岸見一郎のレビュー一覧

  • 愛とためらいの哲学

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    すごく読みやすかった。

    中でも心に残っているのは、話し合いをするときに、前提として知っておかなければならないのは、相手を理解することと、相手の考えに賛成する事は全く別のことだと言う事。

    相手のことを理解しようとして、話を聞く場合と、共感する気も全くなく、相手の立場に寄り添う気持ちがない中で、自分の考えを伝える場合では相手の捉え方が大きく異なると思う。

    理解することと、賛成する事は全く別のこと。
    これは子どもたちにも伝えていきたいと思った。

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    2023年06月14日
  • 改訂版 叱らない子育て

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    「嫌われる勇気」でも紹介されていたコンセプトであり、自分が親になったきっかけで、是非読みたいと思い入手。

    「嫌われる勇気」と比べると、ところどころ文章の流れが良くなかったり、論理的に腑に落ちない点があり、「嫌われる勇気」における共著の方の力が大きかったのかなと思いました。

    コンセプトは共感できるだけに、もう少し編集の方がテコ入れをして、良いプレゼンテーションが出来たのではないかと思ってしまいました。

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    2023年05月31日
  • 子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

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    ネタバレ

    たくさんの気づきをありがとうございました。
    劣等感が高く、不登校の娘を持つ自分。今回の学びをどれだけ実生活に取り入れていくことができるかが課題だと思いました。

    ・子どもに対して敬意を持って接すること。
    ・叱ったり褒めたりしてはいけない。
    ・疑問形か仮定形で尋ねる。
    ・子どもの課題に対して親が介入してはいけない。

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    2023年05月29日
  • 泣きたい日の人生相談

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    GW帰省の新幹線の中で読もうと、乗車前に寄った丸善で購入。ただ、移動中はmediumを読んでいたため、本書を読んだのは結局帰宅後。何のために買ったのやら。

    アドラー関連の著作の多い岸見一郎さんの人生指南本。30個の相談内容に回答していくスタイル。ポジティブに何でも克服できると説くのではない「後ろ向きの人生論」ということだが、悩みに対して行動を要求するなかなかストロングスタイル。甘えを許してくれなくて厳しい。

    でも、これまでを振り返って、自分の生活がマシになったなと思えたときって、ツラくてもちゃんと行動したとき。そんなこともあって、この本の一つひとつの回答を「なるほど」と思いながら読んでた。

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    2023年05月14日
  • 泣きたい日の人生相談

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    内容が少し難しく分かりづらいところもあった。
    けれど、中には勉強になることも書かれていたので、私の読解力がなかったのかもしれない。
    もう少し年齢を重ねたら、もう一度読みたい本。

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    2023年05月02日
  • 愛とためらいの哲学

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    本書は、愛と幸福にまつわる様々な問題に、明確な回答を提示しようとするものである。

    「あなたの愛は、なぜ幸福をもたらさないのか」

    この究極の問いに対して、心理学者や哲学者が示してきた見解が紹介される。

    そもそも、人が"愛"について悩むとき、その関心の大部分は"どうすれば愛されるのか"という点にある。
    どうすればあの人から愛されることができるのか。
    どうすれば失った愛を取り戻せるのか。
    愛されたい、愛して欲しい、愛情を獲得したい…。

    本書は、愛に対するこのような受動的な態度を否定する。
    愛にまつわる悩み事を解消するためには、受け身の姿勢でいてはならな

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    2023年04月20日
  • アドラー 性格を変える心理学

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    最も印象的だったのは「アドラーのなぜは、原因でなく、目的を問う」です。まさに、何を持っているかでなく、どう使うかを重要視していることが窺い知れます。その観点から、性格は好転的なもの、自分で選び取ったもの、というのは納得でした。今にスポットを当て、未来志向でいたいです。

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    2023年04月16日
  • アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ

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    最も印象的だったのは「人生の課題に優劣はない」です。ワーカーホリックで家庭を顧みないのは、家庭を顧みないために仕事に熱中している。それが良いわけではない、というのは納得でした。ただ、人生のあるシーンにおいては、特定の課題を優先するのを妨げないことは頭の片隅に置きたいです。人生の調和を重視したいと思っていたので、その考えを言語化してもらったように思います。

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    2023年04月16日
  • 不安の哲学

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    不安をテーマにしているが、「今ここを生きる」、「あることで貢献している」など、本書も、他の岸見氏の著作に通底している要素は随所に散りばめられている。

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    2023年03月12日
  • 愛とためらいの哲学

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    愛とはただそこにあるものではなく、行動することによってしか存在しない。行動がなければそこに愛はない。
    という考えを取り入れたい。
    自分1人でいる時、私は相手のことを思っていない時間が長いように感じる。
    相手に興味を持つ=相手を気にする=相手を愛する
    ことであると肝に銘じ、不断の思いやりを持ちたい。

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    2023年02月01日
  • 困った時のアドラー心理学

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    嫌われる勇気を持てていたか。
    自分を誰よりも尊重し、自己の意見を他人に伝えていたか。

    この本を読んでいて、更に思いました。
    私は自分の意見を回りくどい言い方をしてしまっている。
    嫌われてもいいから、自分の率直な意見を言わなければ自分を好きになれない。周りの目を気にしすぎ。自分の意見を言えば誰でも誰からか嫌われる。10人中8人に好かれればそれでいいのだ。内2人は誰しも苦手な人間。自分を信じ行動しよう、と考えました。

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    2023年01月31日
  • 愛とためらいの哲学

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    アドラーとフロムの引用がある
    フロムの愛するということ が少し難しかったため
    岸見さんの解釈を交えながら
    わかりやすく説明してもらえてることがいい

    何度も読みたい

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    2023年01月22日
  • 愛とためらいの哲学

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    岸見一郎による「愛」がテーマの哲学をまとめた本。アドラー、フロム、三木清、ウジェーヌ・ミンコフスキーなど著名な哲学者が残した思想を引用しながら、「なぜあなたの恋愛が幸福をもたらさないのか」を解説する。

    内容は哲学ではあるものの、そのエッセンスが上手く纏められているために読みやすい。文章も平易で、このあたりは流石「読ませる哲学書」に定評のある岸見さんらしい。
    ただしメッセージが自明なものばかりで、「それはわかっているけど、それが難しいんだよ」というものが多いと感じた。個人的には『嫌われる勇気』を読んでもたらされたパラダイム・シフトを超えてこないという感想。

    それでも示唆的で面白い考えも多々あ

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    2023年01月09日
  • 人生は苦である、でも死んではいけない

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    『嫌われる勇気』も読んでなかったので初の岸見一郎さん。

    所々でアドラーを引きながら
    存在自体に価値があり、幸せに「なる」のではなく今ここで幸せで「ある」
    ということを様々な角度で解説。

    自身のエピソードから著者がなぜそういう考えに至ったのかわかるので著者ファンには良いかと思うが、別の体験してたら別の考えになったのでは?という疑問は拭えない。延命治療と尊厳死の辺りは特に当事者や医療従事者などの様々な立場の考えを踏まえた上で丁寧に結論を導いて欲しかった。タイトル通りではあるけれど期待したほどではなかったかな。

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    2022年12月29日
  • 人生を変える勇気 踏み出せない時のアドラー心理学

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    嫌われる勇気と比べてしまうと物足りない。

    寄せられた悩みを対し、アドラーでお馴染みの岸見が答えていく。

    悩みは、似たような事を抱えている人もいるだろうなと思うものが結構多い。

    読んでみて、自分もそうだと思えるものがあるのではないでしょうか。

    その答えで新たな視点を持つことが出来たり、解決になれば良いかと思います。

    一番印象に残ったのは、可能性の中に生きる事を止めるという話。

    悩んでいるのは決断しないから。
    決断しないのは、可能性の中に生きたいから。
    可能性に生きるのをやめて、飛び込めば結果が見える。
    結果が見えて力及ばない事があれば、努力して知識を身につければいい。

    あー、本当に

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    2022年12月28日
  • 愛とためらいの哲学

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    人は距離が近づくほど甘えが出てくる。
    とくに家族や恋人。

    本の中では人とは初対面のような接し方をすることを考案されていました。
    距離感の保ち方を学びたい。

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    2022年12月25日
  • 叱らない、ほめない、命じない。 あたらしいリーダー論

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    民主的なリーダーシップは、リーダーと部下が
    完全に対等であることが前提で、そこからリーダー像が始まる。

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    2022年12月18日
  • NHK「100分de名著」ブックス 三木清 人生論ノート 孤独は知性である

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    人生論ノート再読前テキストとして。
    2017年が、三木清生誕120年にあたり、NHKで取り上げられたようです。その時解説された岸見さんの著書。ということは、後5年で130年ですねえ。
    著者と同じく高校の時の何かの課題として手にしたことがあります。読みきれず、興味も持てずという思い出しかないような。
    ネットなどなく、情報が少なかった当時、戦争中であるため、言論弾圧をさけ、発禁処分を受けないように、わざわざ晦渋な書き方をしているだけで、一般向けの作品なんだよって、誰か私に教えてくれたかなあ。知ってたら、もう少し読んだと思うのだけど。
    それでも、やっぱり読みにくい「人生論ノート」これは、優しい語りで

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    2022年12月07日
  • ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

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    ほめない理由にうなづかされました。よきリーダーになるためには、自分を省みる勇気がなくてはなのだと学びました。

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    2022年11月26日
  • 孤独の哲学 「生きる勇気」を持つために

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    孤独からの脱却は他者への信頼関係を築くこと。
    人間関係の安定が孤独感を和らげてくれるのだろう。
    孤独な人生でも職場など周りの人間関係は円満にしていきたいものである。
    自分の不幸を嘆くのではなく受け入れていこうと思える一冊。

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    2022年11月17日