あらすじ
「獣の巨人」達との戦いの末、地下室に辿り着いたエレン達。そこで彼らは、グリシャの遺した本と記憶により、グリシャの生い立ちや壁内にやってきた真の目的を知る。そこから明らかになったのは、エレン達が相手にしているのは、これまで戦ってきた巨人よりもさらに巨大な「世界」そのものだという事実。壁の向こうに自由が無いこと、海の向こうには敵が待ち受けていることを知ったエレン達の行く末は……。
...続きを読む感情タグBEST3
匿名
壁の外の世界、マーレ視点の話
壁の外の世界、マーレ視点の話になります。
巨人の力が発展する軍事力に敵わなくなるのも時間の問題のようです。
マーレでのエルディア人の扱いが卑劣で言葉を失います。また、パラディ島のエルディア人は同胞からも、忌み嫌われています。
車力の巨人(四足歩行の巨人)の継承者が判明。2ヶ月も巨人の姿でいられるみたいですね。
ユミルの顎の巨人は違う継承者へと受け継がれたようなので、ユミルはもう死んでしまっていたんですね。
グリシャ
グリシャが残した3冊の本に記載されていたグリシャの幼き日の記憶や、およそ1800年前、一人の少女が巨人の力を手にしたことから始まる二つの民族の暗黒の歴史。
話が難しくなってきましたが変わらず面白いです
Posted by ブクログ
ライナーもしんどいわな…
悪魔だって聞かされてたのに自分たちと同じ人間だし、そりゃ自分が戦士なのか兵士なのか分からなくなる。
ライナーの故郷の人たちはそれを知らないでいるし、各々の正義でやってるのがまたつらい。
てかこの時点でもうエレン先入してたのかあと気づけて嬉しい。
大陸側のできごと
ライナーが大人になってます。
パラディ島の失態を受けて苦労している様子です。
身体も精神もボロボロな様子です。
Posted by ブクログ
舞台は一転、ライナー側の物語がはじまりました。逆側から見た世界はこうなっているのか、と興味深く感じました。現実の世界でも似たような部分がありますね。
匿名
マーレ編開幕
マーレ編、開幕。舞台はエレンたちが海を見た後から数年後。ライナーを軸としてマーレの現状を描写するところから始まる。
これは!
映画公開のあとの刊行で、展開が気になったが、映画版とは違うことを確信した。ここに来て主人公たちが「少年」であることが再度強調されている。大人でも青年でもなく、未来に無条件で全てを委ねられるのが少年だと思う。次巻以降激しい戦いが起こりそうだが、楽しみにしたい。
Posted by ブクログ
最初の頃は、人間と巨人の戦いだと思っていたけれど、壁の向こうにはより高度な文明をもった人々が生活していて、巨人を兵器として人同士の戦争をしていることが分かってきました。
ライナー視点で描かれると物語はまた違った印象に。ライナーめちゃ老けたな。
そして、獣の巨人の正体はエレンの父、グリシャの息子だったことも判明して、びっくりです。
話が難しくなり、今までスラスラ読めていた手が止まる時がいくつかあったが、意味が分かった瞬間読み進めるのが楽しくなり、これがこの作品の良さなんだなと思った。
Posted by ブクログ
9つの巨人の力を得るためにマーレ側についているエルディア人の子供たちは戦いに身を投じる
マーレ側のエルディア人は、島のエルディア人(エレンたち)を嫌悪していた
ライナーはエレンたちとの出来事を「悪夢」と呼べずにいた
過去編
ライナーもまた、エルディア人からマーレ人になるため戦いに身を投じる子供の一人であった
すげぇ
ここから別視点というか世界の全貌が明らかになるというのは本当に痺れますね。最後にエレンの幼少期に繋がるところも、エレンの、今まで私たちが見ていた世界の狭さが強調されました。
物語が、一変します。面白いです
この巻から、ストーリーが、一変したように感じます。視点が変わり、世界観も少し変わります。
賛否が分かれる展開かと思いますが、私は大好きです。むしろ、進撃の巨人の世界観に深みが増して、奥行きが深くなったように感じます。
ただの一方向からの勧善懲悪ストーリーなら、アメコミと同レベルですもの。この繊細に作り込まれる世界観に、更にファンになりました!
Posted by ブクログ
この巻からマーレ編に突入する。
主人公から見た敵国の事情を書いていく手法は
よくあるものかもしれないが、
進撃の読者にとってはライナーの事情になるわけなので
冷静な気持ちではとても読めない。
しかも違う道を選択した同種族が敵というのが辛い。
悪魔だと思っていた敵国に侵入して
相手も同じ人だとわかってしまったライナーにとって
「あいつらは悪魔だったんだろ」と問われて
思い出すのは仲間たちとの日々。
「地獄だった」と返す言葉はある意味では真実なのだろう。
楽しかったこともあった。だからこそ地獄でしかなかった。
巨人の力が継承者を決めて継承されていく世界観や
獣の巨人であるジークはグリシャの息子であることなどが
次々に描き進められていく。
ジークは生まれのことを秘密にしていて、
王家の血を引いてるわけでもないのになぜか特別
ということになっているのが、この後大きく影響してきそうだ。
巨人化学の副産物がアッカーマン一族である
というのも複雑な気持ちになる事実。
物語が始まった頃の設定が好きで
こうなってくると面白くない、という人の気持ちも
わからなくはないが、
善悪の物語ではないところが自分は非常に気に入っている。
やっぱり天才かもしれない
序盤で主人公があれになった時や、主人公の同期にあれが多い事とか、少し前のお話で政治や人間同士のあれなお話なんかで
何度か挫けそうになりましたが、読み続けてよかったと思える内容。
ゾンビ物の変形だと思って食いついたお話だけど、巨人(ゾンビ)の正体がわかりつつある今でも面白さに変わりはなく、その訳を考えると、
どんなにしっかりした登場人物でも巨人の前では泣き叫び許しを乞うところとか、
どれだけ悲惨な状況に置かれても笑いを忘れていなかったり、
百人いれば百の事情がありその事情の上に百の正義があったり、
そのせいで見るものに依って、過去の出来事の善悪が線引きできなかったり・・・
お話自体は完全なファンタジーなのに、その中に出てくる人物が現実に忠実すぎるくらい人間臭い。
この辺りにこのお話の面白さがある様な気がします。
で、前置きが長くなったのですが今回のお話は、
上で書いた百人いれば百の事情と正義があるってことを
頭に刻みつけるお話だと思います。
本当の歴史を誰も客観視出来ない以上、国や民族の紛争、戦争なんて人間のエゴとエゴのぶつかり合いでしか無いという現実でも当たり前のことを
じっくりと頭に叩き込まれる感じの内容です。
こんな感じで最終話まで人の世の現実をリアルにファンタジーの中に落とし込んでくれるのなら、右や左で騒いでいる方々に
教科書として読んでほしくなる作品になると思います。
お話が面白ければ、カッコイイロボットも、強すぎる主人公も、萌えキャラも、しずかちゃんのお風呂シーンに始まるHな描写も一切いらないってのを最後まで貫いてほしいです。
最終話が待ちきれない唯一のお話です。
Posted by ブクログ
この巻もえ?ええっ?の連続でした。今回はライナーのお話…色々すごかった。そしてこの巻では終わらず続く。気になる…!エレン達が必ずしも正義という訳ではなかったのか…
Posted by ブクログ
2025/2/5
数年後に話が飛んで、ライナー(大陸側)からの物語。エルディア人が島に逃げたエルディア人を恨んでる。でもそれマーレ人にこき使われてるのを島に逃げたエルディア人のせいにしてるからよな。
正義のために戦ってるってのはわかった。
Posted by ブクログ
マーレにおけるエルヴィア人の戦争の歴史と巨人が兵器としてどのように使われてきたかが書かれている。兵器として巨人も時代遅れになりつつあることから、始祖の巨人力が求められていた。
戦争話にシフトしてきたな
Posted by ブクログ
ずっとマーレの話。マーレ側でも似たように、過酷な状況の中で戦うことに生きる術を見出さなくちゃいけない子どもたちがいて。
時間は22巻から少し飛んだっぽい。
コニーの村の人達がどうやって巨人化できたのか、夜でも動けたのかみたいな話はさらっと示唆された。無垢の巨人だと思ったけど、一応意思があるのは不完全だったから?
テーマが重い
前巻から大きく場面が変わって別の人間の視点からそれこそ別の物語のように巨人の物語が描かれる。新キャラの無邪気さで多少和むが、全体が人種や民族問題をベースにしており重い。
23巻も面白い
パラディー島の海の向こうにあるマーレという国の話でした。
マーレでの巨人の在り方、戦士という制度、エルディア人の立場など色々情報多き巻でした。
ライナーたち、壁の外の人類の視点で描かれたストーリー。
彼らもまた自分たちの国を守るために必死に戦っていてその姿は壁の中のエレンたちと同じで。
特に戦士候補生のガビは子供の頃のエレンを彷彿とさせます。
よくある善と悪がはっきり設定された漫画ではないところがこの漫画の面白さだと思います。
あまりにも辛くて心が疲弊してくるときもあるのですが、それでも続きが気になって気になって仕方がありません。次巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
ようやく『進撃』23巻読んだ。
良くも悪くも双方に『戦バカキャラ』がいないのがモヤモヤする。
というか読んでいてスカッとしない。
わたしの知る戦バカキャラは『ドリフターズ』のお豊とリアル史実では「戦は楽しい」と抜かした新島八重(山本八重)。
Posted by ブクログ
やるせない気持ちでいっぱい。また少年少女が犠牲になってる。ライナーもかなり不幸な生い立ちで、同情します。ほんとにね、親の思想に染め上げるの良くない。この世界ではそうしないと殺されるのだろうけど。エルディア人の虐げられ方が凄まじ過ぎて読んでるだけでイライラしてしまいます。ライナーの母親怖いな…怨念を感じます。ガビも怖い子…犠牲者は増えない方がいいけど、そうもいかない様子。残念です。
ルビくらい正確に
担当はこう言う戦闘もの向いてないんじゃない?
手榴弾くらいちゃんと訳してよ。
戦争とか、軍隊とか、あまり詳しくないんだね。
必要以上の知識が必要な単語とも思えないけど。
ずっと思ってたんだけど、半島だの島の奴らだの…これって日本と某国ですよね?
支配した歴史を償えとか、その歴史は改ざんされて悪者にでっちあげられてるとか…。
Posted by ブクログ
あ、これ調査兵団との戦いから逃れたライナーとジークの話なのね。大混乱。
あとライナー不憫過ぎる。
多分彼にとってマーレ側の仲間も大事だけどエレン達も大事な仲間だったのかも
ライナーなお母さんだけが察する
仲間を悪魔呼びしながらも思い出が頭が巡るライナーが寂しい
エレン達と対峙したガビは何を思うのか
どうなるのか怖い
Posted by ブクログ
世界中の人々から、疎まれ、蔑まれるエルディア人。
島に住むかつての同胞たちを殲滅すれば、世界から認められるのだとうそぶくが、大人は内心では信じてはいない。
戦士を夢見る子供たちの純粋さがせつない…。
同士討ちをさせる人間の醜悪さに反吐が出ます。
Posted by ブクログ
ライナーとアルベルトの過去
民族の違いによる支配、被支配、同じ民族でも住む場所で自身の民族的なものに誇りをもったり否定したり、民族的優劣など、この辺は面白い
マーレとエルディア人と4年かけて戦った、巨人を持たない他の民族との戦争のあたりが、誰が誰と何故戦っているのかが飲み込めておらず、ついていけているのかが自信がない、、、
Posted by ブクログ
二千年の巨人をめぐる憎しみの歴史に苦悩する若者たちのバトルファンタジー第23巻。
舞台は変わってマーレのエルディア人からの視点で話が進む一巻。すっかり気弱になったライナーと巨人の力を凌駕しつつある世界情勢、それでもまだ巨人に明日を託すしかない人々が描かれる。
ちょっと複雑な気分。
Posted by ブクログ
きっとエルディア人だ巨人化する前に撃て 実際に「鎧」の継承権を獲得するのはガビになりそうだ 「九つの巨人」を継承する名誉を何と心得る 私達大陸のエルディア人は生涯を捧げてマーレに及ぼした凄惨な歴史を償う 名誉マーレ人まであと一歩 島の恨み節
何度も読み返したくなる
気付いたら視点が変わっていてビックリしました。物語の裏側が見え、全てが一本の線に繋がってくる感覚でした。この先の展開が気になりすぎます。
Posted by ブクログ
突然、まったく初キャラばかりで
違う話が始まって驚いた。
あ、壁の外視点で進めるのね。
ライナー、すっかりおっさんに…。
アッカーマン一族の秘密?
気になるわ〜。
Posted by ブクログ
巻頭からまったく知らないキャラばかり出てきて、前巻読み飛ばしてるかな?と戸惑った。
故郷に戻ったライナーの話だった。
ライナーの生い立ちなど。
まさかライナーが落ちこぼれだったなんて。(ベルトルトの方が鈍臭そうなのに)
もうエレンたちと平和に暮らせる日は2度とこないのかな…。
改めて悲しい。
Posted by ブクログ
巨人の正体が明かされていく23巻。もっと単純な話かと思っていたら、どんどん複雑になっていくなあ。どこかで一から読み直さないと見落としが多分にありそう。
Posted by ブクログ
島の兵士たちが、自分たちが戦っていた相手の正体を知らなかったように、
大陸の戦士たちは、その正体を知らないまま「殺し合い」をしている。
4年の時間が流れる間に、その真実を知った兵士たちはどう変わったのだろう?
未だその真実を知らないままの戦士たちとでは、どちらが強いのだろう?
おそらく「資源」という点では、閉鎖的な環境であるパラディ島は最も貧困であるのだろう。
けれど、正統なる女王の下、全ての国民が真実を共有している彼らは、きっと国としては強いのだろう。
しかしまあ、戦争ってよくないよな。
Posted by ブクログ
前号で大体終わったしもう買わないつもりだったのにコンビニで見かけてつい習慣で買ってしまった。視点を変えて語り直すってことなのかしら。次は間違えないようにしたいと思う。
Posted by ブクログ
いきなり年月が飛んでいて、軽く混乱。逆サイドから見ると、こういう解釈になるのか…。何が正義かわからなくなる。伏線もわからなくなってきたので、いったんおさらいした方が良さそう。
Posted by ブクログ
「正義の反対は悪ではない、また別の正義」って言葉はホントその通りだなと思わせてくれる展開。
良い漫画は悪役にもしっかりとしたストーリーがある。