岸見一郎のレビュー一覧

  • 本をどう読むか 幸せになる読書術

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    道聴塗説にならないように、自分でしっかり考えて意見を言えるようになりたいと思った。
    文中に、筆者のオススメの本が載っていた。探して読んでみたい。

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    2022年10月17日
  • 愛とためらいの哲学

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    恋人や夫婦の関係に悩む人向けとのことだが、具体的な悩み相談というよりは、愛の捉え方を哲学的に説明しているような感じで、すぐに実践するものとか鵜呑みにして当てはめることができるものでは無く、じわりと分かってくるものかなと思った。
    印象的だったのは、「持つ」ことと「ある」ことの区別について。「嫉妬は、愛を持てるものだと思っているから起こる感情です。」とあり、なるほど、人を所有しようとすると生じるもので、愛がただ「ある」ものであるのだと理解することが必要なのだ、と知った。
    愛について考察する、とはおもしろいテーマだった。

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    2022年10月08日
  • 子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

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    気になった部分の備忘録

    自立の三つの条件
    ①自分で決められる
    ②自分の価値を決められる
    ③自己中心性からの脱却

    子どもが失敗した時は子どもが責任を取る
    子どもの人生に介入したくなるのは子どもを信頼も尊敬もしていないから
    子どもに勉強を「させる」働きかけをすると…
    親が忙しくなる。子どもが成功したことを自分の手柄、自分のおかげのように思うかもしれない。親に反発するために勉強しないということが起こるかもしれない。親の主導で入った学校を子どもが後悔した時に責任が取れない。
    中学校を受験して合格したら子供の将来は約束されるわけではない。

    勉強は子ども自身が取り組まなければならない課題であり、今し

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    2022年09月21日
  • これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ

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    アドラー心理学の第一人者ともいわれる岸見先生の本。
    2020年に発売されたことから、コロナ禍での視点もあり興味深い。

    アドラーの教えを日常に取り入れたり、改めて思い出させてくれる。
    後半部は筆者の個人的見解もあり、筆者の年齢を感じさせられた。
    昔ながらの教えとこれからの時代のバランス感がこれからは問われていると感じた。

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    2022年09月02日
  • 人生は苦である、でも死んではいけない

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    ⚫︎老いや病気などで、以前できた事ができなくなることは"退化"ではなく"進化"したのだと考える。

    ⚫︎生きる事は絶対的に善である。

    ⚫︎memento moriとは、「死のことを絶えず思え」という意味。

    ⚫︎生きているだけで価値がある。
    それだけで他者に貢献している。

    うーん…

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    2022年08月26日
  • 子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

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    ■感想
    「嫌われる勇気」の内容のうち、子育てに関する部分を切り取った感じ。
    「嫌われる勇気」よりもさらにサクッと読めた。

    ■今後の行動
    ・子どもは大人と何ら変わらない存在だということを意識し、命令をしない。
    ・子ども自身の課題であること(勉強など)について、お願いをしない。

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    2022年08月25日
  • 老いる勇気 これからの人生をどう生きるか

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     著者の両親の死への看取りや介護の経験を、著者の専門とする思想家の本とともに、老いの「意味」を教えてくれる。今を生きること、存在として生きることの、大切さが伝わってくる。実際に、老いの中にいると、意味づけや経験知は違っても、勇気づけられました。

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    2022年08月11日
  • 孤独の哲学 「生きる勇気」を持つために

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    古来さまざまな哲学者によって語られてきた孤独の受け止め方から、コロナ禍以降の現代の孤独をどう乗り越えていくか、そしていつか必ずやってくる絶対的な孤独・死をどう見つめるか…

    日本のアドラー研究の第一人者であり、「嫌われる勇気」がベストセラーとなった岸見一郎さんの、2022年版アップデートされた孤独論です。三木清の著作から多く引用されています。

    自分軸をもちながら、傷つくことを恐れず、仲間だと感じられる人と関係を気づいていくこと。未来も死も、「先のことはわからない」という点で同じであるならば、やはり今にスポットを当てて生きなければならないこと。好きでやりたいことがあり、やらなければ気が済まない

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    2022年08月14日
  • 愛とためらいの哲学

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    ネタバレ

    愛とは落ちるものではなく、能力であり技術である。

    いつも難しい相手を好きになってしまう、出会いがないと言う、遠距離だから上手くいかないと言う、相手に性的魅力を感じなくなったと言う、親の結婚が不幸だから結婚しないと言う、全て、言い訳を探しているから。

    運命の人は存在しない、運命の人がいるのではなく、この人は運命の人だと決めるというのが本当。

    出会いがありさえすれば恋愛が成就するのではない。出会いを「縁」にまで高めることができれば、出会いは偶然以上のものになる。

    「愛する」という行為があるだけなのに、それとは別に「愛」というものがあるかのように考えることが問題。愛は持つことはできず、経験さ

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    2022年07月30日
  • 子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気

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    ■ Before(本の選定理由)
    「嫌われる勇気」は以前読んだ。
    それを子育てに応用?どういうことだろう。

    ■ 気づき
    子供に指示をするのは対等な立場でなく支配しようとしているから。テストの点数にせよ、頑張ったねでは無く、プロセスを褒めたり望ましい行為にお礼を言ったり個の人間として扱おう、という趣旨。

    ■ Todo
    納得できるところと、綺麗事だなと思うところがあった。ただ、結果を褒めてそこにインセンティブを与えるような子育ては、止めようと思った。

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    2022年07月05日
  • 不安の哲学

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    不安とは何か?という問いに対して論理的に解説がされており、ロジカルに理解をすることができた。感情を論理的に捉えることの大切さを学んだ。
    ただ、内容的にはそこまで面白くはなかった…

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    2022年07月04日
  • 怒る勇気

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    ネタバレ

     本書は私憤と公憤に関する本である。背景として「コロナ禍でオリンピックが強硬開催された」という事実に目を向けている。
     他者に意見を合わせることを是としてはいけない。本書の趣旨はとても共感できる。全てを疑ったうえで最善を選択することは大事である。
     一方気になることがあるので以降はどちらかというと本書に対するコメントとなる。
     個人的に言えばオリンピックがあのカタチで開催されたことは良かったことだと思っている。あの時に判断されたこと、やったことはその後の人が集まるイベントの在り方を大きく変えることになった。それはより良い方向になっていると思っているからだ。とはいえそれに払ったコストは大きすぎる

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    2022年07月02日
  • 成功ではなく、幸福について語ろう

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    岸見先生の作品は三冊目。答えを探すと何かこうフワッと逃げられるような感覚になる。人を愛する事は非合理の極致。誰かに貢献する事が幸福。胃が悪く無い人は胃の存在を意識しないように幸福も意識しないって言うのが心に残った。

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    2022年06月22日
  • 人生を変える勇気 踏み出せない時のアドラー心理学

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    後半は、質問コーナーだったので長らく最後まで読んでなかった。

    承認欲求を手放し、自分と向き合う。
    4月から、こどもが、一人暮らしをはじめ、主人と2人暮らしのはずがあっという間に主人が亡くなり、一気に1人に。
    話す相手がいるのは大切だ。
    変えられるのは自分だけとアドラーを読むたび思う。

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    2022年06月16日
  • 嫌われる勇気

    購入済み

    読みました。

    面白いと思える部分,自分のことを言われているような的確な部分もあり学びもある本でした。
    ただ、自分にはちょっと難しく理解し難い部分もあったのでまたじっくり読んでみたい。

    #タメになる #深い

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    2022年09月29日
  • 叱らない、ほめない、命じない。 あたらしいリーダー論

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    ネタバレ

    「自信のないリーダーこそ、よいリーダーになれる」という所からはじまり、励みになる内容であった。
    民主的なリーダーシップ
    ・リーダーと部下は対等である
    ・部下を叱ってはいけない
    ・部下をほめてはいけない
    ・部下に命令してはいけない
    を意識してやっているわけではないが、自分の特性として、割と自然体でやっている事であった。ベースとなっているアドラー心理学は、あらためて読んでみたい。
    第一部の心若きリーダーとの対話は、話が散漫であまり頭に入ってこなかったが、第二部の起業家のとのリーダーシップを巡る対話はとても興味深かった。

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    2022年05月14日
  • 人生を変える勇気 踏み出せない時のアドラー心理学

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    ネタバレ

    原因論では、タイムマシンがないので治せない。
    劣等コンプレックス=自分が取り組むべき課題から逃げようとすること=過去の問題を理由にする。
    見かけの因果律=因果関係がないところに因果関係を見出すこと
    どうせ決めるなら、今、決める。決めると後悔するかもしれない。どんな決断をしても必ず後悔はありうる。
    優劣コンプレックス=自分を優位に置きたい、という気持ち。=劣等感の裏返し。
    価値低減傾向=部下の人格攻撃で、相対的に自分の価値を高めようとすること
    断れないのは、自分の人生に責任を負いたくないから。他人に従っていれば、他人のせいにできる。
    部下にありがとうという=部下は貢献感を持てる。
    「同じ川に二度

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    2022年05月09日
  • 怒る勇気

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    自分の感情を大切にする、他の意見にモヤモヤしながら仕方なく受け入れているのは、アドラー心理学的には自分で判断しているにすぎない。他人の人生を生きるな、ということを色んな著名人の言葉を引用しながら説明している。

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    2022年05月04日
  • 先に亡くなる親といい関係を築くためのアドラー心理学

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    オーディオブックで。
    アナウンサーの方の声が優しくて、内容に合っていた。
    途中で1.5倍速にしましたが。

    親の介護にはいろいろ思うところがあるので、こんなふうにできなさそうですが、おだやかに向き合えますように。

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    2022年04月13日
  • アドラー心理学実践入門 ~「生」「老」「病」「死」との向き合い方~

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    わかりやすいです。

    ・人の悩みは人間関係の悩み。
    ・心と体、感情と理性、意識と無意識は不可分。
    ・目的があって行動する。大声を出すために怒る。
    ・すべてのことは自分が選択している。
    ・何が与えられるかではない、与えられたものをどう使うかだ。
    ・自分のために自分の人生を生きる。
    ・自分の価値は他人への貢献で得られる。
    ・言葉で援助を求めよう。
    ・他人の課題に踏み込まない。
    ・不完全である勇気、失敗する勇気。

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    2022年04月13日