岸見一郎のレビュー一覧
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ネタバレアドラーをはじめ、さまざまな文献をあげて、
悩みに回答している。
筆者の似顔絵がひとつずつに描かれていて、
笑ったり、苦言を呈していたり、その顔だけで、
言わんとする雰囲気が伝わる気がした。
「悩む」と「考える」は別だと思う。
どうしたらいいかは、考えるもの。
どうしたらいいかわからなくて、頭の中でどうしようどうしようとグルグルしてるのが、悩んでる状態
だと思う。
よく、悩みには寄り添ってとか、共感が大事という。弱っている時や、とにかく話を聞いて欲しい時にはそれがいいと思う。でも、何とかしたいと思ってる時には、「こうです」とキッパリ言ってくれるほうが、ありがたいと思う。
この本は、そういう -
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■■評価■■
★★★✬☆
■■概要・感想■■
○アドラー心理学をもとに、学術的になりすぎずに実用性のある形で考え方を示した本。
○他の本とも同じ様に、幸福とは他人と比べてどうか、順位がどうか、比較的に恵まれているものを掴みに行くなどという話ではない。幸福は他と比べず、自分の中にすでにあるもので、外に見つけに行くことではない。幸福に”なる”という言葉がそもそも違くて、幸福”である”というだけである。
○成功することを目指さないで幸福であれ、と言っているわけではない。この2つは次元が違う話で、対立でも同一視でもするものではないのだといっていると感じる。
○未来のために我慢する今という価値観 -
Posted by ブクログ
GW帰省の新幹線の中で読もうと、乗車前に寄った丸善で購入。ただ、移動中はmediumを読んでいたため、本書を読んだのは結局帰宅後。何のために買ったのやら。
アドラー関連の著作の多い岸見一郎さんの人生指南本。30個の相談内容に回答していくスタイル。ポジティブに何でも克服できると説くのではない「後ろ向きの人生論」ということだが、悩みに対して行動を要求するなかなかストロングスタイル。甘えを許してくれなくて厳しい。
でも、これまでを振り返って、自分の生活がマシになったなと思えたときって、ツラくてもちゃんと行動したとき。そんなこともあって、この本の一つひとつの回答を「なるほど」と思いながら読んでた。 -
Posted by ブクログ
本書は、愛と幸福にまつわる様々な問題に、明確な回答を提示しようとするものである。
「あなたの愛は、なぜ幸福をもたらさないのか」
この究極の問いに対して、心理学者や哲学者が示してきた見解が紹介される。
そもそも、人が"愛"について悩むとき、その関心の大部分は"どうすれば愛されるのか"という点にある。
どうすればあの人から愛されることができるのか。
どうすれば失った愛を取り戻せるのか。
愛されたい、愛して欲しい、愛情を獲得したい…。
本書は、愛に対するこのような受動的な態度を否定する。
愛にまつわる悩み事を解消するためには、受け身の姿勢でいてはならな -
Posted by ブクログ
岸見一郎による「愛」がテーマの哲学をまとめた本。アドラー、フロム、三木清、ウジェーヌ・ミンコフスキーなど著名な哲学者が残した思想を引用しながら、「なぜあなたの恋愛が幸福をもたらさないのか」を解説する。
内容は哲学ではあるものの、そのエッセンスが上手く纏められているために読みやすい。文章も平易で、このあたりは流石「読ませる哲学書」に定評のある岸見さんらしい。
ただしメッセージが自明なものばかりで、「それはわかっているけど、それが難しいんだよ」というものが多いと感じた。個人的には『嫌われる勇気』を読んでもたらされたパラダイム・シフトを超えてこないという感想。
それでも示唆的で面白い考えも多々あ