岸見一郎のレビュー一覧
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ギリシャローマ哲学と、アドラー心理学、そして昭和の哲学者三木清。
岸見さんが長年研究してきた分野の美味しい部分を抜き出して、ボールで和えて、白だしとすりゴマで和風味に整えたような。そんな本です。
なんのこっちゃ、と思われたらすみません。
岸見さんの本は「嫌われる勇気」以来、何冊も読ませてもらい...続きを読むPosted by ブクログ -
アドラーに学ぶ。よく生きるために働くということ
【著者】
アドラーの「嫌われる勇気」の著者、岸見さんの執筆です。
【関心深い内容】
岸見さんが、岸見さんの人生を振り返りながら、執筆されていること。
1.40歳まで定職につけなかったこと。
2.哲学者として歩むも、哲学を通じてどう生きるのか?のカウ...続きを読むPosted by ブクログ -
人との付き合いが1番難しい。
この本の全てが正解ではないし、答えもない。
とにかく、私たちが亡くなったときに子どもがどう思うかによって私たちの子育ての成否が分かる。Posted by ブクログ -
アドラー心理学、面白い。
子どもを叱らない実践中。
大人も子どもも上下関係なく対等というところが良かった。でも言葉かけが難しく感じる。Posted by ブクログ -
自分の「嫌な性格」を変える術を知りたくて読んでみたが、全く違う内容だった。
人には無意識の目標があって、それに向かって自分で選択したものが「性格」らしい。親やきょうだいで生まれた順番なども影響していて無意識に設定された目標。
性格は個人的な概念ではなく、人との関わりの中で絶えず変化する社会的な概念...続きを読むPosted by ブクログ -
人生の目的は成功ではなく幸福になる事である。今この瞬間をどう幸せに過ごすかを考えて生きていきたい。
人生を生まれてから死ぬまでの一直線上として考えずダンスを踊るかのように目的地を考えず楽しんで過ごす。この考え方は分かりやすく面白い。Posted by ブクログ -
p.60
対人関係は悩みの源泉ではありますが、生きる喜びや幸せも、対人関係の中でしか得ることはできません。
面白かったです。真新しさはなかったです。Posted by ブクログ -
新世代リーダー、マネージャは必読の書。アドラー心理学の行動指針と会社における「仕事」は両立する。むしろこれを機により良く変わって行くのだと思う。
「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」ではアドラー心理学を自己評価が著しく低い若者と鉄人の対話という内容だった。「教育」という普遍のテーマでありベストセ...続きを読むPosted by ブクログ -
このシリーズ、古典の長めの本文抜粋と現代視点の解説を並べるっていうのはとてもよい形式だと思う。古典そのまま読むのは実際無理だし。Posted by ブクログ
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性格は生まれながらに決まるものではなく、自分のライフスタイルによって選んでいる。だから人は変わりたいという確固たる意志があれば変われる。
選び取る性格にはさまざまな理由があって、兄弟構成や親などさまざまな環境が起因している。
共感できることは今後の自分の性格を選び取るうえで必要な要素であり、ドラマや...続きを読むPosted by ブクログ -
岸見先生の本が好きで読んでみました。
当時の文化や時代背景、政治や裁判の仕組みについても岸見先生の言葉でわかりやすく補足がされているので、哲学の観点以外からも楽しんで読めます。
「弁明」自体からは話がそれますが、ソクラテスがその生涯をかけてしてきたように、「対話」から得られる自発的な「気づき」が人間...続きを読むPosted by ブクログ -
幸福を新たな視点から考えることごできるようになった。今まで美味しいものを食べたり、とか寝たりとか、行為に目を置くばっかりに、疲れたときに普通の習慣を続けられなくなっていたが、それを幸福とは呼べないと考えるようになった。
しかしこの本はある程度成功している人にとってタメになる本だとは思った。Posted by ブクログ -
子どもが自立するのに大切なこととして、これは子どもと親のどちらの課題か?を考える。子どもの課題であれば、親が決定するのではなく、子どもが決定できるよう親としてできるのは勇気づけ。叱ること、褒めることはせずに対等な関係として伝えていく。
子どもの成長だけでなく、親の成長も必要であり親子で成長していくた...続きを読むPosted by ブクログ -
本をどう読むか
たくさんの本を読もうとしない。何かのために本を読むのではなく、本を読むこと自体を楽しむ。つまり、幸せのために読む。
人生を幸福にする本の読み方、選び方が、著者の学生時代からの濃密な読書体験をもとに語られている。
「大切なのは、読書を通じて、自分のそれまで持っていた考えや生き方を...続きを読むPosted by ブクログ