あらすじ
アドラー、プラトン、デカルト・・・古今東西の哲学者の言葉を岸見一郎が咀嚼し再構築するーー
“負ける哲学者”による、今最も古くて最も新しい生き方・考え方
「岸見哲学」の集大成!
先が見えない時代に私たちはどのように考えたらいいのか。
・不安を直視して生きる
・幸福に「なる」のではなく、幸福で「ある」
・未来は「ない」ものと考え「今」を生きる
・数えるのをやめると人生は変わる
コロナ時代を生きる勇気が湧く言葉の数々。
【目次】
第1章 「私」とは
私幸せに見える?
他者を裁きたい人
第2章 「生きる」とは
生きていることに価値がある
死に優劣はない
第3章 「愛する」とは
恋愛に条件はいらない
会えなくても繋がれる
第4章 「働く」とは
仕事は人生の重大事ではない
定年後も変わらない「私」
終章 私たちができること
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私は私でしかない、他者の期待を満たさなくてもいい。変わる必要などない
寝たきりになっても生きている価値はある
ある編集者は、出版社に入る前は、本を読むのが好きだったのに、仕事で本を読まなければならなくなると、本が好きではなくなった。
お金や社会的な地位を、すべて失っても、私が私でなくなることは決してない
全て変わらなくとも少し変わればいい
Posted by ブクログ
哲学は思ったより身近なものだと気づいた。幸せとは。幸せそうに見られることに意味はなく、自分が幸せであるかが重要との言葉に共感した。幸せそうに見えたあの人は実は幸せでなかったのかもしれない。Aさんの幸せは、Aさんにしか分からない。
相田みつをさんの言葉を思い出した。
「しあわせは いつも自分のこころがきめる」
Posted by ブクログ
偉大な哲学者の言葉が散りばめられており、日常の色々な悩みを解決する考え方を分かりやすく解説している。コロナ禍で色々な変化が起きている今読むのにちょうどいい。
Posted by ブクログ
嫌われる勇気著者の新作。コロナ禍における生き方についてアドラー思想をベースに展開する。ちょっと著者の持論が強すぎて違和感がある部分があったかな…
Posted by ブクログ
目次的なものが幾つにも分かれており、それらがコロナ禍を中心とした現代へ通ずる内容だったが、一つ一つが短いような気がして、筆者の言わんとすることが十分に会得できなかった気がする。また、哲学との関連が薄いように感じた。ただ、本書の内容は確かに現代社会における問題点を鋭く突いて考えさせられるものではあった。
Posted by ブクログ
アドラー心理学の第一人者ともいわれる岸見先生の本。
2020年に発売されたことから、コロナ禍での視点もあり興味深い。
アドラーの教えを日常に取り入れたり、改めて思い出させてくれる。
後半部は筆者の個人的見解もあり、筆者の年齢を感じさせられた。
昔ながらの教えとこれからの時代のバランス感がこれからは問われていると感じた。
Posted by ブクログ
生産性があるかないか、で人の価値を量ろうとする。都会での生きづらさの大元はこれだったような気がする。
身に付けてるブランドで人の価値を決めるな。
ブランドがちがちな人は、自分に自信がないからだと思ってる。
剣を投じることで、真の結びつきを作り上げる。頭ではわかってる。でもそれは私にとって相当な覚悟がいる。相当な。