岸見一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アドラーや三木清の引用でストレスにする方法や自分自身の価値を認める考え方が学べた。忙しくて余裕がないはただの言い訳とドキッとする指摘もあった。「生きていくうえで感じる苦しみや困難は鳥が飛ぶために必要な空気抵抗のようなもの。鳥は真空で の中で飛ぶことができない」という言葉が印象に残った。風が強くても飛ぶのをやめない。生きていることはこういうことなのだ。
たとえ何かを成し遂げなくても生きていることそのものに価値を感じることが大切。必ずやらなければならないことはそう思い込んでるだけのことも多い。何が自分の人生に大切か考えてできることとしたいことから始めようと気持ちが楽になった。 -
Posted by ブクログ
日頃から記事を読んでいる岸見一郎さんの新書ということで、遅ればせながら一読しました。
人との繋がり、関係性が自主的に結ばれているのか、社会習慣として強制されているのか。
その結果だけが大事なのではなく、過程が大切なのだ、岸見さんはアドラー心理学や、ライフワークである西洋哲学を引用してそう諭します。
正直なところ、内容はベストセラー『嫌われる勇気』に重なるところが多く散見されます。ですので、初めて岸見さんを読むのであれば、まずはそちらから読むことをお勧めします。
この本のオススメする点は次の2点です。
まず、嫌われる勇気とは異なり、岸見さんの人生体験が多く引用されていること。
あちらはモ -
Posted by ブクログ
本の読み方、多読、積読、外国語読書など興味のある内容だったので読んでみた。正直著者の読書のレベルが高すぎてあまり共感できないというか、そういうことが読みたかったわけじゃないんだよなあ・・という気持ち。
外国語読書について、簡単な入門書で一通り文法を理解したら辞書をひきながら原書が読める・・か・・?まずその文法が理解できないところで一般人は詰むと思うのだが。大学生の著者から少しだけドイツ語を教えてもらった母親が一人で原書を読んでいたとか、どういうことだろう・・
「嫌われる勇気」の著者なので哲学の話が多いのはまあ納得ではあるが、ギリシア哲学を原書で読んでいる話とか、英語を学び始めたらあっという間に -
Posted by ブクログ
一緒に仕事してる子らと、本の話になって、
「ミステリーは、3桁は読んでる( *¯ ꒳¯*)エッヘン!」
「自己啓発本は読まないんですか?」
「読まない!指図されるみたいで嫌い。心理学も苦手…アドラーとか…」
「え〜!私、アドラー好きなのに…」
(そういえば、この子、心理学専攻とか言ってたな…(^^;; )
で、苦手というのは、読んでから判断すべきかと思って、食わず嫌いを諌める為に…
入門ぐらいは…
で、読んでみて…
まぁ、ええ事書いてあるんやろな。
お題目も
・人生の意味は自分で決める
・他人を気にしない
・失敗をおそれない
・私は他の人の期待を満たすために生きているのではない
・他の -
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Posted by ブクログ
嫌われる勇気が面白かったため、アドラー心理学についてもっと知りたいと思い本書を購入しました。
アドラー心理学入門とある通り、アドラーがどんな人物であったことやアドラーの提唱する心理学についてアドラー自身のエピソードを交えて学ぶことができます。ただ、アドラー心理学自体が子供の教育に対して重んじているため、嫌われる勇気にあるような人間関係に関する記述は少ないように感じました。しかしながら、アドラー流の子供への接し方や教育に対して考え方は非常に勉強になりました。
また、後半は人間関係について触れているのですが、「私は他の人の期待を満たすために生きているのではない」という項目について、自分らしく生