あらすじ
「馬鹿につける薬はない」という言葉がありますが、
「普通につける薬」というのはあるのでしょうか?
本書は「自分は思っていたより普通かもしれない」「特別でないとしたら受け入れがたい」そんな不安を覚えた、ある青年から寄せられた悩みと向き合う中で生まれました。
「特別でなければいけない」という不安の根底には、常に他者との比較があります。
どうすれば、他者との比較から自由になり、自信を持ち、幸福に生きることができるのか。
本書では、「特別になろうとしないが、同じでもない」生き方を探ります。
人生から緊張を手放す思索を、はじめましょう。
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Posted by ブクログ
自身の劣等感と人から低く評価される事の恐れが過剰である事を感じ、読んでみました。岸見一郎さんは「嫌われる勇気」で有名ですが、こちらの本は少し分かりにくい印象。ですが人に「頭が悪いと思われたくない」という人の評価を気にせず、課題には努力して取り組む自分になりたいと思えました。しかし簡単には行かないと思います。
Posted by ブクログ
『嫌われる勇気』ほどのインパクトはなかったが、印象に残った記述を読み返すといいこと書いていると思った。
・褒めることの弊害
・承認欲求から卒業することの大切さ
・生き方を決めるのは自分
Posted by ブクログ
p.284「自信は(略)同調せず、自ら考え行動することで持てるようになります」は、たしかにそうかもしれない。ただ、競争から降りて今の自分から始めればいいのだと言われても、あまりにも先が見えなくて、一人ではなかなか踏み出せないだろう。不安、焦り、心細さに寄り添い、時折プレッシャーをかけ、応援できる人でありたい。私がそうしてもらったように。
Posted by ブクログ
嫌われる勇気の岸見一郎さん
アドラー心理学、懐かしいなって思いながら読みました
特別扱いは散々受けてきたけれど、学力は大したことなかったので学力のプライドっていうものはほとんどなかった
私の周りは頭良い人たちばっかりだったからなぁ
ただ、周りからよく思われたい気持ちは頑としてあって、それが強く出過ぎないように注意してる、という感じかな……
普通が一番難しいんですよ
Posted by ブクログ
「特別でなければいけない」という不安の根底には、常に他者との比較があります。どうすれば、他者との比較から自由になり、自信を持ち、幸福に生きることができるのか。「特別になろうとしないが、同じでもない」生き方を探ります。人生から緊張を手放す思索を、はじめましょう!【目次より】
第一章 なぜ特別でなければならないと思うようになったのか
第二章 特別でありたい人の脆い優越感
第三章 普通であることの意味
第四章 劣等感の克服
第五章 自信を持って仕事に取り組む
第六章 ありのままの自分から始める
第七章 自分の人生を生きる