【感想・ネタバレ】梟の一族のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月23日

滋賀の山奥にひっそりと生きる、忍者の末裔の集落で起きた事件が発端となる物語です

(他の方のレビューにある、「もっとアクションが読みたかった」に関しては、文庫背表紙についているあらすじがアクションを予想させる煽り文であるのが悪いと思います。特に「襲撃者と戦い続ける」の一文ですね。これがミスマッチの要...続きを読む因かと)

個人的に、一族の者以外は何者も信用するなとの史奈(主人公)の祖母桐子の教えの故に、史奈自身にとっての敵・味方が目まぐるしいほどに入れ替わる(正確に言うならば、そのように見えてしまうという感じ。後から思えばそれぞれの登場人物は一貫した論理で動いています)のが臨場感があってとても楽しめました。

睡眠を必要としない、という一族の特性と、それを巡る睡眠研究者、一族の特性を引き継がなかった「カクレ」という者、里を降りた者、それぞれの思惑が交差して、しかしそれぞれの真意がきちんと伝わらないところにヤキモキしました。

そして、物語は一族の負の歴史、「シラカミ」という一族にしか現れない奇病を患った者と彼らへの一族の非道な扱いに収斂していきます。

研究者は一族からシラカミになる者をこれ以上出したくなかった。史奈の母希美は、娘がシラカミになるのを防ぎたかった。眠らない一族の中で眠る子供として生まれた者の疎外感、眠りを必要とする人類の中で眠らない特性を持つ一族が感じる疎外感。シンプルに性格が忌避されて希美の許婚になれなかったのを、一家からシラカミが出てからだと逆恨みに走る「村雨」という男の悲哀。

属する集団が変わるとマイノリティが変わるという史奈の言葉も示唆的です。

複数人の日誌が入れ替わり現れるような書き方の文章が苦手な方は読みにくいかもしれませんが、慣れれば臨場感をより強く感じられてよいですよ!おすすめです

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月20日

23/12/13〜12/20

梟の力を個性として認めてほしい
特別視しないでほしいと願う史奈

成長、アクション、サイエンス、忍者、いろいろな要素がバランスよくあって楽しめた

続きももちろん読む

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Posted by ブクログ 2023年11月08日

非常に面白かったです。

梟の一族の里をなにものかに突如襲撃され、家々は焼かれ里の人たちは行方不明に。
祖母の言い付けで身をひそめ、ただ1人難を逃れた榊史奈が消えた里の人たちを探しにゆく。

ストーリーのテンポの良さと、視点の切り替わりでわかる事実と新たな疑惑に、読む手を止められず一気読みしました。...続きを読む

梟が常人でない一族なんだけど、その梟の資質もあろうが、若干16歳の史奈をあれだけの人物に育てた祖母がすごい。

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Posted by ブクログ 2023年10月03日

忍者と睡眠。どちらも非常に興味深いテーマだ。
生涯眠らなかった男や、起きている状態こそが異常。といった言葉たちを想起した。物語もスピーディ且つスリリング。そして感動もある。実に楽しめた。

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Posted by ブクログ 2022年07月27日

前半部分から飛ばしてました。
グイグイ引き込まれます。
途中で急に主人公が乱暴になるのが
印象的かつ良い感じです笑

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Posted by ブクログ 2022年04月25日

面白すぎた。
現代ファンタジーに近い。
森の奥に住む梟の一族、彼らは夜を統べ、眠らない体質を持ち、異常な身体能力を持つ。
ある時村が襲われ、唯一10代であった史奈はツキである祖母の言いつけを守り、1人魔の手から逃れる...
村を襲ったのは誰なのか、梟の眠らない体質とは一体何なのか、史奈という1人の聡...続きを読む明な少女を起点に、一族の秘密を解き明かし、新しい歴史を刻んでいく物語。

純血の梟は史奈しか生き残っておらず、外の血が混じった梟には、カクレと呼ばれる、眠る赤子が産まれるようになった。眠る赤子は間引かれるか、外の世界に追い出されてきた。史奈は高齢者しか残っていない里で幼少期を過ごし、友達もみんな外の世界に行ってしまった。今回、村が襲われ、仕方なく外の世界に足を踏み入れることになるが、そこで見る新しい世界と、そこで出会う梟以外の人々、そして追い出された梟たちに史奈の何かが徐々に変わっていく。ページを捲る毎に史奈が強く、したたかな女性へと変わっていき、ラストは祖母からツキの座をもらい、掟に縛られない新しい梟を作ろうとする。

長栖の諒一と容子兄妹がすごいかっこよくて好きだし、梟にも負けない強さを持つ篠田さん、郷原所長の娘でありながら史奈を支えた遥など魅力的なキャラが勢揃い。
ひとつの映画を観終わったような感動と興奮でした。本当におすすめ。

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Posted by ブクログ 2022年04月11日

サイエンス × エンターテイメント!!
と帯文にある通り、ただのファンタジーではなかったです。久しぶりに買ったその日のうちに一気に読みました。

忍者など、日本古来のちょっと古風なものが出てくる物語はもともと好きなのですが、その上サイエンス要素もあって相乗効果で楽しめました。

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Posted by ブクログ 2022年03月22日

『「外」の者との友情や愛情、隠してきた能力への科学的アプローチといった相反する価値観が、史奈という聡明な少女の中で無理なく一つに融合されていく。悠久を見渡し、変化を包み込むような一冊である』本の帯に紹介されたまさにその通り。面白かった‼︎

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Posted by ブクログ 2022年03月09日

夢中で一気に読みました。
冒頭からハラハラドキドキの展開。

文章から感じる緊迫感や里の香り。

どれを取っても最高のエンターテイメントでした。

映像化されたらいいなぁって思いました。
でも、まずは小説読んでみてほしい。

一気読み間違いなし!

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Posted by ブクログ 2024年03月10日

酷くおどろおどろしい前時代的な描写から始まって、でもちゃんと現代の姿として納得できる流れ。
手に取って、さらさらと一気に読みました。面白かった。ついこの間、親の世代(終戦前後世代)にとって、その親の生きた江戸はいまよりずっと身近だったのだと思うことがあったばかりで村のありかたもとてもありそうなことだ...続きを読むと思った。

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Posted by ブクログ 2024年02月12日

読み始めたら止まらない!
わずか7日間の物語
サイエンス✖️忍者アクションエンターテイメント
とある

滋賀の山間に暮らす、ふくろう、と呼ばれる人々。
忍者の末裔とされる村が、ある夜襲撃に遭い、1人残された16歳の高校生少女が、持てる力を全て使い戦う。彼等は眠らないのだ。

解説によれば作者の福田和...続きを読む代さんは実に多くのジャンルを書く作家さんだとか。
多くのジャンル小説の名手といえば宮部みゆきさん!
福田和代さんを「現代のエンタテインメント小説界きっての剛腕の持ち主」と評している。

はじめのシーンからワクワク、あっと言う間にその世界に入り込んでしまう。
とにかく面白くてとまらない!

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Posted by ブクログ 2024年01月13日

今度も初読みの作者さん。
フォローしている方々のレビューに惹かれて買ってきたが、皆さんのお陰で今まで知らなかった作者さんに会えるのはありがたい。
この本もとても面白かった。

冒頭、滋賀の山里の集落が襲われ、いきなり巻き込まれ型逃亡劇が始まる。この“いきなり”“巻き込まれ”で話が動きだすというのがい...続きを読むいねえ。
そこからは、当事者だけでなく警察や記者も入り乱れ、敵味方の見分けもつかない中、〈梟〉の一族という特殊な集団の中で育ったとはいえ普通の高校生だった主人公・史奈が見聞き体験することに一緒に翻弄される。
真相に近づいていけば、今度はその一族が持つ特異な体質に対する遺伝情報を巡るサイエンスミステリーの体。
怪しげな研究所や警備会社が跋扈して、睡眠のメカニズムが語られたり、〈カクレ〉や〈シラカミ〉が現れたり、ここでもまた何が正解か分からず、話の行き先を図りかねる展開に惹き込まれる。
最後は再び山里での忍者もものかわのアクション劇。
滋賀県に住んでいたことがあるが「河内風穴」のことは全く聞いたことがなかった。ネットで写真を見ただけだが確かにそれらしく凄そうなところだなあ。
一族の持つ身体能力が出し尽くされたようには見えなかったのがやや不満だが、最後まで次から次へと楽しむことは出来た。
読み終えて見れば、普通の高校生だった史奈が一族をまとめる統領になるまでの成長譚になっていて、終章の儀式の場面はなかなかに厳か。

いったん収束を見た話だが、史奈の偽物の正体やお堂の中の書物の読み解きなどまだまだ奥は深そうで、続きが楽しみ。

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Posted by ブクログ 2024年01月02日

「梟」とよばれる忍者の末裔。梟が住む集落が何者かに襲撃され住民が行方不明になる。誰に何のために襲撃したのか…。唯一残った高校生の史奈が行方不明の住民を探す話。

帯にミステリー×化学と書いていたが、化学はあまり?出てこず。設定が面白くて、楽しく読めた。
続編も読みたい。

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Posted by ブクログ 2023年11月05日

面白かった。
里が何者かによって襲撃される。祖母と2人暮らしだった高校生、史奈は朝まで風穴に隠れてるよう祖母に命じられる。翌朝出てみると、里は焼け野原と化している。誰が、何のために?
特殊な力を持った一族〈梟〉の彼女は突如現れた幼なじみの名を語る2人とともに東京へ赴く。

…ドラクエ4のような始まり...続きを読む方。生き別れた父親との再会、母親の失踪。一族が隠してきたこと。

濃い。すべてが濃い。あっという間に読んだ。

それにしても、遺伝子とか特別な力とかそんなことの話ではあるけど、祖母の言いつけをしっかり守る史奈を見ていると日々の生活(鍛錬)が大事だとつくづく思う。力に驕ってはいけない。包丁を研ぐことにしても、真の意味で丁寧に生きてきたんだろうなと思う。

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Posted by ブクログ 2023年07月17日

梟の一族異色サスペンスって感じの小説。一族の村が全焼で始まり、謎を解明する為1人少女が生き残り疾走していくストーリー展開が凄い。所々難しい所があるがハラハラして一気読みでした。読後感は切なくて感動しました。続編があれば読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2023年06月16日

超人的な身体能力と眠らない特技を持つという梟の一族。
彼らの集落が何者かに襲われ、住民も消えてしまう。風穴に逃れ、一人残された高校生史奈。
彼女の前に現れる人物の、誰が敵で誰が味方かわからないまま、己の身を守る戦いを続ける。
忍者の末裔ともいわれる一族の秘密を暴こうとする謎の研究所の存在が立ちはだか...続きを読むる。
さらにどんでん返しの展開が待っていて、着地点はどこなのか、興味は尽きない。
梟の一族の歴史は、この国の影の歴史そのものであり、使える主君を次々と変えたあの藤堂高虎も梟の一族だとも記される。
宮部みゆき氏が、著者を「現代エンターテイメント小説界きっての豪腕の持ち主」と評した通りの、骨太な忍者×サイエンスミステリー。

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Posted by ブクログ 2023年03月09日

表紙買い!

寝んでも生きられるって事は、その分、長生きしてる事になるのか…
あっ!平日もいっぱい本読める(^-^)v

梟の一族。
元は忍者稼業とかで、一族の能力を使い闇を制覇というんかな。
身体能力も高そうやけど、基本は眠らないのが一番なんかな。その分、普通の人より鍛えられるし。

里が滅んで、...続きを読む色々な事件があって、
今までは、封建的な感じの一族やったけど、時代も変われば人も変わる!

新たに選ばれた、ツキ(まぁ、酋長のようなもんか)のもと、新体制でこれからも一族を繁栄させて〜




でも、二度寝の楽しみとか、色々、寝るのも楽しいで!
さぁ、寝よ!寝よ! (-_-)zzz

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Posted by ブクログ 2022年12月21日

特殊な力を持った〈梟〉の一族の話

どんどん登場人物が出てくるが、
その度に、敵?味方?やっぱり敵!?
と終始ハラハラしていた…

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Posted by ブクログ 2022年11月26日

滋賀県の山の中の限界集落にひっそりと暮らす梟の一族。そう聞くと、甲賀の忍?とまず思う。

梟は、眠らない。睡眠を必要としない一族なのだ。
梟の一族が住む集落が、ある夜襲われた。
祖母の指示で風穴に隠れ、たった一人残った梟純血の娘、史奈。
行方不明となった一族の皆はどこにいるのか?生きているのか?

...続きを読む現代を生きる忍の、エンターテイメント小説かと思いきや、意外にも梟の一族の謎に迫るサイエンスミステリーでもあり、若い史奈の成長物語でもあるように思えた。

最後まで、先が気になり一気読み。
少しごちゃついた部分もあったけれど、勢いで楽しく読み切った。
出来たら、これからの史奈たち梟の一族を見てみたい気がする。

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Posted by ブクログ 2022年05月14日

忍者の末裔ともいわれる集落が襲撃されるところから始まるお話。主人公が1本芯が通っていてブレがないので、気持ちのいい物語に仕上がっています。歴史の闇に埋もれて消えていきそうだった一族の、これはスクラッチ&ビルドの物語でもありますね。
謎の残しているから、もしかしたら続くのかな。

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Posted by ブクログ 2022年05月06日

 この作品は、「他の人と違う」という感覚を一度でも持ったことがある人にはとても共感できるのではないだろうか。史奈は他の人とは違うけれど普通の人と同じように見えるよう集団に溶け込んだ。そんな史奈が今回の事件によって自分らしさを発揮する。つまり「梟」として生きる。そのためにも「梟」の真実を、ルーツを知る...続きを読むため、歴史を遡る。ページが進むにつれ謎が溶けていく。
 視点は史奈と結川という史奈を追う警察側の目線が交互に入れ替わる。四面楚歌な状況にあってもその中から味方を探し当て、生き抜く姿が、まさに忍者!
 忍者×サイエンスエンターテイメントという新しいジャンル。ありがちな忍者像ではなく本来の忍者の芯の強さが見えとても魅力的な作品。
 生きづらさを抱える者の葛藤を描いた、絶えない「梟の一族」の物語。

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Posted by ブクログ 2022年04月02日

備え怠るべからず/独りに利あり/怠惰憎むべし/
驕るべからず/偏れば誤り多し/
寡兵を持って多勢に勝つべし/機略縦横になせ/
妬むべからず/怯懦恥ずべし/名誉を尊ぶべし/
賢将は勝って慎む/梟の本懐

特異な体質の一族は山奥に隠れ住む。生活のためなどで下界に暮らし始めた者におそいかかる病。特異さの原...続きを読む因は?病の理由は?山奥の村で一人残された史奈は何を求めて進むのか。

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Posted by ブクログ 2022年02月27日

単行本の時に見落としていた。私好みの伝奇小説。子供の頃に読んだ、半村良の産霊山秘録、平家伝説や恩田陸の常野物語が好きな人なら間違いなく楽しめると思う。
これは、滋賀のとある山里の人々がキーとなる話だが、ちゃんと現代の話になっています。

文庫の、解説はネタバレに近いあらすじが書かれているので注意して...続きを読む。この解説は、オビや裏表紙を見て買う人にはそもそも不要だと思うけど。

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Posted by ブクログ 2024年01月01日

梟の一族の特性は単純に人生において、知識を得られる可能性が増えると言う点でとても羨ましいです。
また、野生で生きるにはデメリットになる部分を、何故DNAが受け継いでいるのか興味を持ちました。

「ひとつずつ、新しくしていこう。」

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Posted by ブクログ 2022年12月19日

女性作家が書いた若い女性が主人公の本ということで、私の趣味に合うと思って購入。表紙のイラストに惹かれる。

一族を守るためにどうすべきか、伝統と現代化の狭間を感じた。

一族の性質からアクションメインかと思いきや、研究によるサイエンス的分野が大きかった。

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Posted by ブクログ 2022年11月08日

内省的な読書体験が続いていたせいか、本作のエンタメ感にはシンプルに気持ちが高ぶった。自制的で落ち着いているけど等身大の女の子がなにやら”普通”ではなさそうだ、と思わされる幕開けはたまらなかったし、ホテルでの軽やかな脱出には声が出そうになるほどワクワクした。男子なら一回はこんな妄想してるんじゃない?
...続きを読むただ残念なことにそこが興奮のピークとなってしまった。もっととんでもないアクション活劇が繰り広げられるかと思っていたけど、物語は梟の一族としてのアイデンティティに重点がおかれていくことに。それも決してつまらない訳ではないんだけど、もっと爽快な超人ぶりを期待してしまっただけにミスマッチで消化不良になってしまった印象。。
あと恋愛要素は必要だったのかな?里の外の世界で生きていく、という側面を描いているのだとは思うけど、取ってつけた感は拭えなかった。

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Posted by ブクログ 2022年08月06日

時代物のようなタイトルだが、表紙絵の少女の横顔に惹かれて読んでみた。高い身体能力と、眠らないという特性を持つ〈梟〉の一族。その一族が襲われるところから物語は始まる。主人公の榊史奈は表紙絵の少女なのだろう。そう思って読み進めるとイメージが湧く。歴史を動かしていたのは〈梟〉たちだったのかもしれない。面白...続きを読むく読めた。

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Posted by ブクログ 2022年07月11日

現代に生きる忍者の末裔、「梟の一族」

表紙を手掛けたのは、「同志少女よ、敵を撃て」や「六人の嘘つきな大学生」でもお馴染みの雪下まゆさんです。表紙に惹かれ、即買いしちゃいました。

世間の目から離れながら生きていく梟の一族。シリアスな展開ながら、テンポ良く読むことができました。

大切にしたいことは...続きを読む一緒なのに、なぜ手を取り合えないのか。物語の方向性としては異なるが、「東京喰種」に似たものを感じます。

「少数派が生きづらい思いをする。帰属する集団が変われば、また新たな少数派が生まれる。」

主人公の成長や淡い恋心を描いた本作。次回作にも期待しちゃいます。

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Posted by ブクログ 2022年06月04日

とてもユニークな発想でストーリーも面白かった。以前滋賀県に住んでいたこともあり多賀神社も行った事もあり、何となく親近感も湧いたが、場面の展開が早いわりにはスピード内容が浅く感じた。登場人物は多いがひとり一人の個性に深みのある切り込みが欲しいと感じた。

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Posted by ブクログ 2022年04月29日

SF要素もあり、ミステリーもあり惹き込まれた。
序盤の謎の多さが特に惹き込まれて、夢中になる。

ただ、謎、伏線、隠し事、専門用語が絶え間なく出てくるから、理解するのに苦労する。

後半の登場人物の多さとその人のプロフィールも時間をおくとわすれてしまう。

個人的な感想だけど、時代が絡むと苦手に感じ...続きを読むる。

最後まで読んだけど、篠田さんがカッコ良くて良かった。

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