つながらない覚悟

つながらない覚悟

ビジネス・実用
950円 (税込)

4pt

私たちは子どもの頃から「人間関係は大切にしよう」と教え込まれ、つながりを結ぶことが強制されることもある。しかし、人とつながるとはどういうことなのかがよく理解されておらず、他人との「絆」が依存・支配関係になってしまうことも多い。「私」を失わないためには孤独を恐れてはいけない。私たちにはつながらない覚悟が必要なのだ。望ましくない人間関係を捨てて、偽りのつながりを真のつながりに変えるための考え方や方法を哲学者が語る。 【本文より】●支配、強制されて作り出されるつながりは、偽りのつながりである。このつながりは、人は本来的には他者とつながって生きているという意味の真のつながりとは別物である。 ●相手を理解したい、理解しようとする。これが愛である。ただ一緒にいるだけでは、いい関係を築けない。互いを理解する努力が必要である。(中略)理解しようと努力しても、その理解が正しいかどうかがわからないのであれば、たずねるしかない。 ●誰かを支配したり、依存したりすることなく、自分の完全性を保ったままで人と結びつくにはどうしたらいいか。「共鳴」(レゾナンス)という仕方であれば、他者に影響を与え、他者から影響を受ける。他者と共鳴することで、自分が変わることはある。

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つながらない覚悟 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    依存と支配というのは偽りのつながりであり、
    真のつながりは独立した個人同士で共同体感覚を持つと言うもの。

    愛は排他的ではないと言っているのが印象的でとても腑に落ちた。

    アドラー心理学や哲学を研究している岸見さんらしい本だった。

    0
    2024年03月14日

    Posted by ブクログ

    「誰とでも繋がる」のではなく、「私が大切にしたい人」を自ら選ぶ。
    不特定多数との浅い関係は求めない。互いに依存せず、自律した関係性の中でこそ、本当に大切にしたい人との絆を育んでいきたい。

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    「つながり」と「親子関係」、別々のテーマとして関心があったけど、依存と支配という文脈からとても密接な関係があると気づく。自分の関心テーマの点と点がつながった感がある。

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    『嫌われる勇気』の著者。
    人とつながらないというのは孤独を選ぶのではなく支配的、従属的になりすぎない対等で横のつながりを持っていく。偽りのつながりは断たなければならない。同調圧力や人に依存していないで自分を見失わず孤独を恐れない。私ではない何かに洗脳されていくことがないように生きていこうと思った。

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    個性を消すことなく、自分にのみ関心をむけるのではなく、愛を学び共同体感覚を意識する。
    「生きる」そのことだけで価値がある。繋がりは強制されるものでもするのものでもない。
    愛は無条件にあるものだけど、愛するということは学び訓練が必要なようだ。

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    最後の三行を引用しておく。
    『真のつながりは、自己中心的な支配や依存関係ではなく、一人一人が自立し、しかもつながっていて、必要な人は援助し、必要な時は援助を求めることができる。そのようなつながりを築けることを知れば、どんなに苦しい時でも生きていくことができる』

    インパクト狙いのタイトルだと思ったが、本書の著者は「嫌われる勇気」の岸見先生だった。
    本書の主張は「つながるな」ではない。「偽のつながりにとらわれるな、そのようなつながりを断ち切る勇気を持て」ということだ。
    真偽判定は簡単ではないかも知れないが、つながりに種類があることは意識したい。職場で「真のつながり」が必要ないという点は特に重要。

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    人を叱るとか褒めるというのは、結局人をコントロールすることになること。
    独立して生きていくことが大事。

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    アドラー心理学の岸見さんによる人生論。支配する、支配される関係で無理に他人と付き合うのではなく、本来の自分の生き方で自分の人生を生きる。孤独を薦めているようにも聞こえるが、そうではなく、人間の共同体の一員として、真に繋がりたい人と共鳴して生きることが大切。
    アドラーの指摘は厳しく聞こえるが、とても共感できる。特に、人生後半になってくると、繋がりたくない人と無理に繋がろうと苦労をするのは、かなりの無駄だと感じる。

    0
    2024年01月24日

    Posted by ブクログ

    本書にあるつながりの強制、例えば会議であからさまにおかしな事言ってる上司がいたとしても、周りの同調圧力で何も言うことができない。仕事をしている上であるなーと思いながら読ませていただきました。

    つながりたい人とだけつながる。やろうとすると難しいかもしれませんが、自分の人生まだまだ先は長いので、少しでも意識して生活出来たらなと思います。

    ちなみに内容は親子関係について書かれていることが多いなと感じました。

    0
    2025年03月12日

    Posted by ブクログ

    日頃から記事を読んでいる岸見一郎さんの新書ということで、遅ればせながら一読しました。

    人との繋がり、関係性が自主的に結ばれているのか、社会習慣として強制されているのか。
    その結果だけが大事なのではなく、過程が大切なのだ、岸見さんはアドラー心理学や、ライフワークである西洋哲学を引用してそう諭します。

    正直なところ、内容はベストセラー『嫌われる勇気』に重なるところが多く散見されます。ですので、初めて岸見さんを読むのであれば、まずはそちらから読むことをお勧めします。

    この本のオススメする点は次の2点です。

    まず、嫌われる勇気とは異なり、岸見さんの人生体験が多く引用されていること。
    あちらはモデルが岸見さんとは言え、フィクションの哲人が話の中心でしたので、エピソードトークの具体性は少し欠けます。

    そしてもう一つは、過去の作品である、幸せになる勇気、と同じように、子育てに関するアドバイスが紙面の多くの部分を占めていたことです。

    子どもを支配しないこと。横の関係を築くこと。
    子育て真っ只中の身の上としては、何度助言されても足りることはありません。

    大絶賛には至りませんでしたが、岸見さんを通して、アドラー、西洋哲学を理解する一助になる本でした。





    0
    2024年12月01日

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