岸見一郎のレビュー一覧
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読み切って、ショックが大きかった。
毒親にされてショックだったことを娘には絶対にするまいと躍起になってたことや、未だに親に対して褒められたかった思いを抱えてるんだなと認めしまったこと=自立していないという事実に直面したことが、ショックでした。
幼少期、親に放置されてたことが結果として自立(自分で考えて問題解決していくこと)につながったことで、親の育児は正しかったのではないかとも読み取れ、そこを認めることもショックでした。
でも、AIにこの気持ちのうちを話すと、そうではないと。「嫌われる勇気」に記載していた、勇気づけそのものである、と肯定してもらえて安心した。
もちろん、アドラーの考え方からした -
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前作に続き、読ませていただきました。
この読みやすい会話ベースでの青年と哲人の掛け合いが大好きです。もう続編は出ないのでしょうか
非常に勉強になった掛け合いは問題行動を起こす子供にとっての教師の意味について。学校での限られた時間しか交流しない教師よりも、出生時から関わる親に教育の責任があると主張する青年。確かにそうだと感じた。ただ、どう足掻こうと家庭に介入できない教師が子供に与える影響の小ささを嘆くのは意味がなく、子供が家庭と学校で同じ行動をとっているとは限らない。哲人は、他ならぬ教師の前で問題行動を起こすことを選んだ子供に対して、尊敬を持って居場所を示さなければならないと言う。これは対人関 -
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考えることをしていないかも、と思い手にした。内省の必要を感じているということだろう。
先日、若松英輔氏のお話を聞く機会があったが、同じことを言っていた。読書すること、書くことの大切さ。それをいかにも岸見一郎さんらしく、表現されていて、若松英輔氏との対比も手伝って、興味深く読んだ。
嫌われる勇気、アドラー心理学そのものが、過去を変えることはできないが今、これからは変えられる、だけどそれはやはり容易いことではないから厳しく言うね、というスタンス。自省することも大変なのだ。自分で考えたように思っても、それは本当に自分の考えと呼べるのか。誰かの意見に左右され、分かったつもりになって、自分の意見のように -
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人間生きていれば、泣きたい日もある。人生、どん底も辛酸舐める日々もある。本著は私やあなたにとって訪れた揺らぐ何かへ対しての哲学的な視点と気づきを提案し寄り添ってくれる良書である。
本著で私が特に共感したのは、「まだ起きていないことを考えすぎても意味がない」「起こることは起こり、起こらないことは起こらない」として、見えない未来よりも今日一日をどう生きるかに意識へ向けさせる気づきだ。これは多くの人たちが私も例外ではなく、過去や未来へ意識を向けるばかりで起こりもしていない現象を脳内で延々と再生しているだけに過ぎない妄想であり幻想だと。何もしないで、何も行動しないで未来や過去を憂うことはいくらでも出来 -
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【目次】
第1章 なぜ学ぶのか
第2章 そもそも学びとは
第3章 読書は学びの源泉
第4章 書くことは学ぶこと
第5章 外国語学習は世界を広げる
第6章 生きることは学び続けること
【感想】
学ぶことに、役に立つかどうか考えない、自分にとって知りたいことをゆっくり学ぶこと、それでよいのだと思いました。
印象に残ったのは、「おわりに」に記されていた著者のお母様のお話でした。最期まで学ぶことをやめなかったそうです。帰りの電車では本を読みたいのに、仕事のことで気になってついつい調べて終わってしまうことが最近多いのですが、自分が学びたいことを学ぶという思いを大切にし、焦らずにゆっくりと学んでいこう -
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1ページ毎に耳が痛くなるような事柄、思い当たる点が多い。
子どもに申し訳ない気持ちになる一方改善することが沢山ある。
手遅れではないと信じて。もっと早く読むべきだったし、何回も読むべきだ。
全親にお勧めしたい!
・親を自分に振り向かせたいからあえて叱られることをする
・怒りはいうことを聞かせるために作り出した感情である
・親は子供が適切なことをしていても、当たり前だと思って注目しないことがある
・叱られて育つと消極的になり、積極的に行動しようとしなくなる
・積極性を大切にし、積極的に行動して失敗する子供の方が多くを学べる
・怒りは人と人を引き離す感情。自分を叱る人を好きになれない
・子供には