無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
私たちは子どもの頃から「人間関係は大切にしよう」と教え込まれ、つながりを結ぶことが強制されることもある。しかし、人とつながるとはどういうことなのかがよく理解されておらず、他人との「絆」が依存・支配関係になってしまうことも多い。「私」を失わないためには孤独を恐れてはいけない。私たちにはつながらない覚悟が必要なのだ。望ましくない人間関係を捨てて、偽りのつながりを真のつながりに変えるための考え方や方法を哲学者が語る。 【本文より】●支配、強制されて作り出されるつながりは、偽りのつながりである。このつながりは、人は本来的には他者とつながって生きているという意味の真のつながりとは別物である。 ●相手を理解したい、理解しようとする。これが愛である。ただ一緒にいるだけでは、いい関係を築けない。互いを理解する努力が必要である。(中略)理解しようと努力しても、その理解が正しいかどうかがわからないのであれば、たずねるしかない。 ●誰かを支配したり、依存したりすることなく、自分の完全性を保ったままで人と結びつくにはどうしたらいいか。「共鳴」(レゾナンス)という仕方であれば、他者に影響を与え、他者から影響を受ける。他者と共鳴することで、自分が変わることはある。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
最後の三行を引用しておく。
『真のつながりは、自己中心的な支配や依存関係ではなく、一人一人が自立し、しかもつながっていて、必要な人は援助し、必要な時は援助を求めることができる。そのようなつながりを築けることを知れば、どんなに苦しい時でも生きていくことができる』
インパクト狙いのタイトルだと思ったが、本書の著者は「嫌われる勇気」の岸見先生だった。
本書の主張は「つながるな」ではない。「偽のつながりにとらわれるな、そのようなつながりを断ち切る勇気を持て」ということだ。
真偽判定は簡単ではないかも知れないが、つながりに種類があることは意識したい。職場で「真のつながり」が必要ないという点は特に重要。
Posted by ブクログ
日頃から記事を読んでいる岸見一郎さんの新書ということで、遅ればせながら一読しました。
人との繋がり、関係性が自主的に結ばれているのか、社会習慣として強制されているのか。
その結果だけが大事なのではなく、過程が大切なのだ、岸見さんはアドラー心理学や、ライフワークである西洋哲学を引用してそう諭します。
正直なところ、内容はベストセラー『嫌われる勇気』に重なるところが多く散見されます。ですので、初めて岸見さんを読むのであれば、まずはそちらから読むことをお勧めします。
この本のオススメする点は次の2点です。
まず、嫌われる勇気とは異なり、岸見さんの人生体験が多く引用されていること。
あちらはモデルが岸見さんとは言え、フィクションの哲人が話の中心でしたので、エピソードトークの具体性は少し欠けます。
そしてもう一つは、過去の作品である、幸せになる勇気、と同じように、子育てに関するアドバイスが紙面の多くの部分を占めていたことです。
子どもを支配しないこと。横の関係を築くこと。
子育て真っ只中の身の上としては、何度助言されても足りることはありません。
大絶賛には至りませんでしたが、岸見さんを通して、アドラー、西洋哲学を理解する一助になる本でした。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用