【感想・ネタバレ】堕天使たちの夜会のレビュー

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Posted by ブクログ

【第一章】迷い鳥のガヴォット【第二章】毒蜘のチャールダッシュ、それぞれ別の話かなと思ったエピローグでつながって、でもラストで本当に犯人が裁かれるかわからずもやっと。正義感が強すぎてみちをふみはずしてしまわないか心配だったポーンが捜査一課に戻っての話がつながって欲しいもの。

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2018年11月09日

Posted by ブクログ

外見からはそれとわからない悪って心底恐ろしい。
これを、人の良さそうな人が操っていたのかと思うと、何を誰を信じればいいのか? そもそも他人の言うことなど何一つ信用せず、自分だけを頼りにしなければいけないのか?
陰で悪を処罰するって爽快だけど、判断が難しいやね。

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2018年12月12日

Posted by ブクログ

警察にはどうにもできないままの事件に、つらい思いを抱えたままの被害者遺族。彼らから依頼を受けて極秘裏に活動する「夜会」の活躍を描いたサスペンス。雰囲気は「必殺仕事人」みたいだなあ、と思いましたが。必ずしも依頼の内容が相手の抹殺だとは限ったわけじゃないのですね。ある意味抹殺のほうが簡単かもしれないので、いかにして依頼を成し遂げるのか、という頭脳ゲーム的な読みどころが大きいです。
しかしここに登場する犯人たちがなんとも……一見魅力的な人物であり、頭はいいわやり口が非道だわ、これに対決する「夜会」のメンバーも有能ではあるのだけれどハラハラさせられます。そして終盤の展開には愕然とさせられてしまいました。けっこういろんなキャラに移入しただけに、切ないなあ。

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2018年08月10日

Posted by ブクログ

久しぶりの福田作品。
そして、久しぶりに面白かった!
上司の命令を無視して、単独捜査をした結果、捜査一課を追われ、いろんな部署をたらい回しにされた挙句、現在は所轄の交通課で着ぐるみを来て、交通教室を受け持つ雲母。
もう警察の仕事に興味のないように見える雲母だったが、実際には闇の組織「夜会」で、警察では解決出来ない事件を追うと言うもう一つの顔を持っていた。
冒頭で少年と母親が殺害されるシーンが描かれており、犯人もすでに分かっているが、警察では捜査が難航していた。
妻と子供を殺された父親の依頼で、犯人を追いつめる「夜会」のメンバー達。
ネットでしかやり取りをしない「夜会」のメンバーのミステリアスさと、久しぶりなハードボイルドな感じで一気読み。
ま、コンセプトは他の作品でも良く見かけるけど、この作家さんはやはりこういうスピーディーで緊迫感のある作品の方が面白い。
これは続編も期待できる???

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2018年07月24日

Posted by ブクログ

犯罪被害者遺族の復習を専門に請負うグルーブが主人公。設定もなかなか良くてストーリー進行もいい。
お手軽に読めるのがいい。

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2018年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】プロローグ/第一部 迷い鳥のガヴォット/第二部 毒蜘蛛のチャールダッシュ/エピローグ

RPGのチームとして集まる〈堕天使たちの夜会〉は、依頼を受けて裏で、ブラック企業の実態を暴くなどの正義を行うための活動をしている。
第一部では、プロローグの事件の被害者家族からの依頼で、真相を調べる。第二部では、問題がある家庭から少年少女が失踪している事件を調べる。

プロローグでいきなり犯人はわかるし、第二部の犯人もいかにもで謎はない……わけはなく、ここまで犯人がわかりやすいと裏を読むわけで。真相は素直。しかし、解決はスマートではなく、すっきりとしない。


好みの問題だが、こういう「仕事人もの」は、もう少しすっきりと割り切ったほうがいい。プロっぽくなくて残念。ラストの引っぱるような終わり方もあるあるで残念。

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2023年02月17日

Posted by ブクログ

読んでいる時は夢中になって読んだが、途中から読めてしまったのが残念。

ある親子が殺害された。子どもはバイオリンを習っていて、容疑者はバイオリン教師の針生。しかし、警察はその証拠を掴めずにいた。
警察のはみ出し者の雲母は、『堕天使たちの夜会』のメンバーだ。夜会は警察の力では対処できない事件の依頼を受け、解決するチーム。針生の事件を解決した後、連続誘拐事件が発生。この容疑者は警察の上層部にも影響を与えるほどの実力者。この事件も解決したかに見えたが、事件は思いもよらない方向へと向かって・・・。

事件はラストで二転三転していくが、その行き着く先は読み通りの展開。1つ1つの事件は容疑者がそのまま犯人で、アッサリと解決されてしまう。それもラストに控える展開があるからそれでいいのかもしれないが、もう少し捻りが欲しかったかな。

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2018年08月28日

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