仲間が増えるまでの過程で、人の強さや弱さ優しさなどがうまく表されている。もちろんフリーレンが中心に話が進むのだが、その他の主要人物だけでなくちょっとした脇役の登場人物とのやりとりも心に沁みる。フリーレンの心の機微や人との交流から教訓をえるもよし、バトルやギャグを楽しむもよしの、万人におすすめできる漫画。

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    2021年05月29日
  • 九条の大罪 2
    購入済み

    恩師と対決!

    過去が少し明かされて、依頼人のために恩師と戦うことになった九条。前巻ほどグロはなかったが、介護や相続などを通しての人間の描写がエグい。恩師対決の決着は次巻以降に持ち越しで、今後どのような駆け引きがされるか、依頼人の心は満たされるのかなど続きが気になる。

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    2021年05月29日
  • 葬送のフリーレン 1
    購入済み

    面白くて深イイ

    エルフの主人公の他の種族よりも長寿ゆえの辛い別れと、時間があるからこそ紡げる世代を超えた人とのつながりが、ちょうど良いギャグやセリフ回しで描かれている。堅苦しくないトーンでストーリーが進み、読みやすく単純に面白いだけでなく、人生のあり方も考えさせられる。

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    2021年05月25日
  • フラジャイル(20)
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    熱血医師と岸先生の回

    医療現場の実情、人としての想い、違う立場の人たちの衝突、テーマを損なわないレベルでのギャグと、バランスが素晴らしい漫画。何巻になってもクオリティが落ちないのもすごい。今回の危なっかしいけど熱い医師についての話も、理想と現実の間での医療現場での一人一人の考え方の違いの中で、医者と患者のあり方など考えさせられる。次巻以降の展開が楽しみ。

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    2021年05月22日
  • ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 26
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    ボス戦クライマックス

    最近はスタントの能力が複雑過ぎてついていけなかったが、この巻では比較的スタンド能力とアクションが分かりやすく久々に読んで満足感があった。そろそろラスボスとの戦いも終盤のようだが、この巻の終わり方だともうひと捻りありそう。

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    2021年05月22日
  • アサギロ~浅葱狼~ 23
    ネタバレ 購入済み

    とうとう沖田に異変が。。。

    ときどき昔の巻を読み返さないと人間関係が分からなくなるが、新選組漫画の中では登場人物の人間味がよく描かれている。この巻ではとうとう沖田の肺の病の兆候が出てくる。病気の初期はきっとこのような何気ない症状からスタートして、本人も普通に過ごしていたんだろう。史実を元にしているため沖田の今後は分かっているのだが、それが漫画でどのように描かれるか興味が尽きない。

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    2021年05月14日
  • チ。―地球の運動について― 1
    ネタバレ 購入済み

    地動説をめぐる壮大な物語

    中世の宗教観に支配された環境で、真理を求める心と宗教弾劾に怯える主人公の葛藤が痛々しい。一方で現代人のような言葉使いやちょっとしたギャグ要素が話の重さを軽減して読みやすいものにしている。主人公が本巻の最後に死んでしまうのだが、彼の意志が別の人間に受け継がれていくようで思った以上にスケールが大きい話で先が楽しみ。

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    2021年05月09日
  • 外道の歌(12)
    購入済み

    複雑過ぎる

    こちらの理解力に問題があるのか、登場する勢力が増えてそれぞれの関係性とストーリーを追うのが難しい。特に悪人側。長編だとある程度の複雑なプロットも必要だとは思うが。解決編で全てが繋がって悪人が懲らしめられて終わったら以前のような爽快感が得られるのかもしれないが、今のところは星3つ。

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    2021年05月08日
  • BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 14
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    ひと段落するも追加要素投入

    いったんはボルト側の勝利で一区切りついたが、ナルトと九尾の関係や新しく出てきた器など、次巻以降の展開が気になる。

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    2021年05月06日
  • 転送者 皆川亮二短編集
    購入済み

    皆川亮二ファンなら

    シリアスな状況からコミカルな状況まで、アクションシーンが出てくれば皆川亮二っぽさが全開。長編でみせる王道漫画に近い古めの作品から、野球や将棋を背景とした作品、などバリエーションは多い。一方でこれじゃない感を感じる人がいてもおかしくはなく、万人にはおすすめしづらい。皆川亮二ファンなら話の好みに当たり外れはあっても、画力とストーリーのマッチングもしくはギャップをなんらかの形で楽しめるはず。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(16)
    購入済み

    ここまで全巻クオリティ高く面白

    相変わらずギャグとストーリーのバランスが良い。如月の存在感がここ数巻で増してきていて、少し壊れたイケメン枠で川合とのかけ合いも面白い。何気なく登場した人物がこうしてどんどん主要キャラと絡んで、ストーリーの中でかけがえのない存在になっていくのも自然に行われていて主人公の警察生活の時間の流れも自然に感じる。。一方で登場人物が重い過去と向き合ったり、辛い業務の中で仲間との絆を確認したりといった、考えさせられるトピックも散りばめられている。単純に笑えるだけでなく、読み終わった後の充実感が大きい漫画。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(15)
    購入済み

    人の心の機微とギャグのバランス

    シリアス中編は事件としては案外あっさり終わったが、源親子の不器用な愛情確認が熱かった。悪人も前巻では極悪な感じが、捕まる際には一人の父親として悩んでいる姿もリアルだった。他の短編では、川合のキャラがどんどん強くなってきて、連載開始時の常識人枠から、藤や源に渡り合えるキャラに育ってきて感慨深い。凄惨な話や説教臭くなりそうな話も、この作家の構成とセリフ回しで楽しめるため万人におすすめできる漫画。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(14)
    購入済み

    シリアス編突入

    過去を絡めたシリアス編に突入したようだ。源の父や副署長の奥さんの謎の異動について今後掘り下げられていくと思われる。登場人物のルーツにシリアスに迫りつつも、いつもの漫才のようなセリフ回しで笑いながら読み進めることができる。一話完結型で色々なエピソードを読むのが好きだが、この作品については中編や長編になっても短編の時と同様に楽しく飽きずに読める神構成力が凄い。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(13)
    購入済み

    どの話もセリフとオチが秀逸

    漫才のようなセリフのかけあいが登場人物が口にすると自然なのが不思議。警察自虐ネタ、若干悪意あるイケメンいじり、その中に仕組まれるほっこり人情話、そして完璧なオチ、という神構成。どの巻を読んでもクオリティが高く、作者の力量と安定感に脱帽。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(12)
    ネタバレ 購入済み

    シリアス中編に区切り

    シリアス中編もいったん解決。川合達の活躍で3年越しの事件が解決され、藤や源の代のモヤモヤも解消。藤の同期の被害者も実は。。。という展開で騙されたが爽快なドンデン返し。その他の一話完結型の話も相変わらずの構成とセリフの妙で爆笑。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(11)
    購入済み

    シリアスとギャグの絶妙な両立

    とうとう藤の同期の過去の事件を本筋として、大きな展開が始まった。これまでの人間関係の伏線が回収されてきて、ぼかされてきた点も明らかになってきた。少しシリアスになりつつあるが、川合の強靭なメンタルで暗くならず他の登場人物も相変わらずの漫才のようなセリフ回しでギャグ漫画のような面白さも両立している。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(10)
    購入済み

    新たな展開に向けた伏線

    いつもの安定感のある警察の事件や日常に関するあるあると軽妙な登場人物達のやりとりに加えて、藤の交番異動の理由の謎や、これまで出てこなかった藤の4人目の同期が過去編に出てきた。今後、これらの伏線が回収されていくのだろうが、それらの謎解きも気になるが、今のシリアスとギャグのバランスは続けて欲しい。

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    2021年05月05日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(9)
    購入済み

    コントのようなかけ合いが秀逸

    一話完結型の組み立てで、毎回違う警察ネタを絡めて抜群の台詞回しでコントのような展開になり、最終的には事件やイベントにきちんとオチがつくのが素晴らしい。

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    2021年05月05日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(8)
    購入済み

    安定の面白さ

    いつもの通りの安定感で警察イベントやあるあるを絡めて、一話完結型の構成でストーリーが展開されている。藤、源、山田と主人公の人間関係もギャグといがみ合いの合間に信頼関係も育まれていて、ほっこり感動させられる場面も多い。1巻からここまでハズレなく人間ドラマとセリフの妙によろ面白さを継続できる作者の力量に脱帽。

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    2021年05月05日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(7)
    購入済み

    多くの人に読んで欲しい

    作者の実際の経験に基づく警察あるある、絶妙な台詞回しとギャグ、無謬でない人間としての警察官の葛藤などがバランスよく詰まっている。面白くためになり考えさせられる稀有な漫画。巻数が進んでもマンネリ感が出ずクオリティが保たれているのもすごい。一話完結型でネタが途切れずに楽しく読み応えがあるストーリーを継続できる作者に脱帽。

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    2021年05月05日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(6)
    購入済み

    ギャグ要素強めの巻

    一話完結型のストーリーで構成されている巻で、いつものごとく警察の日常や行事を背景に物語は進むが、コントのような展開と台詞回しがいつもより多くギャグ要素が強め。警察の環境を使ってこんなに笑える絵とセリフとストーリー構成を考える作者と編集は凄い!

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    2021年05月05日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(5)
    購入済み

    飽きない警察あるある

    巻数が進んでも勢いが落ちず全く飽きない。警察でのあるあるを悲壮感が出ないようにギャグや面白い台詞回しでオブラートに包んで、ドキュメンタリーとギャグ漫画を両立させているのが素晴らしい。

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    2021年05月05日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(4)
    購入済み

    新キャラ登場

    女性の主要登場人物として4人目が追加された模様。他の登場人物との同期、先輩、後輩関係も細かく説明がされて、職場の人間関係把握がしやすくなった。この巻では一話完結型の話が多く、展開も早くあまりシリアスにならずに初期の頃の雰囲気に近いかも。相変わらずギャグと台詞回しのセンスが秀逸で、楽しく読める。

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    2021年05月05日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(3)
    購入済み

    警察事情+人情+ギャグ

    少しシリアスな中編で警察ものの話として緊張を持たせつつも、軽妙な会話で相変わらず面白く読める。つい読み流してしまいがちだが、警察内の肩書きや部署による力関係などもわかってためにもなる。

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    2021年05月05日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(2)
    購入済み

    絵とセリフのギャップ

    きれいな絵と登場人物の汚い言葉使いのギャップが面白い。警察という職業とのギャップの面白さと、現代っ子が使いそうなギャグとツッコミのワードセンスの面白さの相乗効果。単に面白いだけでなく警察の仕事や日常も分かる、楽しく職業が学べる点でも秀逸。

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    2021年05月05日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(1)
    購入済み

    警察の仕事が楽しく分かる

    婦警さん目線で警察の仕事のブラックさややりがいが描かれているが、各登場人物の人間らしい本音とギャグがバランスよく混じっていて辛い話も楽しんで読める。

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    2021年05月05日
  • 米中対立から国際秩序、日本のかたちまで、未来はこう変わる 2030年「シン・世界」大全
    購入済み

    鮮度の高い世界情勢まとめ

    普段、なんとなく聞き流している世界情勢に関するニュースがうまくまとまっている。タイムリーな情報と解説なので、まさに世界の今の理解に役立つ。一方で世界の動きが目まぐるしく変わるため、こうした本は出版後にすぐに読まないと鮮度が落ちて価値が落ちるという側面もあるかもしれない。各事象について点と点がつながるような説明、陰謀論に与しない冷静な分析と主張、日本の国益に対する想いと提言、など非常に参考になる。

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    2021年05月04日
  • 怪獣8号 2
    購入済み

    いい意味で寄生獣+デビルマン

    敵の正体、怪獣8号になったきっかけの怪獣の正体、といった今後の謎の回収に期待しつつ、今回は濃厚な戦闘シーンを満喫。作者の後書きにとりあえず自己最高記録の5巻を目指すというコメントがあったが、確実にもっと続くだけの人気を得ているので、引き続き応援するつもり。

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    2021年04月18日
  • 怪獣8号 1
    購入済み

    展開も早く面白い王道漫画

    世間で噂になっていたので軽い気持ちで読んでみたが、はまった。主人公がいい奴、怪獣になってしまった悲哀、幼馴染との関係、後輩との交流など、多くの要素で引き込まれた。少年漫画なのに主人公がおじさんである点を除くと、これまでの王道漫画たちからおいしい要素を盛り込んでいるようにも思えるが、とにかく面白いことが正義。

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    2021年04月18日
  • ボールルームへようこそ(11)
    ネタバレ 購入済み

    大会決着、そして。。。

    大会の決着、学校での周囲からの扱いの変化、そして怪我による次の大会欠場と盛り沢山の巻。最後の本編とは関係ないギャグ短編も意外で面白かった。ただ刊行ペースが遅いのが残念。でも作者の方には健康に気をつけて時間がかかっても良いので、この作品を続けてもらいたい。

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    2021年04月18日
  • コロナ脳 ~日本人はデマに殺される ~(小学館新書)
    購入済み

    マスコミ以外の情報入手の一環

    新聞やテレビでは埋もれている考え方に触れられるというだけでも本書は貴重。もちろん他の情報ソースからも情報を取った上で総合的に判断する必要はあるが、概ね本書の主張は理性的であると感じた。対談形式でわかりやすく読みやすいのも良い。

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    2021年04月14日
  • さよなら私のクラマー(14)
    購入済み

    ある意味良い終わり方かも

    女子サッカー×青春×確かなサッカー知識という組み合わせの妙が魅力だった漫画が終わってしまった。緊迫感とほっこりする時折りはさまれるギャグも良かった。まだまだ続けられる素材だが、ここで終わって読者にその先を想像してもらうというのもある意味きれいな終わり方だと思うようにしよう。

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    2021年04月11日
  • GIGANT 8
    購入済み

    ストーリーが進まずもどかしい

    戦闘シーンは迫力があるが、漫画でアクションを描き込みすぎるとストーリーが進まないというもどかしさがある。単行本で読んでいるのにほとんどストーリーが進まない点で少しガッカリ。

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    2021年04月11日
  • 転職2.0 日本人のキャリアの新・ルール
    購入済み

    転職のための優良実用書

    平易な言葉で著者自身のキャリア戦略の実践内容と、Linkedin代表観点での転職市場についての考え方とがバランスよく書かれている。抽象的な自己分析本と違い自分の強みや特徴の整理が体系的に行えるツールとしての良さもありつつ、そもそもの転職に何を求めるのかのマインド面での問いかけを促しているところもあり、本当に読者のキャリアの助けになりたいと著者は考えているのだろうと感じた。

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    2021年04月08日
  • よしりん辻説法 4 美女の箱舟
    購入済み

    濃密な小林よしのりワールド

    論客としてギャグ漫画として、両方の立場の小林よしのりがごちゃ混ぜで濃密に味わえる作品。トピックとしてはアイドルから政治家まで幅広く取り上げられていて、真剣な政治的主張もあれば単なる個人の趣味全開の主張もある。ゴーマニズム宣言ほど緊張せずに軽い気持ちで読めるのが良い。主張も賛成できることも疑問に思うことも両方あるが、自分の知らない世界を知る入口としては良くできた媒体だと思う。ただ、雑誌の連載としてはこれくらいのギャグのしつこさがちょうどいいのかもしれないが、まとめて単行本で読むと少し食傷気味になるのも事実。

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    2021年03月29日
  • 双亡亭壊すべし 22
    購入済み

    数巻にわたるクライマックス

    毎巻、活躍する主要人物が変わってエキサイティング。個人の能力だけでなく仲間同士で助け合って勝利をつかむところも少年漫画らしくて良い。一方で敵側の登場人物は少年漫画に適さないほど歪んでいるのもギャップが良い。クライマックスがここ数巻続いており、コミックス発行も毎月になっていて、上手いこと作者に煽られている。

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    2021年03月20日
  • DAYS(42)
    購入済み

    きれいに終わったかな

    準決勝がサッカー的には1番盛り上がり、残りは青春群像劇的な形で余韻を残しながら終わった。若者の希望と悩みを描きつつ、サッカー漫画としてのエンターテイメントも両立したこの作品は素晴らしいと思う。

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    2021年03月20日
  • ちはやふる(46)
    購入済み

    緊迫感!

    二次元の漫画でここまで息詰まる百人一首の戦いを表現できるんだと感心した。ある巻では若者の青春が描かれ、この巻のように戦いを描く巻ではバトル物もびっくりの緊迫した心理戦(と肉弾戦?)が描かれており、巻によってストーリーの流れは保ちつつ大きく印象が異なるのが面白い。

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    2021年03月15日
  • 九条の大罪 1
    購入済み

    弁護士版ウシジマくん

    弁護士版のウシジマくんという感じで、ウシジマくんのファンだった人は楽しめると思う。アングラ世界での犯罪に関したドラマという点がウシジマくんとの共通点だが、主人公が大人の弁護士で法律でトラブルをさばくので、主人公の活躍の仕方はもちろん全然異なる。依頼人優先で法律が許す範囲で手段は選ばない主人公が時折見せる人間味や、イソ弁の切れ者っぽさなど、今後物語が進んで深掘りされていくのが楽しみ。

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    2021年03月05日
  • 呪術廻戦 15
    購入済み

    絶望と希望のシーソーゲーム

    ピンチとチャンスが目まぐるしく入れ替わり、読者としての緊張感も途切れない展開。力や能力に目が行きがちだが、登場人物達の人間的な弱さや、そこから立ち直る強さの描写もよかった。戦闘が複雑なので、後日アニメになったら、アニメで確認したいと思う。

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    2021年03月04日
  • チェンソーマン 11
    ネタバレ 購入済み

    とりあえず一区切り

    正直、戦闘シーンは何が起きているか分からないが迫力は凄い。個人的には戦闘シーンよりも、デンジやマキマの心理描写が良かった。勝者も敗者も空虚感を持っていて、それがセリフや行動に表れるのを読者として勝手に解釈して味わう感じを楽しんだ。主要人物がほとんど死んでいるのに、読後感が良いという不思議な作品。

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    2021年03月04日
  • 2040年の未来予測
    購入済み

    未来は暗く見えるが。。。

    2040年の未来予測を、現在の状況や情報をもとに著者が意見を盛り込むという形で展開している本。テクノロジー関係については技術情報の紹介と今後の進歩の観点が強く出ているが、社会問題や環境問題についてはとにかく重くて暗い。今後の展望については当たる物も当たらない物もあるだろうが、現状の課題把握とあり得るシナリオを各トピックについて知っておくためには非常に良い。

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    2021年03月04日
  • お金知識ゼロ! 普通の会社員でも株で1億円つくる方法をイチから教えてください!
    購入済み

    当たり前が難しい

    非常に分かりやすく且つ具体的に投資先の選び方から出口戦略までが説明されている。愚直に王道的な企業分析を行うということに尽きるのだが、これをきちんと実行できるかというと株の経験者でも目先のチャートやニュースで売り買いしている人が多いだろうし、精神的にも強さを求められなかなか難しいと感じた。銘柄選びについては特に自分と投資先に向き合う重要性を改めて学んだ。

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    2021年03月01日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場
    購入済み

    危なっかしいが魅力的な人

    栗城史多の従来のメディアでの派手な印象と、ひとりの人間としての葛藤とが両方うまく書かれている。時代が違えばそのバイタリティも違う方向に向いて命を落とすことなくビジネスなどで成功していたのかもしれない。彼が最初に注目を浴びた頃の印象しかなく忘れかけていたところで亡くなったと知った口なので、ネットなどで激しく叩かれていたことや自身の賞味期限に対する焦りのような暗い部分は今回初めて知った。人としてどうかと思われる記載もあるが嫌悪感はなく、あれだけポジティブに振る舞っていた人がこんなに人間らしい弱さを持っていたという点で親近感を覚えた。現代社会の生きづらさや色々な人生訓などを引き出そうと思えば学びはい

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    2021年02月27日
  • 双亡亭壊すべし 21
    ネタバレ 購入済み

    怒涛のクライマックス

    これまで悪のボスと思われていた敵が実は本当の敵と対峙するためのキーパーソンだったことが判明。単純なドンデン返しだけでなく、敵によって仕掛けられた心理戦も熱い。前巻から一ヶ月での発売、そして次巻も翌月に発売される畳み掛けるような展開をコミックス発売方法でも見せるのがうまい。

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    2021年02月22日
  • 満州アヘンスクワッド(3)
    購入済み

    展開が速い

    展開が速く飽きない。ただ、そのテンポの良さのため、少し詰め込みすぎで展開にご都合主義な部分が若干気になった。青幇との駆け引きや恋の行方など読者が気になるところで次巻に続く。。。次巻が待ち遠しい。

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    2021年02月22日
  • 呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校
    購入済み

    テンポ良く読める

    本編の前日譚だが、本編との矛盾なく主要キャラクターの1年前が見れてそれだけでも価値がある。1巻に収まる量でストーリー展開をしているので話のテンポもよく、本編だと長引かせるシーンもサクサク進んでいく。本編の息を飲むような戦闘シーンや心理戦にページ数を多く割くのも良いが、これくらいテンポ良く読めるのも新鮮で良かった。

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    2021年02月13日