あらすじ
「藤、異動の本当の理由は…」
前巻よりスタートした、藤・源のもう一人の同期を描く、ロングシリーズ「同期の桜」佳境へ。 藤、異動の本当の理由、警察学校卒業後の桜の行方、そして藤が保管する“箱詰め”の中身、少しずつ明かされていく真実に、新任警察官・川合は翻弄されていく――。
昇任試験に鑑識競技会、藤の美少女時代、そしてまたまた画伯が登場! 11巻も「働き方改革」とは無縁で頑張ります!
笑いあり涙あり!男女必見の警察マンガ!!
ある日、新米警察官・川合の交番に、超美人でエリートの藤部長が配属されてくるところから物語はスタートします。
藤部長は美人だし仕事はできるし、ほんとにすごい人なんですけど、クセが強いです。
彼女だけでなく、川合を取り囲む先輩方のほとんどがめちゃめちゃ濃いです。
(この環境下でやっていけるのは、かなりメンタルが強い証拠…。)
しかし、破天荒な先輩方に囲まれて、色んな事件を経験して、川合は成長していきます。
そんな姿にホロリとさせられるシーンもあったりします。
元気が出ないとき、この漫画を読んでみてください。笑いあり涙あり、きっとあなたに元気をくれることでしょう。
感情タグBEST3
守護天使
藤部長がパワハラで異動って初期設定、何となくおかしいとは思ってたが、ようやく謎解き。パワハラ受けたっていう部下が山田君ってやっぱりおかしいもの。これから真面目な話突入かな?
てっきり一巻の出会いを後悔…って川合のセリフかと思っていたのに藤先輩だったんですね…
それと移動理由が明らかになったりちょこちょこ出てきてた似顔絵とかちょっとずつ張られてた伏線が一気に出た感じで読むの止まりませんでした。続きも早く読みます。
あいかわらずの盛沢山
黙々と次巻を読み続けて、あっという間に11巻!早いものですね。この巻には、藤部長と如月部長の幼なじみコンビの小学生時代のエピソードが載っています。警察官を志望した2人の動機は、宮原部長だったんですね。剣道が縁とはいえ、いいお話です。他に認知症や介護疲れからの自殺、など身近な話で身につまされます。とうとう桜先輩の事件も解き明かされていきそうな気配です。
シリアスと笑い
川合の似顔絵の回は面白いから好きです。
この巻ではかなり物語が進みます。シリアスと笑いのバランスがすごく絶妙です。
この先も楽しみです。
ついに藤の異動理由が
とうとう藤が交番に異動してきた本当の理由が明かされる。その話しを聞いた川合がどう言う感じになるのかと心配していたけれど、この3年でそんな心配が無用になる程に、このペアの絆は強くなっていたのでした。
藤の同期が亡くなった話
過去に藤の同期の警察官が亡くなったエピソードがどうなるのか。トラウマがあるようだけど河合が何とかするんだろうか?
シリアスとギャグの絶妙な両立
とうとう藤の同期の過去の事件を本筋として、大きな展開が始まった。これまでの人間関係の伏線が回収されてきて、ぼかされてきた点も明らかになってきた。少しシリアスになりつつあるが、川合の強靭なメンタルで暗くならず他の登場人物も相変わらずの漫才のようなセリフ回しでギャグ漫画のような面白さも両立している。
桜の事件をきっかけに色々なことが動き出していったんですね。手がかりは「守護天使」のみ、すぐには解決しそうにないけど、これからどうなっていくのか楽しみです。
リアリティがハンパない
多々ある警察マンガにおいて、ここまでリアリティがハンパない警察マンガは、ハコヅメだけだろう。私も、20年以上前に限りなく似たような組織(県警本部長の有力天下り先、御用達の企業)で腰に重装備をぶら下げて、準公務員のごとく同業の県警職員と仕事を共にしてた経験からも、警察官としての人間性がリアリティ豊富で、警察官だって、休日は、パチンコもするし、夜は、宿舎で呑むし、婦人警官に至っては、メス・ゴリラ化(一部の人と言うことで、、、怖いし)もしてるし、昔を懐かしんで毎回、爆笑しながら読んでます。警察官という職業に『正義のヒーロー』のような憧れがあるかたには、オススメ出来ませんが、現実を直視したい方や、映画の『教導』が好きな方なら、楽しんで頂ける内容だと思います。
追伸:私が昔に所属ししていたのは、広島県の広島綜合警備保障(ALSOK広島)本社であり、(全国にある綜合警備保障(ALSOK)東京本社のグループ企業の中で、主要都市だけ独立した組織)ですので、広島県警の本部や所轄暑職員との馴れ合いに基づく事実からコメントさせて頂きました。実際に、公安組織からの天下り部長や参事官とも面識もあり、同じ職場の上司としても仲が良かったので。