岸見一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
親との付き合い方全般についての本かと思っていたら、介護を必要とする親との向き合い方に関する本でした。
最後まで読んでみると、『介護のための心理学入門』の改訂版だったことがわかり、なぜ介護中心の本だったのかは納得。
しかし、文章そのものは、今一つでした。
同じ著者の『嫌われる勇気』などを読んだときには気にならなかったのですが、この著者、文章があまり上手ではないのですね。
おそらく、『嫌われる勇気』のときには、よい編集者がついていたのだと思いますが、この本の編集者は、あまり力がなく、著者の文章を活かせなかったのだと思います。
内容的に、介護という重いテーマを扱っていて、決して読みやすいわけではな -
Posted by ブクログ
なんだろう、育児系の書籍は結構読んでいたので、どちらかというとアドラー心理学の観点ではどのような思考のプロセスを辿るのかという点に着眼点を置いていたためか、大分あてが外れてしまった。
言い切り口調で主張を別の言葉で言い換える面が散見され、かつその主張がアドラー心理学のどのような理論から切り出されるのかが示されていないので、著者の感覚で話しているのではないか?と勘ぐってしまう。
内容としては、他の経験豊かな教育人の書籍と大差ない気がした。いずれ独り立ちする彼らを親に依存させてはならない。自分でモノを考えさせるよう仕向ける。「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」のファンだった身としては残念。 -
Posted by ブクログ
嫌われる勇気、幸せになる勇気を読んでアドラー心理学に興味をもったので、より知識を定着させるために購入しました。
書いてある内容は7割同じ印象。
しかし、病気や死への考察は新しく新鮮でした。また、いろいろな人の名言が引用されていて、心に染みる名言も多くあった。
その中でも、ウェルギリウスの
できると思うがゆえに、できる。
には、共感し今後挫けそうな場面でも背中を押してくれる言葉になると思います。
アドラー心理学を知りたい方の入門書としてはいい本だと思います。
ちょっと気になったのは、嫌われる勇気よりかは多少文章が読みづらいところがありました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアドラー心理学に関する本は最近よく書店で目にするが、実際に読んだのは初めてだった。アドラーについては、人生を生きやすくする自己啓発本などで引き合いに出されることが多いと感じていただけに、自己責任論ともとれるシビアな記述に意外な思いも抱いた。
アドラーは「患者を依存と無責任の地位にに置いてはいけない」といっている(
『人生の意味の心理学』)。患者を無責任の地位に置いてはならないのは、自分の選択以外のことに生きづらさや不幸の原因を見れば、患者自身の責任が見えなくなってしまうからである。(p106-107)
これは自己責任論ともとれそうだが、一方でこうも言っている。
自己責任論の名の下に「あな -
Posted by ブクログ
「貢献感」がキーワード。
アドラー曰く、人生には「仕事の課題」「交友の課題」「愛の課題」の3つの課題がある。
それぞれ独立して解決はできず、各々の課題を解決するには他の2つの課題も解決する必要がある。
働くことで「貢献感」を得られれば、自分に価値を感じることができ、対人関係の中に入っていく勇気を持てるというロジック。
以下、メモ書き。
・自分に価値があると思えない仕事に意味はない
・自分で仕事のあり方や職場の環境を変えていく
・「誰が」言ってるかでなはく「何を」言ってるかに注目する
・仕事が楽しいとは、仕事に習熟してこそ言えること
・周りの人間は敵ではない