岸見一郎のレビュー一覧
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購入済み
人生観が変わる
逆転の発想にハッとさせられる事ばかりです。
哲学なので難解な言葉も多く、落とし込むには2、3回読み返さなければならないですが、読み終えた後、人間関係についてモヤモヤしていた心が軽くなったのは確かです。 -
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タイトルに引かれて読んでみました。1章〜3章が「人生は苦である」ということ、4章〜8章が「でも死んではいけない」ということについて書かれています。1章〜3章は普遍的な内容なので興味深く読めたのですが、私にとっては、4章〜8章はあまり読む意義を感じられないものでした。
原因は、少し偏りのある内容が私には合わないものだったというのが一番ですが、タイトルへの違和感も原因のひとつです。「生きているだけでいい」というメッセージは伝わってくるのですが、「死んではいけない」というメッセージは書かれていないと思ました。このタイトルは、「死んではいけないよなぁ…」という著者の独り言なのかもしれません。 -
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目的や目標があり、その実現のために行動したり、感情や思考を創っていると考える
目的論と原因論を感情を例えて
人は自分が意味付けた世界に生きている
いかなる経験もそれ自身では、成功の失敗の原因にはなり得ない、経験によって与えられた意味を自分で決めるだけ。
楽天主義と楽観主義は違う。
楽天主義は大丈夫だと思って何もしないこと。
楽観主義は現実を見据えてそこから出発する。とにかくできることをする。
できることから始めよう
浜辺にヒトデが打ち上がっていて、海に帰した。それを見た人が、他にもたくさんのヒトデが浜辺に打ち上がってんだからあなたがやろうとたいした違いはない。
でもね、このヒトデにとって -
Posted by ブクログ
哲人と青年の2人の対話形式は面白く、青年は読者の理解できないような痒いところに届くように展開してくれていだが、読み終わった後は少しもやっとした感情が残り、哲人が伝えたいことを理解することは完璧にはできなかった。
人は本来自分がどうみでみられているかなど自己中心的な考えに囚われがちだが、他者を愛することで、自分と同じくらい他者を思いやり幸せや成長を願うことができる自分本位の視点から解き放たれる。また相手と対等な関係を築くことで依存や支配の関係性が生まれず、自立の実感を湧くことができ自立を生むことができる。
結果として、自分が共同体の一員であり仲間と共に生きているという実感につながり自分の居場所 -
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ネタバレこの本が、と言うより、アドラー心理学の内容が自分にはあまり刺さらなかったかもしれない。
特に「目的論」を全てに当てはめるのはあまり納得がいかなかった。もちろん世の中の出来ごとには「目的論」で説明するべきこともあるとは思うが、「原因論」と「目的論」のどちらで説明できる場面もあると思う。
「優越コンプレックス」と「劣等コンプレックス」については自分の普段の思考について考えさせられた。劣等コンプレックスがある自覚はあったけど、自分を実際より優越しているように見せようとすることは「優越コンプレックス」という名がついてるということを知って、自分もこのコンプレックスに縛り付けられて生きていることに気づい -
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青年は今回こそ理想じゃなく実践の話を、と意気込んでいたので取り込みやすいかも?と思ってたけど、具体の話が出しても抽象の話に引き上げられ、そのまま青年も納得してしまい私だけが取り残される形に…
子供の喧嘩の仲裁とか読書感想文へのコメントとかどうするんだろうなあ、あとでChatGPTに聞いてみるか
微熱がある中で読んだのもあるかも、よく内容が残ってない
ざっと目次を読んで思い出す
・変われないのは変わりたくないから、過去は今の状態によって彩られる→たしかに元気な時は「高校落ちたけどそれはそれで今があるんだしな〜」と良かったとは思えないがそれがあったから、とはなる
・三角柱で悪い人、かわいそうな