福田和代のレビュー一覧
-
-
ネタバレ 購入済み
GOOD👍
もともとは、今野敏さんの「常習犯」が読みたくて購入したのですが、他まったくタイプの違う3作品も一度に読めて、すごく得した気分です。
1作目:今野敏氏の萩尾警部補作品、人情話です
2作目:誉田哲也氏作品、私的にイヤミスです
3作目:福田和代氏作品、最近の世相を反映した話で外国人犯罪を取り上げています
4作目:貫井徳郎氏作品、裁判員制度について考えさせられる話です
短篇とは言え力作揃いでおススメの一冊です。
-
Posted by ブクログ
「バベル」 福田和代著
1.感染症フィクション
日本で未知の感染症が発見されました。
通称「バベル」。
高熱、嘔吐そして後遺症。
後遺症では言語障害が起きます。バベルの塔にちなんで「バベル」と呼称されます。
政府は、感染初期は入院、隔離政策をとります。
感染拡大とともに、病床は逼迫したため、症状が緩和されたら退院措置を取る施策に変更されます。
国民の14%が感染へ、、、。
国民と政府が下した決断とは?
2.執筆 2012年。
マスクをする。
接触を減らす。
飛沫感染を防止する。
いま、世界が直面している風景が、この小説「バベル」では描写されています。
巻末には、感染症、脳、そして言 -
-
Posted by ブクログ
各作品には、発表時期または設定時期が明記されていて、作中の物語は2010年から2011年の出来事である…
岩倉梓が取り組む事件は…児童ネグレクト、貧しい老人の孤独死、幼稚園での騒動、ストーカー騒動、震災に絡んだ詐欺と様々だ…何れも…或いは「最近の社会の縮図」のようでリアルだ…そういう事態に、主人公が一つずつ真摯に向き合う。或いは、警察で“本流”のようになっている「凶悪重大事件を扱う」ということも大切だが、岩倉刑事が向き合うような、様々な事案の方が世の中には圧倒的に多い筈である。故に、岩倉刑事達の動きや関係者の様子が、読む側に「迫る」感じがする…
本の題名に在る“ゾーン”という表現…これは「