岸見一郎のレビュー一覧

  • 子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

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    こどもを対等に、信頼する…ことの重要性が書かれていましたが、できてそうでなかなかできていないとあらためて気づかされました。

    長所や適切な面に光をあてる。これも考えてみましたが、元気でかわいい子どもでいいのだろうか…とも感じました。おいおい本人をみつめて発見していこうと思います。

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    2024年11月25日
  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

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    さて、自身が障害者となり早10年余り。世間様の云う成功とは程遠い地点での生活を送らざるをえなくなった。従って、今こんな哲学入門書を手にしている。結論から云えばエーリッヒ・フロムは実に私の理想形態に近い。健常者の頃から曲がった事には反抗せねば気が済まぬ難儀な性格。これを「世界市民」であるかどうかは置いておくとして、魅力的な夢のような言葉が後から後から続く。人間に対して非常に厳しい基準が設けられているが、この位ハードルが高くなくては達成しないだろう。「孤独」「愛」素晴らしい理念の集結。

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    2024年11月04日
  • つながらない覚悟

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    個性を消すことなく、自分にのみ関心をむけるのではなく、愛を学び共同体感覚を意識する。
    「生きる」そのことだけで価値がある。繋がりは強制されるものでもするのものでもない。
    愛は無条件にあるものだけど、愛するということは学び訓練が必要なようだ。

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    2024年10月12日
  • プラトン ソクラテスの弁明 シリーズ世界の思想

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    真実によって裁かれる。自分の生き方を正しくない方に持っていき楽をすれば後から真実によって裁かれ辛い思いをすることになる。だからこそ1番楽で安全で容易な道は、間違えに気付いたらそこで改めて正しい道を生きようとすることである。

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    2024年09月22日
  • 幸せになる勇気

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    幸せとは、貢献感である。分かる。
    他者の期待を満たすために生きてはいけない。これも分かる。
    って状態になりました。でも、これを矛盾なく人に説明しようと思うと言語化が難しい。とりあえず読んでみてとしか言えなくなってしまう。
    まだまだ理解の解像度が荒いのか、定期的に読み直したいです。

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    2025年09月26日
  • 嫌われる勇気

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    この本がかなり流行ったときは、そこまで気にならなかったけれど、
    最近になって、アドラー良いよと何人かの人達にすすめられて急に興味が出てきた本。
    少し読んでみたら、確かに参考にしたい考え方だなと感じたので、これから浸かりたいと思います。

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    2024年08月27日
  • 改訂版 叱らない子育て

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    良かった!
    子供を叱らないために、子供とどう過ごしたら良いのかのヒントが散りばめられていた
    叱られるから

    反抗期は親が支配しようとするから起こる

    叱られてばかりいる子供は叱られないようにということばかり考える
    褒められることばかりかんがえる

    ありのままを認める

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    2024年08月22日
  • 嫌われる勇気

    購入済み

    本作りも対話によって磨かれてい

    岸見一郎氏の他の著作と比較しても、段違いに面白い内容。
    文章の様式だけでなく、実際の内容作りにおいても、お二人の著者の対話によって深化されたからこその、面白さだと感じる。

    #深い #タメになる #感動する

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    2024年08月18日
  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

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    フロムの著作等を元に考え方や理論がコンパクトにまとめられてた。
    原著を読んだ時のことを思い出しながら読み進めて、より理解が深まった。
    愛するために孤独になる。与えることで与えられる。逆説的なようでいて、とてもしっくりくる内容だった。
    もっと懐の深い人間になりたいと思った。

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    2024年08月05日
  • 人生は苦である、でも死んではいけない

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    序盤の方は、正直まだ若い私にはあまり心に響くものがなく流し読みだったが、
    一冊を通してみると、覚えておきたい言葉がたくさんあった
    また読もう

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    2024年07月25日
  • 愛とためらいの哲学

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    人を愛するということは能力だということに感銘を受けた。
    より良い関係を継続していくためには常に互いの努力が必要だということも非常に納得できた。人間は出会いたての頃は相手のことを知ろう、知りたいと思い常に努力ができるし努力をしやすい環境であると思う。ただ、関係が長期に渡ってくると甘えが生じてきて遂感情に身を任せて話をしてしまったりということがある。
    常に新鮮な気持ちで、感情には身を任せずに話し合いができる人間になりたいと心から思った。

    また、私自身自立している方を好む傾向にあったが自立の意味をこの本を読んで考えさせられた。
    ”自立とは決して一人で生きること、自分のことを自分だけでできるようにな

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    2024年06月29日
  • 本をどう読むか 幸せになる読書術

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    【体験を経験へ】
    ①読書は作家と自分の真剣勝負!
    作者との対話の中で肯定するだけではなく、意見する事の大切さを学んだ
    自分の心に響く読書とは、作家との対話。
    ②読書は、出会い。
    一期一会の出会いにも似た感覚。
    作者の人生と時間トキを学び、自分の時間を生きる未来を創り上げる
    ③一度の出来事を何度も同じようにしか話さない体験ではなく、過去一度の出来事であっても意味を反芻する事で新たな意味を見出していく経験への昇華

    自分の読書の仕方の変えるきっかけ
    そして、自分の生きる方を変えるタイミングへ

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    2024年06月11日
  • 老いる勇気 これからの人生をどう生きるか

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    ネタバレ

    アドラー心理学と老いと著者のエッセイ。

    老いに向けて「生産性という価値観を手放すこと」ができたらいいなと思った。
    ただ、今じゃない。
    働いても働いても貧しくなる恒例のラットレース真っ最中だからね。
    今、手放すのは難易度が高い。

    あとは、この頃、他者貢献感が難しいと感じている。
    まだまだ、さとりの域には程遠い。

    せめて、できるだけご機嫌で過ごして、ご機嫌な老人になることを目指したい。
    下り坂のほうが楽に進めるってことだから、これからはゆっくりと下りながら楽しくご機嫌で過ごそう。
    他人の価値観に振り回されててる場合じゃない。

    『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』を読んで、ちょっと人生いい方

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    2024年05月20日
  • つながらない覚悟

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    最後の三行を引用しておく。
    『真のつながりは、自己中心的な支配や依存関係ではなく、一人一人が自立し、しかもつながっていて、必要な人は援助し、必要な時は援助を求めることができる。そのようなつながりを築けることを知れば、どんなに苦しい時でも生きていくことができる』

    インパクト狙いのタイトルだと思ったが、本書の著者は「嫌われる勇気」の岸見先生だった。
    本書の主張は「つながるな」ではない。「偽のつながりにとらわれるな、そのようなつながりを断ち切る勇気を持て」ということだ。
    真偽判定は簡単ではないかも知れないが、つながりに種類があることは意識したい。職場で「真のつながり」が必要ないという点は特に重要。

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    2024年04月27日
  • つながらない覚悟

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    人を叱るとか褒めるというのは、結局人をコントロールすることになること。
    独立して生きていくことが大事。

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    2024年04月21日
  • 老いる勇気 これからの人生をどう生きるか

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    年々、自分の老いを実感してきているので、今読むべき本だなぁと思って手に取りましたが、年齢関係なく読める本でした。多くの哲学者の方々の言葉を用いてあり、「嫌われる勇気」と同様にまたもや勇気をもらいました。

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    2024年04月14日
  • ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

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    リーダーに近しい立場を職場でになっている上で、あの行動は発言は正しかったのかと思い返す場面が多々あった。

    筆者の言うことを頭では分かったようであっても、自分の中に腑に落ちて行動に移すのは時間が大いにかかるのだろうな、と思った。
    まずはありがとうを伝える、相手の気持ちを聞く、を意識してこれから働こう。

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    2024年04月12日
  • マルクス・アウレリウス「自省録」を読む

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    岸見一郎さんが読み解く自省録解説書、という体裁ですがマルクス・アウレリウスの引用だけではありません。

    ギリシャ哲学から日本の哲学まで幅広く私見が述べられていて、「いつもの岸見節」が味わえる一冊です。

    岸見一郎さんが気になったフレーズを抜き出し解説してくれるため、講談社学術文庫などで、初めて触れる前に読んでおくと時代背景などもわかりやすくなります。

    座右の書の副読本として購入しようか迷っております。

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    2024年04月11日
  • 人生は苦である、でも死んではいけない

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    この本を読んで印象的だったこととその理由を共有する。

    p. 56 「有用性について」では、人間は、「有用性」=経済性に縛られて生きている。
    「それが何になるのか」「そんなことをして何のためになるのか」といったように、有用性でしか自分や自分の人生の価値を見られない人がいる、といった言葉が印象に残った。
    その理由は、成功を目指すこと自体は全く問題ないが、三木清の「砂浜で貝を拾う」例え話にあるように、拾った時は一見価値があると思っていた貝(=成功)が、ある時に美しくないものだと気づき愕然とする、に繋がると思ったからだ。

    p. 63 「有用性」に意味はない、については、過去に自分は有用性に縛られて

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    2024年03月30日
  • 人生は苦である、でも死んではいけない

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    岸見一郎さんの実体験に基づく生と死に関するエッセイ。

    文中に三木清、ソクラテス、エピクロス、マルクス・アウレリウス・アントニヌスといった哲学者が軒を連ねる、東西の思想を通じて、生き死にについて考えることができる作品でした。

    思うに、岸見さんの作品は、何かをオリジナルな思想を見出すというよりも、この世に素手にある優れた道徳観を平易に教えてくれる。
    学校の先生のような書き方をされています。

    嫌われる勇気でもそうであったように、相手に伝えることに腐心している
    。おかげで、古今東西のモラリストや考えが頭に響きます。こうした機会をくださる著作に感謝しきりです。

    あと、これは全く私事なのですが、こ

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    2024年03月29日