岸見一郎のレビュー一覧
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他者に囚われ、己を見失う愚かな弱き者たちよ、その妄執から今解き放たれん!人間関係に困ったすべての人にお勧めする一冊。
ベストセラー『嫌われる勇気』の著者の別著。これも面白い。カウンセリングの例を並べたものだが、きっと自分に当てはめられる人はいっぱいいるんだと思う。
サバサバしているから、無慈...続きを読むPosted by ブクログ -
「嫌われることは自由に生きるために支払わなければならない代償」
人の課題に踏み込まない、踏み込むときは「何か私にできますか」
ケパロス「ソクラテスよ、それは老年でなく、人の性格である。端正で足るを知る人でありさえすれば、老年はそれほど苦になるものではない。ソクラテスよ、そういう人にとっては、老...続きを読むPosted by ブクログ -
「自分を好きになれない」
「人の目が気になる」
「他人とうまく付き合えない」
「病気や死が怖い」
…その悩み、アドラー心理学を実践すると、
劇的に心が軽くなります。
フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、
オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラー。
どんな困難に直面しても、ア...続きを読むPosted by ブクログ -
アドラー心理学は現実的、実践的です。一般に知られている劣等感の代償の話ではなく、ここにあるのは社会の中での生きやすさへの有効な方法、考え方です。現代社会にとってますます必要とされる分野が昔からあったのは灯台下暗しです。Posted by ブクログ
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フロイトやユングの本を読んでも、正直ふーんって思うことが多かったが、アドラー心理学は凄いわ。きっとこの本だけではアドラーの初歩的な部分しか触れていないのかもしれないけれど、幸せに向う指針をどう自分でイメージするか、できるだけ楽しく生きるための素晴らしい指南書になってると思う。付箋を貼りたいページ満載...続きを読むPosted by ブクログ
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アドラーの思想は好きですね。信じるに値できると思えるという事。以降は本からの引用です//見かけの因果律。治療も育児も教育も、今とは違うあり方へと人を導くことを意味する。ライフスタイル(性格)。自己概念、世界像、自己理想。問題行動…原因ではなく目的をみる。他者への関心。共同体感覚。共感。他の人の目で見...続きを読むPosted by ブクログ
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入門書ばかりひたすら読んでます。
さすがにだいたい概要わかってきたが、それでも毎回発見というか、うおおお、ここ大事!みたいな箇所がいくつか出てきます。
人に強制できないこと二つ。
「尊敬」と「愛」。
うおお、大事なこと言ってるわー!
二重の生き方の両立。
現実がどうあれ「理想を見失わない」の...続きを読むPosted by ブクログ -
フロイト、ユングに並ぶ心理学者・アドラーの生涯、思想を、他の心理学者や哲学者との比較を一部交えながら書かれた本。
アドラーの解説書ですが、著者のアドラーへの敬意が伝わる文章で、良い大学の講義を受けている気持ちになりました。
アドラーの考え方は、人の考え方や行動、神経症の症状、ひいては生き方について...続きを読むPosted by ブクログ -
深刻な問題や悩みは、じつは思っているよりもシンプルであることを示してくれる。
課題の分離(それは誰の課題か、誰が責任をもつべき問題であるのか)や、〈原因〉ではなく〈目的〉を自覚すること、また、思いを正確に言葉にして伝えることを通じて、複雑にもつれた(ように思える)問題がほどけてくる。
問題を誤...続きを読むPosted by ブクログ -
『アドラー心理学 シンプルな幸福論 』を入門としたら,次はこの本.
アドラー心理学の理論を整理しながら,アドラー自身の言葉と時代を引用しながら丁寧に説明している.Posted by ブクログ -
アドラー心理学と老いと著者のエッセイ。
老いに向けて「生産性という価値観を手放すこと」ができたらいいなと思った。
ただ、今じゃない。
働いても働いても貧しくなる恒例のラットレース真っ最中だからね。
今、手放すのは難易度が高い。
あとは、この頃、他者貢献感が難しいと感じている。
まだまだ、さとりの...続きを読むPosted by ブクログ