Posted by ブクログ
2019年11月24日
アドラーに興味を持ったので読んだ1冊。著者はアドラー心理学の第一人者。著者自身の人生、考え方を交えながら、働くこと、生きることについて書いた1冊。働くを考えるときに、働けなくなることも視野にいれ考察。仕事をする意味、他者との関係性。How to本のような明確なわかりやすさはないが、深くていろいろ考え...続きを読むさせられる言葉が多かった。アドラーや哲学について、他の本を読んでみようと思う。
⚪仕事の課題を、解決する最善の方法は交友の問題を解決することです。分業を可能にする。
⚪エーリッヒ·フロム
愛とは、愛する者の生命と成長を積極的に気にかけることである。この積極的な配慮のないところに愛はない
⚪アドラー
私は自分に価値があると思えるときにだけ勇気をてる
すべての悩みは対人関係の悩みである
⚪仕事も、それに合わせて自分が受動的に入っていく場所ではありません。自分もまた仕事のあり方や職場の環境を変えていくことができますし、そうする責任があるわけです。会社という組織に自分を合わせなければならないわけではないのです。
自分にしかできない仕事はないが、どんな仕事であれ、自分にしかできない仕方で取り組むことができます。
⚪精神科医 神谷美恵子
愛に生きる人は、相手に感謝されようとされまいと、相手の生のために自分が必要とされていることを感じるときに、生きていくはりあいを強く感じる
⚪叱る上司の屈折した承認欲求
叱るときに怒りの感情を介在させるのは、上司が理不尽な怒りを爆発させてでも、部下に承認されたいと思っているからなのです。部下を押さえつけることで自分が優位であることを誇りに思う。
世の中に強制できないことは2つ。愛と尊敬
⚪いつも何が一番大切なのかを見極めることが必要です。君はお友達に会いたいの?それとも洋服を見せに行きたいの?
⚪母が病に倒れ、お金に加え名誉心すら意味がないと知ってしまいました、人生のレールから大きな音をたてて脱線したように思いました。生きることの意味は何か、幸福とは何かと考え抜いた結果、哲学の歴史ではなく哲学そのものを学ぼうと思いました。
⚪アドラー
結婚はつまるところ人類のためになされる