あらすじ
「馬鹿につける薬はない」という言葉がありますが、
「普通につける薬」というのはあるのでしょうか?
本書は「自分は思っていたより普通かもしれない」「特別でないとしたら受け入れがたい」そんな不安を覚えた、ある青年から寄せられた悩みと向き合う中で生まれました。
「特別でなければいけない」という不安の根底には、常に他者との比較があります。
どうすれば、他者との比較から自由になり、自信を持ち、幸福に生きることができるのか。
本書では、「特別になろうとしないが、同じでもない」生き方を探ります。
人生から緊張を手放す思索を、はじめましょう。
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Posted by ブクログ
自身の劣等感と人から低く評価される事の恐れが過剰である事を感じ、読んでみました。岸見一郎さんは「嫌われる勇気」で有名ですが、こちらの本は少し分かりにくい印象。ですが人に「頭が悪いと思われたくない」という人の評価を気にせず、課題には努力して取り組む自分になりたいと思えました。しかし簡単には行かないと思います。
Posted by ブクログ
『嫌われる勇気』ほどのインパクトはなかったが、印象に残った記述を読み返すといいこと書いていると思った。
・褒めることの弊害
・承認欲求から卒業することの大切さ
・生き方を決めるのは自分
Posted by ブクログ
そして,「勝っている」時に読んでも,きっと響かないでしょう.
「負けている」と感じている時に読んでも,これまた受け入れるのは難しいかもしれません.
そして,個人的なタイミングとしては
「本当に下がり切ってる時は,どんな内容も上滑りしてしまうのだな」と言うワケで.
「普通」=「あるがまま」
とは,理解出来ても,その「あるがまま」すら分からなくなっている時,それはどうしたらいいんでしょうね?少なくとも,他人と比較して「なんとかしなきゃ」が間違いだって事は解るのですが…
しかし,だ・・・
「大切なものは何が与えられているかでは無く,与えられたものをどう使うかだ」
そして,「誰でも何でも出来る」
と言う発想は,極めて民主的に勇気を与えるようでいて,無批判にこの2つをくっつけると,これ,meritocracyそのものの発想なんだよな.
裕福であれば,教育へのアクセスは容易だし,より高い学力を身に付ける機会に恵まれるし,教育に熱心な親の下に生まれるか否かもこれは「運」でしかない.
この実力とは全く違うところで降りかかる「運」に目を瞑っていては物事の本質を見失うだろう.単なる「運」による底上げまで「実力」だなんて,そんな傲慢を認める訳にはいかない.
さて,いつもならスッとこころに入ってくるアドラーの,岸見先生の言葉だけど,今回は「ちょっと,社会学的に危ういぞ」と.
Posted by ブクログ
良く「思われる」ことを急き立てられる制度で構築される社会で、
良く「ある」ことに集中するのは難しいなーと思う。
自分をどう印象付けようか、としているか、
それがすべで悪いというわけではない気がするけれど、
印象だけ、ではないこともときに忘れさせられるぐらい、なかなか強固なシステムができていたりもする。
ほんとうは…だ。というのは意味がない。
過去に…した。という過ぎ去った成功体験や成績も、今の自分の本質ではなくて、付属物だと。
人と生きている以上、どうにか自分が信頼できるものだと印象付けないと始まらない、と思ってしまう。
結果を出していくこと、今に真摯に取り組むこと、それは大事だとわかるけれど、
やっぱ人に何かを託すときはその人の過去の実績を見る、
まあそういうことも多々あるけれども、
確かに現在進行中のものも、自信をもてるのが理想だなー…。
まあ、いろいろな不安はあるが、それが何かに挑戦することへのブレーキにならないように、というここと。
なにより、競争から降りることが強調されていた。
競争したくなくてもしてしまう、だからこういう本を読み続けているのかもしれない。
Posted by ブクログ
p.284「自信は(略)同調せず、自ら考え行動することで持てるようになります」は、たしかにそうかもしれない。ただ、競争から降りて今の自分から始めればいいのだと言われても、あまりにも先が見えなくて、一人ではなかなか踏み出せないだろう。不安、焦り、心細さに寄り添い、時折プレッシャーをかけ、応援できる人でありたい。私がそうしてもらったように。
Posted by ブクログ
嫌われる勇気の岸見一郎さん
アドラー心理学、懐かしいなって思いながら読みました
特別扱いは散々受けてきたけれど、学力は大したことなかったので学力のプライドっていうものはほとんどなかった
私の周りは頭良い人たちばっかりだったからなぁ
ただ、周りからよく思われたい気持ちは頑としてあって、それが強く出過ぎないように注意してる、という感じかな……
普通が一番難しいんですよ
Posted by ブクログ
「特別でなければいけない」という不安の根底には、常に他者との比較があります。どうすれば、他者との比較から自由になり、自信を持ち、幸福に生きることができるのか。「特別になろうとしないが、同じでもない」生き方を探ります。人生から緊張を手放す思索を、はじめましょう!【目次より】
第一章 なぜ特別でなければならないと思うようになったのか
第二章 特別でありたい人の脆い優越感
第三章 普通であることの意味
第四章 劣等感の克服
第五章 自信を持って仕事に取り組む
第六章 ありのままの自分から始める
第七章 自分の人生を生きる