岸見一郎のレビュー一覧
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購入済み
濃い
内容が濃すぎて、
理解しながら読むのが大変でした。
行動して既に身体が知っていたことは、理解できましたが、
やはり行動で体得していないことは、知識をつけても理解しきれません。
いざその場面に直面した時にアドラーの知識で判断してゆけば、徐々に身体が覚えてくるのでしょう。
やはり10年以上は掛かるのかーーー… -
Posted by ブクログ
心理学の三大巨頭(ユング・フロイト・アドラー)のうち、アドラーの心理学や哲学について丁寧かつ分かりやすく説明した本。ユングやフロイトは「深層心理」的なものや「トラウマ」のような仮説を持ち出して、科学的(今となってはエセ科学っぽいが…)に探求した人だったのに対して、アドラーは西洋哲学の伝統的な手法で徹底的に考察した人であるため、心理学かぶれの若者に対する受けはあまりよろしくない。実際、アドラーの言っていることは、じっくり読めば読むほど当たり前で、身も蓋もないことばかりである。たとえば、
●過去は変えられないが、未来が過去に縛られる必要は無い
●「たら」「れば」言うのを止めて、「今」「ここ」を生き -
Posted by ブクログ
人間関係に悩む自分が手に取った一冊。
アドラーの言う人生の苦しみは3つしかない。
・衰える(死)苦しみ
・自然災害の苦しみ
・他者との関係
特に他者との関係は上2つの苦しみよりはるかに大きいとされる。
自分は他人を一部を除き敵とみなしてきた。
自分を攻撃してくる敵だと。
アドラーの考えでは、他人=仲間、この意識があって初めて、他人への関心、貢献したいという気持ちが湧いてくる。
他人を支配せず、他人に依存せず、人生の課題を解決する姿勢で臨めば、人生はより良いものになります。
自分には能力があると信じ、これからより良い人生を歩いていきたいと思えた一冊です。 -
Posted by ブクログ
読書時間 4時間20分(読書日数 13日)
アドラー心理学の第1人者である筆者による、より実践的な解説書。
基本的な部分については前書「嫌われる勇気」に書かれている内容であったので、理解の方はしやすかった。
今回は「老い・病気・死」に関することが書かれていたことが一番興味深かった。
「身体が速やかに衰えたり、心が動揺することは、(死ねば)完全に消滅することの証拠であると怖れる人は多い」
というアドラーの言葉は、本当にそうだと感じる。なるべくそういった感情を排除するべく努力しているつもりではあるけれども、なかなか難しいと思う。
だが、
「病気は避けることができず、病気になったのは、決 -
購入済み
たぶん明日から出来る
馴染みのない、考え方、捉え方を知ることとなる。
一度読んだだけでは、理解はできない。
しかし、実践はすぐに出来る。
はまる人は、はまる。
私もこの水を呑む。