福田和代のレビュー一覧

  • これが最後のおたよりです

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    もうひとつある 鷹宮家四訓 ★★★★★
    孤独の谷 ★★★★★
    扉を開けて ★★☆☆☆
    猫への遺言 ★★☆☆☆
    キノコ煙突と港の絵 ★★★★☆
    十年日記 ★★★☆☆
    そのハッカーの名は ★★★☆☆
    みきにはえりぬ ★★☆☆☆
    青い封筒 ★★★★☆
    黄昏飛行 時の魔法編 ★★★☆☆
    たからのちず ★★★★☆

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    2025年11月30日
  • ここだけのお金の使いかた

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    お金に関する短編集、どれもこれも今の世相を表す物語でした。
    私的に良かったのは(百万円の無駄)(わらしべ長者のつくりかた)(二千万円の差額)
    宝くじで100万も当たったら自分ではどうするだろう?!
    こっそり好きな物や好きな事に使うだろうか?!やっぱり家族で旅行したりしたいなぁ〜とか思ってしまった。

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    2025年05月19日
  • キッチンつれづれ

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    久々のアミの会本。食べること、作ることをテーマにした本で、それぞれ明るかったり切なかったり色々だけど、まぁどの短編も面白いこと!アミの会編の本で読み始めた作家さん多いなぁ。食べることはやっぱり誰かとの繋がりがあることが多くて、その繋がりを描いた短編がどれもよかった。

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    2025年05月17日
  • キッチンつれづれ

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    怖い話からほっこりまで、キッチンに纏わる話がたくさんある。矢崎存美の「黄色いワンピース」がお気に入り。

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    2024年12月25日
  • ディープフェイク

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    たとえ日々善行に営んでいても誰かから恨みを買い嘘の証拠によりネット界隈に攻撃をされてしまう。とても恐ろしい昨今の危険な部分が垣間見える。だがそこに魅力があり少しだけ読もうとしたら一気に読んでしまった。
    最後に事件が治っても全てが元通りにはならないことが虚しく感じてしまった作品

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    2024年11月15日
  • ディープフェイク

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    続きが気になってたまらない系。
    フィクションなんだけど、同じようなことが確実にどこかで起きているんだろうと思う。1人の人間の人生をSNSで簡単に壊せる時代になったんだなぁ…。

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    2024年11月11日
  • キッチンつれづれ

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    どのお話も大好き!!
    食事って欠かせないものだからこそ人とのつながりが生まれていく。食べるもので変わっていくこともある。

    子供の頃に食べた味、辛かった時苦しかった時に食べた味って思い出すことあるよなあ。
    食事をおろそかにすることなく生きていきたい。

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    2024年11月09日
  • 東京ホロウアウト

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    2024年、ドライバーの労働環境が変わる。

    過酷な環境で日本の物流を支えてきたトラック輸送の現場こそ、日本の経済成長の証。
    それがいま、新しい時代に入ろうとしている。

    巨大企業のユニ〇〇の超有名な経営者が「働き方改革はナンセンス」と言う……。
    現代においてなぜ「働き方改革」が必要になったのか、その背景を経営者は考えていない。
    効率化の名の下で「カイゼン」を進めて、労働から人間性を排除していったのは、その世代の経営者達ではないのか。
    依然として経営者を続けている自身こそ、最も恥じるべきであり、ましてや、今更「時間にとらわれないやりがいのある仕事」と美談化する権利はない。

    物語は、コロナ禍に

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    2024年10月30日
  • アンソロジー 捨てる

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    「捨てる」というテーマでも、捨てるものは具体的なものから抽象的な概念、ほのぼのとした内容からホラーのような恐怖な話と様々だった。

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    2024年08月27日
  • キッチンつれづれ

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    ネタバレ

    キッチンにまつわるアンソロジー。
    お気に入りは福田さんの「対面式」、新津さん「わたしの家には包丁がない」。

    「対面式」
    建売住宅の対面式キッチンからは、向かいの家の対面式キッチンが丸見えだった。
    そして、そのお向かいの玄関ポーチに何故か日替わりで陶器の人形が置かれていて…

    ちょっとした好奇心から、陶器の人形の謎を解こうとする美晴。謎は案外あっさり解けたけれど、お向かいさんの旦那さんが実は…って言うのはどんでん返しでした。

    「わたしの家には〜」
    展子が何故包丁を持たないのか。亡くなった母親が父親の田舎へ帰省した時に女性ばかり動かされているのを目の当たりにして育った所為で、将来包丁を持たない

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    2024年08月05日
  • キッチンつれづれ

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    アミの会シリーズで1番ハマった!
    食に関する短編集。
    ほっこり話もあったけど、
    私としては放置子とか貧困とかの話のほうが
    しっくりきたなー。
    苦労って糧になる!

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    2024年07月02日
  • ディープフェイク

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    1人の人生を狂わせるSNSの怖さを感じました。
    信頼を積み重ねることはとても大変だけど、それを崩すのは、崩されてしまうのは一瞬だと実感しました。
    どんな人でも、全員に好かれることはなく、必ず嫌に思う人が少数はいます。その少数に構わなくていいと思っていますが、ここまで人生を狂わされるとそうもいかず、戦わなければ自分を守ることはできないのだとわかりました。
    常に潔癖でいたいですね。

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    2024年06月02日
  • 梟の一族

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    ネタバレ

    滋賀の山奥にひっそりと生きる、忍者の末裔の集落で起きた事件が発端となる物語です

    (他の方のレビューにある、「もっとアクションが読みたかった」に関しては、文庫背表紙についているあらすじがアクションを予想させる煽り文であるのが悪いと思います。特に「襲撃者と戦い続ける」の一文ですね。これがミスマッチの要因かと)

    個人的に、一族の者以外は何者も信用するなとの史奈(主人公)の祖母桐子の教えの故に、史奈自身にとっての敵・味方が目まぐるしいほどに入れ替わる(正確に言うならば、そのように見えてしまうという感じ。後から思えばそれぞれの登場人物は一貫した論理で動いています)のが臨場感があってとても楽しめました

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    2024年01月23日
  • ここだけのお金の使いかた

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    特に心に残ったのは、大崎梢さんの『12万円ワンコ』 長嶋恵美さんの『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 福田和代さんの『わらしべ長者のつくりかた』松村比呂美さんの『二千万円の差額』。
    タレント犬の実態や、推し活、買い物依存、には驚くばかり。わらしべ長者の話は、爺さんの説得力が絶妙で、展開にも笑った。二千万円の…は思わず涙が。身近な人を亡くすということが、ひしひしと伝わって、悲しかった。

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    2024年01月03日
  • 梟の一族

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    ネタバレ

    23/12/13〜12/20

    梟の力を個性として認めてほしい
    特別視しないでほしいと願う史奈

    成長、アクション、サイエンス、忍者、いろいろな要素がバランスよくあって楽しめた

    続きももちろん読む

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    2023年12月20日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    人気作家によるメッセージを主軸とした11つのショートストーリー集!
    あたたかいお話しもあれば少しゾッとするようなお話しもあり、一つ一つが長すぎず短すぎず読みやすい長さでした。
    私のお気に入りの作品は
    ☆孤独の谷
    ☆そのハッカーの名は
    ☆青い封筒

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    2023年11月13日
  • 梟の一族

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    非常に面白かったです。

    梟の一族の里をなにものかに突如襲撃され、家々は焼かれ里の人たちは行方不明に。
    祖母の言い付けで身をひそめ、ただ1人難を逃れた榊史奈が消えた里の人たちを探しにゆく。

    ストーリーのテンポの良さと、視点の切り替わりでわかる事実と新たな疑惑に、読む手を止められず一気読みしました。

    梟が常人でない一族なんだけど、その梟の資質もあろうが、若干16歳の史奈をあれだけの人物に育てた祖母がすごい。

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    2023年11月08日
  • ここだけのお金の使いかた

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    ネタバレ

    『百万円分の無駄』 新津きよみ
    『一生遊んで暮らせる方法』 原田ひ香
    『12万円わんこ』 大崎 梢
    『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 永嶋恵美
    『わらしべ長者のつくりかた』 福田和代
    『塾に行かない子どものための五つのクリンプス』 図子 慧
    『二千万円の差額』 松村比呂美

    「アミの会」のアンソロジーです。久々です。
    お金がらみのお話を集めたもので、原田ひ香のヒットにあやかったのかな。

    どれも面白かったんですが、『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 が
    一番好きです。映像で観たいと思ってしまった。シスターフッドってヤツ?
    転売ヤーに転落しようとしている買い物依存症の友人を救おうと

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    2023年10月31日
  • 梟の一族

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    忍者と睡眠。どちらも非常に興味深いテーマだ。
    生涯眠らなかった男や、起きている状態こそが異常。といった言葉たちを想起した。物語もスピーディ且つスリリング。そして感動もある。実に楽しめた。

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    2023年10月03日
  • おいしい旅 想い出編

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    前作ほどではありませんがこれも最後まで読むことができました。最後の話とミュンヘンの空港から街歩きまでの部分が特に良かったです。

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    2023年02月28日