【感想・ネタバレ】本をどう読むか 幸せになる読書術のレビュー

あらすじ

「本を読むことで間違いなく幸せな人生を送ってこられた」「読書は何にも代えがたい人生の喜び、楽しみである」。『嫌われる勇気』の著者が「読書」と「生きること」について考えた初の読書論。哲学書、小説、外国語の原書からアウトプット法、アドラー心理学まで。「本」との関わり方、「人生」との向き合い方が変わる、著者渾身の書き下ろし。現代の哲学者にしか語れない、人生を幸福にする、本の読み方、選び方。

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Posted by ブクログ

読書とは「幸せになるために」するもの。
読書で「幸せ」を感じられないなら、一度自分の読み方を見直してみる勇気も必要です。その中で「読書しない」ことも選択肢の一つなのだと感じました。

そんな読書に対する姿勢を考えさせてくれる1冊。

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2025年11月26日

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本をどう読むか、今まで読んだ読書術の本では一番わかりやすく自分に納得のいくほんであった、岸見先生はテレビにも出てアドラー心理学をわかりやすく 講義されてるのを視聴してきて、先生の人柄を理解していたから共感を持って読み進められた。IT時代の本を読むに置いての便利なツールも紹介されていた。(アウトラインプロセッサ、Evernote,Scrapbox)
紹介されてた本
プラトン哲学
キム・ヨンス 「青春の文章+」
深層的読書
梅棹忠夫 「知的生産の技術」
追随的読書、批判的読書、創造的読書

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2025年03月14日

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速読でない自分に自信を失っていたころに出会った本。
「遅読の方が良い」という立場に立った岸見さんの文章は、温かみにあふれている。とても勇気づけられる著書だ。

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2025年01月02日

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とてもわかりやすくて、読みやすかった。何度も深く頷きながら最初から最後まで1行も見逃すことなくじっくり読むことができた。
本を読めることは幸せなことだと改めて実感し、
いつか外国語で書かれた本を、辞書を引きながら時間をかけて読むことができたらいいなと思った。
「幸せになる勇気」等の著作もぜひ読んでみたい。

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2024年06月06日

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著者の考えをそのまま無批判にうけいれ、自分で考えず他の人に伝えるのでは本を読む意味がない、というのが胸に刺さった。
高校生の時に、日本語で読んでも難解そうな本を英語やドイツ語で読破してたなんて凄いな。私も英語多読、頑張ろう。
私は電子書籍を買うようになってから、紙の本を持ち歩くことは無くなったけど、著者は電子書籍に加えて紙の本も数冊持ち歩いてるらしい。『アクションリーディング』には平行読書は良くないと書かれていたが、こちらの著者は10冊ぐらい同時に読んでいる。楽しむための読書なら、それでいいよね。

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2020年06月29日

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私自身、正直読書は沢山してきた人間ではありません。
この本も半年前ほどに購入しましたが、読むことをせず放置しておりました。

現在COVID-19のおかげで、自分自身のキャリアや、今後の人生について考える時間が増えました。

そんな中、本を読んでみたいな。と感じ
以前購入したこの本を手に取りました。

作者の岸見さんは、第一に本がとにかく好き。ということが伝わってきました。

また、この本を読んでいると
「本を読むこと」
だけでなく、自分自身の周囲の人間関係や、今後のキャリアや、興味に対してどうやって動いていくか...など、色々とリンクして考えられる部分が多くあるなと感じ、なるほどなるほど。と思いながら読み進めることができました。

正直ベースに、これは違う、これはそう思う。
という、すっきりとした書き方をしてくれているので私にとっては読みやすかったです。

また、この本を読んだことをきっかけで、
違う本も読んでみたいな。とか
勉強をしたいな。とか
少しばかり前向きに考えることが増えました。

読んでよかったな。と思える本でした。

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2020年05月08日

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あとで読み返したい本となった。

何のために本を読んでいるのかを考えるきっかけになった。
自分は何のために読者メモを取っているのか。

読書は楽しいものである。
1年で○冊読もう!という目標を立ててしまったため、読書が受験勉強のように辛いものに変化。


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2020年01月08日

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‘「どんな」本を読んでいるかではなく「どのように」本を読んでいるか’

著者はすごくレベルの高い読書好きだと思う。
そして文章全体が柔らかい感じで、読みやすかった。

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2020年01月06日

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「読書の目的は幸せである」
端的な正解は書かれていないけれど、各ページに本を読む事の喜びや楽しさが滲んでいて、人生は読書によっていかようにも彩られ、豊かになるんだなと。私は学ぶための読書をしがちなので、もっとシンプルに楽しむ心を大切にしたいと思った

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2025年04月29日

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【体験を経験へ】
①読書は作家と自分の真剣勝負!
作者との対話の中で肯定するだけではなく、意見する事の大切さを学んだ
自分の心に響く読書とは、作家との対話。
②読書は、出会い。
一期一会の出会いにも似た感覚。
作者の人生と時間トキを学び、自分の時間を生きる未来を創り上げる
③一度の出来事を何度も同じようにしか話さない体験ではなく、過去一度の出来事であっても意味を反芻する事で新たな意味を見出していく経験への昇華

自分の読書の仕方の変えるきっかけ
そして、自分の生きる方を変えるタイミングへ

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2024年06月11日

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この本は一般的な読書術を書いた本とは違うように感じました。
それは著者が哲学者であり、外国語で書かれた本をたくさん読まれてきたことから分かるように、必ずしも私のような一般的な人にウケるような読書術を書いたものではないからです。
しかし、著者の想いに感銘することことは多くありました。本を読むに当たってとにかく楽しむこと。たくさん読むことや速く読むことが必ずしも良いというわけではないこと。
本はとにかく味わって読むことが大切なんだと教えて頂きました。

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2023年04月15日

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読書術に関わる本では、沢山の本を読む為の速読法や、内容を忘れないようにする記憶法を薦める本が多いが、この本はそれを否定する。本は楽しむために読むもので、ゆっくり筆者と対話する様に読む。書いてある事を鵜呑みににしないで反論できるくらい自分でも考えることというのは自分の中で共感できた。実践してみたい。

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2022年08月12日

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本をどう読むか

たくさんの本を読もうとしない。何かのために本を読むのではなく、本を読むこと自体を楽しむ。つまり、幸せのために読む。

人生を幸福にする本の読み方、選び方が、著者の学生時代からの濃密な読書体験をもとに語られている。

「大切なのは、読書を通じて、自分のそれまで持っていた考えや生き方を振り返って吟味し、さらには、自分の生き方を見直すということです」

「本を読むことは、端的に言えば幸せです。」

「とにかく、どんどん読む。つまらなければ途中でやめる。それを繰り返してれば、自分で本を選ぶ力が養われます。」

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2022年02月13日

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今後の本選びにとても参考になった。
読書は著者との対話。
普段はあまり考えず、読みっぱなしのことが多いので、じっくりと読み進め、考え、何か記録に残したいと思う。
また本の評価について、その評価と本の価値とは別のものであるということを知っておかないといけない。

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2021年10月13日

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タイトルにもなっていますが、第3章「本はどう読めばいいのか」が実用的に参考になることが多かった。昨年から本を多く読み始めた私にとって、読書がさらに楽しくなる後押しをしていただいた1冊です。

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2021年02月20日

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アドラー、嫌われる勇気の著者、まだ読んでませんでした。本を好きなことや拘りが伝わり、良かったです。真似はここまで出来ないなぁ、というのもありますが。

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2020年11月10日

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よくよく読み終わると、著者が他の著書でも述べている人や社会との関わり方と似て
本や書物を無機質なモノとしてではなく、対等に『存在』として認識することなのだろうな、と感じた。



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2020年11月07日

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哲学者 岸見一郎さんの読書論。哲学書を一字一字じっくりと読んできた方らしく、本は速く読む必要はなく、多読も必要ないという。その分、しっかりとした内容の本を選ぶことが大切なのでしょうね。

読書は人生の一部というお話には大いに共感しました。

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2020年06月14日

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師から受けたものを師に返すことはできません。同じように、子どもは親から受けたものを親に返すことはできません。

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2019年07月13日

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岸見先生の100分de名著を見て、先生の本を読んでみようと思い買ったのがこの本
嫌われる勇気の方がメジャーなのにね
易しい言葉で先生の経験が語られる、なんかしみた…

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2019年07月11日

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 こういった読書の方法的な本については、やはりある程度似通ってくることは致し方ないのかもしれなく、それはやはり多くの著者は、多くの読書をしているため、例えば最後まで読まないや、積読していることにも意味はあるなどは結構他の本にも見受けられる。
 まあそれでも本書は読書をすることで、新しいことを知り得たり、そのこと自体が至福であることを説いているのは、著書自身がそうなのであることが、よくよく伝わってくる。
 それにしても難しい教材であろうプラトンの「法律」「書簡集」などというものを読書会で八年もかけて読むというのは驚きである。一つのことにそこまで執念をかけて行うこと自体に頭が下がる。

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2025年07月21日

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一概に読書といっても、小説、教科書、人生論などジャンルは多様で、楽しみのため、勉強のため、生きるヒントを得るためなどその目的も様々。だから、ジャンルと目的に合わせて本の読み方も、好きなように変えていいんだと気づかせてくれた。

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2025年01月11日

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本の読み方、多読、積読、外国語読書など興味のある内容だったので読んでみた。正直著者の読書のレベルが高すぎてあまり共感できないというか、そういうことが読みたかったわけじゃないんだよなあ・・という気持ち。
外国語読書について、簡単な入門書で一通り文法を理解したら辞書をひきながら原書が読める・・か・・?まずその文法が理解できないところで一般人は詰むと思うのだが。大学生の著者から少しだけドイツ語を教えてもらった母親が一人で原書を読んでいたとか、どういうことだろう・・
「嫌われる勇気」の著者なので哲学の話が多いのはまあ納得ではあるが、ギリシア哲学を原書で読んでいる話とか、英語を学び始めたらあっという間に上達したとか、小学生のときからドイツ語やフランス語も学んでいたとか、申し訳ないがちょっとついていけないので星3で。(「理解できないからといって評価を低くつけるのはおかしい」と書いてあったけど)

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2024年10月18日

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本をゆっくり読むことも本の読み方としての一つ。
ここに自分の考え方との共感を見つけた。
今の世の中、速読法などが流行っている中でこちらの著書は速読よりも遅読を推奨するような理解だった。
また私自身も著者の岸見さんと同じく、自分が死ぬまでに何冊の本を読むことができるだろうか?と考えると書いてあり、純粋に嬉しくなった。
幸せな読書の時間、楽しい読書の時間を大切にしていきましょうという憩いの読書方法を勧めた一冊。

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2024年02月21日

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最近、俺もちゃんと読書をしようと思って、とにかくたくさん読もう、毎日一冊読むかー!と思ってた矢先にたまたま本屋でこの本に出会った

速読をせず、じっくりと読むことを推奨していて、まさに今自分がとにかく沢山読もうとしているときにこの本に出会って、そういう意味では今の自分に必要な本だったのかもしれない

今まで、こういった本や映画などのレビューは書いてこなかったけど、内容を理解するという意味でも今日からちゃんと書いてみようという気になった

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2023年11月12日

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道聴塗説にならないように、自分でしっかり考えて意見を言えるようになりたいと思った。
文中に、筆者のオススメの本が載っていた。探して読んでみたい。

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2022年10月17日

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本をどう読むか

たくさん読むことが目的になってしまっては
本来の読書の楽しみを忘れてしまう

読書とは著者との対話であり
それを楽しみながら読むことが大切だと思った

最近、本を読むことが目的となり
月にどれだけ本を読めたかが
自分の自信になってしまっていた

振り返ると、楽しむということが
だんだんとできなくなっていたかもしれない

初心に戻り
純粋な気持ちで読書を楽しんでいきたいと思った

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2022年02月22日

Posted by ブクログ

読書論は多くありますが大きく分類すると2種類あるように思います。

それは仏教の言葉を借りれば「有為の読書」と「無為の読書」の2種類です。

有為とは読んで字のごとく「~の為(ため)という意識が有る」という意味だと説明されることがあります。わかりやすい理解です。
それに対し、無為とはもはや何かのためという意識は超えています。

この本は「無為の読書」を勧める本であると言えます。そもそも読書とは散歩や人生そのものなど、何かのためにあるわけではなく、それそのものの喜びがそこにある。
そのような思想で書かれた本です。

資本主義社会という競争社会で生きていくためには少しでも武器になるものを得ようと有為の読書をしてしまいがちです。
しかし、読書とは本来有為の営みである必要はない。そもそも、目的などなくともよい行為なのだということを思い出させてくれます。

有為の世界で戦うことを余儀なくされる、または何等かの信念によって有為の世界で戦うことを選んだ人々に、無為の世界を思い出させてくれる一冊でした。

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2021年09月11日

Posted by ブクログ

他の人も書いてある通り著者の自伝みたいでした。
その中でも、早く読む必要が無いというのは、意外といわれないので、なんだかホッとする読後感でした。
それにしても、心筋梗塞をやっていたとは。

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2021年08月23日

Posted by ブクログ

何のために本を読んでいるのか分からなくなるような読み方は楽しくない。遅読、多読などに囚われず、自分に合った読み方で読書を楽しめたら、それが一番ということが再認識できた本。悩ましいのは蔵書管理。一見無秩序で実はこだわりのある本置き場の傍らに、完全な無法地帯も存在する・・・。

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2020年12月19日

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