岸見一郎のレビュー一覧
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『自省のすすめ』
この本を手に取ったのは、自分がどこまでを反省し、どこからを受け入れるべきなのか分からなくなっていたからだった。
社会人になってからの数ヶ月は、手術や再会、新しい職場や同期、上司との出会いなど、多くの変化が一度に押し寄せた時間だった。その中で、自分自身を保つことに精一杯になり、いつの間にか福岡にいた頃の自分から離れていく感覚があった。
一人の時間を大切にしたいだけなのに、人を避けているように見られることもある。仕事の話に囲まれる毎日の中で、自分のための余白は少しずつ失われていった。
そして何より苦しかったのは、人に優しくできなくなっている自分だった。
以前なら自然にで -
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ネタバレ嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII
この手の本では破格の売り上げ。
それだけ対人関係で悩んでいる人が多いということの裏返しでしょうか?
アドラー心理学は名前しか聞いたことがありませんでしたが、欧米ではフロイトやユングと並ぶ知名度だそうです。心理学というよりも哲学的な要素が強い気がします。
また、所謂自己啓発本はアドラー心理学が元になっているものが多い気がします。
「7つの習慣」もその中の一つ。
自分の主観でしか人は物事が見えないことや課題を分離することの必要性、その上で他者と尊敬の念をもって接すること。そういった点は -
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子供には、自立してもらうために教育をする。そのための目標が以下の通り。
〈行動面〉
①自立すること
②社会と調和して暮らせること
この行動目を支える心理面の目標
①私には能力があるという認識
②人々はわたしの仲間であるという認識
特別な自分ではなくても自分は価値のある存在だと思える時に自立ができる。そのために、教師は尊敬を向けなくてはならない。子どもの関心ごとに関心をよせ、その子のありのままを受け入れる覚悟が必要。
特に、「いま、ここをダンスのように生きる」や「子供を教育する時は、まず教師が子供を尊敬する必要があること」に得心した。過去も未来も実際にはない。そうではなくて、今こ -
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『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』の続編。人生最大の選択とは「愛」であるとのっけからアクセル全開。前作を読んだことのある方なら、アドラーの言う「愛」は好いた惚れた的な甘味で生やさしいものではないはずと容易に予想がつくところ。アドラー心理学が掲げる行動面の目標は「自立すること」、「社会と調和してくらせること」。これらの行動を支える心理面の目標は「わたしには能力があるという意識」、「人々はわたしの仲間であるという意識」。他にもいろいろなキーワードや法則のようなものが大量に登場する。これらがどうやって『幸せになる勇気』へと向かっていくのか。一見するとバラバラのパーツがやがて一本の線へ
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幸せになる勇気、それは愛する勇気
相手の目や心で共感して尊重する。
年齢が上であっても下であっても常に尊敬をして
対等な気持ちで会話できたらと感じた。
そして常に与える側になり無条件の信頼を持ちたい。
特に印象に残ったことは三角柱の話。
人の相談は、あの人悪い、わたし可哀想、これからどうするかの3つに分けられる。
それを聞いた時、わたしが悩んでるモヤモヤすることは何かを客観的に分けて考えられるようになった。
そして必然とこれからどうするかに目線を向けたいと感じた。
幸福、貢献感に繋ぐために常に目の前の人を尊重してただひたすら全ての出会いと対人関係において「最良の別れ」普段の努力を続ける -
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数年ぶりにオーディオブックで聞き直した。少年が数年前に知りたかったと言ったように、数年後に本を改めて読んだ。
そして、大学生で理解できなかったことが理解できるようになった。
自分が複雑に捉えて、苦しくてもがいているようにそして日々が無意味に感じでいたけれど、久しぶりにアドラーに触れて、私はどこか「他者の期待のために生きている」という自分がいることに気がつくことができた。
明日から大きく変わるのは難しくとも、私の人生は私のものであり、変えられるのは私自身のみである。人生は線ではないし、物語でもなく刹那の点である、それがわかっただけでも少し前を向いて歩いていける気がした。
また悩んだらきっとこの本 -
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アドラー心理学(哲学?教育学?)より学んだこと
・自立=見返りなしで自ら他者を愛すること(課題の分離)
・自立=特別な存在ではない自分を受け入れ、自ら評価すること(他者評価からの脱却)
・子供の問題行動の5段階
①賞賛の要求:褒めてもらう。共同体での特権的地位 →関心事に注目し共感する。ほめる必要はない。
②注目喚起:目立とう。共同体での居場所「特別な私」。道化→ 尊敬。特別である必要はない。そのままで十分価値がある
③権力争い(反抗):力の証明。万引き・喫煙・暴力・不従順。問題児。彼らの土俵から降りる。怒りのラリーをしない。
④復讐:権力争いの敗北。相手に憎悪され、注目してほしい。 -
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なぜあなたの恋愛は幸せをもたらさないのか
愛する技術がない
ライフスタイル(普段の思考の癖)がネガティブ
相手のせいにできる恋愛をするため
・既婚者
・2人以上を好きになる
嫉妬
厄介なのは、相手が自分を愛してくれていることを想像するのではなく、自分を愛していないのではないかと想像し、それを裏付ける証拠を想像することです
「幼稚な愛は「愛されているから愛する』という原則にしたがう。未成熟な愛は「あなたが必要だから、あなたを愛する』と言い、成熟した愛は「あなたを愛しているから、あなたが必要だ』と言う」
恋愛においては、自分の代わりになる人がいてはいけないのです。失恋がなぜつらいのかといえば、 -
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『嫌われる勇気』の続編。
愛すること、尊敬すること。
そこに外的要因は必要なく、無償の愛を奉仕する。
世の中生きていると難しい部分も多い。嫌いな人間に対して無償の愛、尊敬を向けられるかと問われたら二つ返事で承諾することは難しいと思う。それは、愛、敬意を示すことを遮る問題があるのだろう。でも、それは誰の課題なのか。相手が気に入らないというのは何故なのか。実は課題の分離ができていないが故なのかもしれない。(少し読み返して、自分が面倒だからや話しても分からない、傷つきたくないなどの要因が影響しているように感じた。無条件の信頼ができてないのかもしれない。それをやった上で相手が自分を嫌うかどうかは相手の