岸見一郎のレビュー一覧

  • 幸せになる勇気

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    ネタバレ

    感銘を受ける部分が多かった。
    最後の方に書かれていた別れるために出会うは私の別れに対するネガティブな考え方を変えてくれた。
    自らの価値を自らが決めることを自立と言うのもいいなと思った。今までは自立とは親の世話にならないこと、自分のことは自分でするという生活面にフォーカスした部分での自立という認識だったのがガラッと変わった。

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    2025年11月07日
  • 人生は苦である、でも死んではいけない

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    「生きているだけで他者に貢献している」という言葉は、理屈では理解できるが、心からそう思うのは難しいな。 働くことに必死になっていると、ときに目的を見失いそうになる。 人間は本来、生きるために働き、人生を楽しむために生きている。 本質を見誤らないようにしたい。

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    2025年11月04日
  • マルクス・アウレリウス「自省録」を読む

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    『今を生きる、刹那的な意味ではなく義務を果たす』

    難解な自省録を著者の解釈と意見と合わせて読むことができる。まるでマルクス・アウレリウスと著者、わたしの3人で対話しているような気分にさせてくれる。

    ストア哲学の考えは極端なところだけ引用されるが、その補足や背景が少し知ることができるため前よりも身近に感じるようになった。

    特に自分に変えられること以外は考慮しないという考えの本質は何ができて、何ができないかを見極めることなどがその例だ。

    自省録そのものものを今度は読んでみる

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    2025年10月31日
  • アドラー心理学入門

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    ネタバレ

    者岸見一郎さんは、アドラーの5つの理論の普遍性と、それを現代の異なる文化背景や個人の成熟度で実践する難しさを丁寧に解説している。

    本書を読み進めていると、アドラー心理学が単なる学問の枠を超え、「生き方の指針」であることが分かる。自己決定性や目的論の視点は、「自分はどう生きるのか」という問いへの応答であり、個人が自己の人生に責任を持ち、他者との対等な関係を築くことの重要性を説く。

    私は、多層ニューラルネットやAIの知見を通じて、人間の知性が多様なエージェントが階層的に連携して成立するという考え方に触れたが、まさにアドラーの「共同体感覚」が人間存在の根幹にあることを示している。人間は単なる個体

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    2025年10月20日
  • 幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵

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    嫌われる勇気とか幸せになる勇気が良くって、岸見さんに興味があり読んだ。全体は良かったが、ギリシャ等の古い言葉は意味が取りづらく、読み流しがちになる。

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    2025年10月18日
  • ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

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    特に学んだことは以下の通り
    ちなみに私の上司は全くできていない

    ・リーダーと部下は対等
    ・部下を尊敬し、信頼する
    ・部下の失敗に責任をもつ
    ・部下が失敗するのはリーダーの指導は不十分だから
    ・失敗を隠してはいけない
    ・なになにしてくれると助かる
    ・叱らない、なぜ失敗したか、言葉で説明するだけで良い
    ・丁寧、親切、寛大
    ・機嫌が良いこと

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    2025年10月12日
  • ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方

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    学び方にもいろいろある。今楽しいと思える学び方があるはず。このものはこの言葉ではこういうふうにいうのか、ということを知る喜び。

    学ぶこと自体が楽しいと思えればそれは続けられる。

    人は働くために生きているのではない。今働いている時に幸福を感じていなければ仕事は辛いものになる。何かを学んでいる時に今学ぶことが楽しく感じられるような学び方をすることが働き方や生き方を変えるきっかけになる。

    目標を立てなくても気づいたら遠くまできたことなら気づく。

    人生は有限で一度きりだから、するべきことではなく、したいことだけをして生きていこう。好きなことだけを学んで生きていこう。

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    2025年10月08日
  • アドラー心理学入門

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    「嫌われる勇気」読んで、アドラーの考えがもっと知りたくなりこれも読んでみた!!
    内容的には「嫌われる勇気」と同じ感じだけど、ちょっと固めに言ってる感じで、私が初手これを読んだら理解出来てなかっただろうな〜と思う。
    けど、やっぱアドラー好きだから面白かった!!

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    2025年10月03日
  • マルクス・アウレリウス「自省録」を読む

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    「自省録」の解説本。
    原本では難解だった言い回しや、当時の風俗、アウレリウスを取り巻く環境なども解説してあり、とても読みやすかった。

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    2025年10月01日
  • 幸せになる勇気

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    運命は来るものでなく、自分たちで作るもの。幸せを感じるのは貢献感であるが、それは自身が他社に貢献している事、他者も自分に貢献して社会が回っている事。この内容は覚えておきたいと感じた。

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    2025年09月30日
  • 幸せになる勇気

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    「尊敬とは、その人がその人らしく成長発展していけるよう、気づかうことである」

    「悪いあの人」「かわいそうなわたし」「これからどうするか」

    問題行動の背後にある5つの段階
    賞賛欲求、注目喚起、権力争い、復讐、無能の証明

    自立とは自己中心性からの脱却
    運命とは自らの手でつくり上げるもの

    すべての出会いとすべての対人間関係において、ただひたすら「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける

    世界はシンプルであり、人生もまた同じである。
    しかしシンプルであり続けることはむずかしい。
    「なんでもない日々」が試練となる。

    ほんとうに試されるのは、歩み続けることの勇気

    われわれは未来が見えないからこ

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    2025年09月22日
  • ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方

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    何かの目的がなくても、学ぶことが好き、勉強することが好き、その気持ちだけで学んで良いんだなと。私自身の学びたいという気持ちが肯定されたようで温かい気持ちになれた一冊だった。所々当たり前のようなことも書いてあるし、全体的にとても目新しいことが書いているわけではないけれど、学びについて考えさせられる時間だったし、これからも学びたいなという気持ちになれた。

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    2025年09月15日
  • NHK「100分de名著」ブックス マルクス・アウレリウス 自省録 他者との共生はいかに可能か

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    この本は、マルクス・アウレリウスの『自省録』をもとに、「他者と共生するために自分は何を大切にすべきか」を問いかけながら書かれている。アドラーなど他の思想も取り入れつつ、わかりやすく解説されていて、読みながらすっと理解できた。 特に印象に残ったのは、第2章での「他者との共生」の話。具体的には
    1. 他者と共生する理由
    2. 無知から生まれる過ちへの向き合い方
    3. 怒りから解放されることの重要性
    の三つの視点でまとめられている。 とくに「怒りから解放されること」の話は理解できた。でも本書では「怒りは善ではないことを真に知ることで自由になれる」としているけど、正直、今みたいにポピュリズ

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    2025年09月05日
  • ゆっくり学ぶ 人生が変わる知の作り方

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    受験や試験のための勉強を経たから、「学ぶことの楽しさ」を感じることができていると思う。
    歴史や数学の勉強も、詰め込みで勉強したからこそ、今面白いと思えることがある。

    だからこそ、ゆっくりと学ぶことを楽しみたい。

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    2025年09月01日
  • 幸せになる勇気

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    妊娠中に読めてよかったと思う本。
    子育てにも活かせそう。

    ありのままの自分を受け入れることができず、絶え間なき不安にさらされてきるからこそ、自分にしか興味が向かない
    自分はこの状況だと感じた。

    自立とは自己中心性からの脱却

    他者を愛する事によってのみ、
    自己中心性から解放される。
    自立を成し得る。
    共同体感覚にたどり着く。

    嫌われる勇気を読んでからの方が内容が理解できる。
    でもそれでも一度読んだだけだと難しい。。。
    アドラーの言っていることを本当に理解するのは、難しい。本当に誤解しやすい部分が多い。

    また子育てに悩んだ時とかに読み返したい。

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    2025年08月29日
  • 老いる勇気 これからの人生をどう生きるか

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    自身が老いることを受け入れられず、苦しんでいたときに、この本と出会いました。

    励まされたフレーズやこれからの行動や考え方に応用できることがたくさんありました。

    読み終わって、私の悩みも少し軽くなったような気がします。

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    2025年08月24日
  • 幸せになる勇気

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    前半は少しスピードが上がらなかったが後半につれて面白くなっていった。後半は自分の痛いところをつかれまくってしまった。結婚をすると主語が変わるという表現が印象的。自立をしないといけない、、、

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    2025年08月16日
  • 幸せになる勇気

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    理屈としては腑に落ちたが、実践するのはなかなか難しいと感じた。ただそれは本作の中でも触れられている。
    前作の「嫌われる勇気」で展開した理論を本作では「学校教育」という例に沿って、より詳しい説明や補足をしている。特に「褒めても叱っても行けない」というアドラー心理学の考え方について、詳しく補足説明がなされている。もしかしたら、「褒めてはいけない」という理論について「理解できない」という声が多かったのかもしれない。

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    2025年08月12日
  • 幸せになる勇気

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    アドラー心理学は、現代社会の我々のニーズとピタリと一致しているのは間違いないと思った。100年以上前からこの未来を予知していたと言うのだろうか運命の人と言うのは自らが作り上げた選択である。なるほど、人間とは、自分の目的のために選択をしている。あたかも環境要因が導いたと理解しながらも、実は自らの目的を達するための選択である。アドラー心理学ってほんとにストイックで息苦しいが正論ではある。

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    2025年08月09日
  • 幸せになる勇気

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    前作、嫌われる勇気を読んで(聴いて)、続編としてaudibleで視聴

    アドラー心理学の概念、骨格をある程度理解した上で、教育などの具体的な事例に落として、哲人と青年の対話形式で行われる

    今回は主に教育や子育てに活かせる内容になっていた

    あらゆる対人関係の土台は、尊敬(相手を唯一無二の存在であるとしっかり見ること)

    相手の心と人生に立って共感して寄り添う

    子どもが自立できるよう、過干渉せず、子ども自身が決定できるように促す
    例、子どもから遊びに行っていい?と聞かれた際、いいよ(親が判断)、とか宿題をしたらね(条件付き)などの回答では、子どもが自分のことを自分で決められない(自立できない

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    2025年08月09日