岸見一郎のレビュー一覧
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アリストテレス、ダレス、スピノザ等掻い摘んで読んでみたがよく分からず。
こちらの書籍は読者と一対一で寄り添ってくれ、一つひとつ丁寧に解説してしてくれる良書。
ソクラテスが何を語り、そして何を語らなかったか。彼の語った言葉を正確に読み取ることから何が見えてくるのか。非常に良い読書体験でした。
ア...続きを読むPosted by ブクログ -
『自省録』
「ローマ皇帝の日記」から学ぶ、自己省察と成長の教訓
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【序章: 古代ローマの智慧】
約2000年前、ローマ帝国の16代皇帝マルクス・アウレリウスは、哲学者としての道を歩むことを望んでいましたが、運命は彼を皇帝の座に導きました。彼の日記「自省録」は、自己反省と内省のための彼...続きを読むPosted by ブクログ -
アドラー心理学や三木清「人生ノート」などから岸見一郎先生が人生の苦難をどう解釈して克服するかを幾多の本から書いています。哲学者だけに難解なところも多かった。ただ、若い読者だけでなく僕のような高齢に差し掛かるような人間にも最終章のほうでサマセット・モームやフロムの言葉を引用して「あまりに時間のかか...続きを読むPosted by ブクログ -
自省録の原本は難しくて読めなかったが、この本で考え方を知れた。自分がする判断によってその後の考えが変わることは当たり前のように思えるが、新しい視点ができた。ストア派の実践を大事にする思想についても面白いと感じた。Posted by ブクログ