岸見一郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ・「もしも何々だったら」と可能性の中に生きているうちは、変わることができない(55.1)
・これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかについて何の影響もない (56.16)
・もしも自慢する人がいるとすれば、それは劣等感を感じているからに過ぎない(87.16)
・目標など、なくてもいいのです。「いまここ」を真剣に生きること、それ自体がダンスなのです。深刻になってはいけません。真剣であること、深刻であることを取り違えないでください。(275.15)
・人生の意味はあなたが自分自身に与えるものだ(278.9)
・あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人が -
Posted by ブクログ
ネタバレ「嫌われる勇気」の続編。
「嫌われる勇気」を読んで納得するも少しもやった人へ書かれた本という感じ。
前作ほどのインパクトはないが、まぁまぁ。終盤に、青年が急に物分かりが良くなった点に少し違和感を感じた。
本書は、3年前に教えを理解し、哲人の元を旅立って行動に移した青年が挫折し、「うまくいかないのは、アドラーの教えが間違っているからだ」と言って、再び哲人のところを訪れたという設定で書かれている。
前半は3年前に2人がどのような話をしたかを確認しあっている。主に、
・自分と他者を分離する
・ありのままの自分を受容する
「幸せになる勇気」では、さらにそれらを一歩進めて、
①私であることの勇気
-
Posted by ブクログ
人は自分の人生を生きているのであり、他人に評価を決められるものではない。
また、人生の目標への道のりとしての「今」があるのではなく、その瞬間、その刹那が人生であり、それが未来を決めるものでもなければ、過去が未来を決めることではない。
他者貢献を北極星とし、行動するなかにおいてもトラウマを抱えるほどの他人の否定を受けることがあるかもしれない。
ただ、トラウマは自分が何かしら出来ないことの原因として自ら作っているものてある。
2人以上が存在すればそこに社会が存在し、意見や評価が発生することは不可避であり、実現したいことのために「今」を真剣に生きること、それこそが人生である。
未来は今から始まり、他 -
Posted by ブクログ
新しいキャラを紹介したい(私の友人)
これまた変人で一見明るくて愉快だが、その実は中々に考え込む癖のある男で自己肯定感がめっぽう低い。
バイト先の人間関係に悩んで眠れなくなる程である。
彼の弟がこれまた真逆の性格で、根っからの前向きだし裏表がなく本当に明るくてまあモテる。私は彼を太陽神と呼んでいる。
そんな太陽神と比べて友人は更に落ち込むという悪循環を繰り返す時があるのだが(仲は宜しい)、そんな彼に追い打ちがかかる事件が起こる。しかも2度も。
ある日家に帰ると、一通の手紙が机の上に置いてあったそうだ。
差出人は同棲中の彼女。
別れの言葉がしたためてあるその手紙だけを置き去りに、黙って彼女は -
Posted by ブクログ
読み応えがすごい
私は討論することが苦手なので、対話型を読んでいると新鮮な気持ちになりました。疑問点の見つけ方とそれを言語化しているところ、また読みたいと思えた。ただ文章に対しての苦手意識があるから、読むのは疲れることも事実。でも本棚には置いておきたいそんな一冊です
アドラーの心理学は、自分を大切にすることを認識させてくれた。ずっと自分を苦しめてきたことに目を向けれた。
持っているから有利ではない、持っているものをどう意味付けるか
人を敵として見過ぎないこと
「馬を水辺まで連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」この精神も私にとって、もう少し大事にするべきことなのかもしれません -
Posted by ブクログ
若いころと比べ、年齢を重ねるにつれて脈絡なく考えるケースが多くなってきました。
最初はキャリアや健康、親兄弟など家族のこと、しかしそこからスケールが徐々に広がり、今後の人生について考える機会もたびたび。
そんな中にあってふと出会ったこちらの著書はタイトルだけで刺さりました。
本書では一人になってじっくりと考える(自省)ためのヒントやポイントが記されています。
マルクス・アウレリウスの「自省録」を読んだことがあれば、そこから多くを引用している本書はとっつきやいでしょう(それ以外にもストア哲学をかじっていれば同様に感じるかもしれません)。
何か軸を設けて順序だてて書かれているというよりは、重要 -
Posted by ブクログ
ネタバレ幸せになるために勇気が必要なのかという疑問から本書を手に取った。
幸せには2つのポイントがあると感じた。一つ目は、他者との繋がりが必要不可欠であることだ。自ら他者を信頼・尊敬し、『すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすら「最良の別れ」に向けた努力』をしていきたい。
二つ目は、自分で決めることの大切さである。
上手くいく人いかない人、上手くいく時いかない時があるが、それは誰にも予測できない。大切なのは「良い決断」でなく、『日々の決断含む自分の人生は、自分で決めること』である。予測不能な未来を不安に思うのではなく、自ら決断した予測不能な未来を楽しみたいと思う。
また、印象的だっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ想像していた読書術とは違ったけれど、わたしにとって意味のある本だったと思う。
わたしは、物語を読む時は物語の世界に入り込んでその雰囲気を味わいたいと思っていて、それが「他人の人生を追体験する」ことな気がする。著者が何を言いたいかをじっくり考えるよりはその物語を体験できたことに満足する。もっと深く考えた方がいいのかなと思う時もあるけれど、本はただ楽しむために読んだっていい。
最近は物語だけではなくて新書なども読むようになった。なぜ新書を読もうと思ったんだろう?と考えると、「知りたい」という気持ちからだと思う。
知りたいと思ったことを知れると嬉しいし楽しい。だから難しいと思っても読み進められるの -
Posted by ブクログ
大前提として、内容が複雑で難解なため、何度も読み返す必要がある。
アルフレッド・アドラーの言葉に「すべての悩みは対人関係の悩みである」とあるように、幸せになるためには対人関係に踏み込むことが欠かせない。
幸せになるためには「自分を愛すること」と「他者に貢献すること」が鍵であると学んだ。
「自分の幸せのために、他者に貢献する」という、一見すると矛盾した行為も、アドラー心理学では理にかなっている。
また、「他人をコントロールできないからこそ、自分の人生を他人の感情に左右されてはならない」という考え方には納得できた。
そして、他者からの評価、たとえば「褒められること」を期待してはいけないという点も理