岸見一郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
子供には、自立してもらうために教育をする。そのための目標が以下の通り。
〈行動面〉
①自立すること
②社会と調和して暮らせること
この行動目を支える心理面の目標
①私には能力があるという認識
②人々はわたしの仲間であるという認識
特別な自分ではなくても自分は価値のある存在だと思える時に自立ができる。そのために、教師は尊敬を向けなくてはならない。子どもの関心ごとに関心をよせ、その子のありのままを受け入れる覚悟が必要。
特に、「いま、ここをダンスのように生きる」や「子供を教育する時は、まず教師が子供を尊敬する必要があること」に得心した。過去も未来も実際にはない。そうではなくて、今こ -
Posted by ブクログ
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』の続編。人生最大の選択とは「愛」であるとのっけからアクセル全開。前作を読んだことのある方なら、アドラーの言う「愛」は好いた惚れた的な甘味で生やさしいものではないはずと容易に予想がつくところ。アドラー心理学が掲げる行動面の目標は「自立すること」、「社会と調和してくらせること」。これらの行動を支える心理面の目標は「わたしには能力があるという意識」、「人々はわたしの仲間であるという意識」。他にもいろいろなキーワードや法則のようなものが大量に登場する。これらがどうやって『幸せになる勇気』へと向かっていくのか。一見するとバラバラのパーツがやがて一本の線へ
-
Posted by ブクログ
幸せになる勇気、それは愛する勇気
相手の目や心で共感して尊重する。
年齢が上であっても下であっても常に尊敬をして
対等な気持ちで会話できたらと感じた。
そして常に与える側になり無条件の信頼を持ちたい。
特に印象に残ったことは三角柱の話。
人の相談は、あの人悪い、わたし可哀想、これからどうするかの3つに分けられる。
それを聞いた時、わたしが悩んでるモヤモヤすることは何かを客観的に分けて考えられるようになった。
そして必然とこれからどうするかに目線を向けたいと感じた。
幸福、貢献感に繋ぐために常に目の前の人を尊重してただひたすら全ての出会いと対人関係において「最良の別れ」普段の努力を続ける -
Posted by ブクログ
アドラー心理学(哲学?教育学?)より学んだこと
・自立=見返りなしで自ら他者を愛すること(課題の分離)
・自立=特別な存在ではない自分を受け入れ、自ら評価すること(他者評価からの脱却)
・子供の問題行動の5段階
①賞賛の要求:褒めてもらう。共同体での特権的地位 →関心事に注目し共感する。ほめる必要はない。
②注目喚起:目立とう。共同体での居場所「特別な私」。道化→ 尊敬。特別である必要はない。そのままで十分価値がある
③権力争い(反抗):力の証明。万引き・喫煙・暴力・不従順。問題児。彼らの土俵から降りる。怒りのラリーをしない。
④復讐:権力争いの敗北。相手に憎悪され、注目してほしい。 -
Posted by ブクログ
●課題の分離
夫がわたしを大切にするにはどうしたら良い?愛してくれるには?上司がわたしを評価するには?これらは全て自分と他人の課題の分離ができていないから苦しむ。そこまで自分が責任を負って悩み苦しむ必要はない。最後愛するか、評価するか、それを決める最終責任者は相手。自分は自分のできることをやるだけ、他人が自分をどう思うかまで自分は介入できない。課題を切り分ける、精一杯自分がすべきことをやり切って、落ち込む必要もない。
●競争社会から降り、周囲は敵でなく味方、優しくて安心な世界と理解する
同様に、他人の目を気にすることも無意味。他人が自分をどう思うかも相手の課題。わたしは相手の、相手はわたしのた -
Posted by ブクログ
なぜあなたの恋愛は幸せをもたらさないのか
愛する技術がない
ライフスタイル(普段の思考の癖)がネガティブ
相手のせいにできる恋愛をするため
・既婚者
・2人以上を好きになる
嫉妬
厄介なのは、相手が自分を愛してくれていることを想像するのではなく、自分を愛していないのではないかと想像し、それを裏付ける証拠を想像することです
「幼稚な愛は「愛されているから愛する』という原則にしたがう。未成熟な愛は「あなたが必要だから、あなたを愛する』と言い、成熟した愛は「あなたを愛しているから、あなたが必要だ』と言う」
恋愛においては、自分の代わりになる人がいてはいけないのです。失恋がなぜつらいのかといえば、 -
Posted by ブクログ
『嫌われる勇気』の続編。
愛すること、尊敬すること。
そこに外的要因は必要なく、無償の愛を奉仕する。
世の中生きていると難しい部分も多い。嫌いな人間に対して無償の愛、尊敬を向けられるかと問われたら二つ返事で承諾することは難しいと思う。それは、愛、敬意を示すことを遮る問題があるのだろう。でも、それは誰の課題なのか。相手が気に入らないというのは何故なのか。実は課題の分離ができていないが故なのかもしれない。(少し読み返して、自分が面倒だからや話しても分からない、傷つきたくないなどの要因が影響しているように感じた。無条件の信頼ができてないのかもしれない。それをやった上で相手が自分を嫌うかどうかは相手の -
Posted by ブクログ
・近代資本主義は前近代の伝統的身分社会を破壊した。しかし、そんことにはすべべての人間を自由にしたという正の側面だけではなく、人と人との温かなリアルのつながり、絆を破壊したという負の側面もあった。人間は、自由になると同時に一人で世界と対峙せざるをえない孤独な存在となった。
・権威にはふたつある。合理的な権威と非合理的な権威である。また、複縦にも自律的服従と他律的服従がある。自分では判断せず、他者の意思や判断をそのまま受け入れることが他律的服従である。服従を自覚していない者は問題である。
・「組織人」とは。自分が服従していることを忘れた人間の典型である。
・20世紀の権威は匿名の目に見えない存在と -
Posted by ブクログ
ネタバレ・書かれていることは結構厳しい。フランクルの「人生に意味を問うのではなく、人生から問われている」に近い感じ。
・働くために生きるのではなく、生きるために働く。働くことは幸せでなければならない。
・キネーシス(目的達成のための過程)とエネルゲイア(行為そのものが目的)。エネルゲイアを最も重視する。→ ジャイロとジョニィ
「人生の最大の決断は、次のように考えればできる。すでにその一つは書いた。つまり、自分の存在が他者に貢献していることを意識することである。そのためには、自分が他者と結びついていることも意識すること。このことは時に容易ではないが、他者を自分から分別せず、自分も他者を分別しないとい -
Posted by ブクログ
普通である勇気=等身大の自分を受け入れる勇気
思うような結果を得られなかったら、次回はもっとよい結果を出せるよう頑張ればいいと考えればよい。それ「だけ」なのですが、ブレーキをかけてしまう。
植物は実を成らしたら、それ以上を求めません。実を採って口にする人、花を愛でる人はいるでしょうが、植物や花が考えることではありません。
失敗しても勇気をくじかれて自信を失うのではなく、困難を切り抜ける力を持たなければなりません。
この失敗からは何を学べるだろうかと、失敗を前向きに受け止めていいのです。
取り組んでいる仕事に価値があると思える人は成功、失敗に囚われることはありません。
自信がないこと -
Posted by ブクログ
タイトルに、先生の強い思いがメッセージとして込められていると思います。
ご専門のアドラー心理学を引用しつつかつご自分の人生経験をそこへ引き合わせながら、独自の考え方や乗り越え方を提示するといったような 内容です。
キーネーシス(動)とエネルゲイア(現実活動態)という概念は初めて知りました。過去も未来も関係ない「今ここ」を生きるという強い言葉は若い人にこそ響くのではないかと感じました。
けれど次の言葉、
人生をキーネーシスとして見れば、若くして亡くなった人は志を遂げずに道半ばで亡くなったことになるが、人生をエネルゲイアとして見れば、瞬間、瞬間に生は完結するのだから、いつ死んだとして