岸見一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書時間 4時間20分(読書日数 13日)
アドラー心理学の第1人者である筆者による、より実践的な解説書。
基本的な部分については前書「嫌われる勇気」に書かれている内容であったので、理解の方はしやすかった。
今回は「老い・病気・死」に関することが書かれていたことが一番興味深かった。
「身体が速やかに衰えたり、心が動揺することは、(死ねば)完全に消滅することの証拠であると怖れる人は多い」
というアドラーの言葉は、本当にそうだと感じる。なるべくそういった感情を排除するべく努力しているつもりではあるけれども、なかなか難しいと思う。
だが、
「病気は避けることができず、病気になったのは、決して運が悪かったからではないということを知っておきたい」
と理解しているつもりではあるので、常に考えているつもりである。
自分も40代とはいえ、そういう「老い」や「死」というものに向き合わなくてはならない年齢になってきて、ますますこういった言葉に敏感になってきているなと感じて生きている今日この頃。
そんなことでも、
「今日、今この瞬間を生きる」ということを念頭において必死に1日1日生きていきたいと、改めて心に誓った。 -
購入済み
たぶん明日から出来る
馴染みのない、考え方、捉え方を知ることとなる。
一度読んだだけでは、理解はできない。
しかし、実践はすぐに出来る。
はまる人は、はまる。
私もこの水を呑む。
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購入済み
人生観が変わる
逆転の発想にハッとさせられる事ばかりです。
哲学なので難解な言葉も多く、落とし込むには2、3回読み返さなければならないですが、読み終えた後、人間関係についてモヤモヤしていた心が軽くなったのは確かです。 -
Posted by ブクログ
audibleの聴き放題対象になっているのが今月末までだったので、聴けてよかった。
でもこの少年と哲人の対話形式はまわりくどくて苦手。
会話なしで普通に説明してほしい。
結局よくわからない部分があってYouTubeの解説動画観たら1冊を10分もせずに簡単に理解できた。
私に一番響いたのは、競争の意識から離れるということ。
離れれば相手を仲間として違う世界が見えるのは想像できたけど競争意識をなくすのはかなり難しいと思った。
以下内容まとめ ↓↓↓ (ネタバレ注意)
・今この瞬間を生きるためには、原因論ではなく目的論で生きる
・他人の課題まで自分のものとして悩まない
自分にコントロールできないことは他人の課題
自分にやれることをやり切るだけ
他人の課題をゴールにするは絶対だめ(承認欲求)
・他人を褒めるのではなく感謝をする
褒めたり報酬を与えると、承認欲求モンスターを増やすだけ、上下の関係をつくる
・自らの主観によって他者の役に立ってると思える貢献感があれば承認は必要ない
共同体感覚があるからこそ他者に貢献したいという思いが芽生える -
Posted by ブクログ
「自分の顔を気にしているのは自分だけ」。この言葉、妙に引っかかった。人の目を気にして悩んでいるのも、結局は自分自身なのかもしれない。
「すべての悩みは対人関係から」「自由とは、他者から嫌われること」。なかなか厳しい考え方だけど、他人からどう見られるかを気にしすぎず、自分の人生を生きるということなんだと思う。
特に印象に残ったのが、褒めることにも上下関係が生まれるという考え方。縦の関係ではなく、横の関係、対等な関係をつくる。そして、相手の課題に介入するのではなく、自分で達成できるように援助する。人との関わり方について、改めて考えさせられた。
最後に残ったのは、「人生とは、今ここを真剣に生きること」。
過去や他人に振り回されるのではなく、今、自分がどう生きるか。すぐに実践するのは難しいけど、心に残る考え方がたくさんあった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書は受験情報誌の連載に加筆・修正がされたものだそうで、子どもの勉強に臨む姿勢について述べられている点が多かった。
それができたら苦労しない、という気持ちがむくむくするような理想論だと言いたいところもあったけど「理想を掲げながら、同時にそれを実践することが困難であることを理想を諦める理由にしてはいけません」というのがアドラー心理学なので、やはり親が諦めてはいけないなと思った。学べることはたくさん書かれていた。できるところから始めるしかない。
対等と自立、「自分に価値があると思える時にだけ、勇気を持てる」。
私が親として知りたいことが得られるのは、もはや育児書じゃなくて教育論なんだなと思った。引用もやまほどタメになったので参考文献を読み漁りたい。
ちなみにアドラーは「脳は心の道具であって、起源ではない」と考えるそうで、先日読み返した『脳はなぜ心をつくったのか』と対比させながら読むのもまた興味深かった。