岸見一郎のレビュー一覧
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この本を読んで印象的だったこととその理由を共有する。
p. 56 「有用性について」では、人間は、「有用性」=経済性に縛られて生きている。
「それが何になるのか」「そんなことをして何のためになるのか」といったように、有用性でしか自分や自分の人生の価値を見られない人がいる、といった言葉が印象に残った。
その理由は、成功を目指すこと自体は全く問題ないが、三木清の「砂浜で貝を拾う」例え話にあるように、拾った時は一見価値があると思っていた貝(=成功)が、ある時に美しくないものだと気づき愕然とする、に繋がると思ったからだ。
p. 63 「有用性」に意味はない、については、過去に自分は有用性に縛られて -
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岸見一郎さんの実体験に基づく生と死に関するエッセイ。
文中に三木清、ソクラテス、エピクロス、マルクス・アウレリウス・アントニヌスといった哲学者が軒を連ねる、東西の思想を通じて、生き死にについて考えることができる作品でした。
思うに、岸見さんの作品は、何かをオリジナルな思想を見出すというよりも、この世に素手にある優れた道徳観を平易に教えてくれる。
学校の先生のような書き方をされています。
嫌われる勇気でもそうであったように、相手に伝えることに腐心している
。おかげで、古今東西のモラリストや考えが頭に響きます。こうした機会をくださる著作に感謝しきりです。
あと、これは全く私事なのですが、こ -
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幸せは他者貢献からしか得られない。でも自分の価値は自分で決めて自立すべき。
→究極はわたしたちの幸せを追求する共同体感覚、、
これが哲学なのか〜!?ひとつの考え方としてはなるほどだけど、納得感刺さる感は嫌われる勇気のほうがあったな
2026.5再読
前よりするするっと入ってきた。そうだよな、うんうん、再確認って感じ。
自分を自分でみつめて、そのまま認めて、普通である勇気。初めは皆愛されたいライフスタイル、そこから、愛する、幸せになる勇気へ。それが難しいんですが。。本当にただ、気持ちの持ちよう。
自分を愛することができなければ、他者を愛することもできない。ぐさっ
自立とは自己中心性からの脱却。 -
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■評価
★★★★☆
■感想
◯嫌われる勇気の著者の岸見先生が、アドラー心理学の切り口から自省録を解説する本。
◯自省録は誰かに向けて書かれた本ではなく、野営のテントの中で自分を戒めるように書いたと考えると、ものすごく味わい深い本である。自分を奮い立たせようとして、文字に起こした姿が眼に浮かぶ。自己の内面と向き合って、強い言葉で戒めて、人としてあるべき自身と理想を示す姿は、2000年以上経っても読み継がれるものとして残っている理由がよくわかる。
◯救いを神に求めるのではなく、自らが理想とする哲学に求めた姿。これまで多くの人に勇気を与え2000年もの間、読み継がれてきた本。こんな本とも出会え -
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生や死を考える上でとても参考になる。マルクス・アウレリウスの自省録を読みたくなった。本書を読んでも、本書の意味すら十分に理解できていないが、アウレリウスの訳本を読めばまた違った理解ができるのではないか。以下の記載が心に残った。▼事物は魂に触れることなく、お前の外に静かにある。苦悩はお前の内なる判断からだけ生じる。▼災いはどこにあるのか。災いについてお前の思いなす部分があるところにだ。▼アウレリウスは怒りは抑えるもの、コントロールするものと考えているのではなく、怒りはためにならない(善ではない)ことを真に知れば、怒りから自由になると考えているのです。▼各人はつかの間のこの今だけを生きている。それ
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ネタバレ成功は量的なもの、幸福は質的なものという言葉が印象に残りました。
以下学んだことのメモです。
・今を楽しむ
・先のことを考えない
・自分の課題は自分で解決する
・他人の課題に口を出さない
・自分に価値があると思う時にだけ勇気を持てる
・自分に価値があると思うには他人に貢献する必要がある
・自分の価値と他の人からの評価は別物
・いつまでも自分が他人から愛されることばかり考えていてはいけない
・自分が他者に何ができるか
・過去を思って後悔し、未来を思って不安になる、その両方を手放すことがこれからの人生を生きていく上で重要
・今日この日を生きていくしかない
・今日できることをしっかりやっていく
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ネタバレ【感想】
哲人と青年の会話劇だが、青年が基本的にヒスっているので少し読むのに苦労する
アドラー心理学の導入として良本
アドラー心理学についてもっと知りたくなったが、ちょっと宗教くさいかも。。。
【要約】
心理学の三大巨頭の一人であるアルフレッド・アドラーが提唱する「アドラー心理学」を、悩みを持つ青年と哲学者の対話形式で分かりやすく解説している
「人は今この瞬間から変われる」「世界はシンプルである」「誰もが幸福になれる」という3つの主張を軸に構成されている
①「原因論」の否定と「目的論」への転換
アドラー心理学では、過去の出来事が現在の行動を決定するという「原因論(フロイト的考え)」を真っ -
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ネタバレ・文庫本というスタイルを発案したのが三木清!
・「欲しがりません勝つまでは」というスローガンに表れるような、自己犠牲や滅私奉公を美徳とする風潮が人々の心に影を落とし始めていた。
・幸福を求めることに良心の呵責を覚えるようなことがあってはいけない。
・成功と幸福は別物。その違いを三木は次のように対比しています。成功は「直線的な向上」として考えられるが、幸福には「本来、進歩というものはない」。また、幸福が「各人のもの、人格的な、性質的なもの」であるのに対し、成功は「一般的なもの、量的に考えられ得るもの」であり、純粋な幸福は「各人においてオリジナルなもの」だが、近代の成功主義者は「型としては明瞭