岸見一郎のレビュー一覧
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岸見一郎による「愛」がテーマの哲学をまとめた本。アドラー、フロム、三木清、ウジェーヌ・ミンコフスキーなど著名な哲学者が残した思想を引用しながら、「なぜあなたの恋愛が幸福をもたらさないのか」を解説する。
内容は哲学ではあるものの、そのエッセンスが上手く纏められているために読みやすい。文章も平易で、このあたりは流石「読ませる哲学書」に定評のある岸見さんらしい。
ただしメッセージが自明なものばかりで、「それはわかっているけど、それが難しいんだよ」というものが多いと感じた。個人的には『嫌われる勇気』を読んでもたらされたパラダイム・シフトを超えてこないという感想。
それでも示唆的で面白い考えも多々あ -
Posted by ブクログ
嫌われる勇気と比べてしまうと物足りない。
寄せられた悩みを対し、アドラーでお馴染みの岸見が答えていく。
悩みは、似たような事を抱えている人もいるだろうなと思うものが結構多い。
読んでみて、自分もそうだと思えるものがあるのではないでしょうか。
その答えで新たな視点を持つことが出来たり、解決になれば良いかと思います。
一番印象に残ったのは、可能性の中に生きる事を止めるという話。
悩んでいるのは決断しないから。
決断しないのは、可能性の中に生きたいから。
可能性に生きるのをやめて、飛び込めば結果が見える。
結果が見えて力及ばない事があれば、努力して知識を身につければいい。
あー、本当に -
Posted by ブクログ
人生論ノート再読前テキストとして。
2017年が、三木清生誕120年にあたり、NHKで取り上げられたようです。その時解説された岸見さんの著書。ということは、後5年で130年ですねえ。
著者と同じく高校の時の何かの課題として手にしたことがあります。読みきれず、興味も持てずという思い出しかないような。
ネットなどなく、情報が少なかった当時、戦争中であるため、言論弾圧をさけ、発禁処分を受けないように、わざわざ晦渋な書き方をしているだけで、一般向けの作品なんだよって、誰か私に教えてくれたかなあ。知ってたら、もう少し読んだと思うのだけど。
それでも、やっぱり読みにくい「人生論ノート」これは、優しい語りで -
Posted by ブクログ
気になった部分の備忘録
自立の三つの条件
①自分で決められる
②自分の価値を決められる
③自己中心性からの脱却
子どもが失敗した時は子どもが責任を取る
子どもの人生に介入したくなるのは子どもを信頼も尊敬もしていないから
子どもに勉強を「させる」働きかけをすると…
親が忙しくなる。子どもが成功したことを自分の手柄、自分のおかげのように思うかもしれない。親に反発するために勉強しないということが起こるかもしれない。親の主導で入った学校を子どもが後悔した時に責任が取れない。
中学校を受験して合格したら子供の将来は約束されるわけではない。
勉強は子ども自身が取り組まなければならない課題であり、今し