人との出会いっていいものだ
迫力あるバトルも魔法や駆け引きの末に決着。そしてまた旅は続きいろんな人との出会いと別れを経験していく。この作品では現在の時間軸と過去の回想の交差が抜群にうまく、フリーレン達の人間性を形作った過去の出来事が現在のイベントにうまく反映されている。ファンタジーRPGのような世界観を活かした魔法でのバトルも読みごたえがあるが、長寿のフリーレンの時間軸とより短命な人間の登場人物の交流が双方を成長させているようなところも感動。主要人物の誰の視点でストーリーを追いかけても共感できる点が多い。