【感想・ネタバレ】バー・スクウェアの矜持のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年03月16日

大阪が舞台の物語で、主要視点人物は、府警で薬物対策を担当している三田刑事である。
三田が<スクウェア>で出逢った人達との物語と、三田が所属する捜査班が追う事件の顛末とが、少しずつ交差しながら進む本編はなかなかに愉しい。少し夢中になってしまった。
゛下巻”に相当する本作では、三田が感じていた「何か」が...続きを読む明らかになって行く…
ところで…本作を読んでいると、三田が毎度のように「俺の酒」と呼びながら呑んでいる<タラモア・デュー>というアイリッシュウィスキーが少々気になる…

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Posted by ブクログ 2016年04月29日

この作品の主人公は無骨な刑事なので、探偵小説のように一足飛びに行かず、一つ一つ事実を積み上げていくところが面白かったです。
Barでゆったりとお酒を楽しむシーンはあまり描かれないので、この本でBarに行きたくなるかは微妙かも。

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Posted by ブクログ 2016年05月06日

二ヶ月連続で刊行となった、青年二人と中年刑事によるハードボイルド。
長編としての転結を書いた分、前作に比べミステリのキレはやや鈍い。
しかし、主役三人以外の登場人物がよくて、話のスパイスとして、またストーリーの展開軸として、魅力を放ちながら上手く機能させている。
あとがきではあまり積極的ではなさそう...続きを読むだが、細く長く続くとよりよいと思う作品。
3+

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