岸見一郎のレビュー一覧

  • 改訂版 叱らない子育て

    Posted by ブクログ

    【感想】
    この本を一言でまとめると「子供は対等に接し、見守ろう」という内容です。
    (「叱る」はもちろん「褒める」も上下関係で成り立つもの。対等ではない。)

    【要点・まとめ】
    ・「叱る」のも「褒める」のも縦の関係性。子育てに大切なのは
    「労い」「勇気付け」「対等な関係性」
    (ありがとう、助かるなどの言葉がけ、価値があると気付かせる)

    ・親が子供を抑圧(叱り付ける、制限するなど)しなければ、反抗期は起きない
    (最初から対等な相手として扱われていれば、反抗する必要性がないから)

    ・叱られることは子供にとって大きな負担。行動も自分がいかに「叱られないか?」「傷付かないか?」を意識するので、他者貢献に目が向かない。

    ・叱られてたり批判されて育った子は…
    ⇒人の目を気にしやすくなる
    ⇒消極的になる
    ⇒周りに合わせる人になる
    ⇒承認欲求が強くなる

    ・「怒り」は人と人を引き離す感情

    ・子供をただ叱るのではなく、改善策をセットで伝える。また、子供にお願いする。
    ⇒「なんで泣いてるのか言葉で教えて?」
    ⇒「どうしてそんなことをしたのか言ってみて?」

    ・子供が失敗したら
    「次、失敗しないためにはどうするか?」
    を子供と相談する。
    例)子供がミルクをこぼす
    ⇒本人に拭かせる
    (零したら拭かないといけない、と学ばせる)
    ⇒「次、零さないようにするにはどうしたらいいと思う?」と子供に尋ねる。
    (改善策を本人に考えさせる)

    ・褒めて育てるのもNG
    ⇒褒められないことはやらなくなる
    ⇒褒められるために、不正をしてでも結果を出すことに必死になる

    ・共同体(家族、学校、会社、地域など)に入っても、自分がその中の中心になろうとしなくてもいい。

    ・「信用」は根拠があって信じること。「信頼」は無条件に信じること。子供は信頼する。

    0
    2026年07月05日
  • アドラー心理学入門

    Posted by ブクログ

    良くも悪くもアドラー心理学の内容がよくまとまっています。
    特に"嫌われる勇気"と"幸せになる勇気"の要点がまとまっていると感じました。

    0
    2026年06月30日
  • 誰にも支配されずに生きる アドラー心理学 実践編

    Posted by ブクログ

    嫌われる勇気の著者の本
    嫌われる勇気、幸せになる勇気の要約的な内容のため、両書を読んでいればあえて読む必要はなさそう
    おさらいにはなる

    逆に上2つを全く知らないとあまり良さもわからなさそう

    0
    2026年06月29日
  • 泣きたい日の人生相談

    Posted by ブクログ

    一問一答形式で人生の課題、悩みについて岸見一郎が答えていく内容。

    局所的というよりかは、人生を生きていく上で必ず誰でも一度はぶち当たる壁、悩みの抽象的な要素もあるクエスチョンにバッサリと意見を差し込んでいく。

    基本的に思想の根本にあるのはアドラー心理学で、今ここ、ありのまま、悩みは大人というアドラー心理学を知っているとすんなりと入ってくる部分が多いと思う。
    また博識で他の哲学的思想や、思想家の言葉も引用しているため寄り過ぎてもいなく岸見一郎がありのままの言葉で書かれているため読みやすい割にはしっかり芯をくってくる内容。

    0
    2026年06月22日
  • つながらない覚悟

    Posted by ブクログ

    「誰とでも繋がる」のではなく、「私が大切にしたい人」を自ら選ぶ。
    不特定多数との浅い関係は求めない。互いに依存せず、自律した関係性の中でこそ、本当に大切にしたい人との絆を育んでいきたい。

    0
    2026年06月15日
  • 「普通」につけるくすり

    Posted by ブクログ

    ベストセラー「嫌われる勇気」の岸見先生の本。
    深いですね。承認欲求を満たすために自分は特別な存在でありたい、普通であることを受け入れられない。根底にはアドラーの目的論が。そのため自分にブレーキをかけ、自ら不安になってしまう。
    普通であるということは、このままの自分で価値があると思えること。劣等感からの脱却を。
    そうは言っても人間関係はついてまわるもの。自分と他人の認識や貢献など、考え方いかんによっては幸せにも苦しみにもなる。
    深読みすればするほど考えさせられる良本です。

    0
    2026年06月14日
  • 今を生きる思想 エーリッヒ・フロム 孤独を恐れず自由に生きる

    Posted by ブクログ

    善悪-自身が幸福であるかどうかということ、
    社会的にみれば孤独だが人間全体としてみれば孤独ではないっていうのはなかなか難しいなと思ったが、、

    孤独になったもの同士の結びつきこそは完全性と個性を保ったままでの結びつきであり、それこそが愛、新しい調和である。

    愛することは与えるということ

    愛の本質は何かのために働く、何かを育てることにある 
    相手を知ることが人間の欲求
    -知るためには愛すること、与えて能動的に入っていくこと

    0
    2026年05月26日
  • 誰にも支配されずに生きる アドラー心理学 実践編

    Posted by ブクログ

    私は該当作を読んでいないのだが、『嫌われる勇気』の筆者による作品のようである。講演内容をまとめた本ということで、アドラー心理学の要点と思われる部分が繰り返し平易な言葉で説明されている。本書の多くは子育て(子と親)、次点で上司と部下という関係に目を向けており、該当属性、またはそうなる可能性のある人々にとっては今後を考える上で有用なのではないだろうか。全体的に言葉遣いもソフトで抵抗感を抱かせない書き方をされている。

    0
    2026年05月19日
  • 自省のすすめ ――ひとりで考えるレッスン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    普段薄っすら思考していたことが明らかになっている点と新たな気づきや視野が広がった点がありすぎて大量にメモを取ることに…そしてずっと耳が痛い。繰り返し読む本にしたい一冊。参考文献も読みたい本だらけでした。

    他者理解についての一文が響いたので載せます。
    他人の中に入っていってその人の内面に触れ、魂を視き見ることではなく、その人の外側に立つしかできないことを謙虚に認め、その違いを肌で感じていく過程だったかもしれないといっている。

    0
    2026年05月17日
  • 自省のすすめ ――ひとりで考えるレッスン

    Posted by ブクログ

    若いころと比べ、年齢を重ねるにつれて脈絡なく考えるケースが多くなってきました。
    最初はキャリアや健康、親兄弟など家族のこと、しかしそこからスケールが徐々に広がり、今後の人生について考える機会もたびたび。
    そんな中にあってふと出会ったこちらの著書はタイトルだけで刺さりました。

    本書では一人になってじっくりと考える(自省)ためのヒントやポイントが記されています。
    マルクス・アウレリウスの「自省録」を読んだことがあれば、そこから多くを引用している本書はとっつきやいでしょう(それ以外にもストア哲学をかじっていれば同様に感じるかもしれません)。

    何か軸を設けて順序だてて書かれているというよりは、重要なポイントを取り上げて淡々と語られています。
    そのためHow toというよりはエッセイのような感覚で読めます。

    しかし淡々と描かれてはいますが、1文1文を読み解き、それに込められた意味を考えされられる文章です。
    何となく哲学書のような趣があります。そのため一般的なビジネス書のように速読するのが難しい印象です(一般的ビジネス書は章立てや文章、色使いなど最大限読みやすく工夫されているので当然ですが)。

    そのため休日の昼下がりや、平日の寝る前などにじっくりと読んでみて、岩に雨滴が染み込むように吸収する味わい方が適していると思います。

    0
    2026年05月17日
  • 絶望から希望へ~悩める若者と哲学者の“幸福”をめぐる対話

    Posted by ブクログ

    自分の周囲もまさにこんな問題ばかりだなと、するする読んで頷いてた。これを要約して会社でも伝えていけるといいな。貢献度に重きをおいて、「こうあるべき」「成功やお金が大事」という考えを一旦とっぱらって、自分の幸せについて考えてみる。ただ幸せだけを考えるのではなくて、そこに貢献という価値観…?を込める…というような…。
    2回3回読んで、内容をちゃんと理解して実行していきたい。自分が求めるから。「この生き方が正しい!」ではなく、私的にすんなりくるから。

    0
    2026年05月16日
  • アドラー心理学入門

    Posted by ブクログ

    嫌われる勇気を読んでから十数年ぶりに久々にアドラーを読んだが、なぜあの本が対話形式にしたのかが分かった。この本は新書ということもありざっくりとした過去の復習になった。

    0
    2026年05月01日
  • 本をどう読むか 幸せになる読書術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    想像していた読書術とは違ったけれど、わたしにとって意味のある本だったと思う。
    わたしは、物語を読む時は物語の世界に入り込んでその雰囲気を味わいたいと思っていて、それが「他人の人生を追体験する」ことな気がする。著者が何を言いたいかをじっくり考えるよりはその物語を体験できたことに満足する。もっと深く考えた方がいいのかなと思う時もあるけれど、本はただ楽しむために読んだっていい。

    最近は物語だけではなくて新書なども読むようになった。なぜ新書を読もうと思ったんだろう?と考えると、「知りたい」という気持ちからだと思う。
    知りたいと思ったことを知れると嬉しいし楽しい。だから難しいと思っても読み進められるのだとわかった。
    これが本来の勉強の姿ということかー!
    わたしは小説は割と一気に読める方だと思うが、新書は1日に10ページくらいしか読めないことも多い。
    なぜかわたしは一冊ずつ読むことが常識のように感じていて、でもなかなか新書が読み終わらないと、物語を読みたいという欲求が出てくる。
    そんな時は「早く読まないと〜」と思う。せっかく知りたいことが学べるのに早くしないといけないと感じるのは勿体ない。
    でもこれは簡単に解決できたんだ。別に同時に何冊読んだっていい。簡単なことだけど自分では気付かなかった。目から鱗で、これだけでも意味のある読書だった。

    0
    2026年04月19日
  • NHK「100分de名著」ブックス 三木清 人生論ノート 孤独は知性である

    Posted by ブクログ

    孤独は感情ではなく知性に属する。
    すべての人間の悪は孤独であることができないところから生じる。
    私は一人であるという自覚に基づいた意識であれば、それはむしろ知性に属する、そこに顕れるのは寂しさではなく勇気、覚悟です。

    0
    2026年04月12日
  • 自省のすすめ ――ひとりで考えるレッスン

    Posted by ブクログ

    自省とは、困難から目を逸らさず考え抜くことだ。
    まず問題を切り分ける。自分で対処できないことは考えなくていい。自分がすべき行動が、善か悪かを判断軸にする。
    考え抜くために、タイパを手放す必要がある。電子書籍や音声読書は情報だけを抽出した結果だ。表紙、紙質、行間——作者が込めたものの何割が残るだろう。
    そして、書く。言葉にすることで思考は抽象から具体へと再構築される。
    何かの助けを求めすぎず、まず1人で対話しよう。

    0
    2026年04月09日
  • 人生は苦である、でも死んではいけない

    Posted by ブクログ

    人間は生きてるだけで価値があると言う言葉に目から鱗だった。

    私は生産物を生み出さないと価値がない人間だと思っていたからだ。

    だが自分の大切な人が自分のようになってしまったら、たしかに生きてるだけでいい、生きてほしいと強く願うだろう。

    そう思えるような心がポカポカする本であった。まず何回も繰り返し読んで、本書の考え方の癖を学びたい。

    0
    2026年03月27日
  • ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方

    Posted by ブクログ

    学ぶというのは本来とても楽しいこと
    学校の勉強がなぜ楽しくないかというと、
    義務教育、やらされているという感が強いからだと思う。
    例えば授業が始まる前に予習し、
    何か一つでも質問を考えておけば
    少しは楽しい学びの時間になると思う。
    資格勉強の為の勉強も面白くはない

    学ぶことそれ自体が喜びであるということを
    周りの人にも伝えていきたい
    子どもから何故勉強するのかと聞かれたときには、
    学ぶことは面白いことだというのを
    しっかり伝えたい

    0
    2026年03月08日
  • 困った時のアドラー心理学

    Posted by ブクログ

    やはり岸見先生のアドラー本が1番わかりやすい。
    若干読みにくさを感じる部分もあったけれど、そこが逆に臨場感というか実際に岸見先生が目の前でリアルタイムに質問へ回答しているのをきいている感じがあってよかった。

    他所の課題に土足で踏み込まず、まずは自分の中で誰の課題なのか整理することが大事だなぁって沁みました。

    人と言葉のやり取りをするときには、話の中身に焦点をあてる意識を待ちたい。権力争いの土俵に立たない自分でありたいと思いました。

    人生において読んでよかった一冊に入ります。

    0
    2026年03月05日
  • これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ

    Posted by ブクログ

    コロナの中での出版作品だったので、コミュニティ内と外の関係が変わりつつあるのが、この時期だとわかった。
    感情的になっても仕方ないというのは、年齢を重ねればわかることだと考えるが、実際は若い人の方が論理的に話す社会になっている気がする。

    0
    2026年03月04日
  • 自省のすすめ ――ひとりで考えるレッスン

    Posted by ブクログ

    考えることをしていないかも、と思い手にした。内省の必要を感じているということだろう。
    先日、若松英輔氏のお話を聞く機会があったが、同じことを言っていた。読書すること、書くことの大切さ。それをいかにも岸見一郎さんらしく、表現されていて、若松英輔氏との対比も手伝って、興味深く読んだ。
    嫌われる勇気、アドラー心理学そのものが、過去を変えることはできないが今、これからは変えられる、だけどそれはやはり容易いことではないから厳しく言うね、というスタンス。自省することも大変なのだ。自分で考えたように思っても、それは本当に自分の考えと呼べるのか。誰かの意見に左右され、分かったつもりになって、自分の意見のようにしていないか。
    私はちゃんと私の考えを持っているのだろうかと不安になる。そして、変わりたい、変えたいと思っているだけで、何も変わらないことを外部のせいにしがち、というのも痛いところをついてくるなぁ、と思いながら読んだ。今ひとつ、詰めが甘い自分を自覚。読書すること、生きることは大変だ。
    自省録が読みたくなった。

    0
    2026年02月15日