これは魔王を倒した後の魔法使いの物語
勇者「ヒンメル」、戦士「アイゼン」、僧侶「ハイター」、魔法使いのエルフ「フリーレン」たちは魔王を倒し、10年という長き冒険の旅の幕をおろそうとしていた。
しかし、10年という年月は、長寿であるエルフのフリーレンには一瞬のことであった。
勇者一行は、冒険の思い出を語りあい、50年に一度の半世紀流星群(エーラりゅうせいぐん)を眺め、再度見る約束を交わし、それぞれの道へ別れていった。
50年後、約束を果たしに集まった勇者一行だが、フリーレン以外の3人はみな年老いていたのだった。
再会もつかの間、ヒンメルは天国へと旅立った。
彼の死後、フリーレンは「人間の寿命は短いってわかっていたのに…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」と後悔し、人を知る旅に出る…。
「マンガ大賞2021」ほか、数々のマンガ賞を受賞している今作!!
魔王を倒した後から始まる物語はこれまでにない物語です。
注目していただきたいのは、フリーレンが新たな冒険をしているときに、過去の勇者たちとの冒険を思い出す回想シーンです。
どうしてフリーレンが人を知りたいと思い冒険に出たのか、フリーレンが勇者たちにどのような言葉をもらったのかが徐々に解き明かされていきます。
その中で特に、 長寿のフリーレンが未来で一人ぼっちにならないようにするためにヒンメルが各地に銅像を設置していると明かされるエピソードは心がほっこりします。
他にも、過去の冒険のエピソードが明かされていきますので、注目して読んでいただきたいです。
感情タグBEST3
単行本2巻にして
早くも名作だと思う。
レビューだし、好きに書きたいw
1巻1話を読んですぐ好きになりました。
静かな笑いもあり、ほのぼのもあり。
もちろん感動もある。
2巻では、バトル要素も若干強めに。
男女ともに楽しめるのではと思います。
是非、共有したい。語り合いたい漫画です!
1巻が落ち着いた登場人物の内面に迫る話の運びでした
この2巻では、新たなメンバー加入があったり、戦闘があったりと1巻の静から動へと変わります
※1巻の様に涙腺にくるような事はありません
そして、多くの伏線が張られます
夫々がどのように回収されていくのかが楽しみです
戦闘といっても派手さ...続きを読むはありません
基本は人物の内面の葛藤に貫かれています
数多の異世界物語とは一線を画しています
1巻だけでも話の運びとしては完結しているといえますが、
更にその先を読みたいと思う方は、この2巻を手に取るべきでしょう
この2巻を読むと、次の3巻が待ち遠しくなります
匿名 2024年05月08日
魔法使いのフリーレンが弟子の魔法使いフェルンと歩む旅の目的地は、 再び魔王城。勇者たちの魂が眠るとされる地。 この旅は、勇者たちとの冒険の足跡を辿ることでもあります。
戦士のボーイ、可愛い!!ツッコミ役が増えて、フェルンがだんだんボケ始めるw
フリーレンに振り回されながらもその旅路に連れ添う人間の2人が可愛い。差し込まれるフリーレンの過去の記憶、出てくるヒンメルたちとの思い出がめちゃ泣ける。アニメの主題歌の歌詞も相まって、めっちゃ号泣してしまった。
タイトル回収が秀逸
匿名 2024年01月22日
どちらかと言うと 静かに淡々と、けれどもじんわりと沁みていく「葬送のフリーレン」の話が、ここに来て一気にゾクゾクするような展開と、「そっちの意味も兼ねてたのか!」のタイトル回収に震えた!!
旅の目的が魔王討伐ではなく、死者に会いに行く旅なのがいい。そして、物語がゆっくり進んで行くけど、伏線が多そう。あと、気になるのは、ヒンメルの強さ。回想シーンのみだけど、想像させられる。
面白い
匿名 2024年01月17日
単行本2巻にして
早くも名作だと思う。
レビューだし、好きに書きたいw
1巻1話を読んですぐ好きになりました。
静かな笑いもあり、ほのぼのもあり。
もちろん感動もある。
2巻では、バトル要素も若干強めに。
男女ともに楽しめるのではと思います。
是非、共有したい。語り合いたい漫画です!
アニメも1クール終わったところですが、エルフが出てきた時点でたいぷではないかな、と敬遠してきました。ですが、テレビ局の力の入れように第一回の放送を見てみたら号泣。うわ、ここから始まるのですか、という感じでした。大切な思い出を織り交ぜながら未来に向かって生きるストーリーに脱帽しています。
匿名 2024年01月09日
セリフ無しの小さなコマで進行するところが所々にあって、それがおもしろかった。淡々としてるのに退屈じゃなくて、短いフリーレンのセリフが印象的なものだったり、人気があるのがわかります。めちゃくちゃ続きが気になる終わり方でした!
フリーレンのマイペースな感じがガッツリ出ているのにめっちゃ強い!!かわいいし!!仲間も増えてきてこれからが楽しみです。
魔族との戦いもガンガンしてほしい!!
やっと始まった冒険
そして、魔族との対面
フリーレンの2人に対する言葉から信頼が見てとれる
だんだん心を通わせ始めている描写がとても感動的
仲間が全員勇者一行を慕っていて感動しました!最後の魔族との戦いではどうやってフリーレン一行が勝つのか気になります
Posted by ブクログ 2023年12月24日
「相手が強かったら戦わないの?」という言葉。
どうせ無理だと思いそうなことにも、立ち向かっていけそう。
その後の、フリーレンがフェルン達を信頼してる言葉もよかった。
2巻だけど、やっぱりいい作品だと思う。
1巻での初登場時には子供だったフェルンもすっかりお姉さんになって今やフリーレンの母親のよう。更にアイゼンの弟子シュタルクも加わって旅はかつての魔王城へと…
勇者
匿名 2023年10月21日
勇者ヒンメルの死後、かつて仲間だった者達の弟子と共にまるで想い出を辿るかの様に旅をする魔法使いのエルフ、フリーレンの物語。続きが凄く気になる。まずはアニメを見てみようかな。
ヒンメル、フリーレンなどどんなキャラでも好感度が高いのがすごいです。フリーレンの変顔を見てると癒されます。
Posted by ブクログ 2023年10月09日
なぜ、「葬送のフリーレン」と呼ばれるのか、というところまで。
100年生きるのと、1000年生きるのとでは、時間の感覚は違うんだろうな。あと何年生きられるのかと考えると、日々の過ごし方も、少し変わってくる。
匿名 2023年10月05日
旅に新たな仲間が加わる第二巻。戦闘多めではありますがゆったりとした雰囲気や独特のテンポはそのままなのが良かった。これからは更にアクションファンタジーっぽくなっていくのかな?それもまた楽しみです。
「葬送のフリーレン」のタイトルの意味がラストに出てきましたね。
てっきり見送る人間たちが多いからだと思っていましたが、なるほどそういう意味だったんですね。
Posted by ブクログ 2023年10月01日
新しい登場キャラと増える旅仲間。
一巻よりも多めのアクションシーン。
葬送のフリーレンの由来。
盛りだくさんな新しい要素にとても胸が躍りました。
2巻最後のあたりで因縁の相手と出くわすフリーレン一行がどのようにして敵と対峙するのか。
シリアスの中にコミカル要素も満載で楽しく読めるのも良いところです。...続きを読む
まさかフリーレンがそんなに実力者だったとは。
勇者一行の魔法使いなのだから当然かもしれないけれど、あまりにマイペースだったためフリーレンの真の実力を過小評価してしまっていた自分がいたため、彼女の実力に触れて鳥肌が立ちました。
今話題
匿名 2023年09月30日
今話題沸騰中の気になっているこの漫画が期間限定無料で読めて嬉しい。今まではゴールに向かう主人公が好きだったけどこの漫画に出会ってから視野が広がった
フリーレン、膝の下で手を繋いで、いわゆる体育座りっぽい座り方を良くしています。
フェルン、フリーレンに対しては母親のようでもあり。
フェルン・シュタルクの会話、結局このままずっとこんな調子で、こいつ面倒臭い、といいつつも少しずつ打ち解けてきます。
ここまで静かでしたが、北行していくとまた戦乱が。この...続きを読む作品の魔族は徹頭徹尾、異質な存在として描かれているのが特徴です。
たくさんの思い出
匿名 2023年09月25日
前のパーティーでの思い出を振り返りつつ
とはいえ、このメンバーでの旅も
主人公にとってまた新しく尊いものになるんだろうな。
人と似た姿を持ち、人と同じ言葉を喋りながら、人とは全く異なる相いれない生き物。
この作品の魔族がどういう存在なのかが、少しづつ語られていきます。
タイトル回収
匿名 2023年06月27日
2巻目にしてタイトル回収きた。フリーレンがとてつもない実力者であることが敵側(魔族側)が認識してるという話が表面に出てきたのがとても嬉しい。
なる
匿名 2023年03月23日
なんで葬送のっていうのか謎が解けました。謎って程でもないけどなるほどーて感じ
あとものすごくいいところで終わった
そしてものすごく面白い
新しい仲間のシュタルクが加入します。
この漫画は人間の持つ弱さも強さも見せるところがいいです。
強敵に果敢に立ち向かうが実は恐怖を感じて体がすくむことすらある。それでも誰かを守りたいという気持ちで奮い立たせて挑む。
勇気づけられる物語だと思います。
ドキッとする所もあって、面白ろかったです。
読んでいると、次のページをめくる時、
「この後どうなるのかな」と、思ったり
ワクワクしたりしました。
作者さんに、あったら
「すばらしい、作品ですね」
と、言いたいです。
Posted by ブクログ 2022年10月25日
シュタルクを仲間にして北の魔王城を目指す。
怯え、恐怖といった負の感情も人間として当たり前の感情でむしろそれを乗り越えてこそ真の強さといった描かれた方がされているのがいい。
コメディ的に描かれることが多かったが魔族との戦いで遂にバトル漫画として、フリーレン達の実力が見れるの楽しみ。魔族を葬ってきたか...続きを読むら葬送と呼ばれていると。主人公が最強パターンのマンガ。
Posted by ブクログ 2022年10月02日
サンデーうぇぶりにて拝読。2巻は8〜17話が収録。
勇者ヒンメル、もう亡くなっているのに回想で登場するたび株が上がっていく。自分達の銅像を残す理由が「未来でフリーレンが一人ぼっちにならないようにするため」ってカッコ良すぎる。やっぱりフリーレンのことが好きだったのかな。
14話では人の言葉を話す魔物...続きを読むが登場。人と触れ合ううちに魔物にも実は優しいところがあると分かったり、優しい心が芽生えて共存すると言う流れになるというのがよくあるパターンだが、この漫画では魔物を徹底的に分かり合えない生き物だと描いていて、そこが新鮮で面白かった。これからどんな魔物が出てくるのだろう。
17話でのタイトル回収も熱かった。仲間を見送る「葬送」でもあり、魔族からの畏怖をこめての「葬送」でもあるというダブルミーニング。次の巻も楽しみ。
戦闘シーンはとてもおもしろいが日常もフリーレンの掴みどころのない部分がユニークに描かれていて退屈しない。スケールも大きく名作だと思う。
元仲間の育てた次世代の人物がエモくていいです。大切な人との思い出を共有できるので。そんな子供たちもいつか先に死ぬと思うと切ないですね。
2巻では前衛が仲間になります。クスッと笑えるところもありますが「言葉を話す魔物」魔族との本格的な戦いも始まります。
気に入ったら何回も読む
これで3回目くらい
時間をおいて、何度でも楽しむ
そんなマンガだった
読むたびに新しい発見がある
あぁ、こういうことだったのかって
無言のコマも、改めてじっくり見たい
1回目は先を急いで流しぎみだったから
何度も楽しめるマンガって、お買い得感が強い
この「言葉を話す魔物」の設定すごいな・・・。でもたしかにそうなるのだろうし真理をついている気がする。魔族が登場して1巻の雰囲気と変わってきた。
読めばわかる。
無料版という形で入口を作ってくれたBookLiveには深く感謝を。
過去と未来を繋ぐエルフという種族の生き方を新しい視点から描いている。
今後の展開にも興味が尽きない。
いい師弟関係
匿名 2022年01月01日
フリーレンの回想シーンは、この作品の核となる大切な話です。フリーレンのフラットな性格の中には旧友・戦友との時間を大切に思っていたんだと分かるのが凄くいいです。過去を振り返って、フリーレン自身も気づいた事もあって。
そして二人旅から3人に。パーティ追加で賑やかになりそう。3人それぞれボケとツッコ...続きを読むミで面白い相乗効果あり!
勇者一行で一緒だった戦士の弟子との出会いがある。面白いヤツだが村を3年もの間守っていた。自分はまだドラゴンと戦える力が無いと思っていたが実はドラゴンはこいつを恐れて村を襲って来なかったとわかる。本当は強いヤツなのだ。
最期のタイトル回収にテンションぶち上がりになります。作者は盛り上げどころを熟知してますね。新キャラのビビリのシュタルクに、フリーレンには母性あふれる世話焼きするクセにシュタルクに冷たいフェルンちゃんが最高です。推定G〜Hカップで主張が強い胸部も最高です。
また1人、旅をする仲間が増えました。人の感情を次第に理解しようとするフリーレン。その成長の物語でもあるんだなと考えさせられた巻でした。
Posted by ブクログ 2021年11月28日
2巻になってもますます面白い。
新しい仲間のエピソードも淡々と自然な流れで。
この世界での魔族の存在も違和感なくスッと入ってくる。
それぞれのレベルの違いが理解しやすく描かれてるのもすごい。
1巻と比べて戦闘シーンがでてきて
残酷表現もちゃんと表現してあってリアルを感じさせる
本当に続きが読みたくなる作品です。
戦いがどうなっていくんだろう。
一巻の最初の頃のイメージでは、フリーレンが一人で旅をするのかと思っていましたが、ほだされるような形で弟子を取り、次の仲間はすすんで引き入れて、結構意外でした。人間はどれだけ教えてもすぐに死んでしまうから、と弟子を取らなかった彼女に、変化があったという事なんですね。ほのぼのと世界を旅していた一巻と変わ...続きを読むり、二巻では明確に人間を殺そうとする魔族が現れ、ストーリーにも一味加わった感じがします。続きが気になりすぎる。
1巻が面白かったので、2巻も続けて購入。
雰囲気がとにかくいい漫画。
画力も相まって名作感がすごい・・・
3巻も楽しみ。
以前何かの本で読んだ気がする言葉。
生まれつきの勇者、母親の胎内に恐怖心を置き忘れた者。そんな連中はただの異常者である。
真に勇敢な者とは正しく恐怖に向き合える者だと。
まぁ、そんなお話。
Posted by ブクログ 2021年10月08日
シュタルクがヘタレでかわいい!
フェルンと話してるシーンが全部好き
前半ほっこりしてたら
戦闘シーンが美しすぎて展開も熱い!
3巻読むのすごい楽しみ…
他にも同じ方がいましたが、アメトークで紹介されていて気になり読みました。1巻無料の時に読んでハマり、続きを購入。
新たな仲間にヘタレ(本当は違うけど)なシュタルクが加わり静かな面白さが増した。
Posted by ブクログ 2021年10月01日
バトルが主題にもなりそうな設定の中で、かつて共に旅をした勇者・ヒンメルとの思い出を辿るように丁寧に歩みを進めていく展開が好感がもてて心地よい。
第二巻もキラーワード続出なのは、シナリオと作画をそれぞれ担当しているのもあるのかも。
大切な人の記憶をトレースするように幻影を見せる幻影鬼。
さらにそ...続きを読むれを進化させたように、人を欺くために言葉を使う魔族の登場は、人の心の危うさをテーマにして読む側の心を揺さぶる。
そうした対極的な存在も見せながら、「人の心とは」をフリーレンと共に探っていくのがこの漫画なんだな。
人生そのもの!
人は人生の中でどんなことに悩み、何を考えて、どんな選択をして生きるのか、そんなハウツーが凝縮された良作💓
勇者御一行の跡地をめぐる旅は、勇者を受け継いだ魔法使いが先頭なんですね♡
パーティにまた1人増えて賑やかになりましたね!
それぞれの弟子が心を繋いで胸熱です♡
Posted by ブクログ 2021年07月18日
2巻を通じて描かれているのは野生生物(幻魔、竜、魔族)の生態と情を持つ人との差異、それを冷徹に分別する人の時間を超えた存在のフリーレン……という印象を受けた。これ狙ってそうしたのかたまたまなのかわからんが(2巻収録の話数分はこのテーマで描くよーとかありえないので実際には作品全体が持つテーマの一つなの...続きを読むだろう)、ともかく隅々まで凄い筆致。
【第9話 死者の幻影】ヒンメルが死んで幻影になってもマジ勇者でほんまヤバい。他の作品なら幻影の勇者の口からあの台詞出るかな???そして、逆に言われた方はその通りの行動を取れるかな???
【第16話 衛兵殺し】武力、魔力の差は如何ともし難いものの伯爵が無能ではなく、情に流されやすいものの洞察力が高く、頭の切れる有能な領主として描かれているのが良い。
【第17話 葬送のフリーレン】そんな有能な伯爵が、領主としてのアイコンさえあれば自分の代わりなど誰にでもできるとシュタルクに自虐しているのが世知辛い。
そして、まさかのここで魔族の口から語られるフリーレンの二つ名にして、作品タイトルでもある「葬送のフリーレン」
そっちの意味だったのかよ!?てっきりヒンメルやハイターの想い出の地を行脚して供養の代わり?とするから葬送だと思ってたのに、すっかり騙されてたわ……
まあ、ダブルミーニングなのだろうけど。
そういう展開なんやって感じ!
ほんとに新しい冒険の漫画って感じで、スゴく新鮮!
敵らしい敵と戦ったかと思いきや、それっぽくないのも登場したり、続きが楽しみな作品です。
Posted by ブクログ 2021年06月22日
タイトル回収巻だー。1巻のいい所は失わずにちゃんと山場を作ってきている感じで、ワクワクしながら読める。ただ1巻よりインパクトは下がっているかなあ。
仲間が増えるまでの過程で、人の強さや弱さ優しさなどがうまく表されている。もちろんフリーレンが中心に話が進むのだが、その他の主要人物だけでなくちょっとした脇役の登場人物とのやりとりも心に沁みる。フリーレンの心の機微や人との交流から教訓をえるもよし、バトルやギャグを楽しむもよしの、万人におすすめできる漫...続きを読む画。
ストーリーは勿論ですが、圧倒されるバトルシーンも面白いですよ。勇者がいた頃のフリーレンがどのような戦闘してたか、気になります🤣
キャラ、内容共に魅力的ですぐにハマりましたw
可愛いだけでなく、強く、面白く、ずーっと見ていられる作品だなと感じました。
最初の巻は無料で見て葬送とはそういうことかぁと納得していたが今巻では違う意味の葬送を教えられた。勝手に戦闘とかほぼない漫画だと思ってたのを綺麗に覆された。流石の一言の作品
Posted by ブクログ 2021年03月30日
これまでお話では割とほのぼのした雰囲気でしたが、新章に入って本格的な剣と魔法の戦いが始まります。フリーレンの敵となるのは魔族で勇者達と戦った魔王軍の残党です。魔族は人に酷似した姿で人の言葉を話しますが、フリーレンによれば消さなければいけない相手の様です。
魔王を倒したあとの勇者一行のその後を描く、というのが新しい。子供時代に「ロードス島戦記」や「フォーチュン・クエスト」等を読んだおじさんには、その物語の続きが見られるようで嬉しい。ぜひ長く続いてほしいファンタジー作品。
新たな仲間が加わり、これまでの戦いとは別次元での戦いが描かれています。こんな世の中だからこそ、続きがすぐに買って読めるのは良いですね。
弟子と師匠のふたり旅かと思いきや新たなメンバー登場!
しかもこれがなかなか強い。
勇者とエルフ魔法使いの甘い関係に期待していた私ですが、どうやら見当違いだった様子…。
それでも十分楽しめます。
次巻は最後にタイトル回収、おおってなりました。
幻を見せる魔物と出会ったフリーレン。以前は師匠の姿が現れたが、今回は勇者ヒンメルが現れる。
偽物だとわかっているから倒せるはずだが、こちらの記憶を読み取り姿を操る魔物は巧みに言葉を使い判断を鈍らせます。しかし、今回はそれが仇となりました。ヒンメルはただ一言「撃て」と。それに答えたフリーレン。たった数...続きを読むコマの中に揺るぎない信頼関係が見えてとても感動しました。
今回の巻では臆病な戦士シュタルクが仲間に入りました。臆病ゆえに魔物を侮らず、臆病ゆえにその地に住む人々を見捨てられず敵に立ち向かう。そんな素敵な戦士です。フリーレンが淡々と敵を倒してしまうのでつい魔物は弱いのでは?と考えがちですが弟子の2人の戦いを見るとそうではない事が伺えてバトル要素が増えてきたなと嬉しく思いました。
今回もとても楽しませていただきました。次のお話も楽しみです。
お勧めです。新たな展開で読み応えあります。戦士との回想と、戦士の弟子との出会いの巻です。
雑談です。
自身が亡くなる時、心残りや心配なことは周りの友人や家族であるケースはあると思います。主人公はエルフで長寿です。人の寿命はエルフの100分の1程なので、濃密に過ごしたとしてもエルフにとっては一瞬でい...続きを読むなくなってしまう悲しくなる存在です。エルフには人との関わり合いで愛情や友情を知っています。
エルフは鈍感なのではなく、優しさから距離をとろうとあえて今まで向き合ってこなかったのですが、勇者パーティー達は恐らく、エルフを気にかけて、あえて弟子達をエルフに強引に押しつけます。エルフの愛情が徐々に垣間見えるのが面白いです。
時間の無駄遣いをする長寿のエルフ、フリーレンが人間の感情を理解することや人間と同じ時間感覚を感じることができるのか。旅を通じて80年前にも戦った魔族と再会する。
Posted by ブクログ 2021年02月06日
めちゃめちゃ可憐そうなのに何にも動じないフェルンと、見た目はカッコイイのに中身残念なシュタルクという仲間を得て、3人のあれやこれやという掛け合いが楽しい巻。それでもやっぱりエルフとして悠久の時を過ごすフリーレンと、人間である彼らの時間の流れは残酷なほどに異なり、親しくなればなるほどやがてくる別れが辛...続きを読むくなってしまいそう。主人公のフリーレンの過去はまだまだ謎に包まれているけれど、回想シーンの断片から徐々につなぎ合わされる人物像から物語に深みが出てきました。
Posted by ブクログ 2021年01月11日
サンデーを買ったり買わなかったりなので、コミックスで穴埋めしてる感じなのだけど、まとめて読むとまた面白い…ガチか絵も良いしちょこっと抜けた顔になった絵も可愛い。細かい所までしっかり描き込んであるけどうるさくないし、セリフ多い所も読みやすいし、なんか…すごい(語彙力)
Posted by ブクログ 2020年12月29日
種族が異なるパーティーが10年の冒険から帰るところから物語が始まる珍しいパターン。その第2巻。
一貫しているのは全巻同様、時間軸、あるいは時間という感覚そのものの違いだ。せいぜい長く生きても100年程の人間と、ファンタジーの世界でいうところのエルフは1000年か、もしくはそれ以上の長寿族。同じ10年...続きを読むを共に旅したといっても、感覚に違いがあるのは当然だ。必然的に、エルフは1人、また1人と人間の仲間を失っていく。しかし、エルフで魔法使いのフリーレンは、少しずつ変わってゆく。かつて旅した仲間との10年を振り返りながら、そこに散りばめられた、何気ないけど大切なきらめく思い出と共に、再び旅をする。それは、まさしく鎮魂の旅であり、葬送にふさわしい時間の流れを感じた。今回は新たな仲間が加わるが、葬送の意味にも新たな展開が加わる。。個人的に、人と人との別れに際し、癒しきれない深い悲しみにうちひしがれた時に、こんな風に、心の旅を、人もまたするのではないか、と思う。かつての愛しい人との思い出をひとつひとつ拾い上げ、そこに戻り、笑い、泣き、、亡き人への愛を確かめながら時をすごす。そうやって亡き人の、自分の、魂を鎮めるのではないだろうか。。ファンタジーの冒険譚ではあるけれど、大人の鑑賞にも充分堪える物語だと思う。きっと、救われる人がいるだろう。かくいう自分がそうだから。
1巻よりもさらに面白くなっていく。人間ドラマ的な面白さも新キャラが登場することで深みが増していく上に、終盤は敵キャラの登場により緊張感が強くなる。
Posted by ブクログ 2020年11月06日
フリーレンが人間にあまり興味を持たなかったのは、寿命の差で置き去りになる哀しさからだろうね。
何度も経験しているから自分でも止められなくなっている習慣なのに、ヒンメル達との旅は無意識のうちに回想してしまう、その葛藤がいかにもエルフである。
同じ人間族でも他人のことがわからない者もまた、同じ習慣を身に...続きを読むつけるのだとしたら、これは我々のお話でもあるというわけだ。
「普通の人たち」とは異なると言う点ではエルフはむしろ魔族に近しいのだが、そうか、そこはエルフとオークのように相容れないわけか。
稀にある戦闘を除けば日常系とも読めるお話で、小ネタも面白いしほのぼのしているとさえ言えるのがまた良い。
Posted by ブクログ 2020年10月25日
てっきり本作はフリーレンとフェルンの二人旅に成るかと思いきや、普通にメンバー追加されるのね
という事はその内ヒンメルの後継者なども登場したりするのだろうか?
魂の眠る地を目指すという明確な目的が備わった新たな旅の始まりとしていきなり大切な人の幻を撃つ展開を入れてくるのは中々に手厳しいね
ここでフェ...続きを読むルンに対してハイターが出るのは意外ではないけれど、今のフリーレンに対して現れるのはヒンメルなんだなと少し意外。彼女の言う通り、そしてアイゼンが指摘した通り、百分の一にも満たない時間がフリーレンを変えていたんだなぁ…
新たに加わった戦士シュタルク
彼は短い間で印象が次から次へと変わっていく人物だね
最初は巌のような強さを持つ戦士、次に臆病で泣き虫なラッキーマン、村からの期待を理解して守らなくてはと覚悟を決める青年、そして想定を上回る強さを見せつけた戦士へ…
何というか、見た目に反して随分と頼りがいのある人物が仲間になったようだね
本作では初となる幾つもの話に跨った長編エピソード、グラナト伯爵領での騒動
これまでモンスターの形でしか登場していなかった魔族が人の姿を取ることの恐ろしさをこれでもかと表現してくる内容になっているね
人間と魔族の価値観の違いなんてよくある話だけど、子供の魔族が寂しそうに「お母さん…」と呟いた言葉にこれほどまでに衝撃を受けることになろうとは
あれはまさしく価値観の違いであり、対話など無駄な行為と考えるに充分過ぎる話だったよ……
そんな言葉を操る魔族の残酷さを見せつけられた後だからこそ、魔族に話す隙を一切与えずに瞬殺したフリーレンの強さは凄まじい
そしてまさかのタイトルの意味が此処で……!
『葬送のフリーレン』って何も理解できないまま死んでしまったヒンメルの業績を辿り、彼を改めて弔ってやるとかその辺りの意味合いかと思いきや、まさかの二つ名でしたか
ここに来て本領が発揮されそうなフリーレン、次回は大魔族七崩賢を相手にどこまでの戦いを見せつけてくれるのか……