岸見一郎のレビュー一覧
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この本は、マルクス・アウレリウスの『自省録』をもとに、「他者と共生するために自分は何を大切にすべきか」を問いかけながら書かれている。アドラーなど他の思想も取り入れつつ、わかりやすく解説されていて、読みながらすっと理解できた。 特に印象に残ったのは、第2章での「他者との共生」の話。具体的には
1. 他者と共生する理由
2. 無知から生まれる過ちへの向き合い方
3. 怒りから解放されることの重要性
の三つの視点でまとめられている。 とくに「怒りから解放されること」の話は理解できた。でも本書では「怒りは善ではないことを真に知ることで自由になれる」としているけど、正直、今みたいにポピュリズムが広がっている社会で、これを多くの人に理解してもらうのは難しい気がする。個人的には、草薙龍瞬の『反応しない練習』にある「怒りに反応しない」という考え方のほうが、しっくりきた。 全体として、この本は自分を振り返りながら他者との関係を考えるきっかけになる一冊だった。読んでいると、自分の心の持ち方や人との向き合い方を自然に考えさせられる。 -
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アドラーの個人心理学は仏教的な考え方とも共通点が多いが、自分が見たいことだけ見えてるのかもとも思う
【フレーズメモ帳】
劣等コンプレックス、優越コンプレックスがある人の問題は、自分のことだけを考えて生きているという点にあります。自分を大きく見せようとする人は、他者を意識しているように見えますが、他者から認められたいと思っているということなので、自分のことしか考えておらず、他者のことを考えていません。他者を仲間だと意識することを、アドラーは「共同体感覚」と呼びました。
他者からよく思われないことを怖れて、他者の期待を満たそうとする人は、自分の人生ではなく、他者の人生を生きることになってしまいます。自分の人生を生きる決心をすれば、他者から承認されようとも思わないでしょうし、承認される必要がなければ、承認する他者に依存する生き方をしなくてすむわけです。
他の人が自分をどう見るかは、他の人の課題です。他の人は自分の期待を満たすために生きているわけではないということです。 -
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哲学なんて興味がなくても誰もが名前は知っている《ソクラテス》。
ご本人は著作を残していないので、プラトンさんが師匠であるソクラテスが裁判で語ったことを本にしたのが『ソクラテスの弁明』。
「こんなの当たり前やん」とやっぱり誰もが思う。自分でも、中身を何となく知ったような気になっていたが…お恥ずかしながら、実際に通して読むのはこれが初めて。
個人的には『弁明』の部分よりも死刑が決まった後にソクラテスが語る言葉の方に重みを感じた。
長い間、他の文庫本版の『ソクラテスの弁明』が“積読“になっていたのは、この弁明の滑り出しの部分が何度チャレンジしても、正直なところ面白いとは思えなかったからなのだと今回気がついた。
もちろん、これは人それぞれ。
《弁明》の部分に充分な意味を見出せる人も多いはず。
何と言っても哲学の古典中の古典。これを読まずして哲学を語ること勿れって本なのですから…
これで私もようやく『ソクラテスの弁明』を読んだ人の一人になれました。
評価にも感想にもなっていないけれど、この版は文字が綺麗で大きいのと、細かく区切って簡単な解説が付いている点で読み易く、挫折せずに済んだ一因。
この短い書を「何故か分からないが読み通せない」っていう同志の方々にはお勧め致します。 -
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読んだ理由
タイトルがパワーワードすぎた!
一言キャッチコピー
成功と幸福の違い、説明できますか?
メンタルダウンしてる時に読むとめっちゃ刺さりそう。
人間は本来、生きているだけで価値があるはず。
「生きてるだけで丸儲け」とリンクしたなー
子供の時は感じない、考えないことを大人になったら考えてしまう。
良い意味で、子供にしかできないこと。
確かに自分も小学生の時は、学校→遊ぶ→食べる→寝るをずっと繰り返してた笑
当時は、生死について深く考えることはなかったし、考える必要もなかったのだと思う。
「今」「ここ」を生きる。
成功するのではなく、幸福を感じれるように!