ネコジャン・イヌダヨヴィッチさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
特殊能力
はとっちが「弾き語りライブを聴いた人の、人生で最もエモかった瞬間の記憶を引き出す」という特殊能力に目覚め始めた今巻。読者である私たちも、作中に登場する曲をspotifyなどで聴きながら読めば、あの夏のメモリーがエモいミュージックビデオの様に蘇るかもかも知れません……
やたらと蝉にこだわる番外編も笑えて最高でした。
ジャンプルーキーで連載されていた頃よりも藤井彩目ちゃんや鷹見の心境もより鮮明になっていて、面白さ10割増し。未読の方は、原作者が作画したジャンプルーキー版、いわゆる「旧約聖書」を読むと、本編もまた違った味わいになるのでオススメです。 -
ネタバレ 購入済み
普通なのに最高
かつて『バクマン』の中で、「普通の日常を面白く描けたら最強じゃね?」と言う感じの事をシュージンが語っていましたが、この漫画は正にそれです。
幼少期からギターに明け暮れていた訳でもない。
劇的な理由でバンドを結成する訳でもない。
オリジナルソングを作詞作曲する訳でもない。
何だったら恋愛絡みのゴタゴタでサークルクラッシュする描写の方が演奏シーンより多いかも知れない。
実にリアル。
誰もが経験した様な事しか起こらない。
普通の高校の普通の軽音部。
……なのに面白い!
この面白さ、エモさをどう伝えたら良いのか、僕の語彙力では伝えきれません。
とにかぬ読んでみて下さい。
思春期のリアル。「ふつう」で
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