感情タグBEST3
こんなに急激に強くなるのは奇跡だと思いますがAIで英才教育の女性棋士はあり得ると思います。実戦で伸びるタイプも少年マンガのお手本の様で好きです。
主人公は、小説家になる方法の響ちゃんと似た感じで、
良い意味での変人。
実際にこんなことがあるかどうかは別にして、物語の展開としては面白い。
とがった才能と人格、男社会の将棋界。
将来とか、男女とか、年齢とか関係なく、将棋を指す苺はカッコイイ。
主人公は、天才で、無愛想で、曲がったことが嫌いで、曲がった奴には暴力も辞さない。
…前作「響」と同じ、と思ったのですが
前作との違いは、自分の才能に対する自覚がもう少し甘いということでしょうか。
また、小説に比べて、将棋は対決の場があり勝敗が決します。
似てるなあと思いながらも、飽きずに興奮...続きを読むして楽しく読んでいます。
Posted by ブクログ 2021年11月29日
前巻で初めて将棋を覚えた藍田苺は、伊鶴八段に負けたことが悔しくてまたしてもとっぴな行動に出る。
伊鶴八段は、対局がしたければ10年後、名人戦に出て来いと一蹴する。
奨励会に入って棋士になり、名人戦を目指すとすればストレートでも10年くらいかかるが、藍田はそんな迂遠なことはやってられない。
そこでアマ...続きを読む竜王戦の神奈川大会に出場することになるのだが……。
海江田棋王、将棋部の滝沢、アマ王将塚原大樹、元奨励会三段浅井理久、など柳本光晴らしいふてぶてしいキャラが続々と登場する第2巻。
喧嘩っ早いし、気が強いのは勝負師に向いているのでしょうね。
通学先の中学校にも将棋部があるので、そこの唯一の部員とも対局して腕を磨きつつ、アマチュア竜王戦の県大会予選へ。この辺はもう、まさに破竹の勢いですね。
ちなみに2巻では幸い、駒の配置ミス、なかったらしいです。