岸見一郎のレビュー一覧

  • NHK「100分de名著」ブックス 三木清 人生論ノート 孤独は知性である

    Posted by ブクログ

    岩波文庫の巻末「読書子に寄す」の草稿を手がけたのが、三木清だった。
    各章の表紙の写真はいろいろと語りかけてくるようだ。

    0
    2021年08月22日
  • 嫌われる勇気

    Posted by ブクログ

    人が幸福に生きて行くには? フロイトも良く知ってる訳ではないけど、深層心理という人の無意識な側面に光を当てたという意味では心理学という科学的な学問としての成果があると思うのだが、アドラーの場合は心理学というよりも哲学的な意味合いが強いように思います。人が幸福に生きてゆくには、どういう風に物事を捉えれば良いのか、どういう気持ちの持ち方をすればよいのか、それを伝えるための学説のように受け取れました。「すべての悩みは人間関係から」というのも頷けないことはないですね。

    0
    2025年12月16日
  • アドラー 性格を変える心理学

    Posted by ブクログ

    人の性格は変えられるをコンセプトに、アドラー心理学を交えて人の性格はを解析したもの。
    アドラーはライフスタイルによって、自分の性格を決めているという。人の虚栄心や嫉妬心、憎しみなどその根底にあるのは人を征服したいという願望があるという。
    また兄弟関係などの位置関係も影響しているという考察は、改めて考えみるとよく言われる考え方だけど、自分に置き換えた時に、当てはまる部分があり、当時はそうだったのかなと思わずにはいられない。
    行き着くところの解決策は共同体感覚を持つことと言う点は、著者の一貫した考え方ですね。
    個人的には面白かったです。

    0
    2021年07月17日
  • ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

    Posted by ブクログ

    「嫌われる勇気」を書いた岸見一郎によるアドラー心理学をもとにしたリーダーシップ論。

    嫌われる勇気とは「誰に対して」や「空気を読む」ことが重要ではなく、「何を」を問題として、言うべきことは、はっきりと言うべきということ。他者からの評価を期待していてはダメ。

    ほめる・叱るは、賞罰教育である。賞罰教育で育てられた人は、ほめられるから行動する、叱られるから行動するになる。つまり、自分に対する周りの評価を第一にする人間となる。

    リーダーはメンバーに「自分には価値がある、役に立っている」といった貢献感を感じさせることが大切である。そのためには、「ありがとう」という言葉が有効である。ただし、「ありがと

    0
    2021年05月05日
  • これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ

    Posted by ブクログ

    偉大な哲学者の言葉が散りばめられており、日常の色々な悩みを解決する考え方を分かりやすく解説している。コロナ禍で色々な変化が起きている今読むのにちょうどいい。

    0
    2021年04月24日
  • これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ

    Posted by ブクログ

    色々な書物からの引用を分かりやすく書かれていて、心に染み込んで行きました。
    入門書としてはぴったりな感じですね。

    0
    2021年03月15日
  • NHK「100分de名著」ブックス アドラー 人生の意味の心理学 変われない? 変わりたくない?

    Posted by ブクログ

    簡単な言葉でわかりやすく教えてくれており心理学を知らない自分でも非常にわかりやすい本であった。ありのままでいる、自分中心ではないこと、周りへの思いやり、などのことを記してあり少々耳の痛い話しでもあったが中には勇気づけられる内容もあり良かった。
    もっとアドラーを知りたいと思うきっかけになった本だった。ただ筆者の考えも最後入っていたが、アドラー心理学を知りたい人にとってはあまり必要でないこともありそこが唯一不要な点であった。

    もう一度読みたいと思う本がまた増えて良かったです。

    0
    2021年03月06日
  • アドラー 人生を生き抜く心理学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    岸見先生のアドラーへの敬意の気持ちが伝わってきます。アドラーの生涯、思想を、ほかの心理学者や哲学者と比較しながら書かれています。
    アドラーの解説のテキストとして、わかりやすい内容であると思います
    目的を持って生きていくにあたり、自らの「ライフスタイル」(自己観、他人観、世界観)が大きく影響を与えます。ライフスタイルは、育てられた環境、生きてきた環境などによって形成されますが、もし自分が人生で生きづらく感じることがあるなら、ライフスタイルを変える必要があるということです。
    著者の口調で語られているため、講義を受けているような感覚で読める一冊であると思います。

    0
    2021年02月24日
  • NHK「100分de名著」ブックス アドラー 人生の意味の心理学 変われない? 変わりたくない?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「嫌われる勇気」を読んだあとに本書を読みました。
    「人生の意味の心理学」では、「人は意味の領域を生きている」という概念からはじまっています。
    その概念はやがて、「誰もが過去や出来事に自分で意味付けする世界で生きている」ことや、「意味付け次第で世界が違ったものに見えてくる」ことへとつながっていきます。
    さらに「目的に向かって人生を生きることで幸福感を得られる」こと(目的論)、「誰かの何かに自分は貢献していると感ずる」こと(共同体感覚)へと展開していきます。
    岸見一郎氏の思想や価値観なども紹介されていて、「人生の意味の心理学」を学ぶにはよいテキストであると思います。

    0
    2021年02月24日
  • 成功ではなく、幸福について語ろう

    Posted by ブクログ

    「生きているだけで価値がある、幸せであると思えるか?」と自身に問うと少し窮屈になる。昔、ばあちゃんが『今日も生きている。有難いね』と言っていたのを思い出す。私は未だ人生半ば。『幸せってなんだっけ?』って考える機会をこの本にいただけたと思う。

    0
    2021年02月20日
  • 本をどう読むか 幸せになる読書術

    Posted by ブクログ

    タイトルにもなっていますが、第3章「本はどう読めばいいのか」が実用的に参考になることが多かった。昨年から本を多く読み始めた私にとって、読書がさらに楽しくなる後押しをしていただいた1冊です。

    0
    2021年02月20日
  • アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ

    Posted by ブクログ

    アドラー心理学における第一人者、岸見一郎氏が働く意義について書いたものです。
    アドラーをはじめとする心理学者や哲学者の教え、そして著者の実体験を織り交ぜながら話は展開されています。
    仕事をする上で大切なのは、その仕事で自分が貢献できているという感覚を持てるかどうかにあります。勇気を持って臨む、すると勇気は伝染していくのだ。現状と向き合って行動することが大切なのである。
    また、人間関係を上下で捉えるのではなく、横並びで考えるところもポイントになっており、職場での人間関係を考えるうえで参考となる一冊。

    0
    2021年02月20日
  • アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ

    Posted by ブクログ

    「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を熟読し、岸見一郎先生の解釈によるアドラー心理学にとても興味を持った。岸見先生の本は、いろいろと読んでいきたいと思っている。まずはこの本を読んでみたが、これもとてもよかった。「仕事」がテーマ。生活するうえで、働くことは避けて通れないので、いろいろと有意義な内容だった。これからも、読み続けていくつもりだ。

    0
    2021年02月19日
  • アドラー 人生を生き抜く心理学

    Posted by ブクログ

    アドラーの生い立ちを辿りながら、アドラー心理学がどのように成り立ってきたか、そこから始まっている。そして、アドラーの生涯を交えて紹介してくれています。フロイトとの違いを対比しながら書き、未来の幸福に向けた、社会への関心・貢献への勇気の心理学である。過去は変えられなくても、「現在」、「未来」は変えられる。トラウマを振り切り、強い意志と勇気と希望をもって人生を力強く生き抜いていこう!というメッセージ。

    0
    2021年02月18日
  • アドラー 人生を生き抜く心理学

    Posted by ブクログ

    書かれていることを噛み砕きながら読み進めないと内容理解ができなかったので読むのに時間がかかってしまいましたが、読み切ることができ大変満足しています。

    アドラーの生涯、アドラー心理学の考え方とその著書、事例、そして最終章では死生観にまで触れられていたので、アドラーの思想の根源から知ることができました。

    フロイトとの出会いから、思想の相違点もわかりやすく書かれていたので師弟関係にあったのではなく対等の研究者であったということが納得できました。

    また育児、教育におけるアドラーの考えを知り、いかに日々の大人の子どもへの関わり方、心の持ちようが子どもにとって影響力が大きいものかを考えさせられました

    0
    2021年01月23日
  • これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ

    Posted by ブクログ

    嫌われる勇気著者の新作。コロナ禍における生き方についてアドラー思想をベースに展開する。ちょっと著者の持論が強すぎて違和感がある部分があったかな…

    0
    2021年01月10日
  • ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

    Posted by ブクログ

    嫌われる勇気の著者でもある哲学者の岸見一郎氏がリーダーについて自身の考えを講演や雑誌に載せた連載記事などから解説した一冊。

    27の講義の後に講演と対談から著者のリーダー論が展開されていてリーダーについての誤解と正しい認識を本書で学ぶことができました。
    叱ることや褒めることをやめること、部下を尊敬や信頼すること、必要な時だけ手を差し伸べること、対話することなど具体的な部下との接し方からリーダーとしての振る舞いを学ぶこともできました。
    また、リーダーを指揮者と重ね合わせていることなどの対比もより深く理解が進む一助となりました。

    そんな本書の中でも子育てから学ぶリーダーの心得など著者自身の子供や

    0
    2021年01月08日
  • ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

    Posted by ブクログ

    ほめることは対等に見ていないということ、リーダーはチームの役割の一つに過ぎない、時間をかけてじっくり話すこと、承認欲求に応えてはいけないなど、巷に出回っているハウツー本とは違う、でも説得力のある主張で、いろいろ納得できた。
    もっと早くにこんな考えに触れたかった。

    0
    2021年01月03日
  • 本をどう読むか 幸せになる読書術

    Posted by ブクログ

    アドラー、嫌われる勇気の著者、まだ読んでませんでした。本を好きなことや拘りが伝わり、良かったです。真似はここまで出来ないなぁ、というのもありますが。

    0
    2020年11月10日
  • ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

    Posted by ブクログ

    少人数から10人規模のリーダーにとってもかなり有意義な本だった。

    リーダーに着任して、部下に対してどのように接するべきなのか、どう接するのが良いのか具体的に書かれていたのでとても参考になった

    0
    2020年11月08日