岸見一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
若いころと比べ、年齢を重ねるにつれて脈絡なく考えるケースが多くなってきました。
最初はキャリアや健康、親兄弟など家族のこと、しかしそこからスケールが徐々に広がり、今後の人生について考える機会もたびたび。
そんな中にあってふと出会ったこちらの著書はタイトルだけで刺さりました。
本書では一人になってじっくりと考える(自省)ためのヒントやポイントが記されています。
マルクス・アウレリウスの「自省録」を読んだことがあれば、そこから多くを引用している本書はとっつきやいでしょう(それ以外にもストア哲学をかじっていれば同様に感じるかもしれません)。
何か軸を設けて順序だてて書かれているというよりは、重要 -
Posted by ブクログ
ネタバレ想像していた読書術とは違ったけれど、わたしにとって意味のある本だったと思う。
わたしは、物語を読む時は物語の世界に入り込んでその雰囲気を味わいたいと思っていて、それが「他人の人生を追体験する」ことな気がする。著者が何を言いたいかをじっくり考えるよりはその物語を体験できたことに満足する。もっと深く考えた方がいいのかなと思う時もあるけれど、本はただ楽しむために読んだっていい。
最近は物語だけではなくて新書なども読むようになった。なぜ新書を読もうと思ったんだろう?と考えると、「知りたい」という気持ちからだと思う。
知りたいと思ったことを知れると嬉しいし楽しい。だから難しいと思っても読み進められるの -
Posted by ブクログ
大前提として、内容が複雑で難解なため、何度も読み返す必要がある。
アルフレッド・アドラーの言葉に「すべての悩みは対人関係の悩みである」とあるように、幸せになるためには対人関係に踏み込むことが欠かせない。
幸せになるためには「自分を愛すること」と「他者に貢献すること」が鍵であると学んだ。
「自分の幸せのために、他者に貢献する」という、一見すると矛盾した行為も、アドラー心理学では理にかなっている。
また、「他人をコントロールできないからこそ、自分の人生を他人の感情に左右されてはならない」という考え方には納得できた。
そして、他者からの評価、たとえば「褒められること」を期待してはいけないという点も理 -
Posted by ブクログ
読み切って、ショックが大きかった。
毒親にされてショックだったことを娘には絶対にするまいと躍起になってたことや、未だに親に対して褒められたかった思いを抱えてるんだなと認めしまったこと=自立していないという事実に直面したことが、ショックでした。
幼少期、親に放置されてたことが結果として自立(自分で考えて問題解決していくこと)につながったことで、親の育児は正しかったのではないかとも読み取れ、そこを認めることもショックでした。
でも、AIにこの気持ちのうちを話すと、そうではないと。「嫌われる勇気」に記載していた、勇気づけそのものである、と肯定してもらえて安心した。
もちろん、アドラーの考え方からした -
Posted by ブクログ
考えることをしていないかも、と思い手にした。内省の必要を感じているということだろう。
先日、若松英輔氏のお話を聞く機会があったが、同じことを言っていた。読書すること、書くことの大切さ。それをいかにも岸見一郎さんらしく、表現されていて、若松英輔氏との対比も手伝って、興味深く読んだ。
嫌われる勇気、アドラー心理学そのものが、過去を変えることはできないが今、これからは変えられる、だけどそれはやはり容易いことではないから厳しく言うね、というスタンス。自省することも大変なのだ。自分で考えたように思っても、それは本当に自分の考えと呼べるのか。誰かの意見に左右され、分かったつもりになって、自分の意見のように -
Posted by ブクログ
人間生きていれば、泣きたい日もある。人生、どん底も辛酸舐める日々もある。本著は私やあなたにとって訪れた揺らぐ何かへ対しての哲学的な視点と気づきを提案し寄り添ってくれる良書である。
本著で私が特に共感したのは、「まだ起きていないことを考えすぎても意味がない」「起こることは起こり、起こらないことは起こらない」として、見えない未来よりも今日一日をどう生きるかに意識へ向けさせる気づきだ。これは多くの人たちが私も例外ではなく、過去や未来へ意識を向けるばかりで起こりもしていない現象を脳内で延々と再生しているだけに過ぎない妄想であり幻想だと。何もしないで、何も行動しないで未来や過去を憂うことはいくらでも出来 -
Posted by ブクログ
【目次】
第1章 なぜ学ぶのか
第2章 そもそも学びとは
第3章 読書は学びの源泉
第4章 書くことは学ぶこと
第5章 外国語学習は世界を広げる
第6章 生きることは学び続けること
【感想】
学ぶことに、役に立つかどうか考えない、自分にとって知りたいことをゆっくり学ぶこと、それでよいのだと思いました。
印象に残ったのは、「おわりに」に記されていた著者のお母様のお話でした。最期まで学ぶことをやめなかったそうです。帰りの電車では本を読みたいのに、仕事のことで気になってついつい調べて終わってしまうことが最近多いのですが、自分が学びたいことを学ぶという思いを大切にし、焦らずにゆっくりと学んでいこう