福田和代のレビュー一覧

  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    海外ミステリの有名な名探偵たちを取り上げたパスティーシュ作品のアンソロジー&ブックガイド。子供向けのように思えますが、大人も充分に楽しめます。初心者向けのようでもあるけれど、ミステリファンにとっても読みごたえは充分にあります。読み終えたらさらにミステリを読み漁りたくなります。国内ミステリ版も出していただけませんでしょうか。
    お気に入りは水生大海「一つの石で二羽の鳥を殺す」。他の作品は面白かったけれど、だいたい真相がわかったのですが。これだけぜんっぜん解けませんでした。ミス・マープルの脱線したかのような話がきちんと関わってくるところも見事だし。
    ブックガイドも古典的な定番を押さえているように見え

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    2025年06月06日
  • 暗号通貨クライシス―BUG 広域警察極秘捜査班―(新潮文庫nex)

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    前作同様ぐちゃぐちゃになりましたね。今回は身近に大きな裏切りは無く、すんなり終わりました。只所詮未来の話で現実味に欠ける感じで段々興味が薄れた感じです。もし次作も有るなら読んでみたいですが、一作目程楽しく読めるか疑問です。

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    2025年06月04日
  • ディープフェイク

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    読者も探偵気分で楽しめる構成

    ネット炎上や冤罪事件を扱った作品は他にもありますが、本作のユニークな点は、読者がまるで探偵のように真実を追いかけていける構成にあります。

    「なぜこんなことが起こったのか?」「誰が仕掛けたのか?」
    ストーリーが進むにつれ、断片的に明かされていく情報がつながり、真相に迫っていく感覚はスリリングそのもの。
    終盤の展開には驚かされると同時に、いろいろな“伏線”の存在に気づき、もう一度最初から読み返したくなります。


    信頼とは、何でできているのか?

    単なる冤罪ミステリーでは終わらず、「信頼」という人間関係の根幹を問う深いテーマにも切り込んでいる点も、本作の魅力。

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    2025年05月24日
  • 梟の一族

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    超人的な身体能力と眠らない体質を持ち合わせる〈梟〉の一族の末裔の少女と、その体質の謎を巡るサイエンス。
    展開が早くて面白かったが、どうせなら忍者要素をもっと生かしたアクションを見せてほしかった。

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    2025年05月23日
  • 梟の一族

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    “忍者の末裔”と女子高校生、読む前からもう冒険小説の王道一本。

    特殊な体質を持つ“梟”たちの里は、物語では滋賀県の霊仙山の近くとされている。
    霊仙山は鈴鹿山脈の北端に実在する標高1084mの石灰岩質の山で、その登山道中には実際に「廃村」がある。
    もちろん物語は架空だろうが、石灰岩が鍾乳洞を形成することといい、北の伊吹山とともに関ヶ原から琵琶湖へ抜ける要所であることなど、物語の雰囲気が満載。

    設定といいスピード感溢れる描写といい、映像化向きでハラハラドキドキの冒険小説でした。

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    2025年05月16日
  • 梟の咆哮

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    ネタバレ

    梟の一族と狗の一族が協力体制になる展開。森山疾風のキャラが好きなので嬉しく思う。容子との関係が上手くいく感じでニヤニヤしてしまう。史奈の方は篠田さんに何が起きているのかさっぱり分からなくて心配。死んでたと聞かされていた祖父の存在もあり、今後どう展開していくのか…。

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    2025年05月11日
  • ヴァンパイア・シュテン

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    ネタバレ

    面白かった。頁が進むほどに三つ巴の思惑と策略が絡まっていき、終焉に向けて夜空からはミサイルが煌めく妖怪大戦争(笑)の予想外の展開で一気に読んでしまった。
    己の信念を貫く豪快な酒呑童子、人に紛れて生きる穏やかな茨木童子、渡辺綱との関係も今後気になるところ。
    人間と吸血鬼との共存は可能なのか?

    いや、1人2人ならまだしも何十人と斬れるものなの業物って??父さん、血肉を斬った刃をそのまま収めた??と素人は考えている。

    太古の神といえば「竜の柩」を思い出してまた読みたくなった。

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    2025年05月11日
  • 梟の咆哮

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    敵対するグループでも協力することは出来るのか
    共通する別の敵が現れれば可能になる?

    そして「祖父」?少し怪しくて怖いことを考えていそうな人物との展開が楽しみな気もする

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    2025年05月01日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    豪華で楽しいミステリ入門。
    古典メインの海外ミステリ作品の紹介、名探偵パスティーシュ、豆知識など、楽しみ方満載。既にミステリに慣れ親しんでいる身にも、改めてまとめられたものを読むことで再発見があります。

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    2025年04月17日
  • ディープフェイク

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    ネタバレ

    最近読んだ本はモヤっとする結末が多かったので久しぶりにスッキリした。(中身は重めだし人も亡くなるからこの表現は合ってないのかもしれないけど…。)主人公が葛藤しつつも最後まで教育者としてあるべき姿を通したのが良かった。
    最初は守谷ちゃんと辻山がホテルで密会してそれを隠すために主人公を利用したのかな?と思ったけど真逆だった。
    生徒を性的な目で見るなんて小説だけの話だと思いけど、たまにニュースになるからこわい。だけどそのニュースだってどこまでが嘘でどこまでが本当なのかよく分からなくなってくる。
    SNSが普及して簡単に企業や個人を社会的に殺すことがでしる恐ろしさを改めて考えさせられた。

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    2025年04月10日
  • キッチンつれづれ

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    世界はキッチンで回っている! 

    大崎梢、近藤史恵、永嶋恵美、新津きよみ、福田和代、松村比呂美、矢崎存美、福澤徹三。短編の名手8人が「台所」をテーマに競演。「ここだけのお金の使いかた」「おいしい旅」シリーズなど、続々重版中の人気ユニットによる全編書下ろし短篇集。

    『引っ越しはどこか人生の棚卸しに似ている。必要のないものを手放し、本当に必要なものを手に入れる。』

    【個人的な感想】
    キッチンの数だけの人生がある。
    私は「姉のジャム」がグッときた。

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    2025年04月07日
  • ディープフェイク

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    教師である湯川はコメンテーターとしてテレビにも出演しているので、多くの人が彼の顔を知っている。
    ある日週刊誌に、彼が女生徒とホテルで密会したという記事が掲載される。
    更に生徒に暴力をふるう動画も拡散される。
    どちらも自分に覚えはない。
    妻子は家を出ていき、顔を知られているだけにコンビニすら行けない。
    彼が失ったものは多い。

    彼を陥れたのは誰か。
    自分はそれほど憎まれているのか。

    ネット社会の怖さを思い知らされる。

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    2025年04月03日
  • ここだけのお金の使いかた

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    お金にまつわるあれこれを綴ったアンソロジー。
    やはり身近な問題なので、どの話もそれぞれに面白かった。

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    2025年03月26日
  • 梟の咆哮

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    世界観は好き。狗とか梟とか闇とか忍びとか超人間的なのは楽しい。文章が上手いとはいいがたい点で☆-1
    読み物としては楽しかった。

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    2025年03月25日
  • ここだけのお金の使いかた

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    ネタバレ

    好きだった短編ランキング
    ❶わらしべ長者のつくり方
    ・「会社を利用しな」
    ・「数年のうちに見極めるんだ」
    ・一日、一日をきちんと生きていく。仕事を楽しむ。楽しめる仕事を探してみる。
    ❷二千万円の差額
    ❸12万円わんこ
    覚悟も勇気も度胸も、自分の中にきっとあるはずだ。

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    2025年03月24日
  • 梟の咆哮

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    第4弾!

    やはり古くからの一族も近代化していかなあかんねんな。
    年寄りは、良いかもしれんけど、そう一族の未来を担う若者は!
    寝ることを知らない「梟」一族!
    鼻のきく「狗」一族!

    新競技「ハイパー・ウラマ」の出会いで、今までの確執もナシにして、若手達が動き出す!
    やっぱり、「梟」一族がええわ!
     寝んでも生きていけんねんで!
     寝てる時間有意義に過ごせんねんで!
     倍生きた事になるねんで!
    しかし、時間のご利用は、計画的に!
    下手すると暇すぎになるで!

    「梟」の里は、あかんようになったけど、今度は、「狗」の里も、ヤバい!
    「狗」一族は、もう20人ぐらいしかおらんのに、古いしきたりを守る古老

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    2025年03月07日
  • キッチンつれづれ

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    ネタバレ

    黄色いワンピース
    が好み。放置子というワードを初めて知った。おなかをすかせた小学校の低学年の私が、いい香りに惹かれドアに近寄っていく。今どきは無理かもしれないが、空腹の子を助けてくれる人がいることを願う。

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    2025年02月21日
  • 梟の咆哮

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    今回もまた、拉致はあった(笑)

    なにそれ、と思うタイトルとカバイラだけど、この先、「梟の紋章」や「梟女だよ」があったりしないか、と思ってしまった。
    「梟の鎮魂歌」は普通にありそう、だけど、まぁ、最後は「梟の凱歌」なんだろうなぁ、と。

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    2025年02月21日
  • ディープフェイク

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    悪意を持って捏造された動画が拡散され、あっという間に人生が変わってしまう…。

    何のために?自分を恨んでいるのはだれ?

    野次馬で誹謗中傷してくる人達より、
    仲間だと思っていた人達がだんだん信じられなくなるのが怖い。
    そうやって心が折れていくんだろうな。

    ネットの便利さを享受しているけど
    無い時の方が幸せだったかもしれないと
    時々思う。

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    2025年01月23日
  • ディープフェイク

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    面白かった。ディープフェイクそのものの紹介は普通でそこを深掘りしているわけではないが、SNSの危険性や情報流通プラットフォーム対処法の仕組みなど手際よく説明されており、ストーリーもわかりやすく面白かった。お薦め。

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    2025年01月22日