あらすじ
「獣の巨人」達との戦いの末、地下室に辿り着いたエレン達。そこで彼らは、グリシャの遺した本と記憶により、グリシャの生い立ちや壁内にやってきた真の目的を知る。そこから明らかになったのは、エレン達が相手にしているのは、これまで戦ってきた巨人よりもさらに巨大な「世界」そのものだという事実。壁の向こうに自由が無いこと、海の向こうには敵が待ち受けていることを知ったエレン達の行く末は……。
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Posted by ブクログ
ライナーもしんどいわな…
悪魔だって聞かされてたのに自分たちと同じ人間だし、そりゃ自分が戦士なのか兵士なのか分からなくなる。
ライナーの故郷の人たちはそれを知らないでいるし、各々の正義でやってるのがまたつらい。
てかこの時点でもうエレン先入してたのかあと気づけて嬉しい。
大陸側のできごと
ライナーが大人になってます。
パラディ島の失態を受けて苦労している様子です。
身体も精神もボロボロな様子です。
匿名
マーレ編開幕
マーレ編、開幕。舞台はエレンたちが海を見た後から数年後。ライナーを軸としてマーレの現状を描写するところから始まる。
Posted by ブクログ
最初の頃は、人間と巨人の戦いだと思っていたけれど、壁の向こうにはより高度な文明をもった人々が生活していて、巨人を兵器として人同士の戦争をしていることが分かってきました。
ライナー視点で描かれると物語はまた違った印象に。ライナーめちゃ老けたな。
そして、獣の巨人の正体はエレンの父、グリシャの息子だったことも判明して、びっくりです。
Posted by ブクログ
9つの巨人の力を得るためにマーレ側についているエルディア人の子供たちは戦いに身を投じる
マーレ側のエルディア人は、島のエルディア人(エレンたち)を嫌悪していた
ライナーはエレンたちとの出来事を「悪夢」と呼べずにいた
過去編
ライナーもまた、エルディア人からマーレ人になるため戦いに身を投じる子供の一人であった
すげぇ
ここから別視点というか世界の全貌が明らかになるというのは本当に痺れますね。最後にエレンの幼少期に繋がるところも、エレンの、今まで私たちが見ていた世界の狭さが強調されました。
Posted by ブクログ
この巻からマーレ編に突入する。
主人公から見た敵国の事情を書いていく手法は
よくあるものかもしれないが、
進撃の読者にとってはライナーの事情になるわけなので
冷静な気持ちではとても読めない。
しかも違う道を選択した同種族が敵というのが辛い。
悪魔だと思っていた敵国に侵入して
相手も同じ人だとわかってしまったライナーにとって
「あいつらは悪魔だったんだろ」と問われて
思い出すのは仲間たちとの日々。
「地獄だった」と返す言葉はある意味では真実なのだろう。
楽しかったこともあった。だからこそ地獄でしかなかった。
巨人の力が継承者を決めて継承されていく世界観や
獣の巨人であるジークはグリシャの息子であることなどが
次々に描き進められていく。
ジークは生まれのことを秘密にしていて、
王家の血を引いてるわけでもないのになぜか特別
ということになっているのが、この後大きく影響してきそうだ。
巨人化学の副産物がアッカーマン一族である
というのも複雑な気持ちになる事実。
物語が始まった頃の設定が好きで
こうなってくると面白くない、という人の気持ちも
わからなくはないが、
善悪の物語ではないところが自分は非常に気に入っている。
Posted by ブクログ
マーレにおけるエルヴィア人の戦争の歴史と巨人が兵器としてどのように使われてきたかが書かれている。兵器として巨人も時代遅れになりつつあることから、始祖の巨人力が求められていた。
戦争話にシフトしてきたな
Posted by ブクログ
ずっとマーレの話。マーレ側でも似たように、過酷な状況の中で戦うことに生きる術を見出さなくちゃいけない子どもたちがいて。
時間は22巻から少し飛んだっぽい。
コニーの村の人達がどうやって巨人化できたのか、夜でも動けたのかみたいな話はさらっと示唆された。無垢の巨人だと思ったけど、一応意思があるのは不完全だったから?
Posted by ブクログ
やるせない気持ちでいっぱい。また少年少女が犠牲になってる。ライナーもかなり不幸な生い立ちで、同情します。ほんとにね、親の思想に染め上げるの良くない。この世界ではそうしないと殺されるのだろうけど。エルディア人の虐げられ方が凄まじ過ぎて読んでるだけでイライラしてしまいます。ライナーの母親怖いな…怨念を感じます。ガビも怖い子…犠牲者は増えない方がいいけど、そうもいかない様子。残念です。
Posted by ブクログ
世界中の人々から、疎まれ、蔑まれるエルディア人。
島に住むかつての同胞たちを殲滅すれば、世界から認められるのだとうそぶくが、大人は内心では信じてはいない。
戦士を夢見る子供たちの純粋さがせつない…。
同士討ちをさせる人間の醜悪さに反吐が出ます。